SSブログ

わの会集いの会(その5) [カメラ]

前回からの続き)

 ステップワゴンに乗り込んで出発、国道292を中野市方向へ進む。車重が重い分、下りでは速度が出易いのと、フェラーリやポルシェのようにコーナーを曲がる事は出来ないので慎重に進む。
 ホテルではお土産を買わなかったので、道の駅北信州やまのうちに立ち寄る。
道の駅北信州やまのうち
ここで温泉まんじゅうを買う。
お土産の温泉まんじゅう
再び国道292を走る。

 月曜の午後だからか市街地に入っても混雑はなく、スムーズに進む。志賀中野有料道路は使わず、県道29を進んで信州中野ICから上信越道に入る。
 少し進んだ所に小布施PAが見えて来たので入る。小布施ハイウェイオアシスに寄る為だ。ここにある農産物直売所で「傷有」の格安リンゴを買う。
格安のシナノスイート
更にオアシスおぶせの建物に入って、お土産を買う。
道の駅おぶせで買ったお土産
用を済ませたら走り出す。

 更埴JCTを通り過ぎて長野道に入る。しばらく走っていたら、電光表示板に「岡谷ー岡谷JCT 渋滞1km 10分」と出ている。「渋滞が1kmなら、大した事ないな。」
 月曜の午後と言う時間帯の為か、交通量は少な目でトラックなどの業務車両がやや多め。ステップワゴンの燃費を考えてなるべく一定の速度で走るように心がける。法定速度前後で走っているので、覆面パトやネズミ捕りとは無縁である。

 何事もなく順調に走っていたら、安曇野IC近くの電光表示板に「岡谷ー岡谷JCT 渋滞4km 30分」と出ているではないか。
 「うわっ、渋滞が4km?」慌てて、見えて来た梓川SAに急遽入る。
急遽梓川SAへ
地図を取り出し、どうすべきかを考える。
 「表示は30分だけど、本当に4kmも渋滞していたら実際には1時間近く掛かるんじゃ・・・?」幸い、岡谷JCT周辺はカルペデイムヒュッテへの往復で何度も通ってるから、ある程度道は分かっている。「塩尻ICで降りて国道20から国道153へ進めば、時間はそんなに掛からないんじゃないかなー?」

 いつもは国道20から国道19へと進んで帰宅するのだけれど、これから帰宅通勤ラッシュの時間帯に差し掛かる為、下道で帰ったらどれだけ時間が掛かるのか分からない。それから、国道153方向へは一度も走った事が無い。
 でも、国道153は大きな都市は無いので、仮に渋滞したとしても何時間も掛かるとは思えない。「国道20から国道153へ入って、伊北ICで中央道に入ろう。」
 道順が決まったら走り出す。

 しばし走って塩尻ICで降りて国道20へと進む。何だかカルペデイムヒュッテから帰ってきたみたいだなぁ。(笑)
 高出の交差点手前にある看板で念の為に確認しておく。
国道20の案内看板
高出の交差点で、看板通りに左折して国道153へ。

 国道153は良く利用しているけれど、この区間は初めて通る。しばらくは塩尻市内を進むんだけど、渋滞するほどの交通量は無い。市街を抜けて山間部を少し進んだら、突然渋滞となる。
突然渋滞
「ゲッ、こんなところで渋滞するんかよぉ!」と一瞬焦ったが、16時過ぎで未だ帰宅ラッシュの時間帯ではない。「ひょっとして工事?」
 7分ほど小刻みに進むと、工事区間が見えて来た。「あぁ、なるほど。片側の交互通行だから渋滞してたんだ」と納得。結局10分ほどで抜けられた。

 その後は順調に進む。弥彦神社周辺は古い建物が多くて面白そう。中判カメラにモノクロフィルムを詰めて、歩き回ると楽しいだろうなー。
 住宅街を通るので信号は多いけれど、渋滞するほどの交通量は無いから案外時間は掛からない。塩尻ICを降りてから40分で伊北ICに到着。
 長野道をそのまま走っても同じような時間だったかも知れないが、渋滞の為に高速道路料金を支払うのは馬鹿馬鹿しい。鉄道などは大幅に遅延すると払い戻しがあるけれど、高速道に払い戻しは無いからなー。
# 何せ天下り集団・殿様商売の「公団」ですから。
伊北ICから中央道に入ると、やや交通量が少な目だ。岡谷JCTの渋滞がかなり効いてるような感じ。

