普通のWolffepackザックをレンズケースに(その1) [カメラ]
主に撮影会でハッセルブラッド用カメラバッグとして使っているLowePro(ロープロ)オリオンAWは、長年に渡る酷使でバッグ全体の剛性が落ちてきている。
このバッグは35㎜一眼レフを想定した設計だろうから、画像の状態で機材の重さが7kgを超える中判では荷が重いのは当然、バッグが撓んでしまうのは致し方無い。
今まで「まぁ仕方ないな」と思いながら使い続けて来たが、昨年最後の撮影会では、片手で下から支えないとカメラを入れるのが難しいほどバッグ全体の剛性が落ちていた。撮影現場ではどうする事も出来ないのでそのまま使ったけれど、「こりゃぁいよいよ何とかせねば」と感じたのである。
また、望遠レンズCF500mmはレンズケースに入れているけれど、歩く度にブラブラして岩や木にぶつけないように注意しなければならないのもかなり面倒だ。できれば背負うタイプの方が良いのだが、レンズが重いのでバッグを何度も背負ったり下ろしたりするのも結構大変。「うーん、もう一寸何とかならんのかな?」
以後、カメラ用品メーカのサイトをしつこく調べたり、カメラバッグのレビューを読み漁ったり、を繰り返す。けれど、今時フィルムの中判カメラを使う人は居ないらしく、デジタル一眼レフやライカMシリーズなどの小型軽量カメラを収めた時のレビューばかり。拙者には全く参考にならない。
デジタルカメラ全盛のご時世なので、中判カメラを収めるような大型バッグは数が非常に少なくなっている。しかも、拙者が望むような大型ウエストバッグは見つからない。
「うーん、見つからん...」と思いながらネット上を漂っていた時、Wolffepackの広告動画が目に留まった。このザックは背負うショルダーベルトとバッグ本体が分かれる構造になっていて、ベルトとバッグはワイヤーで繋がっている。金具を外すとバッグが外れ、バッグ本体を胸の方に持ってきてショルダーベルトに引っ掛けて吊るせる。「これならバッグを一々下ろさなくても、レンズを取り出せる!」と考えたのである。
ただ、問題はその価格だ。一番安いモデルでも販売価格は2万円弱と高い。実際に使えるかどうかはやってみないと分からないが、万一上手く行かなかった場合を考えると到底手を出せない。
「都合良く中古なんて出てないよなー」なんて思いながらネットを漁っていたら、一番合いそうなモデル・エスケープがなんと半額以下で売り出されているのを発見!早速手に入れた。
このバッグは結構大きいので、望遠レンズCF500㎜の他にマクロレンズCF135mm+蛇腹レールのセット、更にはテレコンバーターMutar2xも入りそうだ。実際に3本入れてみると、まだ少し余裕がある感じだ。
このままだとレンズ同士が直接ぶつかるので、実際に使うには仕切りが必要となる。手持ちのソフトケースだとCF500mmは入り切らないので、その辺は追々考えるとしよう。
そうなると、ウエストバッグにはカメラ本体503CW+標準レンズCF100mm、望遠レンズCF250mmSa、広角レンズCF50mmの3点が収まれば良い。「本体とレンズ2本か...案外インバース200AWに収まるかも?」早速引っ張り出して入れてみる。
503CWとPME51の組み合わせではバッグに対して一寸大き過ぎな感じで、インバース200AWが「ゲップ」って言い出しそうだが、何とか収まることは収まる。
PME51のアイピースが一寸飛び出しているけれど、一応実用になりそうな感じである。
これで上手く行くかどうかは実際に撮影会で使ってみないと判らないけれど、オリオンAWの後継バッグの方向性が見えて来た。ザックにどうやってレンズを入れるかが解決すれば、次回の撮影会から使えそうだ。となると、レンズの仕切りをどうするか、だな...。
(続く)
このバッグは35㎜一眼レフを想定した設計だろうから、画像の状態で機材の重さが7kgを超える中判では荷が重いのは当然、バッグが撓んでしまうのは致し方無い。
今まで「まぁ仕方ないな」と思いながら使い続けて来たが、昨年最後の撮影会では、片手で下から支えないとカメラを入れるのが難しいほどバッグ全体の剛性が落ちていた。撮影現場ではどうする事も出来ないのでそのまま使ったけれど、「こりゃぁいよいよ何とかせねば」と感じたのである。
