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パソコン入れ替え [雑感]

 昨秋入れ替えたLenovoのX220は、ここ1か月ほどでヘッドホンの右が時々音が出ないという現象が出るようになった。
いつも使っているパソコンLenovoのX220
しかも、Windows10にアップグレードしてからは、なぜか時々動作が不安定になる場合がある。入手してから毎日使っているとはいえ、ビジネスユースではないから、その使用量は知れている。元々レンタル落ちのPC(パソコン)で、以前どのように使われていたのかは分からないものの、5年以上も前のモデルだし、それなりに酷使されていたであろうことは容易に想像できる。

 そんな時、子供が自分のPCで使うために購入したソフトが、実はハードウェア上の制限に引っかかってしまって動かないと判明。ハードを増強しても、古いPCでは動かすのが難しい様子なので、「じゃぁもう少し新しいノートPCを探すか。」ただ、購入したソフトにははっきりとは書いてないのだが、場合によってはノートPCでは動かない可能性もあるらしい。
 「じゃぁ、まず比較的新しめのノートPCを買ってインストールしてみて、ダメだったら拙者が使うことにして、改めてデスクトップPCを探そう。」子供が使っているノートPCは、性能の低い妻のPCと入れ替えれば、当分の間PCの性能について心配する必要もなくなる。

 「まずは手頃なノートPCを」と思いながらオークションを覗いたら、X240が随分と安い値段で出ているではないか。「えぇっ...でも、どうして?」
 よく見ると、キーボードが日本語配列ではなく、英語配列になっているし、OSは含まれていない。それに、上面に四角いシールの痕が残っている。恐らくは、企業などで一括購入されたか、あるいはリースやレンタルで使われていたものだろう。
 画像を見る限りでは酷使されたような形跡はないし、動作も正常というから「じゃぁ、これで」と入札したら、他に入札者はおらず、あっけなく落札でき、自宅に届いた。
自宅に届いたパソコンの箱
早速開梱して取り出す。
取り出したX240
オークションの画像通り、上面にシールの痕がある。画面を開く。
X240の画面を開いたところ
X220と違って妙にすっきりした感じ。よく見ると、ハードディスクのアクセスランプやスリープボタンなどが無く、必要最低限のキーしかない。
X240の英語配列キーボード
「ええっ!?」と驚いたのは、ENDキーとInsertキーが同一で、Fnキーで切り替えるようになっている部分だ。Fnキーをロックすると一番上の列のキーが通常のファンクションキーとなるが、この場合ENDキーはInsertキーになっている。一応Fnキーの右上のLEDが光ってロックされたことが判るようになっているけれど、普通に考えればInsertよりもENDの方を頻繁に使うと思うのだが、何故Lenovoはこのような仕様にしたのだろうか...???
# ひょっとしたら、設計者はキーボードを殆ど使わないのか?
 念の為に、外観も一通りチェックする。序にX220と比べてみた。左が今まで使っていたX220、右が落札したX240。
X220とX240はほぼ同寸
上から見る限り、サイズはほぼ同じだ。底面は結構違う。左がX220、右がX240。
底面はX220とX240ではだいぶ違う
電池やドック用コネクタの位置が違う。X240にはメインメモリにアクセスする為の蓋が無い。メモリ交換は裏蓋全体を取り外して行う仕様になっている。
 横から見る。上がX240、下がX220。
X220よりもX240の方が薄い
X240の方が薄いが、USBコネクターは2ヶ所(左右に1ヶ所ずつ)しかない。
 ACアダプターも同じ形状だが、サイズが小さくなった。左がX220用、右がX240用。
ACアダプターもX240用の方がやや小さくなっている
大きさが違うので、当然出力も違う。
ACアダプターの裏面
X220用は65Wだが、X240用はワット数の表記が無い...と思ったら、小さな字で「51.48Wh」と書かれていた。
 外観チェック後に、X240に電源を接続して動かしてみたら、動作確認用に入っているWindows7が問題なく動く。動作は正常だ。

 動作確認が取れたので、新たにWindows10を用意してクリーンインストールする。
Windows10をクリーンインストールする
20分ほどでインストールが終了した。
インストールが終わってWindows10が動いたところ
SSDだからか、インストールが早く済んだ。ディスク容量を見ると、まだまだ余裕がある。
ディスク容量には余裕がある
この状態で子供の購入したソフトを入れてみたら、動くには動いたけれど、動作がカクカクでまともに使えるような状態にはならない。グラフィックの能力が足りないようだ。
 こんな状態では使い物にならないので、子供用には別途デスクトップPCを安く調達することにして、拙者がこのX240を使うことに。

 普段使っているソフトをあちこちからダウンロードしてインストールする。具体的にはFirefox、Thunderbird、Gimp、Vim、回路エディタなどである。一通り全部入れても、使う容量は全体の1/3程度で、まだ余裕がある。
 更に、X220から必要なデータを移行する。音楽CDを取り込んであるのだが、そのデータ量が20GBほどあり、
# これでも所有CDの1/7程度しか入れてないんですけどねー。
USBにコピーするのに随分と時間がかかった。ということは、X240にコピーするのにも同じような時間がかかるということでもある。(汗)
 インストールからX220の全データの移行まででほぼ丸一日かかった。

 使い始めてみると、起動やシャットダウンはX220よりもかなり早い。X220だと起動が完全に完了するまで1分ほどかかっていたが、X240は15秒ほどで完了してしまう。X220でもそれなりに満足していたのだが、この速さを見てしまうと「X220は遅いなー」って。(笑)
 UNIXで仕事をしていた頃は客先でSunやHPのマシンを使う機会が多かったので英語配列でも日本語配列でも全く苦にならなかったが、SE現場を離れてから既に5年以上経っていてブラインドタッチでは記号入力で頻繁に間違ってしまう。こりゃぁ修行のやり直しだな。(汗)
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コメント 4

tama

やっぱりウィンドウズ10にはパソコンを壊すウィルスが仕込んであるんですよ。私のノートもHDDが壊れましたから、少なくとも日本で2台はパソコンが壊れたという事実は間違いないところです。(^^

そうそう、壊れたハードディスクから有償でDLしたハイレゾの音楽を救出しようとしましたが、だめでした。もうOSが立ち上がりません。あきらめました。
by tama (2016-08-26 12:29) 

Rifle

tamaさん
MicrosoftのOSは各種障害に対して非常に弱いのが難点ですね。まぁ所詮はパソコン坊やが作った製品なので仕方ないです。
起動しない場合は本屋で売ってるLinux書籍に付いてくるCDで起動させると、ハードディスクの内容を読み出せることも多いですよ。
by Rifle (2016-08-26 16:50) 

Take-Zee

こんばんは!
やはり新しく来た品は良いですね。
by Take-Zee (2016-08-26 19:30) 

Rifle

Take-Zeeさん
製品は日々進化しているので、新しい方がいろいろな面で優れていますよね。
ただ、既存パソコンがすぐに陳腐化してしまうので、本当に良いのかどうかは?です。
by Rifle (2016-08-26 20:42) 

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