 相変わらず燃費最優先の走りを続ける。余程遅い車が現れない限りは追越車線は走らないが、交通量は多くないのでスムーズに進む。
 ところが、飯田IC近くの電光表示板に「飯田山本ー園原 渋滞2km 10分」と出ているではないか。「うーん、またか・・・でも、この区間は下道を走ると距離が長くなって時間が掛かるしなぁ・・・そのまま渋滞に突っ込むか。」
 飯田山本ICを過ぎて少し進んだら、早速渋滞。
また渋滞
トロトロと進んでは停まり、またトロトロ進んで・・・を繰り返す。網掛トンネルを抜けるまでずーっとそんな状態で、通常なら7分弱で通り抜ける区間を40分近く掛けてようやく抜けられた。

 しばらく順調に進んだが、恵那ICの前にある電光表示板に「恵那ー瑞浪 渋滞12km40分」と出ている!「また渋滞?!」この区間は工事はしていない筈だから、事故か何かだろう。いずれにしても12kmという長距離の渋滞が40分で通り抜けられるとは到底思えない。「ダメだ、下道を使おう。」

 恵那ICで降りて県道68から国道19へと進む。
 しばらくはスムーズに走っていたが、JR釜戸駅近くから渋滞となる。帰宅ラッシュの時間帯だから仕方ないか。山間部の区間は小刻みに進むのを繰り返し、少し開けた所まで来たら一気に渋滞解消。また順調に流れるようになる。
 瑞浪市街を進んで県道47から瑞浪ICへ。ここまでで50分掛かったから渋滞の中を進むのと変わらなかったかも知れないが、高速道路料金を支払わずに済んだだけ良いと思う。

 中央道に入ると、交通量はとても多い。通勤ラッシュは高速道も同じなのかも知れない。走行車線も追越車線も巡航速度は殆ど変わらないので、なるべく走行車線を走る。 
 以後渋滞する事は無く、すんなりと走って小牧東ICで降りる。
 昨日来た道をそのまま戻り、自宅には7時半過ぎに無事到着。この二日間の走行距離は653.1km、燃費は13.7km/L。坂の多い経路だった為か、燃費は思ったほどには伸びなかった。ひょっとしたらタイヤの空気圧が少し低かったのかも知れない。

 今回撮影で消費したフィルムは17本。
ブローニー17本を使った
撮影会での消費量は最長不倒記録である。(笑)
# 現像代が怖い・・・。(/_;)

 今回の撮影機材は、毎度おなじみのHasselbladのシステム一式である。
撮影に使ったカメラ機材
この画像には写っていないけれど、ブローニー・フィルム5本入りの箱4つも持って行った。これをハクバGW-PROのリアゲート バックパック02Mに詰め込んだ。
GW-PROのバッグに詰め込んだところ
パソコンの入るスペースにブローニー4箱を入れると、他はもう何も入らない。
 仕切り板の長さが足りなくて別のバッグの仕切り板も使ったが、仕切り板同士は固定できない為、区切ってあってもレンズの重さでお隣の区切ったスペースへずり落ちてしまう。もっと大きな仕切り板を購入すれば良いのだが、そこまでして無理に使う必要は無いように思う。
 Hasselbladは中判フィルム一眼レフの中では小型軽量なのだが、現在のデジタルカメラ前提のバッグには荷が重過ぎるようだ。こりゃーもっと大きなカメラザックを探さないといけないなぁ。(溜息)

  ザック選びの最大の難関は「CF500mm/F8をどう納めるか?」である。何しろフード無しの状態で40cm(フード有りで45cm強)あるので、かなり大きいザックでないと入らない。
 また、カメラザックは背負う面とは反対の面が開くタイプが殆ど。となると、地面にザックを置いてカメラを出し入れすると背負う面が地面に接するので、背負う度に着いた土などを払う事になる。もし地面が濡れていたら、置く事自体が難しくなる。
 背負う側がガバッと開くタイプなら地面にザックを置いてそのまま使える。けれど、ざっと調べたところではそういうタイプはハクバGW-PROシリーズしかない。

 因みに、250mm/F5.6とMutar2xを使えば500mm/F11として使えるので、CF500mmを使わないという選択肢もある。
 しかし、F11となるとシャッター速度が遅くなるし、かなり暗くなるのでファインダーでのピント合わせが難しいという問題も出てくる。頻度は少ないものの、CF500mmとMutar2xの組み合わせで使う時もあるので更に悩ましい事になる。
 それに、CF500mmの出番は結構多いので、ピント合わせが難しくなるのは一寸辛いのである。

