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サングラスホルダーの取り付け [フェラーリ]

 中国武漢ウィルス(新型コロナウィルス)のお陰で360モデナは出番の無い状態が続いている。収束の目処が立たず、いつになったら乗り回せるようになるのか皆目見当が付かない。それでも、気になる部分はちまちまと作業したりしている。

 サングラスはオーバーグラス・タイプを使っていて、使わない時は助手席に置いたりしていた。けれど、カーブを曲がったりするとシートから落ちたりする事があり、「どっかに置く場所を作らないとなぁ。」
 少し前の話になるけれど、ホームセンターに買い物に出掛けた序に「サングラスの入れ物を」と思い出し、カー用品コーナーへ。色んな種類があったけれど、サンバイザーに取り付けるタイプを選んだ。
槌屋ヤック 車用 サングラスホルダー スリムサングラスキーパー ブラックPZ-591

槌屋ヤック 車用 サングラスホルダー スリムサングラスキーパー ブラック PZ-591

槌屋ヤック 車用 サングラスホルダー スリムサングラスキーパー ブラック PZ-591

  • 出版社/メーカー: 槌屋ヤック(Tsuchiya Yac)
  • 発売日: 2012/06/12
  • メディア: Automotive




これを選んだ理由は「取り付けクリップが樹脂製で当りが強く無さそう」だから。クリップ部がワイヤーの製品はワイヤー線が細い上にかなり硬くて、サンバイザーの貼り革を痛めてしまいそう。金属だと錆びる事も考えられるので、あえて避けたのである。

 全体が樹脂製で、かなりコンパクトだ。
結構コンパクト
サングラスを挟む部分には、柔らかいスポンジが使われている。
スポンジでサングラスを挟む構造
これならサングラス側を傷付けてしまうような事は無いだろう。
 360モデナの助手席側に取り付けてみると、こんな感じとなる。
助手席側に取り付けたところ
写り込んでいる時計は、バッテリー交換後も時刻合わせしていないので、気にしないよーに。(笑)
サングラスを挟み込むと、こんな感じ。
オーバーグラスを挟んだところ
サンバイザーが天井に近い位置にあるので、案外気にならない。
 これで、コーナーの度に落ちたオーバーグラスを拾わずに済みそうだ。(笑)
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マットレスを新調 [雑感]

 6年程使っている寝具うのマットレスは、背中から腰の辺りが沈むようになってきた。
 見た目は全く問題無いのだが、寝ると真ん中辺りで腰を中心に少し沈んでいるのが判る。どちらかの端に寄れば多少は緩和されるけれど、寝返りを打ったらマットレスから落ちてしまう事もあり、根本的な解決にはならない。
 数か月前から気にはなっていたのだけれど、「まぁ、未だ使えるから」と使い続けていた。が、そのうちに朝方に背中の下の方が痛くて目が覚めるようになった。遥かに体重の軽い妻は「え?問題無いと思うけど...??」と宣うけれど、「こりゃーもう限界か」と思い、買い替える事に。
 ちなみに、使っていたのは「高反発」という言葉が出始めて間もない頃に売り出されていた「トリプルキューブ」という製品だったが、現在販売されていないところを見ると、耐久性はあまり無かったのかも知れない。

 普段からフローリングや畳の上で枕も何も敷かずに昼寝したりしているせいか、体が沈むような柔らかい寝具は苦手である。幸い、「高反発」ブームはまだ続いているようで、ネット上を見ても硬めのマットレスが数多く販売されている。
 あれこれ見比べ、価格重視で「もっと硬め(255N)」選んだ。

