ソーラーLEDスポットライトの修理 [電子回路]
以前ソーラーLEDスポットライトを修理したけれど、今度は違う機種が動かなくなったので「また同じ不具合か?」と思ったが、今回は違った。
修理するのはGSP-5718という機種で、何時頃購入したかを覚えていない位古い製品だ。既に太陽電池の部分は取り外した後なので、少々間の抜けた姿になっている。
不具合の場所は太陽電池で、表面に塗られた保護材らしき樹脂が茶色に変色した上に、劣化して縮んだ際に亀裂が入って太陽電池を道連れにしてしまったのだ。お蔭で太陽電池はあちこちに亀裂が入り、光を当てても全く発電しない。しかも、劣化した樹脂を触ると手にペタペタ付くので、取り外して直ぐ処分した。だから画像が無いのである。
使われていた太陽電池は5V100mA程度の出力だったので代替品を探したら、名古屋・アメ横で5V50mAというソーラーモジュールがあったので2個買って来た。
携帯機器用に使うことを想定したモジュールで、シャープ製である。流石国産だけあって、説明書もきっちりと書かれている。モバイル機器は電気喰いだから、勿論これ1個だけでは動かせない。多分、複数を並列にして電池を充電するような使い方を考えているんだろう。モジュールを保護する為か、ほぼ同じサイズのユニバーサル基板も一緒に入っていた。
ここからは余談だが...電子回路工作に興味を持ち始めた中学生の頃、太陽電池が製品として出回り始めた。今回のモジュールとほぼ同じサイズで出力は1V50mA程度だった。今に比べて効率はかなり悪かったのだ。当時は非常に高価で、樹脂製の保護ケースに入った状態で1500円程度の値が付いていたように思う。既にNi-Cd(ニッカド)電池も三洋から発売されていたので「太陽電池とNi-Cd電池を組み合わせれば、電池をどれだけ使ってもタダになる!」と誰でも考えたし、初ラ(初歩のラジオ)やラ製(ラジオの制作)といった月刊誌に充電回路の製作記事が良く出ていた。
しかし、実際には高価な太陽電池を複数使わないとNi-Cd電池は充電できないし、そもそもNi-Cd電池も高価な品物だったから、充電回路の記事を見る度に「タダにするまでに随分とお金がかかるなぁ」と嘆いていた。
閑話休題。
モジュールは出力が小さいのでサイズも小さい。
裏側の外周近くにEMI(電磁妨害: Electromagnetic Interference)対策用に用意された接点が沢山あるけれど、今回は単に発電すれば良いので中央近くにある接点だけを使う。プラスとマイナスの接点にそれぞれ配線をハンダ付けする。モジュールの厚さは1mmもないので、注意しないとハンダの熱で痛めてしまいかねない。だから、手早くハンダ付けした。後は回路側と接続すれば良い。
本来ならスポンジの付いた両面テープなどで固定して平面になるようにすべきだろうが、手持ちに良さそうなテープが無いので、固定せずそのまま入れた。
少々見た目は悪いし効率も多少落ちるかも知れないが、今回は動けばOKという事で細かい事は気にしない。(笑)
購入してかなりの年月が経っており、充電池はかなり劣化している筈。Ni-MH電池に替えようとした時「あれ?何でネジがいつまでも回るの?」
良く見ると、蓋のネジがかみ合う部分が折れている。
正常な方と見比べると良く分かる。
ネジが蓋を固定できなければ意味が無いので、ネジ山をボンドで固定する。
ボンドの耐久性がどれ位あるのかは分からないが、強い力がかかる場所じゃないから大丈夫だろう。
<追記>
暗くなってから動作しているかどうかを確かめたら、LEDは点灯せず。(唖然)駄目だ、こりゃ。改めて修理が必要だなぁ。
なお、この記事は予約投稿の設定はしてあったけれど「下書きに保存する」にチェックしてあったから公開されず下書きのままになっているだろうと思ったら、予約投稿の場合は問答無用で公開しちゃうのねー。こりゃぁ設定の意味が無いと思うんだけど、So-net側はどう考えてるんだろうねぇ???
