ER-6nで軽井沢へ [バイク]
自宅で淹れるコーヒーの豆はいつも茜屋で買っているが、今年は一度も行っていない。飲む回数は少ないものの、豆もだいぶ減ったので軽井沢駅前店まで買いに行く。せっかく行くのだから、序に碓氷峠のめがね橋(碓井第三橋梁)にも寄る事に。
7時10分過ぎに自宅を出発して県道183を進むが、犬山市中心部は通勤ラッシュで渋滞、抜け出すのに少々時間が掛かる。県道461(尾張パークウェイ)・県道49と順調に進んで小牧東ICから中央道へ。
平日の朝だからか、走っている車の半分以上が業務用と思しきトラックだ。上り坂に差し掛かると速度が遅くなるので、頃合いを見て抜き去りながら先へと進む。上はキルティング入りのクシタニ・レザージャケットにカーディガン、下はペアスロープのオーバーパンツの上へ更にサーモライト・オーバーパンツを重ねた。下はちょうど良い感じだが、気温が低い為かこれでも腕の辺りが少々寒い気がする。
「恵那山トンネルを抜けると更に気温が低くなるのでは?」と思っていたが、実際には日が当たって体感温度はやや上がり、心配していたほどには寒くない。途中で数箇所工事をしている場所があり、その度に巡航速度が50km/h前後まで落ちてしまい、少々イライラした。
飯田ICを過ぎると交通量は半分程度に減って走り易くなるが、覆面パトの白クラウンが何故か増える。餌食にならぬよう慎重に避けて進む。走り出して1時間以上経ったので、座光寺PAに寄ってトイレ休憩。停まっているのは2台だけだ。
平日だとガラガラだなぁ。
再び走り出し、時折遅い車を抜かしながら前へと進み、岡谷JCTで長野道に入ると交通量がやや増える。やはりトラックが圧倒的に多いが、不思議と覆面パトは見かけない。梓川SAに寄ると、売店の入る建物は工事中だった。
バイクは拙者の1台だけ。
駐輪場の前には花壇が設えてある。
一寸植込みの量が少ないなぁ。
給油を済ませてから出発し、そのまま淡々と進む。更埴JCTで上信越道に入ると交通量が大きく減少するが、やはり大半がトラックだ。特に大型トラックが目立つ。太陽光が当たると寒さは感じない。途中で見かけた気温の電光表示板は「15度」になっていた。
11時半近くに碓井軽井沢ICで降りる。県道92・県道43と通ってJRの線路を潜ると国道18に突き当たる。そのまま茜屋に行こうかとも思ったが、山間に在るめがね橋へは太陽が高い位置にある時間帯に行く方が良いだろうと考えて、そのまま国道18を進む。碓氷峠を越えるとクネクネ道路となる。枯葉が道全体に広がっている為、バイクを寝かせるとスリップダウンしかねないので、速度を落として慎重に進む。低いギアで2500rpmから4500rpm辺りを多用するので「こりゃぁ燃費は相当悪いだろうな」と思うが、速度を上げられないので仕方あるまい。
左右にバイクを倒すのにいい加減飽きてきた頃、めがね橋(碓井第三橋梁)に辿り着く。ここは何度も通り過ぎているが、立ち止まって見るのは今回が初めて。
近くにある小さな駐車場は、有名な場所だけに車の出入りが激しい。路面と駐車スペースとの段差がかなりあるので、オンロードバイクを停めるのは難しい。脇の舗装された部分はスペースが小さくて車を停めるのは無理だが、バイクなら余裕で停められる。
ここが一杯で停められない場合は、少し歩くが500mほど軽井沢方向へ進んだ所に舗装された大きな駐車場がある。
紅葉はかなり進んでいて、そろそろ終わり、という感じ。
橋梁の上に上がると、観光客が引っ切り無しに行き来している。その近くでボランティアの説明員が暇そうにしていた。
ここから眺める紅葉はなかなかのものだ。
下を見ると、橋梁の高さが良く分かる。
斜面が綺麗だ。
持参したお散歩カメラの富士GS645(ポジ220)とRollei35Classic(モノクロ)で小一時間撮影して「さぁ、そろそろ茜屋へ」と階段を下りている時に大事件発生!横を見ながら降りていたら「コロンッコロッコロッ」という音がするので「ん?」と思ったら、Rollei35Classicが階段を駆け下りているではないか!!!「ゲゲゲーーーッ!」と慌てて拾うと、ボディの角に少し傷が付いた程度で、レンズもファインダーも綺麗。「あぁ、良かった」と思いながらバイクへと戻る。「しかし、何で落ちたんだろう...?」
