簡易ESRメータの作成(その3) [電子回路]
(前回からの続き)
合成抵抗の数が多く、ユニバーサル基板上に組むのが少々厄介な為、その後もずっとブレッドボードに仮組したまま使っていたが、ブレッドボードが使えなくて困る事が多くなり、「いい加減完成させよう」と考え始めた。(笑)
使っているうちに測定周波数が100kHzでも500Hzでも値は殆ど変わらない事が分かってきた。初めは「コンデンサを切り替えて2つの周波数で測定できるようにしよう」と考えていたが、その必要無さそうなので、そのままユニバーサル基板に組んだ。大した回路ではないから通常なら半日もあれば完成する程度の規模だが、今回は部品の配置に梃子摺って1日半近くもかかってしまった。(滝汗)
念の為に電源を接続して動作確認する。
10Ωの抵抗を接続すると、針は触れるしショートを示すLEDも点く。「良し、OKだな。じゃぁショートさせてみよう。」すると、何故かメータが振り切ってしまう。
仮組の時に針が10の位置になるように抵抗値を調整してあったけれど、ブレッドボードの配線部分は抵抗が大きいのだろうか?いずれにしてもこのままでは使えないので、50Ωの半固定抵抗を挟んで調整できるようにする。既に基板に空きスペースが無いので、縁の部分に穴を開けて無理矢理取り付ける事にする。
穴を開けて部品を配線すればOKだ。
手近にあった樹脂製ケースに入れて完成である。
一見綺麗に見えるけれど、ピンバイスでメータ用の穴を開ける時に力を入れ過ぎたのか「パキッ」という音と共に一部割れてヒビが入ってしまった。(水色で囲んだ部分)
動作には影響は無いので、気にしない事にする。(汗)
試しに、35V100μFのコンデンサを測定する。
きちんと動いている。次に、わざとショートさせてみる。
ショートを示すLEDが点灯するので、動作は正常だ。
なお、この回路は電源電圧に依存する部分が大きくて必ず9Vでないと測定値がおかしくなる。だから、電源ジャックを取り付けて、ACアダプターを使うようにした。
また、28Ω以下でないとメータの針が動かないが、実際にはESRが20Ω以上あるのはおかしいと考えられるので、実用上は問題無い。
長い間仮組のまま使っていたが、これでようやく実用に耐える状態になった。
(完)
合成抵抗の数が多く、ユニバーサル基板上に組むのが少々厄介な為、その後もずっとブレッドボードに仮組したまま使っていたが、ブレッドボードが使えなくて困る事が多くなり、「いい加減完成させよう」と考え始めた。(笑)
使っているうちに測定周波数が100kHzでも500Hzでも値は殆ど変わらない事が分かってきた。初めは「コンデンサを切り替えて2つの周波数で測定できるようにしよう」と考えていたが、その必要無さそうなので、そのままユニバーサル基板に組んだ。大した回路ではないから通常なら半日もあれば完成する程度の規模だが、今回は部品の配置に梃子摺って1日半近くもかかってしまった。(滝汗)
念の為に電源を接続して動作確認する。
10Ωの抵抗を接続すると、針は触れるしショートを示すLEDも点く。「良し、OKだな。じゃぁショートさせてみよう。」すると、何故かメータが振り切ってしまう。
仮組の時に針が10の位置になるように抵抗値を調整してあったけれど、ブレッドボードの配線部分は抵抗が大きいのだろうか?いずれにしてもこのままでは使えないので、50Ωの半固定抵抗を挟んで調整できるようにする。既に基板に空きスペースが無いので、縁の部分に穴を開けて無理矢理取り付ける事にする。
穴を開けて部品を配線すればOKだ。
手近にあった樹脂製ケースに入れて完成である。
一見綺麗に見えるけれど、ピンバイスでメータ用の穴を開ける時に力を入れ過ぎたのか「パキッ」という音と共に一部割れてヒビが入ってしまった。(水色で囲んだ部分)
動作には影響は無いので、気にしない事にする。(汗)
試しに、35V100μFのコンデンサを測定する。
きちんと動いている。次に、わざとショートさせてみる。
ショートを示すLEDが点灯するので、動作は正常だ。
なお、この回路は電源電圧に依存する部分が大きくて必ず9Vでないと測定値がおかしくなる。だから、電源ジャックを取り付けて、ACアダプターを使うようにした。
また、28Ω以下でないとメータの針が動かないが、実際にはESRが20Ω以上あるのはおかしいと考えられるので、実用上は問題無い。
長い間仮組のまま使っていたが、これでようやく実用に耐える状態になった。
(完)
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