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髭剃り [雑感]

 昨年から伸ばしたままにしていた髭を、昨日、床屋で散髪と同時に剃って貰った。1年以上髭のある顔を鏡で見続けていたので、一日経ってもまだ「自分の顔って、こんな風だっけ?」と違和感を感じるという、一寸不思議な感覚になっている。
IMG_4540.JPG
# 自宅の庭に咲いた朝顔。
# この画像は本文とは関係ありません。 A(^^;)

 髭を伸ばし始めたのは昨年の2月頃からで、そのきっかけも実に単純なものだった。
 1月下旬、いつものように髭剃りで剃ったら、剃刀負けしたらしくて数日間鼻の下がヒリヒリ痛む状態が続いた。どうしてそうなったのかは分からないが、それがきっかけで「どうせ失職中なんだし、ちょっと髭を剃るのを止めるか」と軽い気持ちで剃らずにいたら、そのうちに段々と長くなってきて「じゃぁ、このまま伸ばしてみよう」と、昨日まで剃らずに居た。1年半以上伸ばしていたことになるが、伸ばし始めて数ヶ月の頃と昨日床屋へ行く前では、顎鬚の長さが殆ど変わっていなかったのは少々意外であった。
 SE(システムエンジニア、別称「鉛筆土方」)をやっていた頃は会社の規定で髭は禁止だったから伸ばしたことが無く、一度伸ばしてみたかったというのと、伸ばしたらどんな感じになるんだろう?という興味半分な気持ちも手伝って、ずーっと剃らずに髭面にしていた。ただ、それだけの話である。なお、家族からは「髭があると年齢上に老けて見える」と不評だったんで「いつかは剃らなきゃなー」と考えてはいたんだけれど、ネ。

 因みに、会社の規定で髭を禁止していたのは、工場で機械に巻き込まれるのを防ぐ為という理由からで、子会社も含め全社共通の規則だったらしく、拙者の居た部署もその規則が掲げられていた。
 当時は紙テープや紙カードも現役だったし、リールテープや騒音発生器のようなドットインパクト式連続帳票用プリンタなんかも動いていたから、長い髪の毛とかだと冗談抜きで巻き込まれてしまう危険性は十分あった。
 それから、当時は「働く側の権利意識」が強く成り出した時期でもあり、市内公立中学の制服規則のように「髭は長さ何cmまで」なんていう条文を作ろうものなら、労働組合やら何ならから色んな横槍が入って収拾が付かなくなる恐れもあっただろうから、一律に「禁止」としたのだと思う。

 とある事情から昨年夏にfacebookを使い始めた際、プロフィールに出した自分の顔には勿論髭がある。今回入れ替えようかと思ったが、facebook上の友人は実際に顔を合わせる人が多く、わざわざ変えなくても分かるだろうから、当面は今のままにしておく積りである。
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