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360モデナで富士宮へ [フェラーリ]

 9日、360モデナを購入したお店「ロッソ・コルサ」と富士宮のXcely(有限会社高恵製作所)の合同BBQがあった。前回と同様に子供は友人I君と参加するので、前日8日に妻の実家に泊めて貰い、集合場所で合流する。今回は子供が乗るSLKのナンバーステー制作に向けての採寸も兼ねている。

 5時半過ぎに起床するも、外は生憎の雨。まぁ、天気ばかりはどうしようもない。6時に朝食を食べ、地図と傘を360モデナに載せて6時半に自宅を出発。県道183・県道64・県道461(尾張パークウェイ)・県道49と進んで小牧東ICから中央道に入る。
 中央道は朝早いのに意外にも交通量が多い。バンやトラックなどの商用車が目立ち、全体的な流れはやや遅い。時間的にギリギリなので、遅い車を抜かしながら先へと進む。岐阜県に入ると雨が徐々に強くなり、恵那IC手前では視界が霞むほどの強い雨になる。中津川IC手前まで来ると雨は弱くなったが、相変わらず降り続いている。
 恵那山トンネルを抜けると雨は上がったが、路面はしっかり濡れている。トイレに行きたくなったので、駒ケ岳SAへ。
トイレ休憩に寄った駒ケ岳SA
まだ朝早い時間帯なのに、駐車スペースは埋まっている。
駐車スペースは一杯
少し体を動かしてほぐしてから、再び走り出す。

 雨は降ったり止んだりを繰り返しているが、幸い強く降ることはない。集合場所の諏訪湖SAには集合時間10分前の9時50分に無事到着。子供達は1時間ほど前に到着したという。諏訪湖には雨雲が圧し掛かっていた。
雨が降る諏訪湖
徐々に参加車両が集まってくる。
諏訪湖SAに集まった参加車両
諏訪湖SAに集まった参加車両
今回は雨天という事もあり、参加車両は少ない。
 雨だとSAやPAで車を降りて動くのが少々厄介になるので、ここからは何処にも寄らずに直接現地へ行くことを確認してから走り出す。

 走り出してしばらくは小雨だったが、山岳地帯に入ると激しい雨となる。大した速度でもないのに、路面に雨水が全体的に広がっている所などでは、ハイドロプレーニング現象でタイヤの接地感が時々無くなったりする。山梨県に入ると雨は止み、雲の切れ間から青空が見える。交通量はそんなに多くないので、遅い車を抜きながら先へと進む。
 双葉JCTを通り過ぎて甲府南ICで降り、国道358を南に向かう。初めのうちはスムーズだったが、上り坂が連続する箇所に差し掛かると巡航速度が極端に落ちてしまう。曲がりくねっているので見えないけれど、どうやら先頭に大型車が居るらしい。トロトロと進んで精進湖を右に見ながら右折して国道139に入る。
 朝霧高原で激しい雨に見舞われながらも先へと進み、11時少し前に無事Xcelyに到着。雨は降ったり止んだりを繰り返している。
雨は降ったり止んだり
参加者が揃ったら、早速BBQの準備。まずは炭を用意して火起こしする。
バーベキューの炭を用意
火が安定したら肉を投入。まずは鶏肉から焼き始める。
鶏肉から焼き始める
焼きながら何度も塩コショウを振るK社長の味付けは絶妙だ。
鶏肉に胡椒を振る
鶏肉に塩を振る
じっくり味をしみ込ませながら焼くと出来上がり。
出来上がった鶏肉
次から次へと肉類を焼き続ける。
下がりと豚肉
下がりと豚肉
ホルモン
ホルモン
再び鶏肉
肉を焼いている合間にナンバーステーの採寸・試作も同時並行で作業が進んだ。
最後の〆は富士宮やきそばだ。
シメの富士宮やきそば
食後はしばし談笑する。天候の都合で、今回の参加車両は少な目だ。
今回の参加車両
今回の参加車両
今回の参加車両
今回の参加車両
今回の参加車両
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい、気が付けば既に15時を大幅に回っていた。後片付けをして15時半頃にお開きとなる。14時頃からは雨は止んだままで助かった。