MountainSmithのウエストバッグを見ながらよーく考えてみる。恐らくはカメラを仕舞い込んだ積りが内側にある袋状のポケットが邪魔をしててソフトボックスの中へきっちりとは入っておらず、階段を降りる時の体の傾きでそのまま転げ落ちたのだろうと思う。
バイクまで戻って改めてチェックすると「ゲッ、一度沈胴させるとレンズが引き出せないじゃん。」こりゃぁ修理だなぁ。
# 実はこれだけでは済まず...(後述)。
ER-6nに跨り、来た道を戻る。相変わらず路面が枯葉に覆われているので、慎重に慎重に慎重に進む。
# 以前、痛い目に遭ってますからネ...。(--;)
碓氷峠を越えて道が真っ直ぐになった辺りで、道端の紅葉が綺麗なのでバイクを停めて撮影する。
13時半頃、茜屋珈琲店軽井沢駅前店に到着。
早速店内に入り、コーヒーを頂く。
店内には見かけない女性と若い男性の店員だけ。聞くと、今日マスターはお休みだそうで、女性はマスターの奥方、若い男性は息子さんだった。この店には昭和63年から通っているけれど、奥方と息子さんにお会いするのは今日が初めてだ。
# そういえば、マスターがご不在というのも今回が初めてだな...。
しばし談笑してから豆を購入して帰途に着く。
JR軽井沢駅近くの出光のスタンドで給油し、県道43・県道92を抜けて碓井軽井沢ICで上信越道を更埴JCT方面へと進む。交通量が少ないので走り易いが、相変わらずトラックが多い。途中にある気温の電光表示板は「20度」、確かに走っていても寒くない。更埴JCTで長野道に入る。工事個所はやはり50km/h前後まで巡航速度が落ちてしまうが、中央道と違って工事区間が短いので助かる。
岡谷JCTで中央道に入ると、交通量は一気に倍増という感じ。やはりトラックが多い。工事個所は一つ一つの区間が長いので少々イライラするが、抜く訳にも行かず我慢の走りを強いられる。
飯田IC辺りまで来ると太陽は大きく西に傾いて気温がドンドン下がっていくのが、レザージャケットを通して感じられる。恵那山トンネルを抜けて中津川ICを超えると視界に太陽が入って来て眩しい。南西の方向に彩雲が見えているが、バイクでは走行中に撮影は出来ず、眺めて良しとする。
多治見IC手前でメーター内の給油警告が点滅し始めたが、この時点でのガゾリン残量は約4Lある筈なので「そのまま自宅まで行ける」と考え、内津峠PAには寄らずにそのまま小牧東ICで降りる。朝来た道をそのまま戻るが、夕方なので渋滞は無くスムーズに進む。
自宅近くのスタンドで給油し、自宅には17時半に到着。軽井沢からここまで340km強をノンストップで走り抜けた。
本日の走行距離は709.5km、燃費は朝の渋滞を抜けた時が22.4km/L、340km強の区間では27.3km/L、驚いたのは国道18のクネクネ区間を往復した時の燃費で過去最高の29.1km/Lだった。
ER-6nで一寸長い距離を走ったのは今回が初めてだったが、大して疲れる事は無かった。ただ、以前乗っていたZZR1100と比べてしまうと、追越加速が少し物足りないとか、高速道を淡々と進む時にはもう少し前傾姿勢でも良いとかといった感じがする。高速道を延々と走る場面では、はやり大排気量のバイクの方が圧倒的に楽チンであり、今回はたまたまそういう状況だったからZZR1100と比較すればER-6nには少々厳しかったのかも知れない。
その一方で、一般道での軽快さやエンジン停止時の取り回しのし易さなどはER-6nの方が圧倒的に有利であり、結局は「どういう使い方をするか」でバイクの評価は変わってくる。
そうは言っても、はやりリッターバイクの余裕綽々な走りは魅力的で、帰宅後ついついZX-9R(通称「ユメタマ」)やZX-10R初期モデルの中古価格を調べたりしてしまった。(笑)
翌朝、Rollei35Classicのシューに取り付けていたKodalux(セレン式露出計)を見ると、部屋の中はやや暗いのにメータの針はEV12辺りを指している。
「あれ?おかしいな」と思い、手に取ってあちこちに向けてみるが、針は同じ一のままだ。「ゲッ、こいつも壊れてる!」うーん、これも修理か...トホホ。
