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奥秩父撮影会 その3 [カメラ]

 本番の撮影会は、12時に道の駅大滝温泉に集合となっていた。東京方面からの参加者はチャーターしたバスで新宿駅から駆け付けるんだが、土日は高速道が1000円打ち切りとなってからは渋滞も含めた道路状況が全く読めない。だから、もっと早い時間でも良かったんだけど、何があるか分からないから12時としてあったそう。

 しかし、バスは11時過ぎには既に集合場所近くまで来ていたので、三輪プロが予定を変更して大血川渓谷へ直接バスごと来て貰った。皆さんは挨拶もそこそこに早速カメラと三脚を取り出して撮影に。前日の雨とは打って変わって良い天気、しかも雲が流れて適当に陰ったりするので、撮影にはちょうど良い感じ。
 我々先発隊(?)は既に撮影していたので、先に道の駅へ向かって昼食を取ることにした。
 拙者が食べ始めた頃にバスも道の駅に到着、皆さん全員が昼御飯。食後はそのまま道の駅から見える渓谷を撮影。

 その後は国道に沿って中津渓谷と県道210の中津峡で撮影しながら宿「こまどり荘」へと向かう。県道210から三国峠へと向かう道へ分岐する交差点から、何故か拙者のすぐ後ろにぴったりと小型パトカーがくっついてくる。「はぁ?こんな山道ぢゃ飛ばすこともできんし、何でついてくるの?(^^;」と不思議だったが、宿の前で車を止めたら警官がパトカーから降りてきて「この先砂利道でとてもじゃないですがフェラーリでは走れないと思うので、心配で付いてきました」だって。おぉ、そうでしたか、それは有難う御座ゐます!。(^^;)ちなみに、パトカーの後ろを付いて走って来たバスの中では「フェラーリがスピード出し過ぎたの?」とかという話題になっていたらしい。(笑)

 こまどり荘は「彩の国ふれあいの森」の中の施設で、冬季は営業していないそうな。また、近々営業を辞めるという噂も聞いた。なんでも収益状況が宜しくないとかで経営母体が営業停止を検討しているとか...山に囲まれて環境は良いけれど、他に何もないから経営は難しいのかなー?
 建物は部屋を一歩出ると吹きっさらしになっている。廊下というものが無いので、風呂や食堂へ行くのが寒い。暖かい時期は良いけれど、今のようにまだ寒い時期には辛い施設ですな。風呂は近くの温泉を運んでいるとかで、風呂場のサイズは決して大きくないが温泉気分を味わえるようになっている。
 夕食は食堂で、乾杯の音頭を合図に宴会へと進む。拙者は昨日のうちに今日の分まで飲んでしまった気分(^^;)なので、少しビールを飲んだだけ。時間の都合で夕食後そのままセミナーに突入、いつものように三輪プロによる作例解説をしっかり聞く。そういえば、最近はセミナー中に寝てしまって、今回のように真面目に聞いたのは久し振りだナ。(笑)
 翌日は早朝撮影の開始時刻が4時半なので、22時前には寝た。そうしないと、睡眠不足で撮影どころぢゃないからねー。

 翌日4/27(月)は予定通り4時半に部屋から出て撮影開始...とは言っても、日の出前で空は明るいけれど山に囲われているのでまだまだ暗く、1秒以上のシャッター速度はバルブになってしまう機械制御のカメラでの撮影は難しい。今回はハッセルブラッド503CWをメインに使うので、周囲が明るくなるまで30分ほど待ってから撮影し始めた。それにしても寒いっ!防寒具を忘れて来てしまったので、急遽雨合羽を羽織って寒さをしのぐ。
 7時近くまで宿周辺を撮影して回り、朝食を済ませて出発。良さそうな場所で撮影しながら来た道を戻り、国道140を南下する。思い出の丘へ寄ったりしながら撮影し、道の駅みとみで昼食を取る。昼食後は広瀬湖をメインに撮影し、14時半頃に広瀬ダム近くで解散となる。

