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再び目覚まし時計の修理 [時計]

 だいぶ前に修理した目覚まし時計はその後も正常に動いてて、いつも寝床の隣に置いて使っている。
修理して使っている目覚まし時計
ところが、先日朝起きた時に何気なく見たら「ゲッ、液漏れしてるやん!」(滝汗)この画像を見て気が付いたのだけれど、LEDライトを数多く出しているGENTOSが販売した時計で、型番はFT-175というらしい。
液漏れしている
慌てて電池室の蓋を開ける。液漏れしてからだいぶ時間が経っているらしく、漏れた液が乾燥して結晶し白くなっている。
結晶で白くなっている
電池を取り出すと、右側の電池が液漏れしていた。
右側の電池が液漏れしている
電池室も結晶で白くなっている。
電池室も結晶で白い
漏れた液は内部にも浸入していた。電極に繋がる端子がアルカリ性の液体に浸食されて、青緑色の結晶が付着している。
裏側の端子まで液が回り込んでいた
電池室の端子に付着した結晶をピンセットで削り取り、更にNevrDull(ネバーダル:金属磨き)で磨いたけれど、電池を入れても通電しない。
 「何でぇ?」と思ったが、よく見ると表面のメッキが剥がれて荒れた表面が剥き出しになっている。電池を指でクルクル回すと通電する場合もあるから全く電気が流れないという訳ではないが、接点としては何とも心許ない状態である。一寸した衝撃、例えば布団の端が当たった程度であっても、接触が悪くなって電気が流れなくなる事も十分考えられる。「うーん...どうせなら、単一仕様にしちゃおう!」
 電池ボックスの配線を通す穴を開ける。
配線用の穴を開けたところ
電池ボックスの配線をハンダ付けしようとしたら、端子から配線が外れてしまった。
端子からハンダ付けされた配線が外れた
電池から漏れた液は端子のメッキの内側に染み込んでメッキ層を剥がしてしまっていたのだ。恐るべし電解液、である。端子を濡れティッシュで確り拭き取り、更にNevrDullで磨いてからハンダ付けした。
改めてハンダ付けしたところ
電池ボックスはグルーで固定した。
グルーガンで電池ボックスを固定した
ある程度使ってあって、30Ω負荷を掛けると1.25Vになってしまう単一電池を入れる。
使い古しの単一電池を入れたところ
時刻を合わせて、アラームが動く事も確認できた。
修理が終わった目覚まし時計
これで普通に使えるようになった。目出度しメデタシ、である。
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ヤマハSuperJam SJ-800のレストア(その3:なんとか完成) [音楽]

前回からの続き)

 ピックアップ切替スイッチは、ネットを漁って安いのを手に入れた。
入手したスイッチ
生産地不明なのが不安だが、まーぁ何とかなるでしょ。(汗)比べてみると、サイズも構造もほぼ同じだ。
大きさも構造もほぼ同じ
オリジナルのスイッチは、軸が抜けてしまった。軸を固定する細い金具が折れている。
軸が抜けたスイッチ
なるほど、こんな状態ならグラグラする訳だ。
 新しいスイッチに配線してハンダ付けする。
新しいスイッチにハンダ付けしたところ
「さぁ、これで音が出るようになるな」と思ったのも束の間、スイッチをボディに固定しようとして少し動かしたら「ピキッ」という嫌な音が。「えっ、何ですのん?」スイッチを見ると...ギャーッ、端子が折れてる!ではないか。
端子が折れている
「新品なのに折れるって何だよーっ!」と怒鳴りたいところだが、部品を怒鳴ったところで解決する訳では無い。(滝汗)
 よく見ると、端子も含めた金属部の厚さが余りに薄くて、修理したくても難しい。「うーん...(--;)...(..;)...元のスイッチの方が造りが良くてしっかりしてるから、そっちを直すか。」ネジ止め材を削り落としてオリジナルのスイッチを分解する。
オリジナルのスイッチを分解したところ
スイッチのボディを見ると、折れた固定金具の残骸が残っている。
折れた部分が残っている
まずはこれを外さなければならない。この穴は手持ちの精密ドライバーでも入らない大きさだし、かなり細いラジオペンチでも太過ぎて入らない。
 散々考えて「細ネジだったら入るかも?」と思い付き、部品箱を漁って穴と同じようなネジを出してきた。
穴とほぼ同じサイズのネジを利用する
折れた部品にネジを当てて慎重に叩き出したら、何とか外せた。
折れた部品を取り出したところ
問題は、どうやってスイッチの軸を固定するか、である。折れた部品は長さが足りない。あちこち見まわしていて、部品から切り落としたリード線が目に付いた。
部品から切り落としたリード線
「束ねたら案外イケルかも?」色々と試してみたら、電解コンデンサから切り落としたリード線5本で良さそうな太さになると分かった。ハンダ付けして、穴より少し太めの一本にまとめる。
ハンダでまとめたリード線
ハンダは柔らかいので、穴にそのまま叩き込んだらすんなりと入った。
穴に叩き込んだところ
飛び出している部分はニッパーで切り落とせば良い。
ニッパーで切り落としたところ
白いつまみは黄ばんでいたので、1000番のサンドペーパーで軽く磨いた。
1000番の紙やすりで磨いたつまみ
組み立てる前に接点もNevrDull(ネバーダル:金属磨き)で磨いておく。
接点を磨いたところ
元通りに組み立て、配線をハンダ付けしてボディに取り付ければOKだ。

 ヤマハ純正の部品はすでに生産を終了してしまっているので、2か所欠品のノブは安価な代用品を用意した。
左がオリジナル、右が新品
ほぼ同じサイズで円筒状のスピードノブもあったけれど、お値段の都合でこちらになった。白文字の方が見易くて良かったのだけれど、くすんだ金色しか選択肢が無かった。(汗)ノブを取り付けて完成である。
完成したSJ-800
新たに調達したスイッチの端子が折れた時は、正直ココロも折れそうになった。(溜息)このスイッチは結局ゴミとなってしまったけれど...銀色のつまみの部分だけは使えそうだから取って置こうか。(笑)
 結果的に、何とか直せて良かった。目出度しメデタシ、である。

(完)
タグ:ヤマハ SJ-800
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LCDディスプレイの固定 [パソコン]

 HP製のデスクトップPCをメインで使っているが、以前から「せめて二画面あればなー」と思っていた。
 仕事の都合上、複数のウィンドウを表示しっ放しなので、サイズの大きなディスプレイでも一画面だと表示し切れない。だからといってウィンドウのサイズを小さくすると見辛くなるし、ウィンドウの数が多くなってくると操作を間違って別のウィンドウを出しちゃったりして使い辛くなってくる。
 以前はノートPCだったから、チップセットの能力の問題とかもあって複数画面にするのは難しかった。でも、今はデスクトップPCでグラフィックカードも積んでいるので、画面を増設しても全く問題無い。しかし、LCD(液晶)ディスプレイは中古でも結構なお値段なので、ずーっと手を出せずにいた。

 ところが、先日子供が中古PCを仕入れてきて部屋の模様替えをした後「使わなくなったけど、使う?」とLCDディスプレイを持ってきた。「おぉ、これぞ神の救いじゃ!」
# 大袈裟な。(^^;)
早速接続して二画面に。
追加したSHARPの液晶ディスプレイ
このディスプレイは子供がかなり前にリサイクルショップから三百円ほどで買ってきたシャープのLL-173G-Wという機種だ。発売は2005年4月、17インチのスクエア型で、解像度は1280x1024dot。10年以上前の物だけに画面全体の色がやや黄色いけれど、動作は正常だ。
 入手当時からスタンドは無かったそうで、ホームセンターで売られている木材で作った台の上に載せられている。
自作の木製スタンド
台には固定されておらず、立てかけてあるだけだ。
立てかけてあるだけ
しばらくこの状態のままで使っていたのだけれど、画面が少し上に向いた状態で見るので、やたらと黄色が強調されたような色調になるし、画面に対して直角の視線ではない為か小さな文字だと少々読み取り難い時がある。「こりゃ、何とかしなきゃ。」

