迷惑メールと射幸心 [ネット]
今使っているメールアドレスは使い始めてから10年以上経つ。
イマドキは複数のメールアドレスを用途によって使い分けるのが一般的になっているようだが、頭の弱い拙者は複数あるとこんがらがってしまうので、それこそ懸賞への応募から友人達の連絡まで、ありとあらゆる分野で使っている。
以前から毎日多くのスパム(SPAM:迷惑メール)が多数押し寄せていて、今使っているメールソフト(Thunderbird)の自動振り分け機能で何とか凌いできたが、昨年末からスパムの量がt突然倍近くに増えてきて、自動振り分けである程度仕分けしても尚毎日100通近くのスパムを手動で排除しなければならないという状態になり、流石に「こりゃー何か手を打たないとイカンわな」と思うようになった。
スパムの送付方法は多岐にわたる為、完全に防ぐというのは事実上不可能だが、傾向を掴めれば対応する方法はある。そこで注目したのが「スパムの発信元」である。
Thunderbirdには、Firefoxと同様に後から機能を追加できる「アドオン」というソフトがあり、その中に受信したメールの情報を一括出力する機能があったので、早速それをインストールし、メールの送信元をOpenOffice.OrgのCalc(無料の多機能表計算ソフト)に表形式で出力させた。
スパムの送信元で並び替えてみると、スパムの4割以上が以下のドメインから送られてきているが判明した。
設定後はスパムが半数近くに減少しており、副作用はあるものの効果は覿面である。
今回色々な観点でスパムの並び替えをしていて、ある事に気が付いた。どのSPAMも殆どが「射幸心を煽る」内容なのだ。例えば「ロト6で毎月30万円以上稼ぐ方法」とか、「1日数分パソコンで作業するだけで3万円の収入」とか...もっと露骨なものだと「この方法で気になるアノ人を射止められます」とか...よくもまぁ、これだけ色々と嘘八百を考えられるもんだと感心してしまう。
裏を返せば、それだけ引っかかる人が多いのだろう。
冷静に考えてみれば、本当に楽して儲ける方法があるのなら、誰にも知らせずコッソリ自分だけタップリ儲けようとするのが普通で、わざわざ見ず知らずの人にその方法を教えるなんて事はしない。
それから...これは拙者の持論でもあるのだが...相手から働きかけてくるものというのは、例外なく自分自身にとってメリットはない。相手にとってメリットがあるからこそ、ある程度の危険を冒してまでして他人に働きかけるのだ。
試しに送られてくるスパムの幾つかをジックリ読んでみると、いかにもその気にさせるような文言ばかりが並んでいる。そして、マイナスの面は一切説明が無く、プラスとなることばかりが大げさに強調されている。徹底的に射幸心を煽って、その気にさせるようにしているのである。どの文章も実に良く考えられており、日頃から「見る、聞く、考えない」を実践している人なら案外簡単に騙せそうな感じだ。「これだけの文章を作るのに労力を割くのなら、もっと別の方向に力を入れる方が良いんじゃない?」と思ってしまう。
現在インタネット上を流れているメールの8割以上がスパムだと言われている。拙者が毎日受け取るメールを見ていても、将にその通りだろうと思う。IETF(The Internet Engineering Task Force )で色々な防止策が検討されているが、色々な問題があって決定打を出せていない。ソフトメーカやネット接続業者などの思惑が絡むので、なかなか上手く行かない。
今まで手に負えなくなる前に何かしら手を打って凌いできたし、今回も何とかなりそうな感じではあるが、これとて所詮は一時凌ぎに過ぎない。根本的な解決方法は唯一つ、「メールアドレスそのものを変更する」ことだ。ただ、そうなると家を引っ越すのと同じであちこちに連絡したり設定を変えたりしなければならないので、簡単に出来るものではない。
当分は様子見だが、いずれはメールアドレスの変更は避けられないのかも知れないなぁ。
イマドキは複数のメールアドレスを用途によって使い分けるのが一般的になっているようだが、頭の弱い拙者は複数あるとこんがらがってしまうので、それこそ懸賞への応募から友人達の連絡まで、ありとあらゆる分野で使っている。
以前から毎日多くのスパム(SPAM:迷惑メール)が多数押し寄せていて、今使っているメールソフト(Thunderbird)の自動振り分け機能で何とか凌いできたが、昨年末からスパムの量がt突然倍近くに増えてきて、自動振り分けである程度仕分けしても尚毎日100通近くのスパムを手動で排除しなければならないという状態になり、流石に「こりゃー何か手を打たないとイカンわな」と思うようになった。