7時10分過ぎに自宅を出発して県道183を進むが、犬山市中心部は通勤ラッシュで渋滞、抜け出すのに少々時間が掛かる。県道461(尾張パークウェイ)・県道49と順調に進んで小牧東ICから中央道へ。
平日の朝だからか、走っている車の半分以上が業務用と思しきトラックだ。上り坂に差し掛かると速度が遅くなるので、頃合いを見て抜き去りながら先へと進む。上はキルティング入りのクシタニ・レザージャケットにカーディガン、下はペアスロープのオーバーパンツの上へ更にサーモライト・オーバーパンツを重ねた。下はちょうど良い感じだが、気温が低い為かこれでも腕の辺りが少々寒い気がする。
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「恵那山トンネルを抜けると更に気温が低くなるのでは?」と思っていたが、実際には日が当たって体感温度はやや上がり、心配していたほどには寒くない。途中で数箇所工事をしている場所があり、その度に巡航速度が50km/h前後まで落ちてしまい、少々イライラした。
飯田ICを過ぎると交通量は半分程度に減って走り易くなるが、覆面パトの白クラウンが何故か増える。餌食にならぬよう慎重に避けて進む。走り出して1時間以上経ったので、座光寺PAに寄ってトイレ休憩。停まっているのは2台だけだ。
平日だとガラガラだなぁ。
再び走り出し、時折遅い車を抜かしながら前へと進み、岡谷JCTで長野道に入ると交通量がやや増える。やはりトラックが圧倒的に多いが、不思議と覆面パトは見かけない。梓川SAに寄ると、売店の入る建物は工事中だった。
バイクは拙者の1台だけ。
駐輪場の前には花壇が設えてある。
一寸植込みの量が少ないなぁ。
給油を済ませてから出発し、そのまま淡々と進む。更埴JCTで上信越道に入ると交通量が大きく減少するが、やはり大半がトラックだ。特に大型トラックが目立つ。太陽光が当たると寒さは感じない。途中で見かけた気温の電光表示板は「15度」になっていた。
11時半近くに碓井軽井沢ICで降りる。県道92・県道43と通ってJRの線路を潜ると国道18に突き当たる。そのまま茜屋に行こうかとも思ったが、山間に在るめがね橋へは太陽が高い位置にある時間帯に行く方が良いだろうと考えて、そのまま国道18を進む。碓氷峠を越えるとクネクネ道路となる。枯葉が道全体に広がっている為、バイクを寝かせるとスリップダウンしかねないので、速度を落として慎重に進む。低いギアで2500rpmから4500rpm辺りを多用するので「こりゃぁ燃費は相当悪いだろうな」と思うが、速度を上げられないので仕方あるまい。
左右にバイクを倒すのにいい加減飽きてきた頃、めがね橋(碓井第三橋梁)に辿り着く。ここは何度も通り過ぎているが、立ち止まって見るのは今回が初めて。
近くにある小さな駐車場は、有名な場所だけに車の出入りが激しい。路面と駐車スペースとの段差がかなりあるので、オンロードバイクを停めるのは難しい。脇の舗装された部分はスペースが小さくて車を停めるのは無理だが、バイクなら余裕で停められる。
ここが一杯で停められない場合は、少し歩くが500mほど軽井沢方向へ進んだ所に舗装された大きな駐車場がある。
紅葉はかなり進んでいて、そろそろ終わり、という感じ。
橋梁の上に上がると、観光客が引っ切り無しに行き来している。その近くでボランティアの説明員が暇そうにしていた。
ここから眺める紅葉はなかなかのものだ。
下を見ると、橋梁の高さが良く分かる。
斜面が綺麗だ。
持参したお散歩カメラの富士GS645(ポジ220)とRollei35Classic(モノクロ)で小一時間撮影して「さぁ、そろそろ茜屋へ」と階段を下りている時に大事件発生!横を見ながら降りていたら「コロンッコロッコロッ」という音がするので「ん?」と思ったら、Rollei35Classicが階段を駆け下りているではないか!!!「ゲゲゲーーーッ!」と慌てて拾うと、ボディの角に少し傷が付いた程度で、レンズもファインダーも綺麗。「あぁ、良かった」と思いながらバイクへと戻る。「しかし、何で落ちたんだろう...?」
MountainSmithのウエストバッグを見ながらよーく考えてみる。恐らくはカメラを仕舞い込んだ積りが内側にある袋状のポケットが邪魔をしててソフトボックスの中へきっちりとは入っておらず、階段を降りる時の体の傾きでそのまま転げ落ちたのだろうと思う。
