久し振りの信州 [雑感]
一昨日と昨日の2日を使って、信州へ一泊してきた。昨年は信州へ旅立つ前日に右足骨折で行けなかったため、ほぼ2年振りである。
4月28日(土)は朝8時少し前に全員で出発、小牧東ICから中央道に入る。連休初日だけあって交通量が非常に多く何とか渋滞にはならない程度、ずーっと90km/h前後で走る。追越車線も車で一杯なので、速度を上げようと思っても出来ない。
行き先は特に定めていなかったが、前日に漠然と眺めていた塩尻市内の観光スポットへ向かう。まずは岡谷ICで降り国道20で塩尻市へ。塩尻ICで降りても良かったが、国道を走ってもも大した距離じゃないし、高速代を節約したいので、岡谷で降りた。
始めに向かったのは「平出の泉」。国道19から南に入る道へと進み、平出博物館の駐車場に車を止め、そこから歩いて2分ほどの所にある。
湖の周囲は桜が多く、散り始めていた。
この辺りは桜の木が多く、満開から散り始めでとても見応えがある。桜見物をする人は殆ど無く、静かで花を愛でるのにちょうど良い。しばらく桜と泉を眺めて楽しんでいたらお昼の時間となったので、すぐ近くにある「農園ぱん屋 きんぴら工房」というお店に入る。
拙者と子供は店内で売られている自家製パンを買う。
拙者はピザを食べた。市販のピザと違って素朴で自然な味がするので、一般的なピザの味とは少々違うが、これはこれでとても美味しい。妻達は胡麻すいとんを注文。
こちらも、やはり素朴ながらも美味しい味付けになっている。帰宅してから調べたら、このお店は相当のこだわりを持って経営されているようだ。我々が食べている間も引っ切り無しにお客さんが来るので、結構有名でもあるらしい。この味のために一寸通っても良いなと感じた。
昼食後は、程近い所にある西福寺へ。5年ほど前、偶然枝垂桜の満開に行き当たって、そのときの印象が強く、「ひょっとしたら満開かも」と考えて足を運んでみた。
満開の少し手前だったけれど、実に見事だ。
境内を少し散策してから出発し、国道153と国道20で宿へと向かうが、国道153走行中に見事な桜が見えたので寄り道する。
行ってみると「永福寺」というお寺で、比較的狭い範囲に桜の木が沢山あり、どれも満開だから遠くからでも実に目立つ。
国道20はいつも混雑しているが、連休だからか渋滞気味なので諏訪湖に近い道へスイッチ。こちらは交通量が少なくてスイスイ進む。上諏訪駅南の道で国道20に戻り、県道40で霧ヶ峰へと向かい、霧の駅の駐車場に車を止める。ここは夏だと駐車場が鮨詰めで身動き取れないが、今の時期は半分ほどが空いている。遠景が少々霞んでいるのはこの時期にはよくあることだ。
標高が1500mほどあるため、平地ではぺしゃんこだったお菓子の袋がパンパンに膨らんだ。
こういうのを見ると、気圧が下がっていることを実感する。
しばし散策したら、今日の宿である「カルペデイム」へ。この宿へは通い始めて25年になる...ん?何故そんなに通うのかって?...泊まってみりゃ分かるよ。(^^ )
風呂で汗を流したら、お楽しみの夕食となる。うっかりしてて、撮影する前に食べ始めてしまった。(笑)
魚料理の次は肉料理だ。
夕食の後は、食休みを兼ねて本棚に並べられている本を手にとったり、雑誌を見たりして過ごす。22時少し前から、オーナーのクマさんと軽く飲みながらおしゃべりする。
骨折で昨年泊まることが出来なかったこともあって話題は尽きなかったが、翌日のこともあるので25時半頃にお開きにして布団に潜り込んだ。
翌日30日は9時少し前、散歩から帰ってきた妻達の声で目を覚まし、すぐに朝食となる。
アフターには勿論デザートがつく。
お腹一杯食べたら、部屋に戻って荷物をまとめる。朝の景色は清清しい。
出発前に50ccバギーで遊ばせて貰ったが、バギーは初めて乗ったので初めのうちは思うように動かせなかった。庭を数周しているうちに感覚が掴めて来て、何とかまともに乗られるようになった。そうなると結構面白い。
10時半過ぎにカルペデイムを出発し、昨日と同じ道を辿って国道20に入る。平地に降りてくると暑い。今年初めて車内でクーラーをつけた。
交通量は多くなく、淡々と走って国道19へ入り、更に進んで「道の駅 木曽ならかわ」の駐車場に入る。妻の箸が痛んでいるので、塗り箸を買うのが今回の旅の最大の目的なのである。