アイリスプラザ マットレス シングル 高反発 ダークブラウン 10cm 三折り 25D KUM3-F10-25D-S

アイリスプラザ マットレス シングル 高反発 ダークブラウン 10cm 三折り 25D KUM3-F10-25D-S

  • 出版社/メーカー: アイリスプラザ(IRIS PLAZA)
  • 発売日: 2019/06/24
  • メディア: ホーム&キッチン





ネット上で注文して待つこと数日、自宅に届いた。当たり前だけど、かなり大きい。
結構な大きさがある
箱から出すと、ギリギリに巻かれた状態で出て来る。
ギリギリにまかれた状態
巻かれている透明シートを剥がしてゆくと、最後の部分が外れた途端、一気に膨らんだ。
一気に膨らんだ後
しかし、よく見るとまだ皺が残っている。
皺がまだある
購入元の商品説明ページでは「7日から10日で復元する」と書かれていたので、そのまま一週間放置しておいた。

 丸々一週間経ってから見ると、なるほど皺はほぼ無くなっている。
皺は無くなっている
皺があるのは表面のカバーだけで、内部に皺は無い。
皺はカバーだけ
使い始めてまだ数日しか経っていないけれど、今までのマットレスに比べて体の沈み込みは圧倒的に少ない。全く沈み込まない訳ではないけれど、沈む部分でもかなり浅い感じで、体のどこかに重力が集中してしまうような事は無い。
 お陰で、朝背中下の痛みで目が覚めるような事は無くなった。使い始めたばかりで耐久性はまだ分からないけれど、長持ちしてくれると嬉しいなー。
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ご案内(と、おまけ) [カメラ]

 先週末の話になるのだけれど、自宅に一枚の葉書が届いた。
中古カメラ市の案内葉書
名古屋市内にある中古カメラ屋達が毎年開いている中古カメラ市の「ご案内」だ。
 このカメラ市は丸栄百貨店を会場としていたが、丸栄百貨店は2018年6月で閉店してしまった。今回の会場は松坂屋になっている。

 このカメラ市は、中古カメラ・ブームの頃は初日が平日にもかかわらず凄い人出だった...と、当時の様子を知っているという事は、拙者も「同じ穴の狢」だったのであーるっ。(汗)探しているカメラがある時は、カメラ市初日に休暇を取って開店待ったりしたんだよなー。(笑)
 今は亡き「ライカ広場」掲示板の纏め役だったUさんも当時はご健在で、掲示板の関係者とも会場で良く鉢合わせしたっけ。カメラ市の日に合わせて広場のオフ会をやったり、わざわざ日程を調整して善光寺参りオフ会をやったりして、大いに盛り上がっていた。
 そんな訳でカメラ市には必ず足を運んでいたのだけれど、阪神大震災をきっかけに増え過ぎたカメラ機材を処分して以後、欲しいカメラがあっても「本当に使うのか?」と自問するようになって買う事も殆ど無くなり、カメラ市から徐々に足が遠のいて行った。ここ10年ほどは行った事が無い。

 また、Uさんが突然亡くなり、広場への書き込みで嫌な思いをしてからは掲示板を全く見なくなってしまい、同類の掲示板からも遠ざかった。だから、ライカ広場の閉鎖を知ったのは、かなり時間が経ってからだった。
 それでも時々思い出したように湘南カメラ倶楽部の掲示板に書き込んだりしていたけれど、些細な事をきっかけに感覚の違いが大きいと知り、そちらからも遠ざかった。
 今は、ライカ広場を含め各掲示板の関係者とは縁が切れた状態になっている。

 以前はこの葉書が毎回6枚位届いたけれど、今は嫌な思い出のある名古屋市内某店からの一枚だけ。それでもフィルムカメラは大好きだから、足を運べば欲しい物はあるだろうし、下手すりゃ衝動買いしてしまうかも知れない。(汗)
 その一方でフィルムが年々高騰、それに連れて撮影本数も減っている為、保管場所の問題もあってこれ以上機材を増やしたくないという思いもある。それに、何故かは判らないけれど国内だと割高だ。だから、案内が来ても出掛ける事はもう無いだろう。

 もう一つ、おまけの画像を。
あんドーナツ
家族が「安かった」と買ってきた見切り品である。(汗)
 一瞬「えーっ、『ドあん』って何やねん???......そうか、『ドーナツ』の文字がシールで隠れてるのか。(^^;)」って。(笑)
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Metrix距離計の簡単なメンテナンス [カメラ]

