また古い部品の選定 [電子回路]
ちょっとした回路を組もうをして部品箱を漁っている時「そういえば、コンデンサーはチェックしたけど、他はどうなんだろう?」と気になり、数の多い半固定抵抗を調べた。
結果は、部品としては使えないものが1割ほどあった。
殆どが部品に印刷されている値と実測値が2割以上違っていたが、部品の性質から考えると経年変化で値が大きく変わったとは考え難い。恐らくは生産された時点で既に狂っていたと考えられる。
この使えない部品の大半が三菱製のS-VHSデッキの基盤から取り外したものである。S-VHSは回路内で高周波を扱うため、基板のハンダ付け後に調整が必要だった筈で、実際デッキから取り出した基板には大量の半固定抵抗が並んでいた。
回路設計の際に部品の製造誤差は勿論考えるだろうが、誤差が2割もある部品を使っていても調整すれば正常に動いていた訳だから、大元の設計は一体どうしていたんだろう?と少々不思議に思う。当時既にSPICEは使われていた筈だから、事前に机上で解析していたのだろうか??
今回の誤差を見て「じゃぁ手持ちのボリュームは?」と調べてみたが、こちらは誤差が全て1割以内だったので安心した。
しかし、半固定抵抗がここまで誤差があるとは思っても見なかった。何せ一寸した回路でも数多く使う抵抗は、安い市販品でも誤差は大抵5%以下。だから、その延長という気持ちで半固定抵抗やボリュームを見ていたし、わざわざ調べたりすることも無かったけれど、これからは誤差も意識しておく必要があるなーと思い知った。
いやぁ、思い込みって怖いですねー。(笑)
結果は、部品としては使えないものが1割ほどあった。
殆どが部品に印刷されている値と実測値が2割以上違っていたが、部品の性質から考えると経年変化で値が大きく変わったとは考え難い。恐らくは生産された時点で既に狂っていたと考えられる。
この使えない部品の大半が三菱製のS-VHSデッキの基盤から取り外したものである。S-VHSは回路内で高周波を扱うため、基板のハンダ付け後に調整が必要だった筈で、実際デッキから取り出した基板には大量の半固定抵抗が並んでいた。
回路設計の際に部品の製造誤差は勿論考えるだろうが、誤差が2割もある部品を使っていても調整すれば正常に動いていた訳だから、大元の設計は一体どうしていたんだろう?と少々不思議に思う。当時既にSPICEは使われていた筈だから、事前に机上で解析していたのだろうか??
今回の誤差を見て「じゃぁ手持ちのボリュームは?」と調べてみたが、こちらは誤差が全て1割以内だったので安心した。
しかし、半固定抵抗がここまで誤差があるとは思っても見なかった。何せ一寸した回路でも数多く使う抵抗は、安い市販品でも誤差は大抵5%以下。だから、その延長という気持ちで半固定抵抗やボリュームを見ていたし、わざわざ調べたりすることも無かったけれど、これからは誤差も意識しておく必要があるなーと思い知った。
いやぁ、思い込みって怖いですねー。(笑)
Rifleさん、お元気ですか??
いつもご訪問ありがとうございます☆
電子パーツはカラフルなオモチャみたいですね~(^^)
何かのアートにもなりそうです。
by くーぺ (2012-01-27 23:15)
半固定抵抗は繰り返し調整を前提にしていないので、
一度調整してから時間が経つと、摺動部の接触不良などで
ずれてきたりするのかもしれませんね。
by hosoP (2012-01-27 23:55)
くーぺ さん
うん、確かに「おもちゃ」ですねぇ。
回路で遊んでいると楽しいし。(笑)
hosoP さん
確かに、経年変化でずれてしまうということも考えられますねー。
by Rifle (2012-01-28 09:03)