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ちょいと修理なんぞを [電子回路]

 高校の頃から使っているサンワのデジタルマルチメータ(テスター)が時々調子がおかしくなるので「何故ぢゃ?」と開けて中を見たら...ゲゲッ、電池ケースが割れている!
DMMの内部基板
電池のマイナス側をバネで押していて常に力がかかっているため、経年変化で割れてしまったようだ。古い物であるために何処にも材質を示す表示が無いので、上手くいくかどうかは判らないがプラリペアで接着した。
接着した電池ケース
1日放置して「もう固まったかな?」と思って持ち上げたら、バラバラになってしまった。プラリペアが使えない材質だったのだ。
 この電池ケースは単3の直列接続だが、中点からも接点が出ている特殊なタイプであるため、まず入手は不可能。「普通のケースを買ってきて中点を半田付けすりゃ良い」と考えて、先日名古屋・アメ横で仕入れてきた電池ケースを流用して修理完了。
修理した古いサンワのDMM


 次は以前電池を交換した「災害用」ラジオ・ライトだ。
RIMG0211.JPG
たまたま手元にあったNi-MH電池を使ったけれど、2800mAhというのはどう考えても容量が大き過ぎるので、やはりアメ横で仕入れて来たものと入れ替えた。
RIMG0212.JPG


 お次も以前修理したことのある手回し式のLEDライト。
RIMG0207.JPG
同じものが2つあって、前回は一つだけ電池交換をしたので、今回、もう一つの方も交換した。
RIMG0210.JPG


 さて、次は少し大きなものを一寸だけ改造する。
 テスタロッサのバッテリーを充電するのに使っている太陽電池パネルは短絡時の電流が2.8Aと出力が大きいのは良いが、サイズが大きくて重いため、庭に出してセッティングする度に気を使う。そこで、車庫の屋根に固定して使うことにした。序に逆流防止のダイオードを仕込んで、バッテリーに接続するだけで使えるようにする。使うダイオードは200V3Aという定格である。理論上はこれ1本で良いのだが、電子部品は定格ギリギリで使うのは好ましくないので、あえて2本使うことにする。
 パネル裏面の出力取り出し部を開けると...ムムムッ、何故か半田付けされている。電流が多い部分は通常半田付けはしないんだけどなー??「まぁ、仕方ないな。まずは古い配線を外そう」と半田鏝(コテ)を当てるが、一向に融ける気配が無い。IC用の18Wでは熱量が足りないようだ。仕方ないので、ホームセンターへ自転車ですっ飛んでって60Wの鏝を仕入れ、再挑戦。
ソーラーパネル裏面:改造前
すると...おぉ、今度は上手く行ったぞ。(^^)vダイオードを噛ませて新しく配線をして元通り半田付けする。
ソーラーパネル裏面:改造後
このままでは配線の隙間が残るので、グルーガン(ホットボンド)で隙間を塞いでおく。こうすれば屋外でも大丈夫だろう。
 今日は暗くなってしまったので、屋根に載せるのは明日以降にやる積りだ。
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コメント 4

tama

おお、グルーガンはそういう使い方がありましたね~。\(^ε^)/
ハーレーのリヤウィンカーを移設したとき、ケーブルを通した穴を塞ぐのにバスコーク(浴槽のコーキング材)を使いましたが、ベタベタと手にくっつくし、表面を滑らかにしようとしてもできなくて、とても手こずったのです。
グルーガンにすればよかった。。。
by tama (2010-11-09 21:54) 

Rifle

> tamaさん
おぉ、バスコークっていう手もありますね!気が付きませんでした。
グルーガンは融けたグルーの出し具合が難しくて、穴を塞ごうにも出過ぎて変な方に流れてしまったりして随分苦労しました。
by Rifle (2010-11-09 22:39) 

tama

バスコークは完全に硬化しません。それはいいのですが、あれを滑らかに仕上げるのはけっこう面倒です。
なにか簡単でいい方法を見つけたら教えてください。

by tama (2010-11-10 21:51) 

Rifle

> tamaさん
バスコークは硬化に時間がかかるし、カチコチにはならないですね。
シリコン系では、ハンドクリームを混ぜて柔らかくして塗り広げるという手が使えないので、ある程度盛ってから後で削る方が手っ取り早いかも。
by Rifle (2010-11-10 22:54) 

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