コンタックスレンズのオーバーホール [カメラ]
お知らせ:撮影会でネットに接続できない為、この記事は予約投稿です。A(^^;)
CONTAX一眼レフ用レンズのオーバーホールが完了したという連絡が入ったので引き取ってきた。どのレンズも見とれてしまう位に綺麗にクリーニングされている。
オーバーホールしたのは
キタムラに依頼した理由は単純で、「近くにカメラ屋が無い」と云う事と、それから「送料節約の為」である。
個人で京セラ・岡谷サービスセンターに連絡して送っても良かったけれど、往復の送料は依頼者側負担なので、レンズといえども3本となると結構な金額になってしまう。カメラ屋経由であれば業者用の配送ルートを利用するので送料は掛からない。
オーバーホールを依頼する際に「日研テクノ(一般的なカメラ修理業者)ではなく、必ずメーカの京セラへ送るように」と指定した。キタムラに修理依頼すると通常は契約業者の日研テクノに送られる。日研テクノは各メーカから修理の認定を受けているけれど、京セラからは認定を受けていない。だから、わざわざ「京セラに」と指定したのである。
更に、日研テクノだと「MTF(Modulation Transfer Function)を測定出来ないのでは?」という不安もあった。ツアイスレンズを製造する関係上、京セラにはMTF測定器がある事は判っていたが、日研テクノでMTF測定が出来るという話は一度も聞いた事が無い。ツァイスのレンズはカタログでもMTF測定値が公表されているから、修理完了時にカタログ値通りである事を確認するのも必須だと思う。
それに、日研テクノは修理ミスが多く、今まで修理させた4件のうち3件で「修理完了」と戻ってきたのに、直後に別の不具合が出たり、或いは修理そのものがきちんと出来上がっていなかったりして、日研テクノに対しては不信感がタップリあるという事情もある。
レンズを預けてから1ヶ月経っても何の連絡も無いので「変だなー」と思っていたら、「キタムラ修理部」と名乗る部署から女性の声で突然電話が入って「京セラは既に修理を受け付けていないので、別の修理会社での修理となります。」その際提示された金額は、手持ちのカメラ雑誌に載っていた費用とほぼ同じだった。
「京セラはMMレンズならまだ修理を受け付けているけれど、確認したの?」と問い質したが、電話の相手は「京セラの修理受付は終了しています」というばかりで埒が明かない。そこで「京セラのサイトにも修理を受け付けていると出ているのをちゃんと確認したのか?」と問い質したら、相手はしどろもどろになってしまい、まともな返事が出来ない状態に。10分近く電話で応酬した結果、相手は「確認してまたお電話します」と言って電話を切った。
通常は、修理を受け付けた店舗から依頼元に連絡する筈なのに、何故直接電話してきたのだろうか?電話の翌日、別件で出掛けた際にキタムラの近くを通ったので、序でに寄って店長に訊いて見た。
店長曰く「実は、私も今日連絡を受けて驚きました。緊急の修理とか、或いは何か大きな問題があったりした場合には直接お客様に連絡する事も無い訳では無いですが、今回のような普通の修理で店舗を経由せずに連絡する事は無い筈なんです」と。京セラの修理受付についても「先ほど京セラのサイトを確認しましたら、確かにまだ受付期間の範囲内ですので、修理依頼は可能です。修理の都合上、一旦は日研テクノに集められるのですが、京セラを指定して修理する事も勿論出来ますから、直ぐ手続きします。」これで、こちらが望んだ本来の方法でオーバーホールされる事になった。
その後はいつもの通り、見積り金額の連絡が入り、こちらから「続行して下さい」と返事して、作業が進められた。
受け取った修理伝票を見ると、具体的な作業項目が書かれていた。伝票の一番下に「アフターサービスは2015年4月で終了」と明記されている。
「修理箇所及び内容」の欄に「MTF点検致しました。」と云う項目があるが、これが重要なのである。
もう一枚、B5サイズの文章が入っていた。修理伝票の文と食い違うように思うのは気のせいだろうか?
この文章を読む限りでは「修理は相談してちょ」と読めるが、修理伝票では「2015年4月でお終いヨ」と書いている。「2015年4月までなら修理の相談を受け付けるよ」という積もりなのだろうか???
