安定化電源の修理(その1) [電子回路]
子供が我が家にまた変な物(?)を持ち込んで来た。メトロニクスのデュアルトラッキング直流定電圧電源SPEC 6455Aである。
岩通のオシロと同じ様に、学校の廃棄物置き場に置いてあった物だそう。「そこそこ奇麗だから直せるかと思って拾ってきた」と。見た目からして恐らく昭和の時代の製品だろう。とりあえず、筐体の中を確認する事に。
本体側面に10円玉がちょうど入りそうなマイナスの口が2個あり、そこにコインを突っ込んで回したら側面が簡単に外せた。
メンテナンス前提で設計されている事が分かる。反対側の側面も同じで、簡単に外せた。
内部を詳細に見たけれど、肉眼では問題になりそうな部分は見つからなかった。
固定されているブロックコンデンサは容量の刻印が見えないので、外して確認する。
思いのほか容量は少ない。
制御回路らしき基板は、コネクタに差し込むような形になっている。
これも修理前提の設計だからこそ、である。
この基板も、肉眼では不具合を起こしていそうな部分は見つからない。使われているトランジスタの中に2SC1815があるから、昭和50年から60年辺りの製品であろう事が推測できる。
使用頻度によって大きく変わってくるし、電解コンデンサは頭が膨らんだりはしていないけれど、製造時期からすると全部交換する方が良さそうだ。
真空管やブラウン管を使う回路と違って動作電圧は高くないが、電力を扱う回路も気が抜けないので、何もわからない状態なのにうっかりテスターで触ったりするのは危険だ。まずは配線を追って回路図を起こすところから始める事になりそう。こりゃ、また時間が掛かりそうだな...。
(続く)
岩通のオシロと同じ様に、学校の廃棄物置き場に置いてあった物だそう。「そこそこ奇麗だから直せるかと思って拾ってきた」と。見た目からして恐らく昭和の時代の製品だろう。とりあえず、筐体の中を確認する事に。
本体側面に10円玉がちょうど入りそうなマイナスの口が2個あり、そこにコインを突っ込んで回したら側面が簡単に外せた。
メンテナンス前提で設計されている事が分かる。反対側の側面も同じで、簡単に外せた。
内部を詳細に見たけれど、肉眼では問題になりそうな部分は見つからなかった。
固定されているブロックコンデンサは容量の刻印が見えないので、外して確認する。
思いのほか容量は少ない。
制御回路らしき基板は、コネクタに差し込むような形になっている。
これも修理前提の設計だからこそ、である。
この基板も、肉眼では不具合を起こしていそうな部分は見つからない。使われているトランジスタの中に2SC1815があるから、昭和50年から60年辺りの製品であろう事が推測できる。
使用頻度によって大きく変わってくるし、電解コンデンサは頭が膨らんだりはしていないけれど、製造時期からすると全部交換する方が良さそうだ。
真空管やブラウン管を使う回路と違って動作電圧は高くないが、電力を扱う回路も気が抜けないので、何もわからない状態なのにうっかりテスターで触ったりするのは危険だ。まずは配線を追って回路図を起こすところから始める事になりそう。こりゃ、また時間が掛かりそうだな...。
(続く)
楽しみ増えたね。素敵な拾い物ご子息さんRifle さま思いだわん。さぁー対決始まり始まりー
by みうさぎ (2020-01-24 06:36)
みうさぎさん
ブログネタに出来るんンで嬉しいけれど、直さないと記事になり難いのが難点だったりしますねぇ。(笑)
「直せそうだから」なんて拾ってくる辺り、拙者にだいぶ似てるなーなんて思います。(汗)
by Rifle (2020-01-24 08:52)
こんにちは!
さあ、どうなるか次回をこうご期待ですね!
by Take-Zee (2020-01-24 15:19)
Take-Zeeさん
見た目は問題無いので、結構厄介な事になりそうです。(^^;)
by Rifle (2020-01-27 09:26)