 ローライ35用に手に入れたMetrix距離計は、一応使える状態だけど、内部に曇りが出ていてかなり見辛い。
Metrix社の単体距離計
「どうせ単純な構造の筈だから、いっちょバラシてみるか。」

 あちこち触った結果、側面のネジを外せば良さそうだと判った。
片側を外したところ
両側を外したら分解できた。
分解したところ
内部は簡単な構造だ。
 通常の距離計は二重像の大きさが実像とほぼ同じなのだが、この距離計の二重像は中心部だけ。それが不思議だったのだけれど、その理由が解った。
ハーフミラーの下半分が欠けている
ミラーの半分以上が欠けて無くなっている。上側が残っているので未だ何とか使える。
 どの部分もかなり曇っているので、レンズクリーナーとクリーニングペーパーを出してきて、早速クリーニング。
レンズクリーナーとクリーニングペーパー
これでスッキリ見えるようになった。

 剥がれた部分をよく見ると、どうやら湿気か何かでミラー部が錆び落ちたようだ。残った部分も微妙に浮きかけている所があったりするので、そのうちに剥がれてしまう可能性もある。
 見た感じではミラーが蒸着されているようなので、剥がれてしまったら直すのがかなり厄介だ。直すとしたら、ごく薄いミラーフィルムなどを使う事になりそうだが、シート単位で販売されている事が多い。直した後、シートをどうするのかが問題になりそうだなぁ。(汗)
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やらかしたーぁ!(その5) [カメラ]

前回からの続き)

 前回フードが2個写っていたけれど、実はもう1台がドイツから輸送中だったからなのだ。先日、手元に届いた。ローライB35のシルバーである。
届いたローライB35シルバー
送料を含めても国内のほぼ半額で手に入れた。安いだけあって、よく見るとレンズにうっすらとコーティング剥げのような部分があるけれど、撮影には影響しない程度。掌サイズなのはローライ35Sと同じ。
手のひらサイズ
レンズ上面はフィート表示のみ。シャッターや絞りとは連動しないけれど、セレン光電池式の指針式露出計が内蔵されているので、ある程度の明るさがあればフィルムだけで撮影出来る。
カメラの上面
この露出計が動かない程暗い場所では、シャッター速度が遅くなり過ぎて手持ち撮影は出来ない。だから、普段はこれで十分なのであーる。
 背面にはファインダーがあるだけだ。
カメラの背面
底面は、左からフィルム巻き上げクランク、裏蓋のロックつまみ、フィルム巻き戻しボタン、ストロボシューが並んでいる。
カメラの底面
レンズ下側にメートルの距離表示がある。
# ローライ35Sは上側にフィート表示とメートル表示を併記。
 B35はシリーズの廉価版なので、シャッター速度は1/500秒から1/30秒までで、その他はB(バルブ)しかない。
# ローライ35Sは1/500秒から1/2秒と、B。
でも、拙者は1/250秒から1/60秒の間でしか使わないので、不都合は感じない。

 ローライ35シリーズを2台揃えたのには、勿論理由があっての事。コンタックスS2b一台とローライ35二台のサイズがほぼ同じなのである。
サイズ比較
サイズ比較
ローライ35ならモノクロとポジ(カラー)の2種類のフィルムを詰めて簡単に持ち歩けるが、S2bだとどちらかの択一となる。デジタルなら後で色を抜いたりするのは簡単だが、フィルムだとそうはいかない。2種類のフィルムを同時に使いたい時は2台持つ以外に手が無いのだ。特に、使用期限を過ぎたモノクロフィルムが数本あるから、尚更である。(汗)

 曲がりなりにもフィルムカメラが2台となり、フィルムカメラを持ち出す時にポジかモノクロかで悩む事は無くなった。

(えっ、まだ続く...?)
タグ:ローライB35
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楽器用ケーブルのプラグ交換 [音楽]