修理するのはGSP-5718という機種で、何時頃購入したかを覚えていない位古い製品だ。既に太陽電池の部分は取り外した後なので、少々間の抜けた姿になっている。
不具合の場所は太陽電池で、表面に塗られた保護材らしき樹脂が茶色に変色した上に、劣化して縮んだ際に亀裂が入って太陽電池を道連れにしてしまったのだ。お蔭で太陽電池はあちこちに亀裂が入り、光を当てても全く発電しない。しかも、劣化した樹脂を触ると手にペタペタ付くので、取り外して直ぐ処分した。だから画像が無いのである。
使われていた太陽電池は5V100mA程度の出力だったので代替品を探したら、名古屋・アメ横で5V50mAというソーラーモジュールがあったので2個買って来た。
携帯機器用に使うことを想定したモジュールで、シャープ製である。流石国産だけあって、説明書もきっちりと書かれている。モバイル機器は電気喰いだから、勿論これ1個だけでは動かせない。多分、複数を並列にして電池を充電するような使い方を考えているんだろう。モジュールを保護する為か、ほぼ同じサイズのユニバーサル基板も一緒に入っていた。
ここからは余談だが...電子回路工作に興味を持ち始めた中学生の頃、太陽電池が製品として出回り始めた。今回のモジュールとほぼ同じサイズで出力は1V50mA程度だった。今に比べて効率はかなり悪かったのだ。当時は非常に高価で、樹脂製の保護ケースに入った状態で1500円程度の値が付いていたように思う。既にNi-Cd(ニッカド)電池も三洋から発売されていたので「太陽電池とNi-Cd電池を組み合わせれば、電池をどれだけ使ってもタダになる!」と誰でも考えたし、初ラ(初歩のラジオ)やラ製(ラジオの制作)といった月刊誌に充電回路の製作記事が良く出ていた。
しかし、実際には高価な太陽電池を複数使わないとNi-Cd電池は充電できないし、そもそもNi-Cd電池も高価な品物だったから、充電回路の記事を見る度に「タダにするまでに随分とお金がかかるなぁ」と嘆いていた。
閑話休題。
モジュールは出力が小さいのでサイズも小さい。
裏側の外周近くにEMI(電磁妨害: Electromagnetic Interference)対策用に用意された接点が沢山あるけれど、今回は単に発電すれば良いので中央近くにある接点だけを使う。プラスとマイナスの接点にそれぞれ配線をハンダ付けする。モジュールの厚さは1mmもないので、注意しないとハンダの熱で痛めてしまいかねない。だから、手早くハンダ付けした。後は回路側と接続すれば良い。
本来ならスポンジの付いた両面テープなどで固定して平面になるようにすべきだろうが、手持ちに良さそうなテープが無いので、固定せずそのまま入れた。
少々見た目は悪いし効率も多少落ちるかも知れないが、今回は動けばOKという事で細かい事は気にしない。(笑)
購入してかなりの年月が経っており、充電池はかなり劣化している筈。Ni-MH電池に替えようとした時「あれ?何でネジがいつまでも回るの?」
良く見ると、蓋のネジがかみ合う部分が折れている。
正常な方と見比べると良く分かる。
ネジが蓋を固定できなければ意味が無いので、ネジ山をボンドで固定する。
ボンドの耐久性がどれ位あるのかは分からないが、強い力がかかる場所じゃないから大丈夫だろう。
<追記>
暗くなってから動作しているかどうかを確かめたら、LEDは点灯せず。(唖然)駄目だ、こりゃ。改めて修理が必要だなぁ。
なお、この記事は予約投稿の設定はしてあったけれど「下書きに保存する」にチェックしてあったから公開されず下書きのままになっているだろうと思ったら、予約投稿の場合は問答無用で公開しちゃうのねー。こりゃぁ設定の意味が無いと思うんだけど、So-net側はどう考えてるんだろうねぇ???
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