 いずれにしても、今のままでは撮影が一寸大変なので、次の撮影会までには何かしらザックを用意しなければ、と考えている。

 21日の早朝撮影を考えて服装を選んだが、一寸足りない面もあった。
 今年は自宅周辺の気温が高く、10月下旬というのに連日30度に迫る暑さが続いていた。出発の20日当日も朝5時の段階で既に24度を上回っていたので、移動中の事を考えて薄手のズボンを着て行った。寒さは「薄手のオーバーパンツを穿けば良いでしょ」と軽く考えていた。上着は西ドイツ軍の冬用ジャケットで、寒い時期の撮影会は大抵これを着ている。
西ドイツ軍ジャケットと薄手のオーバーパンツ
 実際は、上半身は全く寒くなかったけれど、下半身は時間が経つに連れて徐々に寒く感じるようになり、1時間も経つと体全体が冷え込んでしまった。(滝汗)「せめてバイク用防寒ジーンズを着てくれば良かったかなぁ?」と思ったが、後の祭りである。
 自然の寒さを舐めちゃいけませんなぁ。(溜息)

 早朝撮影は指を一寸出しているだけでも痛くなるほどの寒さだった。これは今回に限らず、この時期の撮影会はいつも同じ事なのだけれど、今までKodakのおまけで貰った薄手フリースのグローブを使っていた。
 Kodakのグローブは薄い割には暖かいんだけど、カメラを操作するのが難しいので操作の度に外していた。そうなると、指先がドンドン冷えてしまい、撮影するのが辛くなってしまう。

 たまたま立ち寄ったコロンビアのお店でそんな話をしたら「このグローブなら操作し易いですよ」と勧められて購入したのがこの「Pigg Creek Glove ll 」である。
コロンビア・ピーグクリークグローブ2
指先で操作したい時だけ指を出せるので、使い勝手はとても良かった。但し、切れ込みが入っている分防寒性能は落ちるようで、何とか寒くないという程度に留まる。薄手のアンダーグローブと併用すると良いのかも知れない。

 今回も色々と課題が出たけれど、無事撮影会を終えられて良かった。問題は、来月15日に現像から上がって来るフィルムがどれ位の出来なのか?、だな。(滝汗)

(完)
nice!(22)  コメント(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 22

コメント 4

シトロン

CF500mmですか!
そりゃあ機材が重くなるわけですね…(笑)とはいえ300mm相当の望遠で中判となるとフィルムを眺めるのがものすごく楽しくなりそうです。うらやましいです。
うちの500Cはしばらく触ってないうちにシャッターが粘って
すっかり動かなくなってしまいました。
来月東京に行くとき修理に出して、ついでにオーバーホールしてもらうつもりです。

それにしても同じ時間がかかっても、意地でも渋滞を避けていくスタイル、似ててすごく気持ちがよくわかりました(笑)
by シトロン (2024-11-05 02:37) 

ぼんぼちぼちぼち

ドイツ軍のジャケット、カッコイイでやすね!
ミリタリーは昔から好きなので、おおっ!と思いやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2024-11-05 10:26) 

みうさぎ

フイルム仕上がり楽しみだねっ
防寒対策指先問題が浮上?
課題を解決するのも楽しみですっ

by みうさぎ (2024-11-05 12:32) 

Rifle

シトロンさん
色んな所に鉄塔・電線・配管施設などがあるんで、望遠レンズが無いとお手上げだったりしますね。
その代わり、機材の重さに耐えていかないと・・・。(汗)
500シリーズはボディと一緒にレンズもオーバーホールして貰うと動きが格段に軽くなりますよ。
渋滞ってイライラするんで、いつも何が何でも避けようとしてます。(笑)

ぼんぼちぼちぼちさん
一時期ミリタリーにどハマりしていた時があって、NVA・独軍・スロバキア軍などの服を一杯持っていたんですよ。
でも、着心地とか使い勝手とかで、残ったのはこのジャケットだけでした。

みうさぎさん
氷点下だと指先が直ぐかじかんじゃうんで、防寒対策は重要ですねー。
撮影会の度に課題だらけ、解決しても解決しても次々に出て来るんで、殆ど鼬ごっこですわ。(笑)
by Rifle (2024-11-05 12:51) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。