スパムの送付方法は多岐にわたる為、完全に防ぐというのは事実上不可能だが、傾向を掴めれば対応する方法はある。そこで注目したのが「スパムの発信元」である。
Thunderbirdには、Firefoxと同様に後から機能を追加できる「アドオン」というソフトがあり、その中に受信したメールの情報を一括出力する機能があったので、早速それをインストールし、メールの送信元をOpenOffice.OrgのCalc(無料の多機能表計算ソフト)に表形式で出力させた。
スパムの送信元で並び替えてみると、スパムの4割以上が以下のドメインから送られてきているが判明した。
@yahoo.co.jp「@yahoo.co.jp」は数人の知人友人がメールアドレスとして使っているものの、他にも使っているメールアドレスがあるので、回避策はある。だから、思い切って上記の3つは全て受信する前にメールサーバ側で自動的に削除するように設定した。
softbank.ne.jp
willcom.com
設定後はスパムが半数近くに減少しており、副作用はあるものの効果は覿面である。
今回色々な観点でスパムの並び替えをしていて、ある事に気が付いた。どのSPAMも殆どが「射幸心を煽る」内容なのだ。例えば「ロト6で毎月30万円以上稼ぐ方法」とか、「1日数分パソコンで作業するだけで3万円の収入」とか...もっと露骨なものだと「この方法で気になるアノ人を射止められます」とか...よくもまぁ、これだけ色々と嘘八百を考えられるもんだと感心してしまう。
裏を返せば、それだけ引っかかる人が多いのだろう。
冷静に考えてみれば、本当に楽して儲ける方法があるのなら、誰にも知らせずコッソリ自分だけタップリ儲けようとするのが普通で、わざわざ見ず知らずの人にその方法を教えるなんて事はしない。
それから...これは拙者の持論でもあるのだが...相手から働きかけてくるものというのは、例外なく自分自身にとってメリットはない。相手にとってメリットがあるからこそ、ある程度の危険を冒してまでして他人に働きかけるのだ。
試しに送られてくるスパムの幾つかをジックリ読んでみると、いかにもその気にさせるような文言ばかりが並んでいる。そして、マイナスの面は一切説明が無く、プラスとなることばかりが大げさに強調されている。徹底的に射幸心を煽って、その気にさせるようにしているのである。どの文章も実に良く考えられており、日頃から「見る、聞く、考えない」を実践している人なら案外簡単に騙せそうな感じだ。「これだけの文章を作るのに労力を割くのなら、もっと別の方向に力を入れる方が良いんじゃない?」と思ってしまう。
現在インタネット上を流れているメールの8割以上がスパムだと言われている。拙者が毎日受け取るメールを見ていても、将にその通りだろうと思う。IETF(The Internet Engineering Task Force )で色々な防止策が検討されているが、色々な問題があって決定打を出せていない。ソフトメーカやネット接続業者などの思惑が絡むので、なかなか上手く行かない。
今まで手に負えなくなる前に何かしら手を打って凌いできたし、今回も何とかなりそうな感じではあるが、これとて所詮は一時凌ぎに過ぎない。根本的な解決方法は唯一つ、「メールアドレスそのものを変更する」ことだ。ただ、そうなると家を引っ越すのと同じであちこちに連絡したり設定を変えたりしなければならないので、簡単に出来るものではない。
当分は様子見だが、いずれはメールアドレスの変更は避けられないのかも知れないなぁ。
タグ:スパム対策
私もスパムメールには困っています。
儲け話や自己啓発マルチが多いですねw
by ブルル (2013-03-04 19:40)
私はスマホのメルアドについ1週間前から無料メールできるみたいな
のがきて、どこぞの誰かわからぬ人からメッセージがきていますと表示されていて、なぜ返信くれないの?夜もねれないよ~とか入ってありました。もちろん一切無視で迷惑メール設定したらもうこなくなりました。
ホントにあきれますね。ひっかかる人がいるのが不思議です。
by みぃにゃん (2013-03-05 22:46)
ブルル さま
スパムって、どれも内容は殆ど同じですねー。
某ソフト会社のお陰でスパム排除が規格化できないし...。
みぃにゃん さま
本当に引っかかっちゃう人が居るから送信元も送ってくるんでしょうけど、
あの内容で引っかかる人ってどうなの?とも思いますよね。
by Rifle (2013-03-06 09:56)
ロト6とアダルトとBSのカードは頻繁に来ますね~
本当に捨てるの面倒ですよ。
by たくや (2013-03-06 11:22)
たくや さん
やはり皆さん苦労されてるのですねー。
量が増える一方で、本当に嫌になっちゃいます。
by Rifle (2013-03-06 12:06)