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テッサー45mmのフード [カメラ]

 我が家で唯一の35㎜カメラとなったCONTAXの一眼レフは、普段はTessar(テッサー)45mmF2.8を付けている。
S2b+Tessar45mm
現在は中判ばかり使っている為、出番は年に数回程度だけど、モノクロでの撮影は何故か大抵このレンズである。
 今までフード無しで使っていたが、中判でフードの重要性を再認識してからは「単焦点なんだから、やっぱフード付ける方が良いよなぁ」と思うようになった。
 しかし、京セラがカメラ製造から撤退してかなり時間を経ている為、今更純正のフードを探そうとは思わない。探すのが面倒だし、とっくの昔に製造が終了してて安く手に入るとは限らないからだ。

 因みに純正のフードは単体ではなく、 49/55RINGと55/86RINGという2つのステップアップリングを重ねてからMETAL-HOOD4という深さの結構ある金属製フードを合体させる構造になっている。
 他のレンズと共用で設計できるように組み合わせる前提で作られていたらしいが、フードだけでレンズの数倍の大きさになってしまい、ハッキリ言って「邪魔。」(笑)それが理由で今まで使っていなかった、という面もある。

 先日、別件でネット上で探し物をしていたら、「標準レンズ用 汎用フード」という商品が検索に引っかかってきた。「そういえば、45㎜のフードってまだ探してなかったな」と思い出し、本来の探し物はそっちのけでフードをあちこち調べてみた。すると、「標準レンズ用なら45㎜でもほぼOK」らしいと判ってきた。
 35㎜の標準レンズは50mmで、45mmだと水平画角が5度広い。だから、50㎜ピッタリで設計されたフードを45㎜で使うと四隅にフードが写り込んでしまう危険性がある。実際に使ってみないと、使えるかどうかは分からない。

 色々なサイトを参考にした結果選んだのが、これだ。
エツミ・メタルフード2
エツミのメタルフードⅡである。国産と言う点に強く惹かれた。金属製で、深さは25㎜。
深さは25㎜
内面は反射を防止する溝が切ってあって、更に艶消しの黒で塗装されている。
内側は溝と艶消し塗装で反射を防ぐ構造
取り付けると、こんな感じ。
フードを取り付けたところ
取り付ける前はあっさりした感じだったが、
フードを取り付ける前
取り付けると一気に一眼レフらしくなった。(と思うのは拙者だけ? ^^;
フードを取り付けた後
レンズに直接ではなく、プロテクトフィルターの上に重ねて取り付けているけれど、フィルム室側から見ても四隅が蹴られる事は無いから、このまま安心して使える。

 フードを付けると若干大きくなるけれど、迷光を防いでくれるから画質は確実に向上する。でも、写真の腕が上がる訳じゃないのが痛いよなー。(笑)


ETSUMI メタルフードII 49mm用 ブラック E-6565

ETSUMI メタルフードII 49mm用 ブラック E-6565

  • 出版社/メーカー: エツミ
  • 発売日: 2014/07/07
  • メディア: Camera





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