店内を色々物色して、気に入った箸を購入。その後、敷地内で行われている展示即売会場で、出品している家具を製作している職人さんに色々とお話を伺う。以前はコタツの天板も作成したが、セット販売のコタツが増えてからは売れなくなって作成はしていないのだそう。机も注文に応じてどのようにでも作ることが出来るとのことだったので、自分の部屋用の机とコタツ天板は本気で考えようと思う。何しろ、既製品では良いものが見つからないのだ。
昼の時間になったので、敷地内にあるカフェ「U-Life」へ。フィンランド料理が食べられるし、美味しいので、この近くに来たら必ず寄ることにしている。
昼なので、拙者はカレリアン・ピーラッカとキャベツスープのセットを注文。
子供は朝食べ過ぎたらしくて、軽くケーキ。
そして、毎回外せないムンッキ(フィンランド・ドーナツ)だ。
ムンッキは毎日30個限定なので、確実に食べたいのなら早めにお店に行こう。
食後は道の駅の店内を再びくまなく見てまわり、地酒とカップワインを購入。
西尾酒造の「かけはし 生酒」と五一わいん(林農園)のカップワイン「花の想いで」(桜の花が入っている)だ。
再び国道20を南下する。あちこちの桜が満開だ。一本の木に白・ピンク・赤の花が咲く木も多く見かける。南下するに連れて桜が散っていることが多くなり、中津川市街地近くまで来ると殆どが葉桜になっている。交通量がどんどん増えるので、中津川ICから中央道に入る。中央道は交通量がそこそこあるものの、走り難いほどではないので淡々と進んで小牧東ICで降り、県道を走り繋いで自宅に無事到着する。
早速夕食時に買ったお酒を一通り飲んだ。
「かけはし」は少し甘口だがそこそこフルーティな味わいで、とても飲み易い。生酒なので、放置しておくとお酢になってしまう危険性があるかも?
「花の想いで」は、どちらも「甘味」と明記されているだけあって甘口のワインだが、赤玉みたいにいかにも「砂糖を沢山入れました!」という作られた味ではなく、ワインの風味を邪魔しない程度の甘みに抑えられている。
これならワインをあまり好まない人でも大丈夫かも知れない。ちなみに、白の方が酸味が少なくて飲み易く感じる。
久し振りにカルペデイムで「心の洗濯」をしたお陰で、気分は爽快!時にはこういう息抜きも必要だね。
4月28日(土)は朝8時少し前に全員で出発、小牧東ICから中央道に入る。連休初日だけあって交通量が非常に多く何とか渋滞にはならない程度、ずーっと90km/h前後で走る。追越車線も車で一杯なので、速度を上げようと思っても出来ない。
行き先は特に定めていなかったが、前日に漠然と眺めていた塩尻市内の観光スポットへ向かう。まずは岡谷ICで降り国道20で塩尻市へ。塩尻ICで降りても良かったが、国道を走ってもも大した距離じゃないし、高速代を節約したいので、岡谷で降りた。
始めに向かったのは「平出の泉」。国道19から南に入る道へと進み、平出博物館の駐車場に車を止め、そこから歩いて2分ほどの所にある。
湖の周囲は桜が多く、散り始めていた。
この辺りは桜の木が多く、満開から散り始めでとても見応えがある。桜見物をする人は殆ど無く、静かで花を愛でるのにちょうど良い。しばらく桜と泉を眺めて楽しんでいたらお昼の時間となったので、すぐ近くにある「農園ぱん屋 きんぴら工房」というお店に入る。
拙者と子供は店内で売られている自家製パンを買う。
拙者はピザを食べた。市販のピザと違って素朴で自然な味がするので、一般的なピザの味とは少々違うが、これはこれでとても美味しい。妻達は胡麻すいとんを注文。
こちらも、やはり素朴ながらも美味しい味付けになっている。帰宅してから調べたら、このお店は相当のこだわりを持って経営されているようだ。我々が食べている間も引っ切り無しにお客さんが来るので、結構有名でもあるらしい。この味のために一寸通っても良いなと感じた。
昼食後は、程近い所にある西福寺へ。5年ほど前、偶然枝垂桜の満開に行き当たって、そのときの印象が強く、「ひょっとしたら満開かも」と考えて足を運んでみた。
満開の少し手前だったけれど、実に見事だ。
境内を少し散策してから出発し、国道153と国道20で宿へと向かうが、国道153走行中に見事な桜が見えたので寄り道する。
行ってみると「永福寺」というお寺で、比較的狭い範囲に桜の木が沢山あり、どれも満開だから遠くからでも実に目立つ。
国道20はいつも混雑しているが、連休だからか渋滞気味なので諏訪湖に近い道へスイッチ。こちらは交通量が少なくてスイスイ進む。上諏訪駅南の道で国道20に戻り、県道40で霧ヶ峰へと向かい、霧の駅の駐車場に車を止める。ここは夏だと駐車場が鮨詰めで身動き取れないが、今の時期は半分ほどが空いている。遠景が少々霞んでいるのはこの時期にはよくあることだ。
