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360モデナでカートへGO! [フェラーリ]

 28日、360モデナを購入したお店「ロッソ・コルサ」のツーリングで、静岡へと出掛けた。

 28日6時45分頃、子供はSLK200に給油してから向かうので、先にスタンドへと出発。拙者は7時に自宅を出発。県道183は交通量が多い。県道64・県道461(尾張パークウェイ)・県道49と進んで小牧東ICから中央道に入る。

 朝早い時間なのに、中央道は交通量が多い。沢山居るワンボックスとバンの間にセダンが挟まれているという感じ。車の流れはかなり遅いので、覆面パトを気にする必要が無い。
 中津川ICを過ぎると少し交通量が減って走り易くなり、飯田ICを過ぎると更に交通量が減る。この辺りから覆面パトに警戒しながら進む。途中でトイレに行きたくなり、小黒川PAに入る。
小黒川PA
再び走り出すと、伊那ICを超えると交通量がまた増えて走り難くなる。伊北ICを超えると更に交通量が増え、岡谷JCTを超えてもほぼ変わらない。そのまま進んで諏訪湖SAに入ると子供SLK200だけで、他の参加者は未だ来ていない。
諏訪湖SA
そのうちに参加車両が集まってきた。
集まった参加車両
集まった参加車両
参加者全員が集まったら、いつものように予定を皆で確認する。「新しく出来た日本平久能山スマートICで降りた所で、静岡現地組と合流します...じゃぁ、次は...前回止まったPAと同じ所に」という話を聞いてから出発。
 中央道は交通量がかなり多く、まとまって走り出したのに段々バラバラになってしまう。数台ずつ固まって走り、双葉JCTで中部横断道へと進む。

 しばらく進んで「おっ、増穂PAが見えて来た」と思ったら、前方を走っていた参加車の塊はそのまま通過してしまった。「え!?止まらんの?」こちらもPAには入らず、そのまま追走する。中部横断道は増穂しかPAが無いので、休憩無しという事になる。
# 皆さん、トイレは大丈夫なのかなー???
終点の下部温泉早川ICで降りると、そのまま県道9を進む。しばらく進んで身延橋が見えて来たので「ここで国道に出るんだよな」と思っ...えっ、真っ直ぐ行っちゃうの?国道52の方が早いのに???
# マジかよ...(ノ;__)ノ
そのまま県道10を進んで富栄橋で富士川を渡り、富沢ICから中部横断道に入る。新清水JCTを抜けて清水JCTで東名道を名古屋方向へと進む。段々とトイレに行きたくなってきた。
 しばらく進むと、先頭を走る参加車両が日本平PAに入るので「へ?スマートICの表示は無いけど??」と思いつつPAに車を停める。単に先頭を走っていたドライバーがトイレ休憩したかっただけらしい。(笑)
# お陰で拙者も助かったんだけどな。
再び走り出し、直ぐに見えて来た日本平久能山スマートICへ。ゲートの近くには係員が2人立っている。「ありゃぁ?スマートICなのに、どうして人を配置してるんだろう?」1台ずつ通り抜けて末尾の拙者が2つ目の停車位置まで進んだら、何故かゲートが何時まで経っても開かない。
 「え?何で開かへんの???」と思っていたら、係員がすっ飛んできて「どこのICから入られました?」と。「中央道の小牧東ICです」と告げると、「調べますので少しお待ち下さい」と言って走って後方奥の小さな建物の中へ入って行った。その間に、他の参加車両は先へと走り去って行く。
 3分ほどで出て来て「申し訳ないのですが、確認が取れません。ここ迄どうやって来られました?」「中央道から中部横断道を進んでここに来たんですが」と説明すると「承知しました。もう少しお待ち下さい」と言って再び建物へ。5分程経ってやっと出て来て「課金情報を確認出来ましたので、大丈夫です。どうぞ出発して下さい。」係員の様子から推測すると、恐らくはトラブル続出で係員が居ないと拙いから、ここに張り付いているんだろう。

 さて、走り出したのは良いが、どっちへ行くのかが分からない。道に迷っていると電話が入り、路肩に停めて道順を聞き取ってから改めて走り出す。
 国道150に出て少し走ったら山側に折れて斜面を少し進むと、目的地「スンプマリーナカーティング」に到着。
スンプマリーナカーティング
目の前にコースがある。
カートのコース
奥は現在営業していないが、温泉施設か何かだったようだ。
奥には営業していない施設らしき建物が
建物の中に受付があり、そこで受付の紙に書き込む。ヘルメットとグローブが必要だが、どちらも無料貸し出しがあるので、手ぶらで行っても大丈夫だ。ただ、不特定多数の人が貸し出しヘルメットを使うので、フェイスマスクをかぶってからヘルメットをかぶるという規則になっている。フェイスマスクは受付で販売されているので、それを買った。
受付で買ったフェイスマスク
自分の番になったので、フェイスマスクをかぶってからヘルメットをかぶり、グローブを嵌める。係員の指示通りにカートに座る。アクセル(右ペダル)とブレーキ(左ペダル)を一杯まで踏み込み、その時の膝の曲がり具合を見て係員がシートの位置を微調整してくれる。ギアチェンジもクラッチも無い。係員の指示通りにブレーキを踏み続けている間に、係員がエンジンを始動し、数十cm動いたらブレーキを踏んでちゃんと止まる事を確認してからコースへと出て行く。