バイクまで戻って改めてチェックすると「ゲッ、一度沈胴させるとレンズが引き出せないじゃん。」こりゃぁ修理だなぁ。
# 実はこれだけでは済まず...(後述)。
ER-6nに跨り、来た道を戻る。相変わらず路面が枯葉に覆われているので、慎重に慎重に慎重に進む。
# 以前、痛い目に遭ってますからネ...。(--;)
碓氷峠を越えて道が真っ直ぐになった辺りで、道端の紅葉が綺麗なのでバイクを停めて撮影する。
13時半頃、茜屋珈琲店軽井沢駅前店に到着。
早速店内に入り、コーヒーを頂く。
店内には見かけない女性と若い男性の店員だけ。聞くと、今日マスターはお休みだそうで、女性はマスターの奥方、若い男性は息子さんだった。この店には昭和63年から通っているけれど、奥方と息子さんにお会いするのは今日が初めてだ。
# そういえば、マスターがご不在というのも今回が初めてだな...。
しばし談笑してから豆を購入して帰途に着く。
JR軽井沢駅近くの出光のスタンドで給油し、県道43・県道92を抜けて碓井軽井沢ICで上信越道を更埴JCT方面へと進む。交通量が少ないので走り易いが、相変わらずトラックが多い。途中にある気温の電光表示板は「20度」、確かに走っていても寒くない。更埴JCTで長野道に入る。工事個所はやはり50km/h前後まで巡航速度が落ちてしまうが、中央道と違って工事区間が短いので助かる。
岡谷JCTで中央道に入ると、交通量は一気に倍増という感じ。やはりトラックが多い。工事個所は一つ一つの区間が長いので少々イライラするが、抜く訳にも行かず我慢の走りを強いられる。
飯田IC辺りまで来ると太陽は大きく西に傾いて気温がドンドン下がっていくのが、レザージャケットを通して感じられる。恵那山トンネルを抜けて中津川ICを超えると視界に太陽が入って来て眩しい。南西の方向に彩雲が見えているが、バイクでは走行中に撮影は出来ず、眺めて良しとする。
多治見IC手前でメーター内の給油警告が点滅し始めたが、この時点でのガゾリン残量は約4Lある筈なので「そのまま自宅まで行ける」と考え、内津峠PAには寄らずにそのまま小牧東ICで降りる。朝来た道をそのまま戻るが、夕方なので渋滞は無くスムーズに進む。
自宅近くのスタンドで給油し、自宅には17時半に到着。軽井沢からここまで340km強をノンストップで走り抜けた。
本日の走行距離は709.5km、燃費は朝の渋滞を抜けた時が22.4km/L、340km強の区間では27.3km/L、驚いたのは国道18のクネクネ区間を往復した時の燃費で過去最高の29.1km/Lだった。
ER-6nで一寸長い距離を走ったのは今回が初めてだったが、大して疲れる事は無かった。ただ、以前乗っていたZZR1100と比べてしまうと、追越加速が少し物足りないとか、高速道を淡々と進む時にはもう少し前傾姿勢でも良いとかといった感じがする。高速道を延々と走る場面では、はやり大排気量のバイクの方が圧倒的に楽チンであり、今回はたまたまそういう状況だったからZZR1100と比較すればER-6nには少々厳しかったのかも知れない。
その一方で、一般道での軽快さやエンジン停止時の取り回しのし易さなどはER-6nの方が圧倒的に有利であり、結局は「どういう使い方をするか」でバイクの評価は変わってくる。
そうは言っても、はやりリッターバイクの余裕綽々な走りは魅力的で、帰宅後ついついZX-9R(通称「ユメタマ」)やZX-10R初期モデルの中古価格を調べたりしてしまった。(笑)
翌朝、Rollei35Classicのシューに取り付けていたKodalux(セレン式露出計)を見ると、部屋の中はやや暗いのにメータの針はEV12辺りを指している。
「あれ?おかしいな」と思い、手に取ってあちこちに向けてみるが、針は同じ一のままだ。「ゲッ、こいつも壊れてる!」うーん、これも修理か...トホホ。
峠道は軽い方が楽ですね~
カメラ残念(涙)
by たくや (2015-11-02 09:38)
たくやさん
バイクは車体の特性がそのまま出ちゃうんで、状況による差が車よりも激しいですね。
カメラは...まずは修理の見積りからかなぁ。(汗)
by Rifle (2015-11-02 17:36)