 普段は子供が使っている楽器用ケーブルは、増えた機材都合で位置を変えたらケーブルの曲がり具合が強くなってしまい、ケーブルを痛めんてしまいそうでやや不安な状態だった。「L字型プラグなら曲がり方が緩くなるんだけどなー」なんて思っていた。
 数日後、たまにしか利用しないお店から「ポイント失効のお知らせ」というメールが届く。「え?一週間後にポイントがパーに??うーん、そう言われても、今必要な物は...あっ!」送料を少し補う程度にしかならないけれど、NEUTRIKのL型プラグを発注してポイントを無事消化できた。(笑)

 数日後、自宅に届いたので作業開始。今回作業するのはエレクトロハーモニクス社製のケーブルだ。
エレクトロハーモニクス社のケーブル
熱収縮チューブを剥がしたら、プラグはSWITCHCRAFT社製だった。
SWITCHCRAFT社のプラグが使われていた
ケーブル内部を見ると、安いケーブルとは違って樹脂部に厚みがあり、しっかりしている。忘れないように、予めエンドキャップ部をケーブルに通しておく。
使われているケーブルは安物ではなかった
通常のケーブルは外側が網線だが、このケーブルは銅線を密に並べる構造になっている。こういうのは初めて見た。
 NEUTRIKのサイトに掛かれている寸法通りに配線をカットして予備ハンダをしておく。
指定サイズにカットして予備ハンダしたところ
L型プラグはハンダ付けする場所も指定されているので、事前にその部分を軽くNevrDull(ネバーダル:金属磨き)で磨いておいた。
ハンダ付け個所を事前に磨いておいた
指定された通りにハンダ付けする。
メーカの指定通りにハンダ付けしたところ
ケーブル保持用樹脂金具を上から被せる。
樹脂金具をかぶせたところ
外側の金属筐体をはめ込み、
外側をはめたところ
エンドキャップを捻じ込めば作業は完了である。
キャップを捻じ込んで作業完了
念の為に、デジタルテスターで抵抗値を測定しておく。
デジタルテスターで測定中
この程度の抵抗なら許容範囲だ。
 同じケーブルが2本あるので、見分けが付くように片方にだけタイラップを巻いた。
目印にタイラップを巻いた
これで安心して使えるようになった。
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テールランプ・ホルダーの修理 [自転車]

 久し振りの自転車ネタである。
 普段使っている自転車FELT・SPEED50に付けてあるテールライトTopLight View Plusは、樹脂部品を流用して取り付けてあったのだけれど、その部品が劣化して随分前に割れてしまっていた。
樹脂部品が割れてテールライトが落ちたまま
中国武漢ウィルス(コロナウイルス)の関係で3月下旬から乗る機会が殆ど無かった為、結構長い間そのままにしてあったけれど、「いい加減直そうか」と思い、作業し始めた。

 別件でホームセンターに行った序に、シートポストに合いそうな金具を探してきた。
購入した金具
配管を固定する為の金具らしい。
 しかし、これだけだと固定できないので、やはり別件で再びホームセンターへ行った時に金具を買い足してきた。
買い足した金具
テールライトの既存金具にL型金具を取り付けて、
テールライト既存金具に追加したところ
シートポスト側金具に取り付ける。
シートポスト側金具にテールライトを固定したところ
後方から良く見える角度に調整して固定すればOKだ。
角度を決めてを固定したところ
なお、今回の金具類の出費は500円ほどだった。
 試しに近所を走ってみたけれど、がっちり固定されているので異音などは一切無い。

 今の時期は日が長いのでテールランプはほぼ必要無いけれど、これでどの時期・どの時間帯でも安心して使えるようになった。
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やらかしたーぁ!(その4) [カメラ]

前回からの続き)

 ローライ35シリーズは、ファインダーへと導く為のミラーが必要な一眼レフと違って、レンズからフィルムまでの距離が短い。だからこそレンズ設計もレトロフォーカス(レンズ最後面からフィルム面までの距離を長くする)にする必要が無く、極限まで小型化出来た訳だけど、その代わり迷光に弱いという宿命から逃げられない。