 次は諏訪湖SAに集まることを確認してから15時45分頃にXcelyを出発。来た道を戻るが、止んでいた雨がまた降り出してきた。朝霧高原はかなり強い雨に降られた。
 精進湖で国道358に入るが、こちらでもやはり先頭に遅い車が居るらしくてノロノロと進む。途中の信号で停められたりして、まとまって走っていたのが徐々にバラバラに。
 甲府南ICで中央道に入る。交通量は少な目なので走り易い。不思議と覆面パトも見かけず、順調に進む。山梨県側は雨は降っておらず青空も見えるほどだったが、進むに連れて雲の厚みが増して行き、時折雨が降るようになる。諏訪湖SAに入ると小雨が降っていた。遠景も霞み気味だ。
諏訪湖SAは雨
雨のせいか、建物から離れた位置の駐車スペースはがら空きだ。
建物から離れた駐車スペースはがら空き
しばらくしたら参加車両が揃った。
諏訪湖SAに集まった参加車両
本日のツーリングはここで終了。「お疲れさまでしたー!」ここから五月雨解散となる。

 モデナ360は電装系に問題があるので、そのままロッソコルサに行って車を預け、代車で帰宅することに。
 みんなと一緒に走り出し、伊北ICで降りる。国道153を南下するが、途中で改造ヨタ車がしつこくくっ付いてきた。何を勘違いしたのかは知らないが、鬱陶しいので県道19へと出てロッソコルサに到着。
ロッソコルサに到着
モデナ360は先週突然アラームシステムが早朝に誤動作して大音量アラームが鳴って慌てたが、数日後何もしていないのに突然ルームランプが付いたりして何だかおかしい。
 更に、2日朝にエンジンをかけようとしたらバッテリーが上がっていてウンともスンとも言わなくなってしまった。恐らく寝ている間などの気が付かないうちにルームランプが付いたりしてバッテリーを上げてしまったのだろう。それで、改めてチェックして貰うことにしたのである。

 代車はワゴンRの予定だったが、たまたま代車が複数台揃っていたので、子供の希望で(以前にも借りたことのある)ホンダ・フィットになった。
 子供がフィットに乗りたいと言うので、SLKに拙者と友人I君が乗って17時半過ぎに各自出発した。県道19・県道87と走って伊那ICから中央道に入ろうとしたら、電光表示板に「飯田山本ー中津川 事故通行止」の表示が。「ゲッ、通行止め!?...でも、全部下道で中津川までじゃ時間がかかるから、とりあえず行ける所まで行ってみよう。」
 中央道は交通量がかなり多いが、スムーズに流れている。流れに乗って進むと、やはり飯田山本ICから先は進めず、強制的にIC出口へと誘導された。ICの料金ゲートを出た所から激しい渋滞。国道153に出るまで通常なら30秒ほどで通り抜けるところを30分近くかかってようやく国道に出た。
 時間が既に遅い為か、交通量は少ない。流れに沿って淡々と進む。
 そのまま国道153を進むか、それとも国道256で妻籠を抜けるかで迷ったが、国道153は距離が長く時間を稼いでしまうので国道256へと進む。

 昼神温泉街の手前から「清内路トンネル片側通行」の立て看板があちこちにある。温泉街を抜けて道が大きくカーブしたと思ったら渋滞で動かなくなってしまった。「工事渋滞?でも夜に渋滞なんておかしいなぁ。中央道の通行止めが関係してる?国道153を進んだ方が良かったかなぁ???」国道256を選んだことを後悔したが、既にかなりの距離を走ってしまっているので今更戻る訳にもいかない。
 ウンザリしながら待っていると、3分程度の間隔で車列が少しずつ進むことに気が付いた。「3分おきに対面通行を切り替えてるのか?」そうだとしたら、対向車が殆ど来ないのはおかしい。どうして???
 時間をかけてトンネル入り口が見える所まで進むと、警備員は立っているものの、ただ見てるだけで何もしない。「ありゃ?警備員が通行を仕切ってるんじゃないんだ...。」トンネルを抜けて左右に曲がりくねるカーブに差し掛かるが、見える範囲全てが渋滞している。どうやら渋滞の原因はもっと先にあるらしい。
 ウネクネの区間を過ぎると少し流れるようになった、と思ったらほんの少し進んだだけで再び渋滞で止まってしまった。「一体、どーなってんの??」相変わらず3分程度の間隔で車列が少しずつ進むのを繰り返す。イライラする時間だけがどんどん過ぎてゆく。