 台に固定する金具を探していたら、子供が「使ってない金具があるよ」と出してきてくれた。
L字型金具
ディスプレイの下側に操作ボタンが並んでいる為、台に直角に立てるとボタンと干渉してしまいかねない。「何か使えそうなのは無いかな?」と探したら、部品箱から硬質スポンジの切れ端が出てきた。
硬質スポンジの切れ端
適当に切り取って使う事に。
適当に切り出して使う
固定用の木ネジは、やはり部品箱を漁って良さそうなサイズを見つけてきた。
部品箱から出てきた木ネジ2本
現物合わせで適当に固定した。
現物合わせで固定
台の上の平らな部分は、子供曰く「ティッシュペーパーを置く場所」だそうなので、ティッシュボックスを置いた。(笑)
ティッシュボックスを置いたところ
これで画面が机に対して垂直になり、とても見易くなった。
画面が見易くなった
目出度しメデタシ、である。
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ジュリエッタのオイル交換 [雑感]

 先日SLK200をオイル交換したけれど、今度はアルファロメオ・ジュリエッタがオイル交換の時期を迎えたので、再びロッソコルサ(伊那市)へ向かう。

 16日朝5時、スマホのアラームで目を覚ます。身支度を整え朝食を軽く済ませてジュリエッタに乗り込む。空は曇っているが、幸い雨や雪は降っていない。気温はマイナス1度。
出発時の気温は-1度
自宅近くのスタンドで給油し、10分ほど走ったら気温は更に下がる。
気温が下がった
土曜の早朝だからなのか、県道183・県道64は車が殆ど居ないが、国道41に入ると大型トラックが目立つ。日本の物流はこういう車両に支えられてる事を改めて実感する。
 県道349・県道84はガラガラ、国道21も同じ。国道から逸れてゴルフ場の合間を抜ける道を進み、再び国道21に戻るが、やはり交通量はほぼゼロだ。国道19との交差点周辺は多少車が居たけれど、交差点を過ぎると走ってるのは拙者のジュリエッタのみとなる。県道69から県道66へと進むが、トイレに行きたくなったので道の駅・土岐美濃焼街道どんぶり会館に寄る。駐車スペースには車が数台居るだけだ。雲が厚いので、まだ暗い。
道の駅・土岐美濃焼街道どんぶり会館
車内は暖房しているから、車の外に出ると寒い。用を済ませたら直ぐに走り出す。

 雨は降っていないものの、路面は濡れている。気温が低いので慎重に進む。県道33に入ると所々路面が乾いているので、いつものペースに戻して走る。相変わらず道路は貸し切り状態だ。しばらく走ると前方を走る数台の塊に追いつき、そのまま追走する。
 国道363に入ると突然巡航速度が30km/hに。「えぇっ、何で?」と思ったら、枯れ葉マークの軽トラが先頭で蓋をしていた。この道は全線追越禁止なので、「どこかで曲がってくれれば良いんだけどなー」と思ったが...ゲッ、その軽トラも国道257へと曲がって行くやん!この道も市街区間は追越禁止だ。「どこまで蓋すりゃ気が済むんだ?」と思うものの、どうしようもない。しばらくして市街地の端にある国道363との分岐でようやく左折していった。やれやれ。
 再び単独走行状態となるが、路面は濡れてるし、気温もまだ氷点下のままなので、いつもよりだいぶ速度を落として慎重に進む。時折遅いトラックが居るけれど、あちこちに追越可能な区間があるし、対向車が殆ど居ないので抜くのに苦労しない。国道153との交差点は少し前に雨が降ったらしくて、路面がしっかり濡れていた。
国道153との交差点の路面は濡れている
気温は氷点下だけど、幸い路面は凍ってはいない。
気温は氷点下
国道153も交通量が少なく、ほぼ貸し切り状態。でも、路面が濡れているので、いつもよりだいぶペースを落として走る。遅い車は登坂車線のある区間で抜き去る。またトイレに行きたくなったので、道の駅・信州平谷に入る。駐車スペースには車が数台居るだけだ。
道の駅・信州平谷
メーターパネルに表示されている気温はマイナス3度だ。
メーターパネル上の気温は-3度
しかし、屋外にある気温表示は違ってて、
屋外にある気温表示の電光表示板
マイナス4度になっている。
電光表示板は-4度
雪が解けて出た水が凍っている。
ここも凍っている
少し歩き回って体をほぐしてからジュリエッタに乗り込む。ほんの数分歩いただけなのに、体が冷えてしまう。車内の暖かさがとても有難く感じる。

