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古い扇風機の修理は手強い [電子回路]

 自宅の古い扇風機は、動かすと時々「カラカラ」という小さな音がするようになった。
昭和の時代の扇風機
昭和30年代後半に製造されたと思われる、日立製作所のD-3030という機種である。
日立の古い扇風機D-3030
本体上部にオイルを差す穴があるので、そこにミシン油を数滴たらした。
本体上面にあるオイル穴
しかし、やっぱり音は止まらない。何しろ拙者よりも年寄りだから、あちこちだいぶ草臥れている筈。羽根を覆っているカバーも緩くなってガタガタしていることもあり、一度バラシてみることに。

 まず、羽根を覆うカバーを外す。
羽根を覆うカバーを外したところ
背面のカバーはネジ一本で留められている。
背面のカバーはネジ一本で留められている
背面を開けたら中は埃まるけ。
背面カバーの中は埃だらけ
50年以上経ってるにしては、案外埃は少ないという感じがする。カバーに覆われていたからだろう。
 羽根を覆うカバーがガタガタ動くのは、支えている支柱の根元にあるボルトが緩んでいるからだった。
羽根を覆うカバーを支える支柱のボルト
オイル穴の下には漏斗状の樹脂パイプが繋がっているけれど、中は埃が厚く積もっている。これでは注した油を吸ってしまって、肝心なモーターの軸に届かない。
オイル穴に繋がる樹脂のパイプは埃で詰まっていた
中の埃を全て摘み出して奇麗にする。
 ここまでは順調だったが、どうやっても羽根が外れない。付け根にあるネジを外してもビクともしないのだ。
扇風機の羽根の根元にあるネジ
そういえば、この扇風機の羽根を外したことは一度も無い。組み立ててあるのだから当然外れる筈なのだが、何をどうやっても外れてくれないのだ。

 実は、この作業を始めたのは暑くなってきて扇風機を使い出した5月初頭で、以後ずーっと時々羽根外しで格闘しているのだけれど、外せないまま現在に至っている。羽根が外れないと全体を分解することができないので、何としても外したいが...今のところ、いつ外せるかは不明なのであーる。(滝汗)
 この記事の続編を書ける日が来ると良いのだが...???

続く
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Take-Zee

こんにちは!
さてさて・・思わぬ強敵が出てきたもんですね?
なんちゃって技術さんにも不可能があったかな。
今回は四苦八苦ですか?

by Take-Zee (2016-09-21 13:58) 

Rifle

Take-Zeeさん
拙者よりも高齢なので無理すると壊れちゃいそうだし、説明書は無いしで、今回は思いっ切り苦戦しています。
羽根を外さないと分解できない構造になっているので、かなり参ってます。(汗)
by Rifle (2016-09-21 18:08) 

tama

メッキされた先端のスピンナーは外れませんか?
これよりちょっと新しい扇風機は、だいたいそんな構造ですね。しかも逆ネジだったりします。
by tama (2016-09-22 09:07) 

Rifle

tamaさん
昭和40年代になると羽根先端のスピンナーはが外せる構造になりますけど、コイツは羽根と接着されてて外せないんです。
ガッチリくっついてるんで、どうやっても外れてくれないんですよ。(泣)
by Rifle (2016-09-22 10:35) 

てんてん

お風呂の換気扇が、音がするようになって気になってます。
メンテは、業者へって書いてあるんですけろ
分解してみたいんですよねぇ
でも
第一歩であるカバーの外し方が分かりまへん^^;
by てんてん (2016-09-22 11:50) 

Rifle

てんてんさん
近年の製品は何かと「メンテは業者へ」というものばかりになっちゃってますね。PL法の影響かも知れませんが、設計レベルが低下しているのでは?とも思います。
換気扇カバーは、ネジ止めでないなら手前に引くか、上下左右のどちらかにずらすと外れることが多いですヨ。

by Rifle (2016-09-22 15:06) 

たくや

懐かしい形ですね~
by たくや (2016-09-23 15:48) 

Rifle

たくやさん
この頃の家電製品はメーカによってデザインに違いがまだありましたよね。
現在はどのメーカも小型でフラットなものばかりで、一寸つまらない感じがします。
by Rifle (2016-09-23 21:43) 

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