 最初の周回は車幅の感覚やブレーキやアクセルの反応具合を確かめ、ある程度分かって来たらどんどんアクセルを踏み込む。
カートで走行中の参加者達
周回を重ねるうちに前方を走るカートにブロックされるような状態になり、コーナーで抜けるかどうか迷った瞬間にタイヤがグリップを失って60度ほどスピンしてしまった。(汗)バックは出来ないのでそのままの状態で待ち、係員に引っ張って貰ってコースに復帰。やれやれ。(笑)
 時間が掛かったお陰で前方が開いたので、心置きなくアクセルを踏み込む。ドリフトする手前位のスピードでコーナーを曲がって周回を重ねたら、3周目で前方に追い付いた。「もう一寸で抜ける!」と思ったところでタイムアップで終了。コースから出て駐車スペースに戻り、エンジンを停めて降りる。
 カートを降りる時に車体番号を確認しておき、数分後に配られる車体番号毎のタイム表を受け取る。拙者のベストラップは40秒台半ば、参加者の中では3番目だった。

 カートは以前にも一回乗った事があるけれど、何度乗っても楽しい。ハンドル・アクセル・ブレーキの3つしかない単純な乗り物だけど、その分誤魔化しが効かず、腕の差がモロに出る。走り込めばまだまだタイムを縮められそうな感触だったから、機会があれば是非何度も乗って見たいし、自宅からもっと近ければ通っても良いなーなんて考え始めるほど気に入った。(笑)
 我々の後に来たグループは乗り込んでいるらしくて、32秒台で周回を重ねている。その走りを見ていると、コーナーはブレーキをかけっ放しではなく、断続的に速度調整していてドリフトしながらコーナーをクリア、コーナー立ち上がりの少し手前からアクセル全開という走り方をしている。「おぉー、そうやって走るのか!」大いに参考になった。

 全員がカートを乗り終えたら、13時を回っている。次は昼飯!だけど、予定していた店へ一足先に様子を見に行ったGさんから「待ちの客が行列を作っていて、かなり待たないと入れそうにない」という連絡が入った。Yさんがスマホであちこちを探したり問い合わせたりしてくれたけれど、13時を過ぎていても、どのお店も入れそうもない。
 更に調べた結果、一寸離れているけれど「焼津さかなセンター」へ行く事に。拙者はYさんの車に付いて走る。
 国道150を愛知県方向へ進む。交通量が多い。焼津市内に入ったら国道から逸れて県道を進み、焼津さかなセンターの南西にある駐車場に停める。
今日の参加車両
今日の参加車両
目の前にあるセンターへと歩く。
焼津さかなセンターへ
店内を一通り見て「大食堂渚」に入る。ここでは「おすすめ」の「3色まぐろ丼 」を選んだ。
3色まぐろ丼
「おすすめ」というだけあって美味しい。けれど、お値段(税込1250円、10%増税前)がお値段だから、もう一寸量が多くても良いよなー。

 食べ終わったらセンター内を歩き回り、家族用のお土産にシラスのパックを購入。
お土産のシラス
適度な塩味で、ご飯の上にそのまま載せるだけでも十分美味しい。

 15時に駐車場へ全員が戻り、記念撮影してここで解散となる。「お疲れ様でしたー!」
 信州組は東名道を東京方向へ進んで中部横断道経由で中央道へ、静岡現地組はそのまま帰宅、我々は東名道で帰る。焼津ICは直ぐ近くなので、迷うことは無い。

 子供のSLK200は少し後で出発、拙者は360モデナに乗り込んで直ぐに走り出す。焼津ICから東名道に入ると、交通量は決して多くなくて走り易い。新東名道が出来たお陰だろうか。
 時折遅いトラックを抜く程度でかなり気が抜けた状態で走ったので、覆面パトを警戒する必要は無い。が、磐田ICから交通量が増え、浜松ICを超える頃にはかなりの交通量となって走り難い。「随分と前方が繋がってるなぁ」と思ったら、必ず遅い車が追越車線をたらたら走っている。こういう車に限って後ろを見ていないし、不用意に近づくと「煽り運転」と決めつけられてしまうので始末が悪い。
# こういう状態に対しては、警察は全くの無能だよねぇ。
三ケ日ICを超えると更に交通量が増え、追越車線も走行車線も速度が殆ど変わらない状態になる。そんな状態は名古屋ICまで続いた。
 名古屋ICを抜けると交通量が少し減り、徐々に走り易くなる。小牧ICで降り、国道155・県道153等を走って自宅近くのスタンドで給油。自宅には17時半過ぎに無事到着。本日の走行距離は553.2km、エアコンは半分しか使わなかった為か、燃費は8.0km/Lと良かった。

 久し振りのカートは面白かった。やっぱり乗り物は楽しいねぇ。(笑)
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TC1140とMAXCOMの簡単なオーバーホール [音楽]

 相変わらず中古で安く入手した機材を少しずつ買い集め、ある程度まとまった段階で部品を取り寄せて修理している。
 バンドを組んでいたガキの頃に「プロの機材って高いんだなー」って楽器店のショーケースの前で指咥えて見ている事しかできなかった機材が、20年以上経った今頃になってようやく値が落ちるようになってきた。機種によっては現役時代より更に金額が上がったりするけれど、如何にも「酷使されました!」という外観の物は何とか手が出せる金額になってきている。
 今回はt.c.electronicのTC1140とBBEのMAXCOMを軽くオーバーホールする。

 まずはt.c.electronicの有名なTC1140だ。
T.C.electronicのTC1140
「音が籠り気味」という理由で格安で売りに出されていたのを手に入れた。
 この機種は、一言で言えば「楽器用プリアンプ+パラメトリック・イコライザー」。当時は特にベーシストに人気で、どのレコーディング・スタジオでもベーシストを呼ぶと、このTC1140とdbxの160辺りのコンプレッサーをセットで持って現れるのが当たり前だったと聞いた事がある。
 その後、Allan Holdsworth(アラン・ホールズワース)がギター用プリアンプとして使ったのがきっかけでギタリストにも一気に普及した為、高価な機材であったのにもかかわらず日本でもかなりの数が市販されたらしい。

 作業開始、まず上下の蓋を取り外す。
上下の蓋を外したところ
t.c.electronicの製品は修理する前提で設計されていて、基板を外さなくてもそのまま作業できるようになっている。
 古い機種だけに、電解コンデンサを外したら大半が液漏れを起こしていた。
大半が液漏れを起こしていた
オーディオ用の新しいコンデンサ(画像右側)はかなり大きいが、筐体には余裕があるので十分収まる。
オーディオ用コンデンサは一回り大きい
交換するコンデンサの数が少ないので、作業は直ぐに終わった。
交換し終えた基板
ボリウムはどれもガリは出ていないので、今回は特に何もせず、そのまま蓋を閉じて作業完了である。
 ギター(テレキャス)を使って一寸音出しして見たところ、「そうそう、これこれ!」というクリーンなサウンドが出てきた。これで良し。

 次は、BBEのMAXCOMだ。
BBEのMAXCOM
こちらは動作に問題は無いものの、運搬中の傷でレベルインジケーター周辺の文字が消えかかっている「訳アリ品」だったので、かなり安く入手できた。
 このMAXCOMは2chコンプレッサーにマキシマイザー(=エキサイター、エンハンサー)を付けた物で、勿論コンプレッサーがメイン。だが、あえてコンプは使わずマキシマイザーだけ使っている人も結構居るらしい。
 コンプレッサーは使いこなしが非常に難しいけれど、
# コンプを自在に操る技量があれば、冗談抜きでレコーディング・エンジニアが務まりまっせ。
レコーディング時には欠かせない機材の一つでもある。但し、ギターやベースの場合、コンプに頼らずとも手だけで音量を調節できなきゃイケナイんだけどナ。(^^;)

 上蓋を開けると、基板が整然と並んでいる。
蓋を開けたところ
ボリウムは内部の金属板に取り付けられている。
ボリウムは内側の金属板に固定されている
基板は下の蓋にネジ止めされているので、一つずつ外して電解コンデンサを交換して行く。10年程前の機材だが、コンデンサの液漏れは一つも無かった。
 製造過程でシールを剥がし忘れたのか、同じ物が2枚、しかも中途半端な状態で貼られている。(笑)
同じシールが中途半端な状態で2枚???
 オーディオ用コンデンサはかなり大きい為、そのままでは蓋に閊えてしまうので、一部は倒して半田付けした。
横に倒して半田付けしたところ
ボリウムにガリなどの問題は出ていない為、基板上のコンデンサを全て交換すれば作業は終了である。
作業を終えた基板
こちらも一寸音出しして動作を確認する。
 以前より高音域がスキっと抜けるようになったけれど、それ以外は変わらない。コンプレッサーという回路の性質上、コンデンサを交換しても動作が変わる事は無いから、まぁ当然だな。

 今回の2機種は、まだ鉛フリーハンダになる前だったので、交換作業は楽ちんだった。
 まだ他にもオーバーホール待ちの機材があるけれど、急いで作業するほどでも無いので、そのうちに気が向いたら作業しよう。
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グレコLS-120CSのレストア(その3:完成) [音楽]

前回からの続き)

 ギター本体は何とか一通り整備したものの、「YAMAHA SELECT by EMG」のピックアップはフロントと音がかなり違って「こりゃぁ一寸変だよなー。」
 しかし、グレコの代表的なハムバッカー・ピックアップ「Dry」は生産年に依って(構造も音も)かなり違う為、ぴったりのピックアップを見つけるのは難しい上に、近年は「ジャパン・ビンテージ」なる単語の影響で中古でも価格が高騰しているので、うっかり手を出せない。
 「うーん、どうしよう?...でも、音が出ないんじゃ意味無いしなぁ。」悩んでいるうちに1年以上が経過していた。(滝汗)

 そんなある日、何気なく「そういえばLaceピックアップって今はどんな風になってるんだろう?」と思い、Laceのサイトを覗いた。すると、Laceを一躍有名にしたピックアップ「Alumitone(アルミトーン)」のブルーのハムバッカーだけが安くなっているではないか。しかも、2個購入すれば日本への送料は無料。「おぉ、これは...!」その場で購入。1週間強で自宅に届いた。
届いたLaceのAlumitone
箱の裏には宣伝文句とオーム値が記載されている。
箱の裏の説明書き
通常のハムバッカーの半分程度の抵抗値しかない。これだけを見ても高音域がしっかり出るであろうことが予想できる。
 早速付いているピックアップを外す。
ピックアップを外しているところ
序でにポット周辺を見るとえらく汚いので、全て外して清掃した。
ポット周辺の汚れが凄い
Alumitoneはコイル部が無いので、普通のピックアップよりも厚さが薄い。
Alumitoneは薄い
元々付いているピックアップ固定用のネジでは長過ぎる為か、短めのネジとスペーサーが付属してくるので、そちらを使う。
付属してくるスペーサーと短めのネジ
ピックアップの交換は簡単で、古いピックアップの配線を外し、新しいピックアップの線と入れ替えるだけだ。
配線し終えたところ
ピックアップがブルーなので雰囲気がだいぶ変わったけれど、青という色は黄や赤に馴染むので、違和感はない。
ピックアップ交換を終えたところ
早速一寸音を出してみたら、「ん?リアは結構ストラトっぽいかも。」
 Alumitoneは高音域が良く出るピックアップだから、メイプルボディ・メイプルネックと相まって、レスポールとはかなり違ったややトレブリーなサウンドだ。元々のピックアップはフロントしか音は出なかったけれど、それと比べても高音域がかなり多く出ている、という感じ。一般的なレスポールのハムバッカー・サウンドを予想していると一寸面食らうかも知れない。(笑)
 まだピックアップの高さ調整は何もしていないので、低音側を弦に近づけるなどすれば多少は変わってくるだろうけれど、高音域の主張が強い音の傾向はあまり変わらないだろう。音を聞く限りでは、ボディやネックの材質が大きな影響を与えているようだ。

