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R1200Cでツーリング [バイク]

 今日は天気が良いし、夕方まで特に用事も無いので、昨日のうちからバイクで出かける予定を組んだ。BMW R1200Cは納車から30kmも走って無い状態なので、ある程度距離を走ってバイクの感触を確かめたかった。
  出かける先は初めから鈴鹿方面と決めていた。というのは、鈴鹿方面から帰宅する時は何故か暗い中を走ってばかりなので一度昼間に走ってみたいと前々から思っていたのだ。また、江南市から鈴鹿市へ転居した知人から「高速道を使っても下道でも、かかる時間は大して変わらないよ」と聞いていたので、実際はどれ位かかるのかも興味があった。

 朝9時過ぎに自宅を出発し、濃尾大橋を渡って羽島市へ入る。ここから堤防上を走る県道184へ出るのに細い道ばかりで、図体のデカいバイクだと苦労する。県道184はダンプやトラック等の大型車両が多いが、信号が無いので気持良く走れる。しかし、東海道新幹線の鉄橋を潜って少し走ると「一般車通行止」という看板と共に鎖で道が封鎖されているので、堤防を降りて住宅の並ぶ道を進む。家並が切れる頃に再び堤防へと上がる道がある。うろ覚えだったんで、バイクを停めて地図をちゃんと見れば良かったのだが、何も考えずにそちらへ。
 すると、上り坂と堤防上の道との接合部分に斜めの段差があり、バイクがその段差に引っ掛かって危うく右側へ転びそうになるが、アクセルを吹かして段差を乗り上げ、右足で路面を強く数回蹴って危うく転倒を免れた。こりゃー「今日の失敗その1」だなー。[あせあせ(飛び散る汗)]
 再び県道186となって道が続くが、馬飼大橋を潜って少し進むと道がお終い...正確には、木曽川沿いの道だったのがヘアピン状になっていて長良川を遡上する方向に進む羽目になる。ここまできて「ゲッ、道が違うやん」と気が付き、地図を見た上で更に進めて南濃大橋を渡る。これが「今日の失敗その2」かな。[たらーっ(汗)]

 海津市側に渡ってすぐ堤防上を走る県道23へと進む。かなり交通量は多いが、信号が無いのでストレス無く走る。木曽三川公園の展望タワーを横目で見ながら信号を右折して三重県に入り、国道258を少し走って右折し県道26へと進む。近くに多度大社があるせいか、交通量は結構多い。そういえば、多度大社って行ったことが無いような気がする...「近くだから何時でも行ける」と思うと、案外行かないんだよねぇ...。
 そのまま県道5を進んで国道421へ入る。この道をそのまま進むと「コンクリート製の大型車両止め」がある石榑峠へ進むが、峠付近は道幅が非常に狭いので、このバイクで走ろうとは思わないし、今回は鈴鹿方面へ向かうので国道306へと左折する。左折する直前の風景はこんな感じ。
いなべ市大安町石榑東:国道421
 真っ暗な時間帯しか走ったことが無かったんで周囲が全然わからなかったが拡がる農地に住宅の塊が挟まっているような景色が多い。
IMG_2040.JPG
 この国道は交通量がそこそこあるものの、鄙びた地域を走ることが多いし信号も少な目で結構快適だ...が、グレイスヒルズカントリー倶楽部から道幅が「きゅっ!」と狭くなる。バイクと普通車でもすれ違いに少々苦労するほどの道幅しかない。ちなみにここは鼠径ヘルニア発症の想ひ出の地でもある...って、ちっとも嬉しくないけどネ。
 狭路区間を抜ける少し手前は、こんな感じ。
IMG_2041.JPG
 向かって来る軽自動車で道幅が判ると思うけど、この一番狭い部分の幅が延々と1kmほどウネクネして続くんだから、図体のデカイR1200Cで通るのはとっても嬉しくないということがお分かり戴けるのではないかと思う。本当はウネクネの部分で画像を写したかったんだけど、対向車がいつ突っ込んでくるかわからないし、ちょっとでも止まっていると冗談抜きで追突されかねないので諦めた。
 狭い区間を抜ければ交通量もそんなに多くないし、畑の中を進むような所が多く、信号も少なくて、鈴鹿IC近くまで良い道である。鈴鹿ICより南は走って無いので分からない。(^^;)ちなみに、鈴鹿IC入り口の交差点に着いたのは11時15分頃、自宅からちょうど2時間だ。

