包丁研ぎ

　妻が包丁の切れが悪いと言うので、久し振りに包丁を研ぐとことになった。

今使っている包丁は割込みで、刃先をきちんと研げば良いのだが、その「研ぎ」が難しい。

　研ぐ時には砥石に対して十円玉2枚を挟んだ位の角度で、なんて言われているけれど、あまりに浅い角度だと刃の強度が落ちて刃こぼれの危険性もあるので、そこそこの角度で研いだ。本来なら中砥石の後に仕上げ砥石を使うのだが、仕上げ砥石しかないので、時間をかけて研ぐ。

一旦研ぎ終わり、妻に使って貰ったら「前と全然変わらない。切れないよぉ」と宣ふではないか。中砥石を使わない分、研ぎが甘いのだろう。仕方ないので研ぎ直す。

　同じ角度で、先ほどよりもやや力を入れて研いだ。

力の入れ具合に斑があったみたいで、刃先の模様が少し変になってしまった（笑）が、妻から「良く切れるようになった」と合格通知が出たので、これで良しとしよう。

タグ：砥石 包丁研ぎ 中砥石 仕上げ

コメント 4

以前勤めていた公民館では、毎年「包丁研ぎ」の講座を開いていました。いつも定員をオーバーする人気の講座でしたよ。
講師は鍛冶屋の父子。
できれば3種類の砥石（荒砥・中砥・仕上げ砥）があるといいそうです。
そして鍛冶屋さんオススメの包丁は、昔ながらの鉄製。ステンレスは研ぐのが難しく、切れ味も鉄にはかなわないとのことでした。
by たま (2012-04-26 21:55) 

たま さん

ステンレスは柔らかいですから、日本鋼のような切れ味は出せないのでしょう。
仕上砥もあれば良いのは判っているのですが、中砥だけでも十分な切れ味になるので「まぁそのうちに」と先送りになっています。（笑）
by Rifle (2012-04-27 00:00) 

わあ(*´∇｀*)
包丁砥なされたのですネ。
すごい～♪メルク様とお呼びします。(Byトリコ)
by つなみ (2012-04-29 18:21) 

つなみ さん

いやぁ、何事も「慣れ」ですよ。
初めのうちは「何じゃこりゃぁー？」となりますが、回を重ねるうちに上手くなりますから。
by Rifle (2012-04-29 20:16)