セロー225WEのオイル漏れ修理(その1) [バイク]
昨秋伊勢和紙会館へセローで行った時に気が付いたオイル漏れは、その後酷くなる気配はないが相変わらず走り終わると「ポタッ」と数滴落ちる。ひょっとしたら走行中にも少しづつポタポタ落としているのかも知れないが、セローではなるべく長距離を走らないようにしているので詳細は判らない。
オイル漏れの場所は見当がついていて必要な部品も手に入れているので、雨の降らない日を狙って作業を始める。アンダーガードが邪魔してバイクスタンドが入らないので、まずは後付の力造製アンダーガードを外す。見難いので鏡で見ながら外したが、なんとネジが一本無くなっている。こりゃホームセンターで同一サイズのネジを探して来なきゃね。
アンダーガードが無くなると辛うじてバイクスタンドが入るので、注意深くジャッキアップする。
ちなみに、このスタンドはバイクを手放した知人から頂いたものだ。
アクスルナットを緩める前に、チェーンプラーの位置を確認する。
アクスルナットを緩めてチェーンプラーをゼロの位置にすれば、チェーンが弛んで作業し易くなる。
クランクケースカバーケースアセンブリ2(長い名前だなー)を外すと、ドライブスプロケットが見える状態になる。
ドライブスプロケットは2本のボルトとスプロケットホルダで固定されているけれど、どういう訳かこのボルトが異様に固い。
何とかして緩めようとしても、力を入れるとリアタイヤまで動いてしまって力を入れられない。そこで、ニュートラルからギアを1段に入れて動きを止めたが、それでも一人の力ではなかなか緩まない。子供に手伝って貰って何とか外せた。ちなみにサービスマニュアルに依ると、このボルトの締め付けトルクは1kgf・mだからオーバートルクだと思うなぁ。
外したフロントスプロケットは、殆ど減っていないように見える。
オリジナルは15Tだが、このセローは前所有者によって16Tに換えられている。
オイルシールは一見問題無さそうだが、手でドライブアクセルアセンブリ(アウトプットシャフト:どっちにしても長い名前だ)を軽く回してみると、オイルがほんの少しだが滲んでくる。
こんな状態だと、ある程度走れば「ポタッ」と落ちる程度になっても不思議ではない。シールが飛び出しかかっている事も多いらしいが、このセローは飛び出しておらず大人しく本来の位置に収まっていた。この部分はセローの持病の一つらしくて、ネット上にも多くの交換事例が出ている。
「さぁ、オイルシールを交換しよう」と思ったが、ここで問題発生。「どうやって外すんだろう?」金属の板をゴムで包んだような構造なので、オイルシール内径の方にピッキングツールなどを突っ込んで引っかければ良さそうだが、生憎自宅にはピッキングツールの代わりになりそうな工具も無い。
前々から「ピッキングツールは必要だなぁ」とは思っていたが、幸い今までは何とかなっていたので買わないままになっていた。が、今回はそうは行かないようだ。「工具屋さんに行って来るか...。」
(続く)
オイル漏れの場所は見当がついていて必要な部品も手に入れているので、雨の降らない日を狙って作業を始める。アンダーガードが邪魔してバイクスタンドが入らないので、まずは後付の力造製アンダーガードを外す。見難いので鏡で見ながら外したが、なんとネジが一本無くなっている。こりゃホームセンターで同一サイズのネジを探して来なきゃね。
アンダーガードが無くなると辛うじてバイクスタンドが入るので、注意深くジャッキアップする。
ちなみに、このスタンドはバイクを手放した知人から頂いたものだ。
アクスルナットを緩める前に、チェーンプラーの位置を確認する。
アクスルナットを緩めてチェーンプラーをゼロの位置にすれば、チェーンが弛んで作業し易くなる。
クランクケースカバーケースアセンブリ2(長い名前だなー)を外すと、ドライブスプロケットが見える状態になる。
ドライブスプロケットは2本のボルトとスプロケットホルダで固定されているけれど、どういう訳かこのボルトが異様に固い。
何とかして緩めようとしても、力を入れるとリアタイヤまで動いてしまって力を入れられない。そこで、ニュートラルからギアを1段に入れて動きを止めたが、それでも一人の力ではなかなか緩まない。子供に手伝って貰って何とか外せた。ちなみにサービスマニュアルに依ると、このボルトの締め付けトルクは1kgf・mだからオーバートルクだと思うなぁ。
外したフロントスプロケットは、殆ど減っていないように見える。
オリジナルは15Tだが、このセローは前所有者によって16Tに換えられている。
オイルシールは一見問題無さそうだが、手でドライブアクセルアセンブリ(アウトプットシャフト:どっちにしても長い名前だ)を軽く回してみると、オイルがほんの少しだが滲んでくる。
こんな状態だと、ある程度走れば「ポタッ」と落ちる程度になっても不思議ではない。シールが飛び出しかかっている事も多いらしいが、このセローは飛び出しておらず大人しく本来の位置に収まっていた。この部分はセローの持病の一つらしくて、ネット上にも多くの交換事例が出ている。
「さぁ、オイルシールを交換しよう」と思ったが、ここで問題発生。「どうやって外すんだろう?」金属の板をゴムで包んだような構造なので、オイルシール内径の方にピッキングツールなどを突っ込んで引っかければ良さそうだが、生憎自宅にはピッキングツールの代わりになりそうな工具も無い。
前々から「ピッキングツールは必要だなぁ」とは思っていたが、幸い今までは何とかなっていたので買わないままになっていた。が、今回はそうは行かないようだ。「工具屋さんに行って来るか...。」
(続く)
2015-04-15 17:00
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