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ER-6nでドゥカティ・スクランブラー試乗会へ [バイク]

 ドゥカティのメールマガジンで10/4に駒ケ根高原家族旅行村アルプスの丘でスクランブラーの試乗会が行われると知り、ER-6nで出掛ける事に。スケジュール表を見ると、9時から試乗会が始まるらしい。「9時ギリギリに行って試乗の順番待ちで待たされるのは嫌だから、朝早く行こう。」どうせ近くだから、試乗の後に伊那のロッソ・コルサにも少し顔を出そう。

 4日は朝早めに起きて出発の準備をし、6時過ぎにER-6nで自宅を出発する。朝から良い天気だ。県道183・県道461(尾張パークウェイ)・県道49と進んで小牧東ICから7時少し前に中央道に入る。日曜日だからなのか、まだ7時前だというのにそこそこの交通量がある。家族連れと思われる乗用車が多い。遅い車を抜かしつつ淡々と進む。
 同じ姿勢で走り続けていると体に良くないと思い、駒ヶ岳SAに入って小休止。
駒ヶ岳SAにER-6nを停めて休憩する
結構な数のバイクが居る。
駒ヶ岳SAのバイク置場は一杯だ
隣に停まったBMW・F650GSは、何となくハンドル回りが重い感じがする。
一寸不思議に感じるBMWのF650GS
良く見ると、ハンドガードを継ぎ足して大きくしてあった。なるほど、これだけ大きければ、効果的に風雨を防げそうだ。
ハンドルガードを延長している
良く見ると、汎用品を加工して取り付けてある。
汎用品を組み合わせて取り付けている
実用的なアイディアだ。
まだ朝8時だというのに、駐車場は沢山の車が停まっている。
朝8時なのに沢山の車が居る
バイク置場の目の前で草花が咲いていた。
駒ヶ岳SAに咲く草花
駒ヶ岳SAに咲く草花
少し離れた所には大きな花が。
駒ヶ岳SAに咲く大きな草花
かなりの大きさなので園芸品種だろう。
駒ヶ岳SAに咲く大きな草花
少し休憩してから出発し、駒ケ根ICで降りて県道75へ。2010年6月にわの会の撮影会で光前寺庭園に来た事があるので、道に迷うことなく家族旅行村アルプスの丘に8時半に到着。指定された駐車スペースにER-6nを停める。拙者以外のバイクは一台だけで、ガラーンとしている。
 まず、バイクブロスのテントに行って「先着50名」という謳い文句のカップを貰う。
貰ったバイクブロスのカップ
取っ手がスパナになっているのが面白い。
カップの取っ手がスパナになっている
次に、ドゥカティの受付で聞くと「試乗の受付は9時からで、実際の試乗が始まるのは10時からです」だって。オイオイ、まだ1時間半もあるじゃんかよー、何の為に早く来たんだか...。(滝汗)仕方ないので会場内を歩いて回る。
会場内を歩いて回る
日差しが強いので木陰を探すが、どの木陰もロープで仕切られて「スクランブラー・オーナー用」と書かれた札が掛かっているので入れない。「参ったなー」と思いながら展示されているスクランブラーを眺める。
一通り眺めて大きなフラグの影で涼んでいたら、男の人に声を掛けられてしばし談笑。一頻り話した頃に通りかかったプレス関係者に呼ばれてその方はステージの脇の方へと歩いて行かれた。
 「あの方、どっかで見た事あるよーな???」と声を掛けられた瞬間からそう思っていたのだが、誰なのかがどうしても思い出せず、帰宅後だいぶから「あっ!藤原かんいちさんだったんだ」と気が付いた。
# 我ながら「擂り粉木」級ですなぁ...。(^^;)
バイク雑誌でしかお顔を拝見した事が無いので、なかなか思い出せなかったのだ。
 ステージでリハーサル演奏が始まったので、近寄って見る。
ステージで生演奏が始まる
なんでもスクランブラーをイメージして作曲されたものだとかで、ライトな感覚のフュージョンだった。
# そーいえば、「フュージョン」って死語になりつつあるような気がしますねぇ。
機器の扱いも手馴れているし、ライブ慣れもしているように見えたから、あちこちで出演しているんだろう。演奏は実に上手かった。
 ステージから離れてスクランブラーが並べられている方へ歩き出したらスタッフから声を掛けられ、談笑しているうちに9時になったので試乗の受付へ。すると、既に7名が記入中で、拙者は8人目。あれ?受付って9時からでしょ??今9時になったところなんですけど???
# どーなってんだよぉ...
 試乗車両は5台なので10時20分からのグループで試乗する事になった。
# 早く来た意味無いじゃん...。(--;)
仕方ないので、試乗できるまで会場内をうろついて時間を潰すが、既に見回った後なので見るものが無い。駐車スペースはまだ半分以上が空いている。
まだ空きが多いバイク駐車スペース
 このような広い場所で試乗会を開催するのは初めてだそうだが、やり慣れていない感じでスタッフが沢山居るのに「何をしたらよいのか分からず、とりあえずあちこち歩き回ってますっ」という状態に見えた。広い場所なのに展示物が非常に少なく、時間を掛けて楽しむようなものも無くて「試乗会に色々くっつけてみましたー!」という印象が拭えない。クシタニコーヒーブレイクミーティングのように複数のメーカが試乗会をやっていて、バイク用品店の出店もあるような状態であればもっと賑わっただろうが、ドゥカティ単独ではなかなか難しいようだ。
 結局15分ほどで試乗受付の所に戻ってきてしまい、そのままそこで待っていたら10時に出発した試乗車が10分ほどで戻って来た。
これから乗るスクランブラーの試乗車
10時20分に定刻通り試乗が始まる。光前寺周辺を軽く一周するコースで、実際に走っている時間は7分程。軽い試乗としては適切な設定だと思う。