 一眼レフはミラーを挟む都合上、フランジバック(レンズ最後面からフィルムまでの距離)が長いので、フランジバックの空間に余裕があり、内面反射を防ぐ遮光版などの設置は比較的簡単だ。
 しかし、ローライ35の場合はフランジバックの距離がとても短い。しかも、周囲にはシャッター機構やフィルム送り機構がひしめいている為、フランジバックの空間を上下左右に大きく取る事が出来ないから遮光版などを設置する余裕が無い。反射を抑える塗装だけで精一杯。
 そんな状態なので、レンズからの迷光がフランジバック空間で反射してフィルムに到達してしまい、何となく白っぽくなって写るという現象が起きたりする。
 この現象を避けるには、レンズにフードを付けて迷光をカットするのが一番なのだが、迷光遮断の効果が最も高い角型フードは純正品だとそれこそもう1台カメラが買えちゃいそうなお値段だったりする。

 「うーん、どうすっべ?...最悪、段ボールなんかで自作するかぁ?」などと思いながらネットを漁っていたら、Tango Camera Onlineと言うサイトで安いフードが売られているのを見つけ、早速発注。受注生産品とかで10日ほど経ってから送られてきた。
購入したフード
# でも、何でフードが2個もあるんだ...?(^^;)
取り付けてみると、見た目は純正品と同じ。
Rollei35に取り付けたところ
しかし、レンズとの間に僅かな隙間が空いてしまう。
レンズとの間に隙間が
この隙間は数mmしかないけれど、これが結構厄介なのである。
 普通に真っ直ぐ見る分には、視野を妨げる物は何も見えない。
一見問題無さそうに見える
しかし、撮影範囲ギリギリの位置からレンズ側を見るとフードが見えてしまうのだ。
僅かにフードが見えている
横にした状態でも、やはり僅かながらもフードが見えてしまう。
横位置でも僅かにフードが見えている
「こりゃ、フードの内側を削ってレンズに密着できるようにしなきゃ駄目だな。」安いのにはそれなりの理由がありそうだ。3Dプリンターで作成されているというから、使われている樹脂フィラメントはかなり硬い筈。結構な手間がかかりそうだ。

(えーっ!?まだ続く...のか??? ^^;)
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KORG TRITONのオーバーホール [音楽]

 子供が中古ショップから仕入れてきて使っているコルグのシンセサイザーTRITON(トライトン)は、「音が丸くて曲の中で埋もれてしまう」らしい。
コルグTRITON初代
ネット上で調べてみると、初代TRITONは1999年発売だから既に20年以上経っている。「じゃぁ、オーバーホールするか。」

 ネット上で必要な電解コンデンサを取り寄せたら作業を開始する。
 まず、本体裏側を見る。沢山のネジがあって、どれを外せば良いのか分からない。
裏側にはネジが一杯
あちこちネジを外してみても一向に埒が明かない。「何でだ?」と思い、改めて見回してみたら、側面にもネジが。(汗)
側面もネジ止めされている
分解は両側面と底面の左右ギリギリの位置にあるネジを外せば良いらしい。
# 必要ないネジまで外したお陰で、組み立て時にキーボード盤を固定し直す羽目に。(滝汗)
サイズは大きいが、内部に入っている基板は案外少ない。
内部の基板は案外少ない</a></div>電源部は右の基板上にまとめられている。
<div align=電源基板
スイッチング電源なので、電解コンデンサは低ESRタイプが使われている。
コンデンサは低ESRタイプ
この手のコンデンサは入手が面倒だし、見た感じでは問題無さそうなので、今回はあえてそのままにしておく。
 デジタル回路側はとにかく配線が多いので、忘れないようにデジカメで細かく記録しながら外さないと、後で戻せなくなってしまうかも知れない。
デジタル部は配線だらけ

