ローランドPianoPlus20の簡単な修理

　子供が使っているローランドの電子ピアノPianoPlus20（HP-20）は、特定の部分だけ音が出なくなった。

以前にオーバーホールしているので、開けるのは2回目だ。序に音の出ない部分の鍵盤も外す。

鍵盤部を外して取り出す。

鍵盤を抜くと本体は抜け殻だ。

鍵盤部を見ると、何となく違和感が。

よく見ると、ランド（銅箔パターン）が剥がれていて、配線が取れてしまっている。

ランドが剥がれている事から、恐らくは前所有者が修理したのだろう。ハンダ付けが外れてしまったのは、元々のはんだ付けがかなりいい加減だったであろう事が推測できる。

　剥がれた部分（鉛筆で指している所）の配線を追っていくと、やや広い面積の部分（ペーパーナイフで指している所）がある。これだけの面積があれば、ソルダーレジストを剥がせばハンダ付けできそうだ。

部品箱の中にあった線を使ってハンダ付けする。

そのままだと外れてしまうかも知れないので、グルーで固定しておく。

あとは元通り組み立てれば完成である。

　念の為に子供に使って貰ったら「普通に音が出た」と。これで当分は大丈夫だね。

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