今回の費用は、単焦点レンズが1本当たり税別3万3千円と一寸、ズームレンズが税別4万円で、総額は11万円を超えてしまった。
消費税値上げ前に修理が完了しなかった点を除いてほぼ予想通りの額だったが、それにしても痛い出費である事に変わりは無い。(滝汗)お陰で、オーバーホールを依頼した直後にSteinbergerの4弦ベース・カメラ2台・レンズなどを売却して、費用を拵えざるを得なかった。非常に痛い額ではあるが、今のタイミングでオーバーホールしておかないと出来ないのだから仕方ない。
どのレンズも中古で購入して長年酷使してきたから「長い間お疲れ様でした」という気持ちも込めて、今回オーバーホールした。
今メインで使っているのはHasselbladでCONTAXを使う場面は非常に少なくなったが、これからも安心して使い続けられるのが一寸嬉しい。
CONTAX一眼レフ用レンズのオーバーホールが完了したという連絡が入ったので引き取ってきた。どのレンズも見とれてしまう位に綺麗にクリーニングされている。
オーバーホールしたのは
- Distagon21mmF2.8MM
- Distagon35mmF1.4MM
- Vario-Sonnar28-85mmF3.3-4MM
キタムラに依頼した理由は単純で、「近くにカメラ屋が無い」と云う事と、それから「送料節約の為」である。
個人で京セラ・岡谷サービスセンターに連絡して送っても良かったけれど、往復の送料は依頼者側負担なので、レンズといえども3本となると結構な金額になってしまう。カメラ屋経由であれば業者用の配送ルートを利用するので送料は掛からない。
オーバーホールを依頼する際に「日研テクノ(一般的なカメラ修理業者)ではなく、必ずメーカの京セラへ送るように」と指定した。キタムラに修理依頼すると通常は契約業者の日研テクノに送られる。日研テクノは各メーカから修理の認定を受けているけれど、京セラからは認定を受けていない。だから、わざわざ「京セラに」と指定したのである。
更に、日研テクノだと「MTF(Modulation Transfer Function)を測定出来ないのでは?」という不安もあった。ツアイスレンズを製造する関係上、京セラにはMTF測定器がある事は判っていたが、日研テクノでMTF測定が出来るという話は一度も聞いた事が無い。ツァイスのレンズはカタログでもMTF測定値が公表されているから、修理完了時にカタログ値通りである事を確認するのも必須だと思う。
それに、日研テクノは修理ミスが多く、今まで修理させた4件のうち3件で「修理完了」と戻ってきたのに、直後に別の不具合が出たり、或いは修理そのものがきちんと出来上がっていなかったりして、日研テクノに対しては不信感がタップリあるという事情もある。
レンズを預けてから1ヶ月経っても何の連絡も無いので「変だなー」と思っていたら、「キタムラ修理部」と名乗る部署から女性の声で突然電話が入って「京セラは既に修理を受け付けていないので、別の修理会社での修理となります。」その際提示された金額は、手持ちのカメラ雑誌に載っていた費用とほぼ同じだった。
「京セラはMMレンズならまだ修理を受け付けているけれど、確認したの?」と問い質したが、電話の相手は「京セラの修理受付は終了しています」というばかりで埒が明かない。そこで「京セラのサイトにも修理を受け付けていると出ているのをちゃんと確認したのか?」と問い質したら、相手はしどろもどろになってしまい、まともな返事が出来ない状態に。10分近く電話で応酬した結果、相手は「確認してまたお電話します」と言って電話を切った。
通常は、修理を受け付けた店舗から依頼元に連絡する筈なのに、何故直接電話してきたのだろうか?電話の翌日、別件で出掛けた際にキタムラの近くを通ったので、序でに寄って店長に訊いて見た。
店長曰く「実は、私も今日連絡を受けて驚きました。緊急の修理とか、或いは何か大きな問題があったりした場合には直接お客様に連絡する事も無い訳では無いですが、今回のような普通の修理で店舗を経由せずに連絡する事は無い筈なんです」と。京セラの修理受付についても「先ほど京セラのサイトを確認しましたら、確かにまだ受付期間の範囲内ですので、修理依頼は可能です。修理の都合上、一旦は日研テクノに集められるのですが、京セラを指定して修理する事も勿論出来ますから、直ぐ手続きします。」これで、こちらが望んだ本来の方法でオーバーホールされる事になった。
その後はいつもの通り、見積り金額の連絡が入り、こちらから「続行して下さい」と返事して、作業が進められた。
受け取った修理伝票を見ると、具体的な作業項目が書かれていた。伝票の一番下に「アフターサービスは2015年4月で終了」と明記されている。
「修理箇所及び内容」の欄に「MTF点検致しました。」と云う項目があるが、これが重要なのである。
もう一枚、B5サイズの文章が入っていた。修理伝票の文と食い違うように思うのは気のせいだろうか?
この文章を読む限りでは「修理は相談してちょ」と読めるが、修理伝票では「2015年4月でお終いヨ」と書いている。「2015年4月までなら修理の相談を受け付けるよ」という積もりなのだろうか???
今回の費用は、単焦点レンズが1本当たり税別3万3千円と一寸、ズームレンズが税別4万円で、総額は11万円を超えてしまった。
消費税値上げ前に修理が完了しなかった点を除いてほぼ予想通りの額だったが、それにしても痛い出費である事に変わりは無い。(滝汗)お陰で、オーバーホールを依頼した直後にSteinbergerの4弦ベース・カメラ2台・レンズなどを売却して、費用を拵えざるを得なかった。非常に痛い額ではあるが、今のタイミングでオーバーホールしておかないと出来ないのだから仕方ない。
どのレンズも中古で購入して長年酷使してきたから「長い間お疲れ様でした」という気持ちも込めて、今回オーバーホールした。
今メインで使っているのはHasselbladでCONTAXを使う場面は非常に少なくなったが、これからも安心して使い続けられるのが一寸嬉しい。
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