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夏涼しいカルペデイムへ(その1) [雑感]

 今年も諏訪・池のくるみ(踊り場湿原)にあるヒュッテ カルペデイムへと出かけた。昨年はお盆の時期月末の2回に分けたが、今年は子供の都合で月末に2連泊となった。子供は我々が出発する2日前に学校の合宿で既に出かけているので、行きは3人となる。

 8月24日、6時に起きて出発の準備をし、朝食は取らずに7時半に自宅を出発する。というのは、こんなものが亡き父のタンスから出てきたのだ。
箪笥から出てきたコーヒーチケット
このコーヒーチケットは発行したお店でないと使えないので、コメダ浜町店へ。
コメダ浜町店
15年前のチケットだけれど「そのまま使えます」とのことなので、モーニングセットを注文した。尾張地方だから、パンに付けるのは勿論「餡子」である。
コメダのモーニングセット
喫茶店でモーニングを食べるなんて20数年振りだなぁ。(笑)

 1時間ほどのんびりとしてから出発する。今日は宿へ向かうだけなので、敢えて目的地は定めず適当にあちこち走ることに。
 まずは小牧東ICへ向けて県道183を進む。平日で、しかも通勤時間帯を過ぎているので、交通量は比較的少な目で走り易い。県道461・県道49と進んで小牧東ICから中央道に入る。まだ9時半なのに、車のメーターパネルに表示される気温は既に30度近い。しばらく走って座光寺PAでトイレ休憩する。エアコンの効いた車内から出ると「むわっ」とした暑さに包まれてゲッソリ。(汗)
 再び走り出すが、対向車線には覆面パトが餌を食べてるのをよく見かけるのに、こちらの車線には不思議と居ない。それでも用心しながら進む。
 見晴らしの良い諏訪湖SAに車を停め、しばし諏訪湖を眺める。
諏訪湖SAからの眺め

一寸遠景が霞んでいるけれど、良い景色だ。
諏訪湖SAからの眺め
まだ11時半だが、停まった序に持参した軽い昼食もここで食べる。
諏訪湖SAからの眺め
食べ終わったら、地図を眺める。
 もう正午だから明るいうちに宿に入ろうと思うとそんなに遠くには行けない。軽井沢は激しい渋滞で身動き取れないだろうから避けて、久し振りに麦草峠を越えることに。

 食べ終わったら走り出し、小淵沢ICで降りる。県道11を清里方向へ進む。メーターパネルの気温表示は26度を指している。「えっ、涼しいの?」窓を少し開けると、やや湿った感じはするものの涼しい風が入り込んできた。以後開けたまま走り続ける。
 JR清里駅前を通ると昭和末期の賑わいは何処へやら、シャッターを閉めた店が多く、ひどく寂れている。バブル景気と共に心中したような感じだなぁ。
 国道141を佐久方向へ進んで、JR小海線の鉄道最高地点(1575m)に寄る。
小海線JR鉄道最高地点(1575m)
以前は踏切しかない殺風景な場所だったが、今は近くに石碑やホテル、土産物屋が出来ていて完全な観光地になっている。
JR鉄道最高地点(1575m)
踏切の近くでは見たことのない花が咲いていた。
JR鉄道最高地点(1575m)で咲く花
周囲が騒がしいと思ったら、列車が走ってきた。
JR鉄道最高地点(1575m)を通過する列車
踏切周辺には、にわかカメラマンが勢揃い。(苦笑)
 車に乗り込んで地図を見たら「松原湖」が目に留まったので、そちらに向かって走り出す。

 松原湖入口の交差点で県道480へと進み、坂道を登っていくと松原湖の看板が見えてきたので右折して無料駐車場に車を停める。
信州森の小径整備事業 松原湖高原ふれあい遊歩道案内図
日差しは強いが、気温は高くないので木陰に入ると涼しい。
松原湖高原の遊歩道
松原湖高原の遊歩道
湖の周囲にはお社が幾つもある。
湖畔の神社
一番大きい神社の前には苔むした階段があるけれど、殆ど使われていないようだ。
使われてなさそうな石畳
周囲の小径も人通りは無い。
人気の無い小径
近くには草花が咲いていた。
松原湖畔の草花
松原湖畔の草花
湖では船の上から静かに釣り糸を垂れている人が多い。邪魔にならぬようゆっくり歩いて戻る途中、行きには気が付かなかった大木が見えた。
松原湖畔の大木
近くには黄色い花が咲いている。
松原湖畔の黄色の小さな花


