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オーディオの手抜きセッティング [音楽]

 二階の部屋で使っているオーディオセットのスピーカはJSP研究所のJSP-2020SRである。本来ならスピーカは床からある程度離すなどのセッティングが必要なのだが、とりあえず手近にあったHMVの段ボール箱をスピーカ一つに付き2つ並べ、その上にスピーカを置いた。この状態では、低音域の音量が大きい曲だと低音に締まりが無い感じに聴こえる。ウーファの位置が床から近く、床面で反射した(直接音とは位相差のある)低音の割合が多くなる為だろう。
 「まぁ、そのうちにちゃんとしよう」と思いつつも、気が付けば2年近く経っているではないか。[ふらふら]
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 先日、久し振りに国内のHMVに注文したCDが段ボール箱で届いたが、その箱を見て「そういえば、同じ箱が他にもあった筈」と、本や部品・雑貨などが入ったままあちこちに散らばっていたHMVの箱を集めたら「おぉ、これだけあればスピーカを嵩上げできるぞ。」早速、箱を並べて、その上にスピーカを置く。
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スピーカ一つに付き箱を5つ使っている。

 JSP-2020SRはその構造に起因する特性から、スピーカから数m離れた位置で聴かないと本来の音にならない。大きな部屋ではないので、スピーカとは反対側の壁にくっつくような位置でも少々不足気味。でも、それ以上はどうしようもないので、そのまま使っている。
 スピーカの位置が少し高くなった程度だが、たったこれだけでも床面からの不要な低音反射が無くなってスッキリした音になった。どうせなら部屋のサイズも考慮して、壁面に平行ではなくて角度を付けて設置すればもっと良くなる筈なのだが、この部屋は子供と共用なので現状が精一杯である。

 そういえば、スピーカのケーブルが古くてそろそろ交換が必要だし、一階にあるオーディオセットもいい加減な設置しかしていない。どちらもオーディオ専用の部屋ではないので色々制約があって難しいが、そのうちになんとかしよう。
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たま

スピーカー台もいろんなウンチクの塊みたいなものですね。
昔は硬いのがいいってんで、コンクリートブロックを丈夫な紙でくるんで使っていました。かと思うと、ピンポイントの3点支持。最近は磁気の反発やゴムを利用したフローティング式もあるみたいです。
個人的には、コーン紙が前後に動きますから、エンクロージャーは動かないようにがっちり留めたほうが音は正しく再生されるだろうと思うのです。
しかし、正確でありさえすればいいというような、そんな単純なものではありませんからね、オーディオは。やっぱり自分の耳で聴いて自分が気に入れば、その方法がベストなんですよ。
自分の耳をもっと信じよう!(と、掲示板に書き込む人に言いたい)
by たま (2012-07-01 10:53) 

Rifle

たま さん

自分の耳で聴いているんですから、その耳が「リファレンス」の筈なんですが、オーディオに関しては理論とは全く無縁な薀蓄の類が山のようにあって、本当に不思議です。
測定機材を持っている人は少数派でしょうし、測定値の意味やと測定での限界を知っている人はもっと少ないでしょうから、普通の人が基準を求めて「メーカや販社から金その他を貰って記事を書いているオーディオ評論家」の意見を鵜呑みにしちゃうんでしょうねぇ。
by Rifle (2012-07-01 13:45) 

hosoP

趣味の世界は、いろいろな薀蓄や常識(=世間の非常識?)が
あふれていて、科学的なように見えてそうではないものも見かけますね。
基本的には自己満足の世界だと、考えるようにしています^^;

by hosoP (2012-07-01 20:53) 

Rifle

hosoP さん

なるほど、周りがなんと言おうとも、確かに自分が満足すればOKですよねー。
by Rifle (2012-07-01 21:38) 

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