SSブログ

酷暑から逃れて信州へ(その1) [雑感]

 梅雨の時期は気温がそんなに高くなくて「今年は過ごし易い」と思っていたら、梅雨が明けた途端に連日35度超え。体が暑さに付いて行けない。(汗)「こんなに暑くちゃたまらん、涼しいカルペデイム(霧ヶ峰)に行きたい!」
 それに、台風などの影響でここ2か月ほど360モデナを動かしていないので、昨年と同様にお盆の時期子供の乗るSLK200と360モデナの2台で出かける事に。

 でも、中央道を使って直接行くと3時間半程度で着いてしまうので、朝から出掛けるなら何処かに寄りたい。「でっ、何処へ行く?」前回は蓼科の御泉水自然園、その前は霧ヶ峰を回っている。「さぁて、何処へ行くべー?」なんて考えていたら、妻が「そういえば池のくるみ(踊場湿原)って歩いて回った事無いよねぇ?」と。確かに、家族で歩いた事は一度も無い。更に、拙者も20年以上前に一度だけ40分位で回ったけれど、カメラを持たず速足だったから当時の事は全く覚えていない。「じゃぁ、池のくるみを回ろう。」

 13日、いつものように7時過ぎに朝食を食べる。ご飯を多めに炊いて、妻と母が昼食用におにぎりを作る。
 渋滞するなら下道で行く事も考えたけれど、台風10号が15日に本州に上陸するという予報の為なのか、ネットで調べても中央道に渋滞は起きていない。高速道を使っても大丈夫そうだ。天気予報は今日一日は晴れ、明日は台風の影響が出るのは夕方から。この分だと湿原を歩く間も傘は差さなくても済みそう。但し、念の為に傘も持って行く。

 8時半過ぎに自宅を出発、いつもの如く県道183・県道461(尾張パークウェイ)・県道49と進んで小牧東ICから中央道に入る。交通量はかなり多く、一寸走り難い。トラックなどの業務用車は殆ど居らず、ワンボックスやセダンばかりだ。追越車線も数珠繋ぎで巡航速度も75km/h前後とかなり遅い。土岐JCT手前で一旦30km/h程に速度が落ちて「うわっ、渋滞か?」と焦ったが、単に合流で詰まっていただけだったようで、JCTを過ぎたら元の巡航速度に戻た。
 通常だと飯田ICを過ぎると交通量はかなり減るけれど、今日は減らないどころかICから上がってくる車で更に交通量が増える。
 朝家を出る前にお茶をがぶ飲みしたのが拙かったのかトイレに行きたくなり、小黒川PAに立ち寄る。
小黒川PAに入る
いつもならここの利用者はそんなに多くないけれど、今日はお盆期間中だからか人だらけだ。
小黒川PAは普段よりも人が多い
トイレを済ませてスッキリしたら、次は岡谷ICで降りる事を確認してから走り出す。

 相変わらず交通量が多くて一寸走り難い。追越車線が80km/h前後とゆっくり流れている為か、大型トラックや大型バスなどが遅い軽トラなどを抜くのに追越車線に入って来る頻度が高く、抜きたくても抜けない事が多い。いつもよりかなり時間を掛けて、ようやく岡谷ICで降りる。
 国道20を南に進むが、ICから出て少し進んだだけで早くも渋滞気味。諏訪湖花火大会は15日だから今日は関係無い筈だが、11時半過ぎという半端な時間なのにやたらと交通量が多い。「昼飯は何処で?」「湖岸の適当な場所に停めて食べれば良いんじゃない?」「じゃぁ、そうしよう」などと話している間もなかなか進まないので、県道185に出て湖岸へ。
 初めのうちはスイスイと進んだが、どの駐車エリアも封鎖されている。よく見ると看板が出ていて「12日から16日まで花火大会の為封鎖します」と。昼飯食べる場所が無いじゃん。(汗)ホテルが立ち並ぶ地区まで進んだら、渋滞で殆ど動かなくなってしまった。「こりゃ駄目だ、霧ヶ峰に上がってから昼にしよう。」
 県道185から離れてJR上諏訪駅近くを抜け、再び国道20に戻る。相変わらず交通量が多く渋滞気味だが、遅いなりにも前に進むだけマシだ。元町の交差点で県道40へと進むと、ようやくスムーズに進むようになった。
 標高が上がって人家が無くなると交通量は極端に減り、マイペースで走る事が出来るようになる。ウネクネした道をどんどん上り、霧の駅の駐車場に入ると、既に満車で停める場所が無い。長野県霧ヶ峰自然保護センターの駐車場に辛うじて2台止めるスペースがあったので、そこに停めた。
自然保護センターに停めた
霧の駅の一番大きな建物は何故か営業しておらず、シャッターが閉まっている。「え?このかき入れ時に休業って??」と思ったが、営業していないのでは仕方ない。
# 帰宅してから調べたら、業者が経営不振で撤退、今年4月から空き店舗なんだと。
妻が360モデナのリアスポイラーの上に容器を置いて(!)、持参したおにぎりを皆で食べる。
# フェラーリを飯台にするなんて...普通なら絶対にやらへんわなー。(笑)
食べ終ったら、ビーナスラインを横切って南へと下り、カルペデイム ヒュッテと道を挟んだ反対側の駐車スペースに停める。撮影会と同じカメラセットと三脚を持って、ロッジ旅人木と廃業した五千石山荘の間の道を歩き出す。「喉が渇くだろうから水筒を持って行こう」と考えたまでは良かったが、妻が「持ってってあげる」「ありがとう、じゃぁ頼む」と渡したのが後々一寸不味い事になろうとは...。(溜め息)

続く
nice!(32)  コメント(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー