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二つのマウスの簡単な修理 [電子回路]

 普段妻が使っているマウス(logicoolのM171)が「突然動かなくなった」と言う。
動かなくなったlogicoolのM171
「どーせ電池切れじゃないの」と言いながら受け取る。電池を交換する為に蓋を開け...ギョギョギョッ!液漏れしてるじゃん。(汗)
中で液漏れしてる
取り出して見ると、電池の両側から液漏れしているようだ。
液漏れした電池
液漏れした電池
「漏れた液が内部まで浸透してると厄介だけどな」と思いながら直ぐに分解。
マウスを分解したところ
幸い電池室周りだけで収まっていた。
基盤は無傷だった
序でに、サムホイール周りを軽く掃除した。
 電池室のプラス側は液漏れで通電しない状態になっている。
電池室プラス側は通電しない状態
ピンセットや精密マイナスドライバーで、こびりついた固形物を出来るだけ掻き取り、NevrDull(ネバーダル:金属磨き)で磨くと、何とか電気が通る状態になった。
清掃し終えたプラス側
マイナス側を見ると、漏れた液でかなり傷んでいる。
マイナス側もガビガビ
こちらも同様に清掃する。
清掃し終えたマイナス側
元通りに組み立てて新しい電池(と言っても使い古しだけど^^;)を入れたら動いた。これでOK。

 もう一つある。次のマウスは、普段は使わないが他のマウスが不具合を起こした時の予備の為に手近な場所に置いてある物。子供がかつて受けていた小学生向け通信教育のおまけで貰ったマウスだ。
予備のマウス
動作には問題無いものの、配線の部分が傷んでいると言う。確かに、付け根の被覆が破れている。
被覆が裂けている
樹脂が劣化している上に、何度も同じ場所に力が掛かるので、耐えきれなくなって裂けたらしい。
 この程度なら熱収縮チューブで抑え込んでしまえば良い。まずは分解する。
分解したところ
配線を外す。
外した配線
傷んだ部分も含めて少し大きめに熱収縮チューブを被せて熱で収縮させる。
熱収縮チューブを被せたところ
チューブを被せると少し硬めになって太さも少し増えるけれど、何とか元通りの位置に収める。
元の位置に戻す
透明なチューブを使ったので、見た目にも違和感はない。
透明なチューブなので目立たない
よく見ると、USBコネクタの付け根も傷んでいる(矢印の位置で千切れている)。
矢印の位置で千切れている
配線そのものに異常は無いが、急角度で曲がるのを防いでいる部分なので、このまま放置しておくのは良くない。でっ、ホットメルトで軽く固定する。
ホットメルトで軽く固定した
これで大丈夫。

 一寸した事だけど、どちらも放置すると使えない状態になってしまう事もあるので、気が付いたら修理、だね。
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