 オリジナルとはやや違う音になったけれど、これで普通に使える状態になった。後は練習あるのみ...か。(滝汗)

(完)
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直せるか!?ハモンドオルガン146K2(その2) [電子回路]

前回からの続き)

 ハモンドオルガンが我が家に来てから既に2年半近く、ちょこまか調べたりはしていたがちっとも進まない状態が続いていた。(滝汗)こんな調子ではいつまでかかるか分からない。「えぇーぃっ、劣化した電解コンデンサは全部替えちゃえ!」(笑)基板全てを調べて必要な部品を取り寄せる。
届いた箱
箱から出すと、復路に小分けされている。
取り出した部品
拡げると結構な量だ。ちなみに、全部で170個である。
机の上に並べたところ
各基板のコンデンサを片っ端から交換する。
交換した基板1
交換した基板2
交換した基板3
交換した基板4
交換した基板5
交換した基板6
交換した基板7
交換した基板8
交換した基板9
少々マイナーな容量のコンデンサは入手できなかったので、合成容量で合わせる。
コンデンサを並列に接続する
基板上は少々不格好だが、見えない場所なので問題無い。
基盤に半田付けしたところ
電源部のコンデンサは僅かに頭が膨らんでいるように見える。
電源部のコンデンサは少々膨らんでいる
外して見ると、案の定液漏れを起こしていた。
液漏れの痕がある
なかなか外れなかったり、液漏れで基板が汚れたのを取り除いたりで、全ての基板のコンデンサを交換するのに丸五日かかった。(汗)

 次はスイッチ部の修理だ。
 LEDが埋め込まれたプッシュスイッチは、どれも中のLEDが点灯しない。
LEDが点灯しないプッシュスイッチ
側面にある爪二ヶ所を外して分解する。
爪を外したところ
全部ばらすと、こんな感じ。
完全に分解したところ
筐体内側に接点がある。接触する部分だけ色が違うけれど、テスターで測ると抵抗は無限大だからスイッチとしては機能していない。(汗)
導通しない内部の接点
NevrDull(ネバーダル:金属磨き)で磨く。
接点を磨いたところ
どのプッシュスイッチも、押す部分の側面に端子がある。接点は例外なく真っ黒。これでは電気は流れない
スイッチの接点は真っ黒
こちらも磨いておく。
磨いた接点
後は元通りに組み立てて基板に半田付けする。
 このスイッチはLED点滅の為の接点は無く、単にオン・オフするだけの機能しかない。LEDの点滅は接続されているロジックICが制御している。
 実際に使ってみると、押す度にLEDが付いたり消えたりするようになった。今まで点かなかったのは、接点が導通しないのでロジックICも動かず、ICからLEDへ電力が供給されなかったかららしい。

 次はシーソースイッチだ。
シーソースイッチ
基板の半田付けを緩めて取り外す。
基板から外したところ
軸を抜いて分解する。
軸を抜いて分解したところ
接点の部分を取り出す。
取り出した接点
接点の接続部分は真っ黒だ。これでは電気は流れない。
端子表面は真っ黒
磨いて奇麗にする。
磨いたところ
摺動接点を広げて内側を見ると、やはり黒ずんでいる。
内側の接点が黒ずんでいる
こちらも磨いて奇麗にする。
磨いた摺動部接点
摺動部接点は薄い銅板で割れ易い為、工具は使わずに指の力だけで広げたのを元の状態に戻して組み立てる。
接点部を組み立てたところ
シーソースイッチ全てを同様に分解清掃する。

次はボリウムだ。基板から外す。
基板から外したボリウム
筐体の爪を起こして分解する。
分解したボリウム
接点部はかなり汚れている。これではまともに動かなくても仕方ないだろう。
汚れている接点部
別のボリウムは内部が錆びていた。
内部が錆びている
接点全てを磨いて奇麗にする。
接点を磨き終わったところ
元通り組み立てればOKである。
 配線が外れないボリウムは、本体から取り外して浮かした状態で作業する。
配線が外れないボリウム
ネジを外して取り出す。
取り外したところ
爪を起こして分解する。
分解したところ
この状態のまま磨いて組み立てる。配線が繋がったままなので、作業はとてもやり難いのだが、仕方あるまい。
 音声出力部にもボリウムがあるけれど、只のボリウムでなくてスイッチ付きや2連ボリウムだ。
音声出力部のボリウム
スイッチ付きの方を基板から外す。
外したスイッチ付きボリウム
分解を試みたが、固くカシメられた部分があって、手持ちの工具では完全には分解できなかった。
分解できたのはここまで
出来る範囲で抵抗体などを磨いておく。
 接点は真っ黒。これではスイッチの役を果たせない。
接点は真っ黒
こちらもきちんと磨いておく。
接点を磨いたところ
二連ボリウムは、かなり特殊なカシメ方がされていて、手持ち工具では外せない。
分解できなかった二連ボリウム
幸い、このボリウムには問題は出ていないので、そのまま使う事に。

