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バッテリーの延命治療 [雑感]

 先月、日頃の足として使っているA170が2回目の車検を受けた。その際「5年経つのでバッテリーを交換する方が良いですよ」とディーラーから言われたが、「いや、まだ問題は出ていないから」と交換せずに済ませた。
 あえて交換しなかったのは、ディーラーで交換すると4万円ほど掛かってしまうという金銭的な問題が一番大きいが、未だ使えそうなのに定期的に交換してしまうってどうなんだ?という疑問を持っていたからでもある。

 しかし、経年による劣化は当然発生している筈なので、何らかの対処は必要。だから、昨日午後にコイツを取り付けた。
ナノパルサーPG-12S
ナノパルサーPG-12Sである。これはテスタロッサや690DukeRにも取り付けてある。
 謳い文句を丸ごと信用している訳ではないが、テスタロッサで使ってみて少しは効果は有りそうと感じたのでA170にも取り付けることにした。

 A170のバッテリーはエンジンルームではなく室内の床に収められている。念の為に取り付ける前の電圧を測定する。
IMG_0893.JPG
毎日のように乗っているので、エンジン停止後12時間以上経っていても開放電圧は12.5V程ある。5年経過していることを考えればかなり良い方だと思う。
 バッテリー端子に直接ナノパルサーの端子を取り付ける。説明書には、取り付ける順序は「マイナス側が先」と書かれている。
IMG_0895.JPG
バッテリーの上にガタつき防止用のスポンジを載せるので、配線は下側から差し込むような感じにしてある。ナノパルサー本体を何処に固定するかで少々迷ったが、一番分かりやすい位置に落ち着いた。黄色の矢印で指しているのが、ナノパルサーの本体。
IMG_0898.JPG
固定は付属の面ファスナーをそのまま使った。少々頼りないような気もするが、力の掛かる所ではないので問題無いだろう。

 取り付けてから直ぐに乗ったら、当然のことながら効果は何も感じられなかった。ところが、数時間経ってから再び乗ろうとして「おっ!効果が早速出てる!」と感じたのである。
 具体的には、ナノパルサー取り付け前はエンジン始動時に「キュルキュルキュルキュルキュル」とスタータモータの回転音が4回か5回してからエンジンが掛かっていたのだが、今は「キュル」と1回の回転音で直ぐにエンジンが掛かるのだ。「そういえば、納車直後はこんな風だったな」と思い出した。恐らく、サルフェーション除去でバッテリー内部の電極の実効面積が増えた為、バッテリーからの瞬間供給電力が増えたからだろう。

 今後どの程度バッテリー延命が出来るのかは未だ未知数だが、まだしばらくの間はバッテリーを使い続けられそうだ。
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コメント 2

たま

おっ、なんだか耳寄り情報のにほひがプンプン。。。
アウディに付けてみようかな。
韓国製(もしくは中国製)の安いバッテリーなので、今年の冬はなんとかもったものの、そろそろかと思っています。
ナノパルサーは密閉型バッテリーにも使えるのでしょうか?
by たま (2011-03-03 21:32) 

Rifle

たまさん

動作原理は単純なので、密閉型でも問題なく使えますヨ。
ちなみに、KTMのバッテリーも密閉型です。
by Rifle (2011-03-03 22:41) 

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