 1時間以上かかってようやく渋滞の原因に辿り着いた。
渋滞の原因となった臨時信号機
臨時信号機が3分の設定になっていて、対向車は滅多に通らないのに3分毎に切り替わるようになっているから渋滞になったのだ。
 自分の前の車が通過中に信号が赤になってしまったので「ちぇっ、まだ3分待つのか」と思いつつ停まったら、後ろに付いていたトラックと乗用車3台が信号を無視して走って行った。「ルールすら守れない酷い奴らだなぁ」と思いながらも3分間待つ。カップラーメンの出来上がりを待つのとは違って、待っている間も「未だか未だか」とイライラが更に募る。カウントダウンする数字が更にイライラを増強する。

 やっとこさ青になって走り出す。
 道を拡幅する為に一車線のみ通行できるようにしてあるのだが、その区間が非常に長い。「3分間隔は長過ぎなんでは?」と思っていたが、実際に走って見ると「こりゃ3分無いと走り抜けられないかも。」
 そこそこのペースで走っていたら、先ほど信号を無視して走って行った車列に追い付いてしまった。しかも、結構鈍いペースだったのでタイミングを計って一台ずつ抜き去るが、カーブだらけでトラックだけは抜けなかった。
 かなり鈍いトラックにくっ付いて大人しく走り、ようやく国道19に出られた。通常なら40分かかるかどうかの区間なのに、1時間半以上かけてようやく抜けられた。

 国道19は基幹国道だけに交通量は結構多いものの、流れはそこそこスムーズ。渋滞でイライラした分、車で流すのが気持ち良い。
 落合川を渡って片道2車線になると交通量も倍増、巡航速度もやや低めとなる。周りの流れを無視して極端に遅い速度で走る枯葉マーク車が目立つ。交通量がそこそこあるから抜くのが難しく、隣の車線の流れとタイミングを見計らって抜くのが一苦労。そんな車が沢山居るのだから嫌になってしまう。
 中津川ICから先は何もない筈だが、念の為にIC直前にある電光表示板で確認する。愛知県方向は問題無いので、中津川ICから中央道に入る。

 既に21時近いのに、中央道は結構な交通量だ。追越車線をゆっくり走る車が結構居る。そういう車は後ろを見ていないらしくて、近づいても走行車線に戻ろうとはしない。仕方ないので、走行車線に出て抜き去る。そんな事を何度も繰り返しながら先へと進む。夜だからなのか、覆面パトは一台も居ない...と思ったら、恵那ICを超えて少し進んだところで黒いクラウンの覆面パトが白い商用バンらしき車を餌にしていた。合掌。(-A-)
 順調に進んで小牧東ICで降り、朝来た道を戻る。I君を名鉄・犬山遊園駅に送り、自宅へは10時に無事到着。5分後に子供の乗るフィットも到着した。
# 子供は別ルートを通ったらしいが、詳細は不明。

 今回は雨天だった上に、高速道の通行止めという思わぬハプニングもあって帰宅時間が2時間以上遅くなってしまったけれど、無事帰って来られた。めでたしメデタシである。
 360モデナは、走行に関しては全くの正常だから、電装系さえ直れば問題無い筈。修理が終わるまで楽しみに待つとしよう。
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コメント 3

middrinn

なかなか大変でしたね(-ω-、)
360モデナ、なぜ御自身で直し
ちゃわないのかしら(@_@)
by middrinn (2018-09-10 08:49) 

tama

納車早々のトラブル、大変ですね。車の電子化がどんどん進んで、それとともに電装系のトラブルがすいぶん増えたように思います。外国車に多いのが警告灯のつきっぱなし。いまはこれがあると車検に通らないと聞きました。
電子デバイスのいっさいない古い車(バイク)が、かえってずっと生き延びていく気がしています。
by tama (2018-09-10 10:12) 

Rifle

middrinnさん
セキュリティの部分は色々と仕掛けが施されているんで、素人が下手に触ると冗談抜きで壊しちゃいます。(汗)ここはプロにお任せですねー。

tamaさん
国産・外国車を問わず、警告灯点灯は間違いなく車検は通らないです。
モデナも既に15年以上経過しているので、センサーや接点などが劣化しててもおかしくないんですよ。
確かに、キャブ時代の方が生き残る確率は高そうです。でも、割高な税金や高騰する一方の部品代など、維持するのが難しくなってきていますから、難しいところです。
by Rifle (2018-09-10 12:18) 

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