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試乗:690Duke [バイク]

 先日、自宅に「KTMキャンペーン」という封書が届いた。
 重いR1200Cの取り回しの大変さや車検が約半年後に迫っていることもあって「このまま車検を通して乗るか、それとも別のバイクに乗り換えようか。うーん...」と考え悩んでいる最中だったので、早速各務原市にあるKTMディーラー「バイクショップ トライ」へ足を運んで試乗してきた。
バイクショップ トライ

 試乗コースが決められていて、国道21と県道178を走る真四角に近い形のコースなので、渋滞気味な街中のフィーリングや高速道でどうなのかは分からないが、堤防上を走る区間は信号も交通量も少ないのでそこそこ快適に走ることが出来た。
KTM 690Duke
 シート高は865mmで、身長169cm体重67kgの拙者が跨ると両足の裏1/3が地面に着く。車重が150kg弱と軽いから、これだけ足が付けば不安には感じないが、できればもう少し足付きが良い方が安心かなぁ。
690Dukeの純正シート
 ハンドルは一文字に近い形状で、手首がやや窮屈に感じる。拙者は腕の長さが短い方なので、これはハンドル交換などを考える方が良さそうだ。
690Dukeのハンドル周り
 暖気を終えて走り始める。先ず感じたのがブレーキの効きの良さだ。普通に停まるのならリアブレーキだけで十分、フロントブレーキも使うとまるで急ブレーキをかけたようになってしまう。車体の軽さも手伝っているんだろう。
 ビッグシングルエンジンなのに、走行中の振動は全くと言っていいほど気にならない。道の空いた所で80km/h出して見たが、振動の類は感じられない。以前乗っていたDuke2とは雲泥の差である。これなら長時間走行しても全く苦にならないだろう。ただ、ギア比が高いのは相変わらずで、トップ6段の実用域は70km/hから、5段でも60km/h過ぎ辺りからで、街中では3段か4段で走ることになる。こうなると燃費が心配になるが、お店の話では「街中でも20km/L以上伸びます」というから、車重の軽さとインジェクションで結構稼げるのかも知れない。
 試乗車はオプションのミニバイザーが付いているものの、小型であまり効果は感じられない。拙者ならノーマルの車両に社外品の大きなシールドを取り付けるだろうな。
690Dukeのフロント


 試乗して「随分と進化したんだなぁ」と感じた。Duke2と同様、過激なバイクであることには間違いないのだが、振動面や燃費の面で乗り手がバイクに合わせていた部分が殆ど無くなり、非常に乗り易いバイクになっている。トップケースのオプションも用意されているので、これならツーリングにも十分使えそうな感じだ。ただ、最大の障害はやっぱ「価格」だよなぁ...
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コメント 2

tama

レレレのレ。
R1200Cは、ついこないだ買ったバイクじゃないですか。で、もうチェンジ?
う~む、ちょっとかわいそうな気がします。
(と、SRが4ヶ月でスポスタに変わった私・・・)
by tama (2010-07-28 21:21) 

Rifle

> tamaさん
今後どうするのかを考える為の一つの参考情報としての試乗で、今すぐ乗り換える訳では無いですよ。
そもそも、そんなお金ありませんって。(^^;)
by Rifle (2010-07-28 21:50) 

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