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ヤマハのギターアンプF50-112のレストア(その1:現状確認) [音楽]

 以前にもヤマハF-50-112をオーバーホールしたけれど、資金難で手放してしまった。
 その後グヤトーンFLIP300FCを手に入れたけれど、謎のヒューズ切れで現在修理中、現時点ではまともに音を出せるギターアンプが無い状態である。だから「しまった、F50-112を手放すんじゃなかった」と思ったけれど、後の祭りだ。

 そんな時、某所で「ジャンク扱い」のF50-112が出ているのを発見!
 「つまみ欠品有、使い方が分からず、マイクを繋いだらとりあえず音が出た」以外には何も分からないという状態だったけれど、通常ジャンク価格の1/3以下(!)という格安なお値段だったので「自分で直せば何とかなる」と考え、お願いして自宅に送って貰った。まず気が付くのは、フロントスピーカを覆うサランネットが変えられている。
届いたアンプ
細かく観察すると、パラメトリック・イコライザのボリューム・ポットが3つ共無いし、上側の取っ手に何やらテープが巻かれている。
パラEQ部が外されている
全体的に薄汚れていて、金具類は皆錆びている。
金具類は錆びて全体的に汚れている
本体裏側にあるプラグやジャック類も激しく錆びている。
裏側も錆が酷い
スピーカ・ケーブルは交換されているようだ。
スピーカ・ケーブルは交換されている
ジャンクとして売り出されていただけあって、全体的に状態は決して良くない。

 ギターを接続して実際に音を出してみると、
  • Bチャンネルの音が出ない。
  • リバーブ音が出ない。
  • Aチャンネルが何となく不安定。
という状態だった。Bチャンネルはパラメトリック・イコライザが取り外されているので、その関係で音が出ないのかも知れない。
 Aチャンネルの不安定さは、単純な接触不良のような気がする。
 リバーブ音が出ないのは、ひょっとしたらリバーブ・ユニットの中でリバーブ・スプリングを支える部分が壊れているのかも知れない。
 全体的に見ると、お値段相応の状態だと思う。ただ、昭和の時代はどのスタジオにも必ず1台は置かれているほど有名な機種だったから、
# 今でいうとローランドJC-120みたいなもんだね。
こんな状態であってもリサイクルショップなどでは1万円を軽く超えるような値札が付くのが普通だ。

 内部の基板を確認していないので、まだまだ分からない部分が多いけれど、普通に使える状態にしていこうと思う。

続く
タグ:F50-112 ヤマハ
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みうさぎ

普通に使えるようなるのね
魔法のお手々に掛かると
(^^)d

by みうさぎ (2020-05-26 13:34) 

Take-Zee

こんにちは!
また、つぎのチャレンジですね("^ω^)・・・
ピカピカに変身するのが楽しみ。

by Take-Zee (2020-05-26 14:25) 

Rifle

みうさぎさん
魔法かどうかは?ですが(^^;)、何とか直せそうです。

Take-Zeeさん
手洗いうがい引き籠りの状態でネタ切れになりそうでしたが、これで何とかなりそうです。(笑)
by Rifle (2020-05-26 14:56) 

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