 実際に走ってみると、見た目以上に車体が軽く感じられる。シートに跨って両手を伸ばした所にハンドルがあり、ほぼ直立の状態になるから視点が高く、速度を落として走っても面白い。ただ、トップスローが65km/h前後とやや高めの設定なので、以前乗っていたBMW・R1200Cのようにギアをトップに放り込んで調整はアクセルのみという走り方は出来そうにない。ある程度流れの早い道でないとギヤ選択に悩みそうだ。
 長距離を走っていないので分からない点も多いが、引っかかるのはタンク容量が13.5Lと少々少ない事。ネット上で見る燃費は23km/L前後の数字が多いので、満タン・リザーブ未使用で300km走るのは難しそう。ひょっとしたら、「スクランブラー」の名前の通りで、長距離は考えていないのかも知れない。
 試乗を終えての感想は一言「軽くて、そこそこ面白いねぇ。」長距離走ればまた変わって来るかも知れないが、現時点では今乗っているER-6nから乗り換えたくなるほどでは無い、というのが正直なところである。車体が軽いのはとても良いんだけどねー。

 試乗した後はバイクの駐車スペースに戻り、同じグループで試乗した方々と雑談しながら停めてあるバイクを見て回る。停めてある古いドゥカティは岐阜ナンバーが非常に多い。恐らくグループで来ているのだろう。
古いドゥカティ
古いドゥカティ
古いドゥカティ
雑談していたら、MHRレプリカに乗る方が「長野では古いドゥカティの面倒を見る事が出来そうなお店が無い」と嘆いておられたので「じゃぁ伊那のロッソ・コルサは?」と訊いたら「名前は知ってるけれど、何処にあるのか分からないから行った事が無い」のだそう。「今からロッソへ行きますけど、一緒に行きます?」と訊いたら「是非」という返事。早速出発する事に。

 試乗会場を後にして県道75・国道153・県道19と進んで40分弱でロッソコルサに到着、早速社長に紹介する。すると話が一気に盛り上がり、ひたすらおしゃべりする時間を過ごす。(笑)途中でFさんやKさん・Aさんも加わって雑談会となる。
 MHRの方は13時過ぎにお帰りになられたが、伺った話を元にネットで検索したら、長野で「トータルリペア ヨッシー」という修理業を営まれているようだ。
 その後も雑談していたら日が傾いてきて気温も落ちて来たので、15時半過ぎにお暇して拙者もER-6nに跨る。

 ロッソ・コルサを出発して県道19・国道153・県道87と進み、伊那ICから中央道に入る。小黒川PAに入って、いつもの「高遠まん頭」を買う。
小黒川PAで買った高遠まん頭
りんご乙女は未だ自宅にあるので買わなかった。
 日曜日の夕方なので交通量が多く、遅い車を抜かしながら先を急ぐ。恵那山トンネルを抜けたら電光表示板に「恵那-瑞浪 渋滞 9km 25分」の表示が出ている。その区間は路肩が細いし、どうせその先も断続的に渋滞するだろうと考え、「じゃあ中津川で降りよう。」
 17時近くに中津川ICで降りて国道19へと進む。交通量は多いが渋滞するほどではなく、そこそこ順調に進む。「この調子なら自宅には結構早く着けるかも」と思っていたが、JR恵那駅近くを過ぎた所で渋滞となる。が、道の先の方を見ると車は居ない。「何でぇ?」と思ったら、県道66に降りる車が列を成しているだけで、2分程で抜けられた。