 最後はドローバーだ。
ドローバーの基板
基板には何かの液体が付着して固まっている。
基板には液体が乾燥して固着していた
半田付けを緩めて外すと、全体的にメトメトする。
外したところ
よく見ると、何やら液体が残っている。
IMG_4804.jpg
粘度のある液体なので、ジュースかコーヒーなどの飲料をこぼしてしまったのでは?と思う。
 メトメトするのを全て拭き取ってから分解する。内部は普通のスライドボリウムだ。
内部は普通のスライドボリウム
よく見ると、樹脂が劣化して接点が外れてしまっている。
IMG_4806.jpg
道理で動かない訳だ。ボンドで接着して丸一日放置する。抑えに使っているのは、外した小型電解コンデンサだ。(笑)
接点を接着中
抵抗体の方は表面が少し荒れている程度。
表面が少し荒れている
こちらもキレイに磨いておく。
ドローバーのクリック感は、直径1mm程の小さな金属ボールで演出している。
クリック感を出す金属ボール
こちらもメトメトなので、洗剤で洗い流し、乾燥させてから組み立てた。

 一通り作業して動かして見ると、かなりの部分は機能が回復した。接点が導通しない為に動かなくなった部分が多かったようだ。
 フットペダルの部分とか、サステイン調整の部分など、まだ動かない部分が数か所ある。電解コンデンサや接点だけの問題ではないようだ。ロータリースピーカーを駆動するOリングも切れてしまっているので、こちらも代用品を探さねばならない。
 修理完了はまだまだ先の話だなー。(汗)

(続く...?)
タグ:ハモンド
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避暑で再び信州へ(その3) [雑感]

前回からの続き)

 夕食のメインは、一つ目がお魚料理。
メイン一つ目の魚料理
二つ目がお肉料理だ。
メイン二つ目は肉料理
たっぷり飲んで食べて、お腹が超満員。そして、アフターのデザート。
アフターのデザート
しばらくゆっくりしたら、妻と母は部屋に引き上げて寝る準備、子供と拙者はオーナー・クマさんとのおしゃべりタイムに突入。
おしゃべりタイムのドリンク
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう。お開きになって部屋に戻ると、既に1時近くだった。
1時近い
布団の中に潜り込むと、風の音が途切れずに続く。そういえば、台風が接近してるんだったな...zzz

 8時半過ぎに目を覚まし、布団から這い出して身支度、9時に朝食。朝からタップリ頂く。
朝食
アフターのデザートもぺろりと平らげる。
朝食後のデザート
朝食後もノンビリと景色を眺めながら過ごす。
宿からの眺め
吹き抜ける風が心地良い。関東に台風が接近しているらしいが、天気が良いので台風という感じは全くしない。
宿からの眺め
11時近くになったので、荷物をまとめて車に乗り込み、クマさんに見送られながら出発する。

 県道40を降り、国道20を岡谷方向へと進む。市街地はいつもの通り渋滞気味、ノロノロ進む。
 岡谷ICの交差点を過ぎた辺りから徐々に流れが良くなる。ウネクネした道を上り、峠を過ぎてしばらく進むと徐々に交通量が増えて来る。塩尻ICを過ぎて更に進み、そのまま国道19へと進む。交通量がかなり多いけれど、市街地を抜けると交通量は激減、一気に走り易くなる。20分ほど進んで道の駅木曽ならかわに入る。
道の駅木曽ならかわの第2駐車場から見る眺め
12時45分を過ぎているので、フィンランドカフェ・ユーライフで昼食にする。
フィンランドカフェ・ユーライフ
拙者はカレリアン・ピーラッカ、
カレリアン・ピーラッカ
家族はパスタなどを頼んだ。
パスタ2種
更に、お土産にムンッキとクッキーを購入する。
 道の駅の売り場を一通り見てから駐車場へ。車に乗り込もうとしたら真っ赤な360モデナが入って来た。松本ナンバーだから地元の車らしい。「へぇー、ここでモデナを見掛けるなんて珍しい」と家族と話しながら出発する。

 国道19を南下する。日曜だけど、交通量は多くなく走り易い。場所によっては小雨がぱらつく事もあったけれど、降り続く事は無く直ぐに止んでしまった。時折見かける電光表示板の気温は、進む度に少しずつ気温が上がって行く。「こりゃ家に着いたら灼熱地獄だろうな」なんて言いながら進む。
 中津川から先は交差点が多く、いつも渋滞気味なので、中津川ICから中央道に入ろうとしたら「中津川ー恵那 渋滞3km」と出ている。「その程度の渋滞なら国道19より早い」と、そのまま中津川ICから中央道へ。

 中央道に入って少し走ると渋滞が始まった。電光表示板には「事故渋滞 3km 10分」と出ている。が、15分経っても渋滞から抜けられない。渋滞区間が伸びているらしい。そのうちにサイレンの音がするので「ん?」と思ったら、後ろから救急車が来たので道の端に寄る。事故が起きてから時間が経っていないらしい。
 30分近くノロノロ進むと、大型タンクローリーが左端に停まっているのが見えて来た。「ん?単独事故?」更に近づくと、タンクローリーの前に真っ逆さまになってグチャグチャに壊れたトヨタ・ラクティスらしき車が見える。この状態だと、乗っていた人は恐らく助からないだろうなぁ。
 渋滞を抜けるとスムーズに流れるようになり、遅い車を時折抜かしつつ進む。

 小牧東ICで降り、昨日来た道を戻る。少々雲が多めだ。妻は旅で疲れているだろうから、前回と同様に夕食は江南西アピタで買い込んで済ませる事に。アピタの駐車場に車を停めて降りると「うわっ、暑い!」気温は35度。朝、霧ヶ峰の気温は22度だったから、余計に暑さが堪える。逃げ込むように店内に入り、各自食べたい物を手に取ってレジに並ぶ。
 店内から出て来ると「うひゃー、暑い!」車に乗り込んでクーラーを利かせながら走る。途中スタンドに寄って給油、17時半少し前に無事自宅に到着。今回の走行距離は431.8km、ジュリエッタ・クワドリフォリオヴェルデの燃費は12.3km/L。