 走り出すと、時々雨がぱらつく。雪でないのは有り難い。凍結防止剤が撒かれているけれど、気温は低いし路面も濡れているので慎重に走る。進むに連れて雪の量が多くなるが、気温は殆ど変わらない。朝早い時間だからなのか、スキー場に居る人数も少ない。交通量は相変わらず少なく、ほぼ単独走行の状態が続く。
 国道256との交差点を過ぎると徐々に交通量が増えるものの、大した事は無い。飯田市街に入り、飯田ICを過ぎると交通量は大幅に増えるけれど、渋滞するほどではなく、順調に進む。国道を離れて県道18で弁天橋を渡る。県道251はいつもと同じで交通量が少なく、走り易い。時折雨がぱらつくけれど、降り続く事は無い。
 県道226で国道153に戻る。そこそこ車は走っているけれど、絶対量が少ないので渋滞するような事は無い。再びトイレに行きたくなり、道の駅・田切の里に寄る。
道の駅・田切の里
10時近いからか、駐車スペースにはある程度車が停まっている。降るというほどではないものの、時折水滴が空から落ちて来る。用を済ませたら直ぐに走り出す。

 国道を外れて県道18を進む。こちらも交通量は非常に少ない。相変わらず路面は濡れているので、慎重に進む。
 三峰(みぶ)川を越えたら、突然渋滞に突入。いつもより交通量が多く、ナイスロード(市道らしい)との交差点で車がドっ詰まっているのだった。2信号でようやく交差点を通り抜けて、そのまま県道19へと入る。
 途中から30km/h程度までの速度の時に「シャリシャリシャリ」という何か擦っているような音が前方から時々聞こえる。「何じゃい?ブレーキパッドでも引き摺ってるんか???」気にしながら進んでいたら、前を走る軽自動車が突然止まってから右折のウインカーを出すので「おっと!」とブレーキを少し強く掛けたら「グワワワワァ」という変な音が。「え?こりゃマズイかも???」でも、再び走り出したら、シャリシャリという音はだいぶ小さくなっていた。

 音を気にしながら、10時半に無事ロッソコルサに到着。早速オイルを交換して貰い、序でに異音の原因も調べて貰う。その結果は「パッドに付着した氷がディスクプレートとバックプレートの間に挟まって異音が出たのでは?」と。タイヤを外してくまなくチェックしたけど、全く問題無かったそう。その後はそのまま雑談に突入。12時過ぎに出発する。

 来た道を戻るが、県道19は渋滞気味で時間が掛かる割に距離は進まない。三峰川を渡ると交通量は激減、道路はほぼ貸し切り状態に。段々と雨が降り続くようになってきた。
雨が徐々に降り出した
昼をだいぶ過ぎているので、再び道の駅・田切の里に入る。雨天だからか、停まっている車の数は少ない。
道の駅・田切の里
自宅から持参した栄養ゼリーを昼食代わりに食べる。
昼食の栄養ゼリー
食べ終えたら走り出す。

 国道153は朝来た時よりも交通量が多く、巡航速度も50km/h弱と遅い。この速度だとギアを5段のままで走るか6段に上げるかで迷うので嬉しくない。
 県道226から県道18に入ると交通量はゼロ、県道251も交通量はとても少ない。雨の降り方がが少し強くなってきた。県道18・弁天橋・県道18と進んで国道153に入る。車の量がとても多くて渋滞気味となるものの、飯田ICを過ぎる頃には交通量はだいぶ少なくなった。
 国道256との分岐を過ぎると、道は貸し切り状態となる。段々と雨が強くなってきた。雨なら路面が凍る事は無いのが有難いが、融雪剤も撒かれているので巡航速度をいつもより抑えて走る。しばらく走って道の駅・信州平谷に入り、一寸休憩する。駐車スペースの3割ほどが埋まっている。
道の駅・信州平谷
少し体を動かしてから再び走り出す。