 「やれやれ」と思ったのも束の間、県道66から合流する地点で渋滞となる。しかも、どういう訳かちっとも動かない上に、対向車も殆ど来ない。明らかに、いつもの渋滞とは違う。「おかしいぞ?」と直ぐに思ったが、抜ける道が無いのでどうしようもない。30分以上掛かって500m程進み、まきがね公園の交差点まで来たが、その後ちっとも動かない。「もう駄目だ」と国道19を離れる事にして、一度も走った事は無いがまきがね公園の中を進む。持っているツーリングマップルでは細かい道路は載っていない。暗くなる中、周囲の山の形状を見ながら自分の勘だけを頼りに進む。標識も何もない細い道を「この先大丈夫か?」と思いながらウネクネ進んでいると、そういう時に限って給油警告表示が点いたりするから、たまったもんじゃない。(冷や汗)

 恵那峡カントリークラブと恵那西中学校の前を抜け、富川化学工業恵那工場の前まで来ると、地元車らしき古いセフィーロが前方を走っている。「こりゃ国道19に行く車では?」と直感、その車の後を付いて走ると、ウネクネした細い道を走って県道421に出た。この県道も走った事は無いが、以前から地図で見る度に「国道19の抜け道に使えないか?」と思っていたのだ。道なりに進むと国道418にぶつかるので、そのまま進んで国道19に出た。すると、名古屋方向はガラガラだが、恵那方向は大渋滞。
 国道に入って直ぐの所にある出光のスタンドで給油。ここまでの走行距離は275.1km、燃費は23km/L。高速道をかなり飛ばして走ったけれど、その割には燃費は悪くない。ER-6nはレギュラー仕様だが、うっかりしててハイオクを入れてしまい、帰宅してから「あれ、ハイオク入れちゃった?」と気が付いた。(笑)今まで乗っていたロードバイクは全部ハイオク指定だったからなぁ。
 スタンドの店員さんによると、15時半頃に軽自動車が絡む事故が遭って、その影響で今も渋滞しているのだそう。曰く「この辺は国道だけが頼りで他に逃げ道が無いから、国道で事故が起きると直ぐ大渋滞になっちゃうんですよ」と。

 国道19を順調に進み、土岐市で国道21に入る。こちらはいつもの通りガラガラ。スムーズに進んで可児市内に入る。いつもなら御嵩町から交通量が増えるけれど、18時をだいぶ回っている為か走っている車はとても少ない。太田橋を渡り、再び国道21に入って順調に進む。名鉄鵜沼駅の脇をかすめて県道95からライン大橋を渡って愛知県側に入る。後は朝来た道をそのまま辿って進み、自宅近くのスタンドで給油する。
 ここまでで67.9km、燃費は32.9km/L...えーっ、そんなに良いの!?「走行距離が短いから長距離での検証が必要だけど、ハイオク入れる方が経済的かも知れんなぁ」と思いながら走って、19時20分前に自宅に無事到着。

 今回はスクランブラーの試乗がメインの積りだったが、何だかロッソへ雑談しに行ったような感じになった。まぁ、こういう事があっても良いよネ。(笑)
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Take-Zee

こんにちは!
若かったらバイクが欲しいです・・・
免許無しでは50ccで我慢ですね。

by Take-Zee (2015-10-08 13:33) 

Rifle

Take-Zeeさん
ゼロハンは何かと制約が大きくて、こちらのような田舎だとかなり苦しい乗り物です。せめて黄色ナンバー程度は欲しくなりますね。
by Rifle (2015-10-08 17:37) 

たま

Rifleさんにはモトグッツィにも乗っていただきたいなぁ。
好燃費に加えて大容量ぺトロールタンク(22L)、軽量かつ低速トルクもあってツーリングにはもってこいです。あっ、V7Racerは除きます。
by たま (2015-10-09 09:43) 

Rifle

たまさん
MOTO GUZZIって、尾張地方では置いてる店が無い事もあって実物を見た事が一度も無いんですが、V7だと110万前後だからスクランブラーと思いっ切りかぶってますね。
まぁどちらにしても、とてもじゃないけど買える金額では無いんで。(--;)
by Rifle (2015-10-09 10:00) 

たくや

旧スポスタと似たようなタンク容量なんですね。
距離乗る人は大変です。
by たくや (2015-10-13 11:27) 

Rifle

たくやさん
そう、航続距離が短いのが難点ですねー。スポーツタイプは仕方ないのかなぁ。
by Rifle (2015-10-13 15:23) 

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