SSブログ

わの会東海支部撮影会(その3) [カメラ]

前回からの続き)

 朝4時過ぎに目を覚ますと、既に外は明るくなり始めていた。幸い、雨は降っていない。早朝撮影は4時半からで、4時10分頃から参加者の出掛ける音が聞こえていたけれど、しばし布団の上で惰眠を貪る。デジタルなら感度を上げて撮影すれば良いだろうが、フィルムだと光量が足りず、スローシャッターになってしまって難しいのだ。
 5時になってから同室のMさんも拙者も各自の車で撮影に出かける。
早朝の阿寺渓谷
道幅の広い場所に車を停めて撮影し、再び動いては停まって撮影し、というのを繰り返す。
早朝の阿寺渓谷の岩肌
早朝の阿寺渓谷の岩肌・花
だいぶ明るくなっていたが、岩肌などは暗くて絞り開放でもシャッター速度は1秒。場所によっては2秒以上の時もあり、肉眼で見える以上にまだまだ暗い。
早朝の阿寺渓谷の岩
7時から朝食なので、6時50分過ぎまで撮影してから宿に戻る。すると、ポツポツと雨が降り始めた。ロビーで雑談していたら、T市から参加のUさんから早速差し入れを頂く。
Uさんから差し入れられた朝のビール
今日は車を運転して帰るけれど、一缶なら3時間でアルコール分は抜けてしまうから大丈夫。(笑)
# Uさん、有難う御座いました。m(_"_)m
1階の部屋でビールと共に朝食を頂く。
あてら荘の朝食とビール
食後のコーヒー
食べ終わってロビーに戻ると、結構な量の雨になっている。
 今日の午前は柿其渓谷へマイクロバスで行って撮影する。9時出発の予定だったが、バスが他の客を迎えに伊那へ行ってて、時間までに戻れないとのこと。ロビーで待つ間に雨具の用意もしておく。具体的には、直径の大きな折り畳み傘、傘を支える「さすべえ」(自転車用でなくてカート用:三脚に取り付けて使う)、バイク用レインスーツの上着、カメラを包むタオル、である。
カートさすべえ (カート用傘スタンド)

カートさすべえ (カート用傘スタンド)

  • 出版社/メーカー: ユナイト
  • メディア: ホーム&キッチン


ちなみに、「カートさすべえ」を使うと、こんな感じになる。
三脚にカートさすべえを取り付けた状態
ファインダーを覗くと背中が傘からはみ出してしまう事が多いので、レインスーツの上着を着て濡れるのを防ぐ、という訳だ。
 9時半過ぎにマイクロバスが戻ってきたので、皆さんと共に乗り込んで柿其渓谷へと向かう。雨脚はかなり強い。

 通常ならマイクロバスが柿其渓谷の駐車場まで入るそうだが、今回の運転手さんは不慣れだったようで駐車場に入る道の手前で全員降りる。拙者はレインスーツの上着を着て傘を差し、徒歩で5分ほど坂道を下って渓谷へ。初めての場所なので、まずは牛ヶ滝へ向かい、戻りながら撮影することに。
 恋路の釣り橋で対岸に渡り、雨の降りしきる中を歩く。アップダウンのある細い山道で濡れた岩が滑りやすいので、足元を常に注意しながら進む。10分弱進むと、かなり急な階段が見えてくる。
柿其渓谷・牛ヶ滝へ向かう途中の階段
「うわぁ、結構上るな」と思いながら上って降りたら、その先にはまた同じような階段が。ハッセルブラッド一式を詰め込んだカメラウエストバッグがずっしりと重い。「うーん、参ったなぁ...でも、折角来たんだから」と先へ向かう。滝の近くは階段だらけで、何度も上ったり下りたり。ゼーゼー言いながら5分ほど進むと、滝を見下ろす展望台に到着。
展望台から見る牛ヶ滝
上ってきた階段を見下ろすと「悪天候時はここまで!」と書かれた看板が。
「悪天候時はここまで!」と書かれた看板
展望台に来るだけでもかなり草臥れたが、まだ更に滝に近づく道がある。「うーん、晴れていれば良いんだけど...でも、折角だから」と歩き出す。
 かなり急な階段で、最後の方は足を横にしないと踏み外してしまうほどの幅しかない。慎重に進み、何とか到着。
最後の展望台から見る牛ヶ滝
滝全体が見渡せるので、やはり展望台よりも良い。わざわざ来た甲斐があった。
 滝をタップリ撮影したら、また急な階段を上ったり下りたりしながら来た道を戻る。階段が終わって比較的平坦な場所まで来たら、時々停まって撮影する。
柿其渓谷の渓流
柿其渓谷の狭まった流れ
12時少し前に駐車場へ戻り、マイクロバスに乗り込んで予定通り12時頃に出発する。次は道の駅大桑で昼食だ。随分と歩いたのでお腹が減った。(笑)
 この後、問題が発生するとは未だ気が付いておらず、「早くご飯が食べたいなー」なんて暢気に構えていたのであーる...

(続く)
nice!(28)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 28

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました