ブラウザをCyberfoxに変更

　ブラウザは今までFirefoxを使っていたが、今日Cyberfoxに変更した。いっぷくさんの記事を見てから気にはなっていたけれど、ここ2週間ほどは毎日固まるようになったので、重い腰を上げて移行する事にしたのである。

　FirefoxはUnixとWindowsの両方で使える事から使い始め、それ以来ずーっと使っている。
# これはOpenOffice.orgも同じである。
以前からタブを沢山開くと動きが遅くなったりフリーズしたりする事はあったものの、忘れた頃に起きる程度だったからたいして気にしていなかった。
　ところが、バージョンが29になってから動作がやたらと不安定になり、頻繁にフリーズするようになった。

この画像はタスクーマネジャーのパフォーマンス・タグの表示を画面コピーしたもので、グラフの線が上がり始めた辺りでFirefoxが固まり、そのままメモリ使用量がどんどん増えてゆく。ある程度増えたところでFirefoxが勝手にクラッシュして再起動すると、メモリ使用量も正常時と同じ値に戻る。
　動作を見た感じではメモリ開放の仕方がおかしいようだが、深く追う事はしていない。WindowsはマルチタスクOSとしての機能が不十分で、アプリケーションソフトに依存する部分が多いから、こんな状態が起きても不思議では無い。しかし、何しろWindows系のプログラミング知識は、当時勤務していた会社の先行プロジェクトとしてWindows2.11の頃にC言語で業務アプリケーションを作ったところで止まっているので、今更調べようとは思わない。
# RFCは今でも時々思い出したように追ってるけどね。
　バージョンが30になったら更に酷くなって、毎日必ずフリーズするようになった。前回のブログを書いている時にもフリーズして書いた内容が一部消えてしまい、思い出しながら書き直す羽目になって「こりゃぁもう駄目だ」と、Cyberfoxに乗り換える事にした。

　インストールや設定などの具体的な作業内容はいっぷくさんの記事に詳しく説明されているので、そちらを見ながら作業した。
　必要な設定をやり終えたら、Firefoxのブックマークや履歴などをCyberfoxに移行する。具体的にはFirefoxのブックマークのメニューから「すべてのブックマークを表示」を選択して「履歴とブックマークの管理」画面を出し、「インポートとバックアップ」メニューの「バックアップ」を選択する。すると、保存先を訊いてくるので適当なフォルダを指定すると、「bookmarks-年月日.json」というファイルが出来る。
　次に、Cyberfoxを起動し、ブックマークのメニューから「すべてのブックマークを表示」を選択して「履歴とブックマークの管理」画面を出し、「インポートとバックアップ」メニューの「復元」を選択する。するとファイルの在り処を訊いてくるので、先ほどの作成されたファイル名を指定すると、反映する作業が自動的に始まって数分で完了する。これでFirefoxと同じ環境で使えるようになる。

今使っているPCのOSはWindows7の64bitだが、
# 今のPCはSSDの容量が少ないので、Unix関係はインストールしていない。（泣）
Firefoxは32bitアプリケーションなのでPC本体の能力をフルに使い切ることは出来ないが、それにしても不安定過ぎる。少し調べてみたら、Firefoxのサイト（JavaScript関係）に、バージョン29で大幅な変更があったと書かれている。新しく開発された部分のお蔭で不安定になるというのは良くある話だから、これが影響しているんだろう。
　64bit版も非公式にリリースされていたが、リリース廃止云々でゴチャゴチャした事があったので、あえて使っていない。

　CyberfoxはFirefoxのソースに64bit用の改造を加えて作成されたものだから、Firefoxの派生ソフトと言える。今日使い始めたばかりなので安定度などは分からないが、Firefoxと比べると動作は軽快だ。これでフリーズしなければメデタシメデタシである...と書いている最中にFirefoxから「更新のお知らせ」のウィンドウが出たので早速更新したら、バージョンが31.0になった。少し使ってみるとCyberfoxと同じくらい軽快な動作になっている。何だか「絶妙なタイミング」だなぁ。（笑）

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