 愛知県堺に近づくに連れて雨の降り方が弱くなっていくが、相変わらず降り止まない。国道257に入ると降り止んだものの、路面はしっかり濡れている。対向する大型車が通り過ぎる度にフロントガラスがしぶきで汚れて前が見難くなり、その度にウィンドウウォッシャーを使う羽目に。中途半端に雨が上がる位なら、降り続いてくれる方が良いのかも。(汗)
 岩村市街に入ると交通量が急に増えるが、国道363から県道33に進むと交通量はぐっと減る。県道66から県道69に進むと交通量は激増、国道21に向かう交差点は渋滞で3信号待たないと右折できなかった。
 国道19との交差点を過ぎて国道21を進むと交通量はだいぶ少なくなる。ゴルフ場の間を抜ける道を進み、再び国道21に戻ると、早速渋滞となる。「さぁ皆さん帰りましょ」の時間帯だから仕方あるまい。
 激しく渋滞する国道248との交差点を抜けて、県道84・県道349と進むと、こちらはそんなに車は走っていない。が、国道41に入ると交通量が非常に多くて渋滞気味。「こりゃ名鉄の跨線橋は渋滞するだろうなー」なんて思いながら県道64を進むと...ありゃ?渋滞してないじゃん。(笑)跨線橋をすんなりと通り抜けて県道183へと進み、自宅近くのスタンドで給油、自宅へは18時半過ぎに無事到着。
 今日の走行距離は438.2km、燃費は14.2km/Lだった。渋滞が少なかったのと、メーターパネルに出る「ギアダウン・ギアアップ」の表示に忠実にシフトチェンジしていたので、ターボ車の割には燃費が伸びたみたいだ。

 ジュリエッタは専ら妻が近所のスーパーへの買い物に使っている。他には、月に数回の割合で拙者が駅前の銀行ATMへ行く程度。一回の買い物で走る距離は数キロしかない為、所謂「シビア・コンディション」である。だから、欧米基準の「1万キロに一回」のオイル交換ではエンジンを痛めてしまうので、3千キロ毎に交換している。
 また、普段はあまり距離を走らないけれど、オイル交換で伊那まで往復すれば確実に4百キロ以上走るのでバッテリーへの充電もしっかりできる。自宅周辺で信頼できる整備工場を知らない事もあり、我が家の車の整備は全てロッソコルサにお願いしている。
 エンジンオイル交換前は、ある程度エンジンが温まらないと1段や2段のギアが入り辛かったが、交換後はスムーズに入るようになった。
 融雪剤は放置すると塗装を痛めてしまいかねないので、翌日直ぐに洗車した。見た目は一寸汚れた程度だけど、拭ったウェスがドロドロになってびっくり。洗車し終わったらジュリエッタは一応奇麗にはなった程度だけど、バケツの水は真っ黒になった。融雪剤が引き付ける泥汚れは凄いんだと改めて感じた。
 これでしばらくは安心して乗っていられる。目出度しメデタシ、である。
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ヤマハSuperJam SJ-800のレストア(その2:全体をクリーニング) [音楽]

前回からの続き)

 触る度にネトネトするのは敵わんので、まずはボディ表面の汚れを取る。セスキ炭酸ソーダ溶液に浸したペーパータオルで拭いたら、こんなに茶色くなった。
汚れで茶色に
拭く前(画像右側)は、拭いた後(画像左側)と比べて光の反射が無くて艶消しになっているのがはっきりと分かる。
拭いただけでだいぶ奇麗になった
 ネジ止めされているブリッジを外す。
外したブリッジは一体型
シンクロナイズドトレモロのブリッジとほぼ同じ形状だけど、シンクロナイズドの方は上の平らなブリッジ部分と下の弦を通す部分がネジで固定されるのに対して、このブリッジはコストを掛けた削り出しになっている。
 サドルも外してワイヤーブラシで磨いたらそこそこ奇麗になったけれど(画像左側)、錆で荒れたメッキ面に凹凸が残ってしまうのは仕方がない。
磨く前(右側)と磨いた後(左側)のサドル
 ペグも全て外して同じように磨く。
ペグを外しているところ
 ピックガードを外したら、下にも埃が入り込んでいた。
ピックガードの下にも埃があった
「よくもまぁここまで汚れてるなぁ」と一寸感心してしまった。(汗)
 確認の為にフロントピックアップを外す。
外したフロントピックアップ
タップの配線も含めて全てシールド線が使われている。しかも、被覆の色を変えてあるとは芸が細かい。リアピックアップも同様だ。
外したリアピックアップ
 ボディ全体を液体コンパウンドで磨く為、ネックを外す。
ネックを外したところ
ネックポケットに手書きで「SJ800」と書かれている。
 ネックには、わざわざインサートナットが2本埋め込んであった。
ネックにインサートナットが撃ち込まれている
ネック全体を拭き取ったら、フレットを1本ずつ磨く。
フレットを1本だけ磨いたところ
他のフレットが錆びに覆われている為、磨いた1本がやたらと輝いているように見える。21本全部磨くと、それだけでも結構な時間が掛かる。
 回路部は密閉されていた為か、汚れはほぼ無い。
回路部は奇麗
ただ、ピックアップ切替スイッチがグラグラ動いて、どうも使い難い。
ピックアップ切替SWはグラグラする
後で外して調べられるように、ハンダを緩めて配線を外しておく。
 ジャックプレートも外して磨く。幸い錆が無いので、左半分をNevrDull(ネバーダル:金属磨き)で磨いてみたら奇麗になった。
ジャックプレートも磨く
フロントピックアップのネジも全て磨いて奇麗にする。
フロントピックアップののネジも磨いた
一通り作業したら組み立てる。比較の為にわざと磨き残したブリッジの下側(画像右側)と比べると、液体コンパウンドで磨いた所は艶が復活しているのが分かる。
液体コンパウンドで磨いた部分は艶が戻った
磨き終わったら、新しく弦を張る。
新しい弦を用意した
使う弦は、このところ常用しているROTOSOUNDのステンレス弦0.11のセットである。オクターブ調整もして、一通り作業は終わった。
完成したSJ-800
ただ、ピックアップ切替スイッチの配線を外したままなので繋いでも音は出せないし、初めから欠品しているボリュームとトーンのノブが無いのも気になる。
 とりあえず、スイッチとノブはネット上を探して注文しよう。

続く
タグ:ヤマハ SJ-800
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SLK200のオイル交換と一寸した部品交換 [雑感]

 少し前の話になるのだけれど、子供が通学で使うSLK200はオイル交換の時期が来た。「じゃあ土日のどちらかで」と思ったが、天気予報では「数年に一度の強い寒気が7日から本土を覆う」と。国道153で標高がそこそこ高い場所を通り抜けるので、「雪が降ったりしたら通れなくなるかも!?」そこで、寒気の来る前の6日にロッソコルサ(伊那市)へと向かった。

 6日朝は5時の目覚まし音で起きる。PCで道路情報を見るが、走行に支障は無さそうだ。身支度して5時半過ぎに自宅を出発する。気温は3度しかない。
気温は3度
県道183を走る。平日だけど交通量はとても少ない。日の出前だとまだまだ暗い。
日の出前は暗い
 県道64も交通量は少なかったが、国道41に入ると大型トラックが多く走っている。やはり土日とは走っている車の種類が違う。
 県道349・県道84・国道21と走るが、朝早い時間帯だからか交通量は少ない。気温が低いけれど路面は乾いているので、走行に気を遣わなくて良いのは有り難い。ゴルフ場の合間を抜ける道を進み、再び国道21に戻る。少しずつ明るくなってくるが、雲ばかりで空は見えない。県道69・県道66と進むと気温が一気に下がり、雨がぱらつく。だいぶ明るくなってきたが、周囲は霧で真っ白だ。
霧で真っ白
しばらくの間は真っ白の中を走り続ける羽目に。対向車がライトを点けていないとかなり接近するまで分からず、結構気を遣う。県道20・県道33・国道363・国道257と順調に進む。走り出して2時間近く経つので、道の駅上矢作ラフォーレ福寿の里に入って少し休憩。
道の駅上矢作ラフォーレ福寿の里
まだ早い時間だからか、止まっている車はSLK200以外には1台しか居なかった。売店入口のスロープは凍結による事故防止の為進入禁止になっていた。
入り繰りのスロープは進入禁止
この辺は標高がそこそこあって気温が低くなるのは分かっていた筈なのに、何故このような造りにしたんだろうねぇ?建物の裏側を流れる木ノ実川の方を見たら、降った雪が解け残っていた。
裏手には雪が残っている
体を少しほぐしてからSLK200に乗り込む。