 今回は台風接近中の旅だったけれど、霧ヶ峰周辺の天気はとても良く、吹く風も爽やかだった。
 しかし、帰宅した翌日は最高気温が35度と体温並み、しかも湿度も高かったので「うへぇ(=o=;)」という感じ、終日ぐったりしていた。(汗)早く涼しくならないかなー?なんて言ってると、近年は気持ち良い時期が殆ど無くて、一気に寒くなっちゃうんだよね。(汗)

(完)
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避暑で再び信州へ(その2) [雑感]

(前回からの続き)

 暑い中を歩き続けて見晴らしの良い場所に到着、三脚を設置してカメラバックからハッセルブラッドを取り出して撮影する。
霧ケ峰からの眺め
南を向くと富士山が見える。
霧ケ峰から見る富士山
霧ケ峰から見る富士山
良い天気が続いている為か、遠景は霞んでいる。
遠景は霞み気味
近景はハッキリくっきり見える。
近景ははっきり見える
撮影していたら12時半になったので、来た道を戻って車の所に戻り持参したおにぎりでお昼を食べる。車も人も多いけれど、霧の駅の建物は閉まったままなので一寸不思議な感じがする。
霧の駅は閉まっていても車や人は多い
幸い、西側と南側のお店は普通に営業しているから、困る事は何もない。

 食べ終わったら霧の駅を出発して南に下り、駐車スペースに停める。子供はそのままカルペデイムに直行、我々は池のくるみ(踊場湿原)へと歩く。前回は北側から入ったけれど、今回は南側のやや小高い丘の方から入る。初めのうちは陽を遮る物が何もないので暑いが、更に歩いて行くと植林された場所に入って涼しくなる。
森の中を進む
枝が邪魔しない場所を選んで三脚を構えて撮影する。
踊場湿原
踊場湿原
さらに奥へと進むと小川の流れる場所に辿り着く。
踊場湿原の小川
踊場湿原の小川
久し振りにCF135mmマクロレンズを取り出して杉苔を撮影したりする。
湿原の杉苔
ここから先は植林が無くて暑いし、ススキに阻まれて見渡せる場所が殆ど無いので、ここで撮影は終了、来た道を戻る。植林された所は適度な日陰で涼しい。
戻る道筋
植林を抜けて更に進み、舗装道に出る直前の場所に花が咲いていた。
散策路脇の花
舗装路を歩いて宿へと向かう途中、夕日を浴びる湿原を眺める。
夕日を浴びる踊り場湿原
16時半少し前にカルペデイムに到着。大して歩いていないけれど、15kgの機材を背負っていたせいか一寸疲れを感じた。少し休んでからお風呂を頂く。
 お風呂から上がってしばらくボケーッとして過ごす。
# 何とも贅沢な時間だ。
しばらくしたら夕食の時間。さぁ、飲むぞ食べるぞ...

(続く)
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避暑で再び信州へ(その1) [雑感]

 9月に入っても体温のような気温は相変わらず、連日エアコンを動かしっ放し。エアコンの入った部屋から一歩出ると、室内なのに「ムワッ」とした熱気が全身を容赦なく包み込み、一気にやる気が抜けて「ぐたーぁ」としてしまう。だから、作業は朝チョコっとだけしかできず、なかなか進まない。
 「この暑さは何時まで続く?」から「もう一度涼しい信州に行きたい!」という話になり、再び出掛ける事に。(笑)

 行くと決めたのは良いが「じゃぁ何処へ?」前回は池のくるみ(踊場湿原)を回ったけれど、後半が特に良かったので、再び回ってみる事になった。子供は他の場所の方が良いと言うので、別行動で霧の駅に車を停めてそこから東へと進む事になった。

 7日、朝ご飯を炊いたら妻と母が朝食と昼食分のおにぎりを作る。朝食は食べずに7時半に宅を出発。前回は360モデナだったので、今回はジュリエッタ。ガソリンが減っているのでスタンドで給油してから小牧東ICへと向かう。子供の乗るSLK200はそのまま直接ICへ。
 前回と同様、県道183・県道461(尾張パークウェイ)・県道49と進んで小牧東ICから中央道に入る。土曜日だからか交通量はかなり多い。トラックなどの業務用車と、家族連れと思しきワンボックスやセダンの割合はほぼ半々という感じ。追越車線の巡航速度は80km/hに届かず「何で遅いんだ?」と遥か前方を見ると、ボックス型ヨタ車が蓋していることが非常に多い。ヨタ車乗りはバックミラーを見ないんだろうか?それとも、わざと嫌がらせしてるのか??
 中津川ICT過ぎると交通量が6割ほどになったけれど、それなりに多い状態である事には変わらない。飯田ICを過ぎると交通量が更に減って、やっと少しだけ走り易くなる。松川ICを過ぎた所で子供から「小黒川PAに居るけど今何処走ってる?お腹空いたーっ!」という電話が掛かって来た。朝食べてないから当然だよなぁ。(笑)こちらも小黒川PAに行く事を伝えて先へと進む。

 9時45分過ぎに小黒川PAに到着。
小黒川PA
ここで朝食のおにぎりを食べる。標高がそこそこある為、気温はかなり高いが自宅よりは涼しく感じる。食べ終わったら、次は岡谷ICで降りて直接霧の駅へ向かう事を確認してから走り出す。