 車に戻り、県道480を茅野市方向へと進む。初めて通る道だが、路面の状態は結構良い。数多くのバイクとすれ違う。
 国道299に入り、麦草峠へと進むと、大きなカーブを曲がり切った所で乗用車が草むらの中に埋まっていた。近くに初老の夫婦が立っていたから、恐らくはオーバースピードでカーブを曲がった際にスロットルとブレーキの操作を間違えてオーバーステアになり、対向車線の右方向へ飛び出してしまったのだろう。自業自得だな。(溜息)
 白駒池は駐車場が有料なので、そのまま通過。(笑)時折狭くなる国道は対向車が結構多くて気を遣う。やや慎重に進んで、国道の2番目に標高の高い麦草峠(2127m)に着く。
国道299麦草峠(標高2127m)
峠は車を停めるスペースが少し広くなった以外は、以前と変わらない。すぐ近くの丘に人が歩いた痕があったので上がってみた。
麦草峠の林
気温は17.5度で涼しい。人が歩いた痕があちこちにある。
麦草峠の林は人の歩いた痕が多い
一寸休憩してから再び走り出す。

 時折ポツポツとフロントガラスに雨粒が当たるものの、強い降りにはならない。別荘地に入ると、どこも車が止まっていて使っているようだ。途中、看板を見ながら別荘地を抜ける道に入り、県道192へと進む。女の神展望台で車を停める。
女の神展望台
見晴らしは良さそうだが、雲が多くて遠望が利かないのが残念だ。
女の神展望台は曇っていて遠望が利かない
本来なら、この看板のように見えるらしい。
女の神展望台の説明看板
雨は降らないものの、空はどんどん重たい感じになってきている。しばし景色を楽しんでから車に乗り込んで走り出す。次は宿のカルペデイムだ。

 県道192を進んで白樺湖近くで県道40に入ると、とうとう雨が降ってきた。かなり強い降りだ。白樺湖脇を通り抜け、大門峠を越えると更に降り方が強くなり、前方が白っぽくなってしまって非常に運転し難い。車山高原を通り抜け、霧ヶ峰で南へと降りる道へ左折する。強い雨で周囲は良く見えない。
 坂道を下って霧ヶ峰湿原植物群落(踊場湿原)の端にあるカルペデイムに17時過ぎに着くが、強い雨で雷も鳴っていて降りるに降りられない。車の中で雨が弱くなるのを待っていたらカルペデイムのオーナー・クマさんが我々に気が付いて傘を差して車に近づき「もう一寸雨が落ち着くのを待つ方が良いね。」その後もしばらく強い雨が続き、車を降りたのは17時半過ぎだった。クマさんによると、前日も夕方は今日のような強い雨だったそう。
 部屋に荷物を置いて、ホッと一息つく。お風呂の後はお楽しみの夕食だ。
カルペデイムの夕食・魚料理
魚料理の次は肉料理が出る。
カルペデイムの夕食・肉料理
食後のデザートはちょっと変わったものだった。
カルペデイム夕食後のデザート
一見豆腐だが、これが思いのほか美味しい。
 夕食後はいつものようにおしゃべりタイム。妻は22時頃に寝たけれど、拙者は0時までおしゃべりして「お休みなさい。」明日は昼前に子供を迎えに行くだけだから、朝はゆっくり起きれば良いよな...。(--)z

(続く)
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たくや

麦草のパーキングは何年か前に大きくなりましたね。
この辺りバイクで走ると気持ちが良いですが、霧ヶ峰付近で取り締まりの情報もあるから、怖いです(笑)
by たくや (2016-09-02 14:53) 

Rifle

たくやさん
霧ヶ峰で取り締まり!?昭和の時代から毎年通ってますけど、それは知りませんでした。オー怖っ!(笑)
by Rifle (2016-09-02 20:08) 

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