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ちょいと分解:小型ワイヤレスマウスSwiftPoint GT [パソコン]

 普段使っている小型ワイヤレスマウスのSwiftPoint GTが突然動かなくなってしまった。
動かなくなったマウス
2018年8月末に中古を手に入れたので、我が家では6年ほど使った事になる。
 本家サイトにあるFAQを見ながらあれこれ操作してみたが、全く反応しないどころかLEDすら点かない。こうなると、もうお手上げである。
 ネット上を探していたら、某フリマサイトに程度の良い中古が比較的安く出ていたので入手した。
 だからもう必要ないのだけれど、せっかくなので分解する事に。

 ネジ類が見当たらないので、まずは劣化しているゴム部を剥がしてみたが、ネジは見当たらない。
ゴム部を剥がしたがネジは無い
裏側にある樹脂部を外してみたら、ネジが見えてきた。
樹脂部品の下にネジが隠れていた

隠れていたネジ
とても細いネジが使われている。
ネジは細い
ネジを全て外すとバラバラに。
分解したところ
基板の上に載っていたリチウムイオン電池は歪な膨らみ方をしていた。
歪に膨らんだLiイオン電池
倍近い厚みになっているので、電池が寿命を迎えて動かなくなったのかも知れない。
 電池を退けると、樹脂製ステーが入っているのが良く分かる。
電池をどかしたところ
ステーは一か所でネジ止めされていた。
ステーはネジ止めだった
完全にばらすと、こんな感じ。
完全にばらしたところ
基板にはBluetooth用のICを中心に細かなチップ部品で構成されている。
基板は一枚だけ
基板の裏側はコネクタ類のみしかない。
基板裏面はコネクタのみ
今時の基板なので、どの部品も小さい。上に見えているスケールの目盛りは1つが1mmである。
目盛りは一つが1mm
四角いICの右上で斜めになっている銀色の部品はIC駆動クロック用の水晶発振器だと思う。目立つICはnRF51822。
nRF51822
これ一つでBluetooth関係を全て制御している。
 基板上を見る限りでは他に制御用ICは無いので、スイッチやセンサー類の情報はPC側のドライバーで制御しているみたいだ。
基板にBluetooth以外の制御ICは見当たらない

 ネット上を調べてみたら、同じようなサイズの120mAhリチウムイオン電池はあちこちに出ている。けれど、送料を含めた金額を考えると、もう数千円出せば程度の良い中古が買えてしまう。交換の手間や使用済み電池の廃棄まで考えると、電池を入れ替えるというのはあまり得策ではないように思う。
 残念だけど、今回ばらしたのは廃棄処分だなー。
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コメント 6

ぼんぼちぼちぼち

バラしても、それでもダメだと、諦めがつきやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2024-07-19 12:56) 

Rifle

ぼんぼちぼちぼちさん
原因らしきものが掴めたし、金銭的損得勘定も含めて諦めが付きました。
電池が交換可能なら良かったんですが、設計や製造の問題を考えるとそうも行かなかったんでしょう。
by Rifle (2024-07-19 14:11) 

Take-Zee

おはようございます!
先を急ぐように読みましたが今回は残念な
結果に・・・(;.;)
by Take-Zee (2024-07-21 08:53) 

Rifle

Take-Zeeさん
廃棄前に改めて動作確認させたら底面のスイッチもダメで、廃棄せざるを得ませんでした。元々が小さなサイズだけに代替部品が無いのが辛いところです。
by Rifle (2024-07-21 14:29) 

しゅん

人が作ったものなら、直せないものはないと分解しては保留する。いつの間にか八畳が基板だらけになりました(^▽^)/



by しゅん (2024-07-27 09:14) 

Rifle

しゅんさん
そうそう、部品さえ手に入れば直せない物は無い!んですよね。
我が家も修理待ちが6点ほど部屋に積まれています。(^^;)
by Rifle (2024-07-27 16:26) 

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