ロッジかどまの想ひ出

　今日、大阪府門真市から封筒が届いた。「門真市？何の御用？？？」と封を開けると．．．「ロッジかどまは平成21年3月で閉鎖し、地元の企業に売却」を知らせる文書が入っていた。

　ロッジかどまは、5月の連休をあえて避けて2007年4月末に宿泊、その翌日に城崎温泉へと向かう旅で利用した。
　この宿を選んだのは宿泊料の安さ（！）で当時大人一人で8800円。だから「夕食の料理も値段の程度かな」なんて家族で話していたのだが、ところがどっこぃ、実際の夕食は「あの料金で本当にこの料理？」と正直言って驚いた。しかも、食後のデザートも、喫茶店で出しても十分高い金額で通用する程の内容だったから、更に驚いた。その後も「またロッジかどまへ行きたいね」と家族で時々話していたほど。とにかく「食の充実」という点ではピカイチの宿だった。

　門真市の文書に依れば、民間への売却されて名称が「リゾートビラハチ北」となり、営業は今月31日からとなっている。肝心なお値段は．．．ギャーーーーッ、1万3千円？！とても口惜しいが、そんなに高いんぢゃぁ二度と泊れないナァ。
　利用した当時でも既に指定管理者が運営していたけれど、恐らくかなりの割合で自治体が運転資金を出していたのだろう。だからこそ格安だったんだろうけれど、それにしても5千円近くも上がってはねぇ。

　非常に残念だが、ロッジかどまは「想い出の中」だけでの存在になってしまったようだ．．．。

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