また、望遠レンズCF500mmはレンズケースに入れているけれど、歩く度にブラブラして岩や木にぶつけないように注意しなければならないのもかなり面倒だ。できれば背負うタイプの方が良いのだが、レンズが重いのでバッグを何度も背負ったり下ろしたりするのも結構大変。「うーん、もう一寸何とかならんのかな?」
以後、カメラ用品メーカのサイトをしつこく調べたり、カメラバッグのレビューを読み漁ったり、を繰り返す。けれど、今時フィルムの中判カメラを使う人は居ないらしく、デジタル一眼レフやライカMシリーズなどの小型軽量カメラを収めた時のレビューばかり。拙者には全く参考にならない。
デジタルカメラ全盛のご時世なので、中判カメラを収めるような大型バッグは数が非常に少なくなっている。しかも、拙者が望むような大型ウエストバッグは見つからない。
「うーん、見つからん...」と思いながらネット上を漂っていた時、Wolffepackの広告動画が目に留まった。このザックは背負うショルダーベルトとバッグ本体が分かれる構造になっていて、ベルトとバッグはワイヤーで繋がっている。金具を外すとバッグが外れ、バッグ本体を胸の方に持ってきてショルダーベルトに引っ掛けて吊るせる。「これならバッグを一々下ろさなくても、レンズを取り出せる!」と考えたのである。
ただ、問題はその価格だ。一番安いモデルでも販売価格は2万円弱と高い。実際に使えるかどうかはやってみないと分からないが、万一上手く行かなかった場合を考えると到底手を出せない。
「都合良く中古なんて出てないよなー」なんて思いながらネットを漁っていたら、一番合いそうなモデル・エスケープがなんと半額以下で売り出されているのを発見!早速手に入れた。
このバッグは結構大きいので、望遠レンズCF500㎜の他にマクロレンズCF135mm+蛇腹レールのセット、更にはテレコンバーターMutar2xも入りそうだ。実際に3本入れてみると、まだ少し余裕がある感じだ。
このままだとレンズ同士が直接ぶつかるので、実際に使うには仕切りが必要となる。手持ちのソフトケースだとCF500mmは入り切らないので、その辺は追々考えるとしよう。
そうなると、ウエストバッグにはカメラ本体503CW+標準レンズCF100mm、望遠レンズCF250mmSa、広角レンズCF50mmの3点が収まれば良い。「本体とレンズ2本か...案外インバース200AWに収まるかも?」早速引っ張り出して入れてみる。
503CWとPME51の組み合わせではバッグに対して一寸大き過ぎな感じで、インバース200AWが「ゲップ」って言い出しそうだが、何とか収まることは収まる。
PME51のアイピースが一寸飛び出しているけれど、一応実用になりそうな感じである。
これで上手く行くかどうかは実際に撮影会で使ってみないと判らないけれど、オリオンAWの後継バッグの方向性が見えて来た。ザックにどうやってレンズを入れるかが解決すれば、次回の撮影会から使えそうだ。となると、レンズの仕切りをどうするか、だな...。
(続く)
重装備ですね^^
by ぽちの輔 (2019-03-28 07:59)
ネット上の広告動画でも役に立つことがあるんですね(〃'∇'〃)
by middrinn (2019-03-28 08:22)
ぽちの輔さん
以前は大判・中判・35㎜のフィルムカメラ一式で30kg以上でしたから、中判のみに絞ってからは本当に身軽になりました。軽量小型なデジカメに比べたら重いですけど、この程度なら大した事ないです。
middrinnさん
見た時は「おぉ、広告って役に立つ時もあるんだ!」って柄にもなくちょっと感動しましたよ。(^^;)
by Rifle (2019-03-28 09:43)
仕切りが上手く行くといいねぇ
クッション性も必要でしょうし
ご自分で作っちゃうとかぁ(^^♪
by みうさぎ (2019-03-28 13:18)
みうさぎさん
そう、只の板じゃダメですもんね。
市販品は見当たらないので、自作する羽目になりそうです。
by Rifle (2019-03-28 14:56)