 皆さんは其々帰途に就くが、拙者はこれから信州へと進める。この時間で解散となると、国道140が通勤時間帯にどれ位混雑するのかが判らないし、まっすぐ帰宅しても遅くなってしまうのは確実。だから、信州霧ヶ峰のヒュッテ カルペデイムに予約を入れてあるのだ。
 ちなみに、カルペデイムは通い始めてもう20年以上になる。何故そんなに何回も行くのかって?泊ってみりゃ判るよ。d(^^ )

 国道140は山梨市を通り抜けるので「どれ位渋滞するのかニャ?=^^=;」と思っていたが、実際走ってみると、いかにも地方の街という感じ。道路両側の家々は大都市のようなギュウギュウ詰ではなく、比較的ゆとりがあり、流れも決して悪くない。国道20に入ると流石に所々で渋滞したけれど、交差点の信号が5回変わる頃には通り抜けられたから、案外大したことは無かった。
 甲府昭和ICから中央道で一気に諏訪ICまで走る。走行中に見える八ヶ岳は雪で白い。
IMG_0551.JPG

諏訪ICを降りたら真っ直ぐ進み上川の橋を渡って国道20へ、四賀の交差点で県道424へと進む。曲がりくねった道だけど、道幅はそこそこあるので車幅の広いテスタロッサでも走り難くは無いが、ブラインドコーナーが多くて速度を出せないので、使うギアは3速と4速が中心となる。
 霧ヶ峰牧場に突っ込んだら左折して少し走れば池のくるみが見えてきて、そこから間もなくカルペデイムに到着となる。時間はまだ18時過ぎで周囲はまだまだ明るい。

 宿の部屋から見える池のくるみは相変わらずの風景で見ていて心が休まる。八ヶ岳や蓼科方向の山々は真っ白。宿の標高は1400mほどあるから寒いのは当然なんだけど、それにしても外は寒い。
 風呂を出たら、お楽しみの夕食だ。30回以上泊っているのに、同じ料理だったということが殆ど無い。今まで気にしてなかったけれど、よくよく考えてみると凄いナーと思う。
 夕食の後はいつものおしゃべりタイム。石油ファンヒーターがゴーゴー音を立てているのでかなり気温が低くなっているらしい。22時半頃に屋外の温度計を見ると、なんとマイナス7度。宿のオーナー:クマさんによると「11月下旬の寒さ」だそう。寒気のせいでかなり冷え込んでいるようだ。因みに、この周辺では冬場はマイナス20度にもなるそうだ。
 1時半過ぎまで話し込んでお開きとなり、部屋に引き揚げて寝た。

 翌日4/28(火)は自宅へ帰るだけ。朝の高原はすがすがしい。宿から見える景色はこんな感じ。
IMG_0559.JPG

 昨夜雪が少し降ったみたいで、昨日見た時よりも白さが強く、日の光で輝いていた。
IMG_0563.JPG

 八ヶ岳もやはり真っ白だ。
IMG_0562.JPG

 ゆっくりと朝8時半に美味しい朝食を頂き、再び話し込んで11時少し前に出発した。ビーナスライン方向へ進んで県道40で一気に諏訪の街へと降り、国道20へ入る。初めは国道19で帰る積りだったが、国道20に入った辺りでくしゃみが止まらなくなり「こりゃ風邪引いたか?」この状態で一般道を走るのは少々辛いので、予定を変更して岡谷ICから高速道に入り、そのままノンストップで一宮ICまで帰った。
 一宮まで来ると、流石に気温が高い。知らないうちにくしゃみも収まっていた。自宅近くのスタンドで給油、燃費は8km/Lほど。昨年夏は10km/Lほどだったので、少し燃費が落ちている。一度点火系を見なおす方が良さそうだ。(完)
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コメント 2

ブルル

撮影会、お疲れ様でした。
私もヒュッテカルペデイムさんに宿泊してみたいです。
by ブルル (2009-05-07 16:57) 

Rifle

> 私もヒュッテカルペデイムさんに宿泊してみたいです。
 是非!居心地が本当に良いですよん。(^^ )
by Rifle (2009-05-07 20:35) 

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