 遅い車を抜かしながら先へと進み、岡谷JCTを抜けて岡谷ICで降り、国道20へと進む。
 国道20はどこもかしこも渋滞気味で、ノロノロとしか進まない。少しイライラしながら走って元町の交差点で県道40へと進む。すると、こちらも何故かノロノロ。「何故?」と思ったが、大きなカーブで先頭にバスが走っているのが見えた。「あぁ、成る程。」ノロノロ運転に10分ほど付き合ったが、途中でバスがバス停に寄って止まってくれたので「こりゃ助かった!」...と思ったら、相変わらず10km/h前後でノロノロ。「えー?」大きなカーブの所で、先頭に遅い軽自動車が蓋をしているのを発見。ゲッソリ(ヽ''ω`)。追い越し禁止じゃないのに、そのすぐ後ろを走るBMW118も三菱デリカも何故か抜く気配は無く、そのまま金魚の糞状態で進む。かなり進んでようやく登坂車線のある区間に入ったら、我々以外は皆登坂車線へと入って行くのを見て、唖然(@@;)...「どうなっちゃったんだ、この車達は!?」
 本来のペースで走る事2分ほどで霧の駅の駐車場に到着。空いていた西側の奥に停める。時計を見ると11時15分を少し過ぎたところだ。「さっき朝食を食べたばかりだし、今昼を食べるには一寸早過ぎるなぁ。」一旦霧の駅から東へ向かって散策路を進み、適当な所で引き返してから昼食を食べる事にして、撮影機材を背負って歩き出す。
 以前は見晴らしの良いコースだったが、今はススキが生い茂って両側の視界を塞いでしまい、高い場所に出るまではひたすら歩くだけ。
遊歩道の両側はススキで視界が悪い
時折爽やかな風が吹き抜けるけれど、日差しが強くて風が無いと暑い。何度も立ち止まって持参したお茶を飲む。大した距離じゃないのに、長時間歩いたような気になってしまう。でも、高い場所はもっと先なんだよな...

続く
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ギター用ヘッドフォンアンプPocket Rock Itの修理(その4:完成) [電子回路]

前回からの続き)

 随分と時間が経ってしまったけれど、たまーに(^^;)ちょこちょこと作業を続けていたりしていた。
 回路図は案の定配線ミスが沢山見つかってあちこちを修正、何とかまともな回路図になった(と思っている)。改めて回路図を眺めると「うーん、よく考えられてるなー」と感心する。
# そりゃー市販してる位だし、プロにも評判が良かったから当たり前なんだけど。(笑)
 でっ、回路図を元にあちこち調べると、ボリウムの前までは正常と判明。「ぢゃぁ、電力回路が原因?」と思い、久し振りにファンクションジェネレータ(波形発生器)を出して来て接続、波形をオシロスコープで調べるものの、全く異常無し。「ということは、ボリウムが原因???」基板から取り外す。
外したボリウム
(その2)で分解しているのだけれど、改めてボリウムを分解する。
ボリウムを分解したところ
画像では分かり難いが、抵抗体の表面が薄汚れている。何故そうなったのかは分からないが、改めてNevrDull(金属磨き)でクリーニングしてから組み立てる。
ボリウムを組み立てたところ
念の為、もう一つのボリウムも外してクリーニングし、基板に取り付ける。
 2枚の基板はフラットケーブルで繋がっていたけれど、取り外す時に半田ゴテの熱で劣化してしまったので、たまたま部品箱の中にあった単線の配線材を使う。
フラットケーブルの代わりに単線を使う
念の為に1本おきに熱収縮チューブを被せて、接触してもショートしないようにしてから、もう一枚の基板に半田付けする。
2枚の基板を単線でつないだところ
単線なので、筐体に収める時にはやや力を入れる必要があったけれど、何とか所定の位置に収まった。
筐体に基板を収めたところ
念の為に、百円ショップで入手したイヤホンタイプのヘッドフォンとニッケル水素電池で動作確認する。
とりあえず動作確認した
正常に動作して安心した。
 あえて百均のヘッドフォンを使ったのには勿論理由がある。今回の回路に限らず、オーディオの音声出力回路は下手すると直流がそのまま出力に出てっちゃったりする場合があって、そうなるとヘッドフォンやスピーカなどの音声モニタリング機材を壊してしまいかねないのだ。だから、壊れてもショックの少ない(でも、ゼロじゃないんだけど...)安価な物を使って確認をするのであーる。

 随分と時間が掛かってしまったけれど、やっとこさ修理できた。これでエレキギターの練習環境は元に戻った。嫌いなので練習はあんまりやらないし、「だって、Pocket Rock Itが壊れてるから」と自分で自分に言い訳していた面もあるけれど、これで言い訳できなくなった。(笑)せいぜい練習するかなぁ。(滝汗)
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オーバーサングラスの修理 [雑感]

 先日、日頃ジュリエッタで使っているオーバーサングラスを掛けようとしたら、何故かサングラス部分が分離してしまった。
分離してしまったサングラス
「あれ?何で取れちゃったん??」でも、嵌めようとしても嵌らない。「ありゃ、こりゃ直さなきゃ。」

 本体に噛み付く部分を見ると、劣化したようで割れている。
劣化で割れている
割れた部分をよく見ると、製造の都合で樹脂同士の嵌め込みにしたようで、拡大して見ると嵌め合いの隙間が見える。
拡大すると隙間がある
普段車内に放置してあったので、太陽光に含まれる紫外線で樹脂が劣化してしまったのかも知れない。早速プラリペアで接着、丸一日放置して完全にくっ付いた。が、もう片方の部分に一寸触ったら「ボロッ」と崩壊してしまった。(滝汗)
もう片方は触ったら崩壊
全体的にかなり脆くなっていて、何度接着しても鼬ごっこになりそう。樹脂だから、一時的に直っても再び紫外線などで劣化するのは目に見えている。「うーん...いっそのこと固定しちゃうか。」

