TL125のヘッドライトバルブ交換とスピードメーターの誤差 [バイク]
手に入れたTL125はいつの間にかヘッドライトのロー側が切れて点かなくなってしまったので、近くのホームセンターでバルブを買って来た。
小糸製作所製の6V25W/25Wの「2輪車用電球」で、カタログ上では「ファミリーバイク用」となっている。このTLのヘッドライトはベーツタイプに替えられているので、バルブも純正とは違うかも知れないが「まーぁ何とかなるでしょ。」ちなみに、お値段は税込288円だった。
早速バルブ交換に取り掛かる。
下側にあるプラスネジを外して外側のリングを外すと、ハウジングから外れる構造になっている。
バルブを取り出したら、切れたロー側が黒くなっていた。
しかも、このバルブは12V30W/30Wだ。「えーっ、12V用?」道理で暗い訳だ。
そういえばこのバイクを受け取った時、バイク屋は「このバイクは設計が古くてバッテリーが6Vなんですが、ヘッドライトは12V用バルブでも点いたんで電装系は大丈夫です」と言っていたっけ。その時は「あぁそうか、12V用バルブでテスト的に点けてみたのか」と思ったのだが、そうじゃなくて12V用バルブをそのまま使っていたのだ。
バルブの座金が当たる部分は少し錆びていた。
マイナスドライバーで錆を落としてからバルブを取り付け、元通りに組み立てて作業は完了である。
以前から気になっていたスピードメーターの誤差を確かめる為に、交通量が殆ど無くて速度一定である程度の距離がある場所をネット上の地図で探したら、近くの堤防なら良さそうなので実際に行って見た。
交通量は15分に車1台が通るかどうかで、交差点から交差点まで2km以上ある。しかも、ネット上の地図で測ると鉄塔から堤防の降り口までがちょうど2km、実際に走ってメータの距離を見ても2kmなので、この区間で測ることに。
距離が決まっているので、その区間を走った時間を計れば実際の速度が判る。ハンドルに腕時計をはめて秒針が見える位置で固定し、助走して目印の鉄塔から降り口までをメータ上で速度が一定になるように走れば良い。
実際にやってみると、平坦に見える堤防上の道路には凸凹が結構あって、速度を一定に保つのが非常に難しい。アクセルを操る手が凸凹でほんの少しでも動くと、そのまま速度の変化に繋がってしまうのだ。
多少の変化は「誤差の範囲」と目を瞑ることにして区間の走行時間を計るが、突然の強い風で速度が大きく落ちたりする事もままあって、なかなか上手くは行かない。結局2時間以上同じ区間を行ったり来たりを繰り返す羽目になった。
20回以上繰り返し走った結果から計算してみると、メータの誤差は+15%と出た。メータ読みで60km/hの位置で測定したので、他の速度でも誤差が同じ割合かどうかは確認していないけれど、メータの機械的な構造から誤差が大きく変化するとは考え難いので、誤差はほぼ一定と考えて差し支えないと思う。
この誤差を考えると、実際の速度は次の通りとなる。
実用上は、メータの速度表示から10を差し引いた値が実際の速度と考えれば良さそうだ。
Amazonで出ていた安いメータなので、予想通り、かなりのハッピーメータだが無いよりは遥かにマシだ。
このTLには色々と手を入れてきたので、入手直後よりはだいぶ良くなってきた。リアのサスペンションの取り付けが上下逆になっているのが気になるけれどサービスマニュアルが無いので締付けトルクがどれ位なのかも分からないし、、直ぐ直さなければならない程でもないので、様子を見て気になるようになったら手を入れよう。
小糸製作所製の6V25W/25Wの「2輪車用電球」で、カタログ上では「ファミリーバイク用」となっている。このTLのヘッドライトはベーツタイプに替えられているので、バルブも純正とは違うかも知れないが「まーぁ何とかなるでしょ。」ちなみに、お値段は税込288円だった。
早速バルブ交換に取り掛かる。
下側にあるプラスネジを外して外側のリングを外すと、ハウジングから外れる構造になっている。
バルブを取り出したら、切れたロー側が黒くなっていた。
しかも、このバルブは12V30W/30Wだ。「えーっ、12V用?」道理で暗い訳だ。
そういえばこのバイクを受け取った時、バイク屋は「このバイクは設計が古くてバッテリーが6Vなんですが、ヘッドライトは12V用バルブでも点いたんで電装系は大丈夫です」と言っていたっけ。その時は「あぁそうか、12V用バルブでテスト的に点けてみたのか」と思ったのだが、そうじゃなくて12V用バルブをそのまま使っていたのだ。
バルブの座金が当たる部分は少し錆びていた。
マイナスドライバーで錆を落としてからバルブを取り付け、元通りに組み立てて作業は完了である。
以前から気になっていたスピードメーターの誤差を確かめる為に、交通量が殆ど無くて速度一定である程度の距離がある場所をネット上の地図で探したら、近くの堤防なら良さそうなので実際に行って見た。
交通量は15分に車1台が通るかどうかで、交差点から交差点まで2km以上ある。しかも、ネット上の地図で測ると鉄塔から堤防の降り口までがちょうど2km、実際に走ってメータの距離を見ても2kmなので、この区間で測ることに。
距離が決まっているので、その区間を走った時間を計れば実際の速度が判る。ハンドルに腕時計をはめて秒針が見える位置で固定し、助走して目印の鉄塔から降り口までをメータ上で速度が一定になるように走れば良い。
実際にやってみると、平坦に見える堤防上の道路には凸凹が結構あって、速度を一定に保つのが非常に難しい。アクセルを操る手が凸凹でほんの少しでも動くと、そのまま速度の変化に繋がってしまうのだ。
多少の変化は「誤差の範囲」と目を瞑ることにして区間の走行時間を計るが、突然の強い風で速度が大きく落ちたりする事もままあって、なかなか上手くは行かない。結局2時間以上同じ区間を行ったり来たりを繰り返す羽目になった。
20回以上繰り返し走った結果から計算してみると、メータの誤差は+15%と出た。メータ読みで60km/hの位置で測定したので、他の速度でも誤差が同じ割合かどうかは確認していないけれど、メータの機械的な構造から誤差が大きく変化するとは考え難いので、誤差はほぼ一定と考えて差し支えないと思う。
この誤差を考えると、実際の速度は次の通りとなる。
メータ表示 (km/h) | 実際の速度 (km/h) |
---|---|
30 | 26.1 |
40 | 34.8 |
50 | 43.5 |
60 | 52.2 |
70 | 60.9 |
80 | 69.6 |
Amazonで出ていた安いメータなので、予想通り、かなりのハッピーメータだが無いよりは遥かにマシだ。
このTLには色々と手を入れてきたので、入手直後よりはだいぶ良くなってきた。リアのサスペンションの取り付けが上下逆になっているのが気になるけれどサービスマニュアルが無いので締付けトルクがどれ位なのかも分からないし、、直ぐ直さなければならない程でもないので、様子を見て気になるようになったら手を入れよう。
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