デジタル部は配線だらけ

デジタル部は配線だらけ
デジタル部の基板を外すとアナログ回路の基板が見えてくる。
デジタル回路基板を外したところ

何故か配線の一つだけがタイラップで固定されている。
配線1本だけタイラップで固定されている
「あれ?基板にネジが無い!」と思ったら。側面からネジ止めされていた。(汗)
アナログ回路基板は側面からネジ止めされていて基板上にネジは無い
あちこちネジを外して、ようやく基板が取り出せた。
取り出したアナログ回路基板
見た目は問題無いが間違いなく経年で劣化している筈なので、電解コンデンサ全てを交換した。
電解コンデンサを全交換
当時の設計者はアナログ部も重視していたようで、使われていたコンデンサは全てELNAのオーディオグレードだった。

 アナログ部は基板一枚だけで、他は全てデジタル回路。しかし、操作パネルに対応する基板にはボリュームが載っているので、こちらも外す。まずは左側の基板からだ。
左側操作パネル基板
分解可能かどうかを見る為、まず一部のボリュームだけ外す。
一部のボリュームを外したところ
どちらのボリュームも分解可能なタイプだ。
ボリュームは分解可能
スライドボリュームも分解可能
どのボリュームも動作に不具合は出ていないそうだが、いずれ問題が出るだろうから先に作業しておく。
 まずは普通のボリュームから分解してみたら、案の定、内部は劣化したグリスが入り込んでいる。
内部に劣化したグリースが回り込んでいた
NevrDull(ネバーダル:金属磨き)で磨くが、何故かどれだけ磨いても真っ黒になる。「何故じゃーぁ?」抵抗体の摺動面をよく見ると、昭和の時代のボリュームと違って摺動面の強度はかなり低いようだ。どれだけ磨いても接点の軌跡が消えないのは、摩擦にかなり弱いかららしい。摺動面が奇麗になった段階で磨くのを止めておいた。接点側も軽く磨いておく。
磨き終わったところ
スライドボリュームの内部はグリースなどは入っていないけれど、決して良い状態とは言えない。
スライドボリュームの内部も状態は良くない
こちらもNevrDullで磨いたが、やはりいつまでたっても綿が真っ黒になるので、奇麗になったところで止めた。
磨いた後
右側の操作基板も外す。
右側の操作基板
こちらはロータリーエンコーダ(左端の丸い部品)も載っている。
ボリュームとロータリーエンコーダが載っている
分解して内部を見ると、接点部の表面が酸化して茶色くなっていた。
接点面は茶色い
こんな状態だと接触不良になるのは時間の問題なので、こちらも勿論磨く。右半分が磨く前、左半分が磨いた後だ。
左が磨いた所
実際に肉眼で見ると、画像以上の差がある。
 作業が終わったら、全てを元通り組み立てて完成である。

 早速子供に使って貰ったら「丸くて埋もれていたのが、ちゃんと音が立って抜けるようになった」と。
 組み立てに少しアタフタしたけれど(汗)、めでたしメデタシである。
タグ:コルグ triton
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やらかしたーぁ!(その3) [カメラ]

前回からの続き)

 ローライ35シリーズはピント合わせが目測。だから、近距離で撮影する場合は、(シャッター速度が遅くなって手ブレを起こし易くなるけれど)絞り込んで被写界深度を稼ぐか、勘で撮影する事になるけれど、現像してから「ゲッ、やっぱピンボケやん![がく~(落胆した顔)]」なんてなる事もままある。
 そこで、単体の距離計を探す事に。

 例によってネット上を漁ったら、独Leipzig(ライプツィヒ)のカメラ商から安く売りに出されているのを見つけ、日本に送って貰った。Metrix社の単体距離計である。
Metrixの距離計
距離表示はフィートだけど、ローライ35Sはメートルとフィートの両方の表示があるので不都合は無い。
距離表示はフィート
サイズは他社製とほぼ同じ。
サイズは他社並み
取り付けると、こんな感じとなる。
距離計を取り付けたところ
ローライ35シリーズは出かけた先などで散発的に撮影する事が多く、近寄って撮る事は滅多に無いけれど、念の為にいつも一緒に持って行く事になりそうだ。

 一応、このシリーズは「これにて完結!」の積りだったんだけど...実は、日本へ輸送中のが未だ一つ有るんだよね。(笑)

続く
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