 フレームに直接固定する為、サングラス部分に穴を開ける。いきなり穴を開けるのは怖いので、ポンチで穴を開ける位置(赤の丸で囲んだ所)を決める。
ポンチで穴を開ける位置を決める
位置決めしたら1mmのドリルで穴を開けた。

 サングラスに対応する位置にも同様にポンチで位置決めし、1mmのドリルで穴を開け、ゆっくりねじ込んで割れないようにする。
位置決めしてねじ込んだところ
一旦ネジを抜き、改めてサングラスをねじ込んで固定すれば完成である。
完成したオーバーサングラス
固定してしまったので、トンネルに入ったら跳ね上げて出たら下ろして視界を確保するという事は出来なくなった。けれど、サングラスとしての機能があれば良いので、今後も活躍して貰う予定である。
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SLK200のオイル交換 [雑感]

 先日のツーリングでまとまった距離を走った事もあって、子供が通学などに使っているメルセデスSLK200のオイル交換の時期が迫ってきた為、ロッソコルサ(伊那市)へ足を運ぶ事に。

 27日朝5時半過ぎに自宅を出発する。日の出前だが、空は既に明るい。自宅近くのスタンドで給油し、県道183・県道64と進んで国道41に入ると案外交通量が多い。特に大型トラックが目立つ。平日だからか。
 県道349・県道84・国道21・ゴルフ場の間を抜ける道・再び国道21へ。土岐市街に入ると多少交通量が増えたが、大した事は無い。県道69・県道66・県道20・県道33と進んで、道の駅おばあちゃん市・山岡に入る。
道の駅おばあちゃん市・山岡
朝早い為か、車も客も殆ど居ない。雲が多いものの、強い日差しが時折照り付ける。
客は殆ど居ない
トイレ休憩したら走り出す。

 県道33・国道363と走って国道257に入ると交通量はほぼゼロ。時折遅い車や対向車に行き会う程度。国道153に入ると、高齢者を載せたワンボックスばかりになるが、次々と「お先にどうぞ」とウインカーで合図されるので、有難く先に行かせて貰う。
# あの速度じゃ日が暮れてもロッソに着かんぜぃ。(笑)
この国道は追越禁止区間が多くて非常に走り難いのだが、幸いな事に遅い車に出会わずに済んだ。道の駅信州平谷に車を停めてトイレ休憩。
道の駅信州平谷
駐車場はガラガラだ。
道の駅の駐車場はガラガラ
そういえば、このキャンピングカーは以前にも見た事あるよーな...!?

 再び走り出す。大型車が多いので、抜くタイミングを考えながら進む。寒原峠の電光表示板は18度。標高が高いだけに一寸涼しいようだ。
 阿智の街が近くなるに連れて交通量がどんどん増え、飯田市街に入ると車の数が激増、道の両側に見える建物の数も一気に増える。「あぁ、飯田の街中に入ったな」といつも思う。
 飯田市立病院を抜けたら国道を離れ、県道18・県道251へ。こちらは何時走っても交通量が少なくて快適だ。県道18・県道226と進んで国道153に戻る。ここまで来れば渋滞とは無縁だ。
 駒ヶ根市街に差し掛かると渋滞気味となる。片側2車線の準備はかなり整っているのに、何故か1車線のまま放置されている。どういうこと?(怒)
 宮田村に入ると流れが良くなって順調に進むが、国道153が天竜川の堤防上を走る区間に入るとやっぱり渋滞気味となる。県道19を進んで10時半過ぎに無事ロッソコルサに到着。自宅から200㎞一寸だ。
自宅から200㎞一寸
5時間かかったので、計算上は時速43㎞/h程度。名古屋市内は25km/h位だから、交通の流れはかなり良い方だな。
# 田舎がメインの道で信号少ないし。
オイル交換して貰い、その後も45分ほど雑談してから帰途に就く。

 来た道を戻る途中、ニシザワ双葉食彩館に寄る。
ニシザワ双葉食彩館
家族用のお土産を買う。
家族用に買った菓子類
# いつものヤツ、だな。
序でに、持参した栄養ゼリーを昼食代わりに食べる。
昼食代わりのゼリー
# でも、体重は微増傾向...(--;)
食べ終ったら走り出す。

 来た道を戻るが、空模様が段々と怪しくなってくる。まだ雨が降るほどでは無いけれど、かなり暗くなってきた。渋滞気味の駒ヶ根市街を抜け、アピタ高森店が見えたら県道226へ。県道18・県道251と進んで弁天橋を渡り、国道153に戻る。飯田市街は交通量がとても多い。時折フロントガラスに雨粒が付くが降り続く気配は無い。
 国道256との分岐を過ぎて標高が上がり出すと、時折雨がぱらつくが、寒原峠を越えたら止んでしまう。峠にある電光表示板は22度、窓を開けて走ると気持ち良い。
 国道257へと入り、しばらく走って道の駅上矢作ラフォーレ福寿の里に入ったら、改装工事中だった。
道の駅上矢作ラフォーレ福寿の里は改装工事中
工事中だがトイレは使えるし、売店も小規模ながら時折営業しているようだった。
 トイレ休憩を済ませたら走り出す。

 国道363・県道33・県道20・県道66・県道69・国道21と走るが、やはり土岐市街周辺は交通量が多い。ゴルフ場の合間の道から再び国道21に入る。交通量の多い可児市街を抜け、県道84・県道349・国道41・県道64・県道183と進んで17時15分過ぎに自宅に無事到着。

 オイル交換の為に単に往復しただけという感じだったけれど、緑の濃い国道153を走るのは結構爽快だった。
 オイル交換のタイミングはメーカ指定よりもかなり短いけれど、通学中は渋滞や信号だらけの区間も多いので、早め早めの交換が肝心だと思う。
 これで当分は大丈夫!だね。
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