標高が1500mほどあるため、平地ではぺしゃんこだったお菓子の袋がパンパンに膨らんだ。
こういうのを見ると、気圧が下がっていることを実感する。
しばし散策したら、今日の宿である「カルペデイム」へ。この宿へは通い始めて25年になる...ん?何故そんなに通うのかって?...泊まってみりゃ分かるよ。(^^ )
風呂で汗を流したら、お楽しみの夕食となる。うっかりしてて、撮影する前に食べ始めてしまった。(笑)
魚料理の次は肉料理だ。
夕食の後は、食休みを兼ねて本棚に並べられている本を手にとったり、雑誌を見たりして過ごす。22時少し前から、オーナーのクマさんと軽く飲みながらおしゃべりする。
骨折で昨年泊まることが出来なかったこともあって話題は尽きなかったが、翌日のこともあるので25時半頃にお開きにして布団に潜り込んだ。
翌日30日は9時少し前、散歩から帰ってきた妻達の声で目を覚まし、すぐに朝食となる。
アフターには勿論デザートがつく。
お腹一杯食べたら、部屋に戻って荷物をまとめる。朝の景色は清清しい。
出発前に50ccバギーで遊ばせて貰ったが、バギーは初めて乗ったので初めのうちは思うように動かせなかった。庭を数周しているうちに感覚が掴めて来て、何とかまともに乗られるようになった。そうなると結構面白い。
10時半過ぎにカルペデイムを出発し、昨日と同じ道を辿って国道20に入る。平地に降りてくると暑い。今年初めて車内でクーラーをつけた。
交通量は多くなく、淡々と走って国道19へ入り、更に進んで「道の駅 木曽ならかわ」の駐車場に入る。妻の箸が痛んでいるので、塗り箸を買うのが今回の旅の最大の目的なのである。
店内を色々物色して、気に入った箸を購入。その後、敷地内で行われている展示即売会場で、出品している家具を製作している職人さんに色々とお話を伺う。以前はコタツの天板も作成したが、セット販売のコタツが増えてからは売れなくなって作成はしていないのだそう。机も注文に応じてどのようにでも作ることが出来るとのことだったので、自分の部屋用の机とコタツ天板は本気で考えようと思う。何しろ、既製品では良いものが見つからないのだ。
昼の時間になったので、敷地内にあるカフェ「U-Life」へ。フィンランド料理が食べられるし、美味しいので、この近くに来たら必ず寄ることにしている。
昼なので、拙者はカレリアン・ピーラッカとキャベツスープのセットを注文。
子供は朝食べ過ぎたらしくて、軽くケーキ。
そして、毎回外せないムンッキ(フィンランド・ドーナツ)だ。
ムンッキは毎日30個限定なので、確実に食べたいのなら早めにお店に行こう。
食後は道の駅の店内を再びくまなく見てまわり、地酒とカップワインを購入。
西尾酒造の「かけはし 生酒」と五一わいん(林農園)のカップワイン「花の想いで」(桜の花が入っている)だ。
再び国道20を南下する。あちこちの桜が満開だ。一本の木に白・ピンク・赤の花が咲く木も多く見かける。南下するに連れて桜が散っていることが多くなり、中津川市街地近くまで来ると殆どが葉桜になっている。交通量がどんどん増えるので、中津川ICから中央道に入る。中央道は交通量がそこそこあるものの、走り難いほどではないので淡々と進んで小牧東ICで降り、県道を走り繋いで自宅に無事到着する。
早速夕食時に買ったお酒を一通り飲んだ。
「かけはし」は少し甘口だがそこそこフルーティな味わいで、とても飲み易い。生酒なので、放置しておくとお酢になってしまう危険性があるかも?
「花の想いで」は、どちらも「甘味」と明記されているだけあって甘口のワインだが、赤玉みたいにいかにも「砂糖を沢山入れました!」という作られた味ではなく、ワインの風味を邪魔しない程度の甘みに抑えられている。
これならワインをあまり好まない人でも大丈夫かも知れない。ちなみに、白の方が酸味が少なくて飲み易く感じる。
久し振りにカルペデイムで「心の洗濯」をしたお陰で、気分は爽快!時にはこういう息抜きも必要だね。
素敵なツーリングコースですね!
私も連休中に出かけてみようと思います。
by ブルル (2012-05-01 08:57)
ブルル さん
連休中なら、少し標高の高い所なら桜は散らずに残っている所もあるでしょう。今回は行かなかったんですが、高ボッチ高原も良い所らしいですよ。
by Rifle (2012-05-03 21:22)