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HD800からHD800Sへ [音楽]

 今使っているヘッドフォン・独SENNHEISER(ゼンハイザー)HD800は、主に レコーディング時の最終チェックやCDの鑑賞用などに使っている。
今使っているゼンハイザーHD800
ほぼ満足して使っているけれど、「これでDT770M位に低音が出てくれればなぁ」と思う時もある。beyerdynamic(ベイヤーダイナミック)DT770Mは低域が充実しているので、それと比べてしまうと正直言って少々物足りなさを感じる場合もあったりする。
ボリウムにガリの出ているベイヤーダイナミックのDT770M
これはHD800の低域が貧弱という訳ではなくて、DT770Mとは違う方向性で音がまとめられており、DT770Mのような特性ではない。
 そんなことは百も承知なんだけれど、DT770Mのたっぷりした低域を聞いているとHD800にも無い物ねだりしてしまうのである。

 先日、何気なくネット上を徘徊していたら、程度の良さそうな中古のHD800Sを発見!新品時の価格を考えると、かなりお値打ちな額だ。ネット上の情報を漁ると、HD800SはHD800よりも低域が充実しているらしいと判る。
 5日ほど悩んだけれど、結局手に入れてしまった。お陰で、財布は絶対絶命の瀕死状態である。(滝汗)
入手した中古のHD800S
入手した中古のHD800S
二つを並べて比較してみる。まずは外箱から。左がHD800、右がHD800Sである。
外箱の比較
サイズや色は変わらないものの、印刷されているロゴが違う。
中を見ると、形状は全く同じだけど、本体の色が違う。左がHD800、右がHD800Sで、HD800Sは艶無しの黒になっている。
ヘッドフォン本体の色が違う
ヘッドフォン本体の色が違う
早速CDを数枚聞いてみる。聞き始めて直ぐ「100Hz前後の低音がHD800よりも出てる!」と感じた。付属してきたマニュアルを見ると周波数特性のグラフが出ていて、150Hz以下が数dB高くなっている。聞いた時の感覚と同じだ。
HD800の周波数特性グラフ
グラフでは6-7KHz辺りが少し落ちていて10kHz以上は少し上がっているけれど、この音域はどの音楽でも成分がかなり少ないので殆ど気にならなかった。

 今まではベース等の低音域のチェックにDT770Mも多用していたけれど、その出番は少なくなりそうだ。
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みうさぎ

懐ピンチになってしまったけど
収穫ありだね(^-^)v
by みうさぎ (2017-12-18 17:08) 

Rifle

みうさぎさん
懐は厳冬期に入っちゃいましたけど、音楽で暖まります!(笑)
by Rifle (2017-12-18 17:26) 

tama

材質に惹かれ、懐具合を考えず、オーバーヘッドタイプを予約注文しました。
https://www.fostex.jp/products/t60rp/
しかし落ち着いて考えたら、アンプにもCDPにもヘッドホン端子がありません。iPodとスマホでしか使えないことに気づきました。
by tama (2017-12-19 03:04) 

Rifle

tamaさん
へぇー、Fostexは面白い物出してますねぇ。
CDPがヘッドホン出力無しならヘッドフォンアンプが要りますけど、これが結構曲者だったりします。
by Rifle (2017-12-19 07:38) 

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