 一応目的地まで到着したけれど、16時頃までに自宅に戻っていれば良いのでまだ時間がある。そこで、近鉄平田駅方面へ行く道を走ってみようと考えた。鈴鹿市へと引っ越した友人宅への道順を確認する為だ。
 鈴鹿ICを過ぎてそのまま県道27を市街地方面へと進む。鈴鹿サーキット方向へ向かう車が多く、途中から交通量は半分以下となる。国道1を過ぎると直ぐに鈴鹿川を渡り、甲斐町の交差点を右折すると平田駅近くに出る。友人宅は直ぐ近くだが、連絡をしていないし、帰るのにも時間がかかることを考えて、そのまま来た道を戻ることにした。
 鈴鹿IC手前まで来ると12時10分過ぎ、右手に「F-1マート」が見える。「スーパーとホームセンターが一体化しているのなら、飯喰う場所があるんでは?」と思い、駐車場にR1200Cを停める。ちなみに、赤いヘルメットの白い斑点は自分で白い反射テープを市松模様に貼ったもので、汚れが付いている訳ではない。気温が上がって冬の服装では暑いほどなので、ここでオーバーパンツを脱いだ。
IMG_2042.JPG
 店内を見て回るが、飲食店は入っていない。本当にホームセンターとスーパーが一つの屋根の下にあるだけだ...「おっ?パン屋があるな」...棚に「タイムサービス、店長お勧め、どれも1個百円」という表示が出ている。その中からハム・チーズパンとピザパンの2つを購入。
IMG_2043.JPG
ベンチも机も無いので、バイクに跨って食べることにする。画像にあるアクエリアスは自宅から持って来たもの。だから、今日の昼飯は安上がりだ。(笑)肝心なパンの味は、店先で焼いたものを並べているだけあって十分美味しかったよん。(^^ )

 13時少し前に出発して来た道を戻る。近くにパワースポットとして名を広めつつあるらしい椿大神社があるが、時間に余裕が無いので寄らずに国道306を戻る。大型トラックの対向車とすれ違った瞬間、タンクバックが飛ばされた。幸い、後続の車は皆避けて通ってくれたので被害は無かったが、それにしても冷や汗ものだったな。こりゃ「今日の失敗その3」だねぇ。このタンクバックは10年以上前にバイク用品店の大バーゲンで安く仕入れたもので、前々から「磁石が弱ってるな」とは感じていた。が、まさか対向車の風圧で飛んでしまうとは...。(絶句)
 鈴鹿市内は茶畑が多い。
IMG_2045.JPG
 昭和幸福村公園の横を抜けて県道140へと進む。地図上では国道306とほぼ平行しており、狭路区間も無さそうなので「こっちの方が走り易いかも?」と思いながら進む。国道306よりは両側に人家や店が多いが、それでも人口密集地ではないので、田畑が散在していてのんびりした感じだ。
IMG_2047.JPG
近鉄湯の山線と交差する周辺は流石に家や店が多く、信号も増えるが、そこを過ぎてしまえば国道421にぶつかるまでの間は信号も人家も少な目だ。
 国道421に入って午前中に走って来た道を忠実にトレースして戻る。多度大社を横目に見ながら通り過ぎて油島大橋を渡り、県道23を北上する。午前中に渡った南濃大橋を通り過ぎて大藪大橋を渡る。これまたうろ覚えで、地図を確認しないまま渡って直ぐに左折して...「アリャ?」路肩に寄せてバイクを停め、地図を見る。「ココぢゃ無かったわいな」と元の県道30に戻ろうと細い路地を進むと...ゲゲゲッ、工事中で直進不可能!?...幸い、交通整理している人が路地を曲がれるように少し道を開けてくれた。が、そっちは行きたい方向とは反対なんですけど。(笑)とりあえず曲がって細い路地を進み、何とか県道30へと戻る。「今日の失敗その4」だな。
 県道1に入ってJR新幹線新羽島駅の脇をすり抜け、濃尾大橋を渡る。県道147、県道193、県道148、県道175と走って自宅に着いたのは15時半少し前だった。今日の走行距離は190km。会員になっているスタンドは土日になると2円値引きになるため、ガソリンは入れていない。だから、燃費は今のところ不明である。(^^ゞ

 今回は信号で止まる回数が少なくて地図を見る暇が無く、うろ覚えで走って廻り道を何度かしてしまったが、それでも自宅と鈴鹿ICとの間は2時間ほど。高速道を利用すると1時間半程度なので、下道を走っても30分弱しか違わないことになる。急がなければ高速道を使わなくても良さそうだ。それにしてもR1200Cは重いのぉ...。(^^;
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コメント 4

tama

BMWとは想像できなかったデス。
ドイツ車のアメリカン・・・みたいな。
ヤフオクに出品中の2台を見てみましたが、構造もユニークで巨大ですね。
by tama (2010-02-25 19:46) 

Rifle

> tamaさん
 KTMからBMWへの乗り換えは、ちょっと考え難いでしょうからネ。(^^;
 デカサは以前乗っていたZZR1100で慣れている積りですが、重さはかなりコタエテマス...。
by Rifle (2010-02-25 20:22) 

ブルル

こりゃまた見慣れた風景ですね。
サーキット道路沿いにもF-1マートがありまして
よく利用しています。
酒とつまみが豊富です(笑)。

by ブルル (2010-03-02 08:41) 

Rifle

> ブルルさん
 天馬屋の近くですネ...って、行ったことは無いんですが知ってます。
 街中だけあって酒関係が充実してるんですねー。
by Rifle (2010-03-02 08:55) 

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