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疑問氷解 [音楽]

 仮組みが完成したMXR Phaser90もどきだが、実はこれを組む前に「ロッキンf エフェクター自作&操作術」(昭和57年刊)に載っていた回路を組んでいた。一応動作はしたのだけれど、平常時で40mA程という電気食いの回路で、006P型バッテリーでは2時間弱しか持たず、とてもぢゃないけど使っていられないほどだった。

 「どっか回路を間違えたんかなー?」と思って散々回路図と睨めっこして数日過ごしたけれど、どう見ても配線は間違っていない。「もしや...?」と思いOPアンプが喰ってる電流を測ると、4558とLM324の両方が20mAも流れている!ではないか。「あぁ、こりゃー電池ぢゃ持たんわ」。でっ、この回路で作成するのは諦めた。「でも、どーしてこんなに消費電流が多いんだろう?」という疑問は残ったままだった。

 今日、何げなくあちこちのサイトを眺めていて偶然BOSS(Roland)の現行フェイザーは50mAも必要と知って「えーっ、やっぱり電池食いなんだ!」と納得した。回路の構成上、消費電流が多いのは避けられないらしい。
 しかし、Phase90もどきは5mA程度しか流れないんだよなぁ...それだけMXR技術陣が優秀ということなのかナー。

 さてさて、Phase90もどきの仮組みが完成して一応目的は達成したけれど、「12段位に増やしたらLee Ritenourのよーなサウンドって本当に出るのかなー?」と気になりだした。でも、FETが足りないんだなぁ...。
タグ:Phase90 MXR LM324 4558
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