 国道153に入ると交通量はほぼゼロ、たまに対向車が来るだけ。ところが、遅い軽自動車に追いついてしまい、しかも抜ける区間が無いので、そのままトロトロ走りを強要される。
# 敵わんのだよなー、こーゆーのって。(汗)
途中で何とか抜いたけれど一寸草臥れたので、道の駅信州平谷で休憩する。
道の駅信州平谷
駐車スペースに停まってる車は3台だけと少ない。
駐車スペースはガラガラ
気温はマイナス5.5度になっている。
気温は-5.5度
何気なく国道脇に立っている掲示板を見ると、何となく数字が違うような気がする。
国道脇の気温表示
よく見ると「只今の気温-6度」と出ている。
電光表示板の気温は-6度
いずれにしても「氷点下で寒い」のは確かなようだ。

 前回のオイル交換の時はあちこちで対面通行になっていたが、今回は一か所だけだった。お陰で順調に進む。
 国道256との交差から交通量が徐々に増えるけれど、土日のように一気には増えない。飯田ICを過ぎる流石に交通量は多いが、国道を外れて県道18・県道251と進むと、やはり交通量は少ない。県道226を抜けて国道153に戻る。トイレに行きたくなったので、道の駅田切の里に入って休憩。
道の駅田切の里
10時半で太陽が当たっているお陰か、気温も一応プラスになっている。
気温は1.5度
平日だからか、車は僅かしか居ない。
道の駅はガラガラ
遠方の山は雲が掛かっている。山頂付近は雪が降ってる最中なのかもね。
山には雲が
体を軽く動かしてから走り出す。

 国道を外れて県道18へと進む。こちらは交通量が殆ど無くて走り易いが、三峰(みぶ)川を渡ると交通量が一気に激増する。渋滞するほどではないけれど、ノロノロ進むので、時間が掛かる割に距離は進まない。
 10時過ぎに無事ロッソコルサに到着。早速オイルと部品を交換して貰う。交換したのは、トランクのダンパー2本だ。
交換したダンパー
これでトランクを開けてもしばらくしたら落ちてきて頭をぶつけるような事は無くなる。でも、2年ほどで劣化して元の木阿弥になってしまうので、そうなったらその時に改めて考えよう。
 作業完了後にK社長と雑談していたらAさんが登場。3人で雑談が続き、13時過ぎに出発する。

 来た道を戻るが、県道18は交通量が大幅に増えていて、なかなか前に進まない。が、三峰川を渡ると交通量は一気にほぼゼロとなり走り易くなる。
 昼食の為、また道の駅・田切の里に入る。自宅から持参した栄養ゼリーを車内で食べる。
昼食の栄養ゼリー
# 画像取り忘れで、前回の画像を使い回してます。A(^^;)
平日だからか駐車スペースは3割ほどしか埋まっていない。
道の駅田切の里
朝掛かっていた雲は山々に無く、山頂が白い。
山頂が白い

 走り始めて直ぐにノロノロ走行の軽トラに蓋をされてしまい、速度標識は50km//hなのに巡航速度は35km/h前後。結局松川町近くまで付き合わされて少々ウンザリ。(滝汗)
 高森町で県道226・県道18と進む。こちらの流れは順調だし、遅い車も居ない。弁天橋・県道18から国道153に戻る。飯田市街は交通量が多いけれど、走り難いほどではない。飯田ICを過ぎた頃から徐々に交通量が減って行き、国道256との交差を過ぎたら交通量はほぼゼロ。追い越し可能な区間は何故か遅い車って殆ど居ないんだよねぇ。(謎)
 道の駅信州平谷を通り過ぎて少し進んだら、前方に大きなタンクローリーが見えてくる。「ありゃぁ、こりゃまたノロノロ走行に?」と思ったが、なかなか近づかない。予想以上に巡航速度は結構早くて、ノロさを全く感じない。「ひょっとして空荷なのかな?」とも思う。

 そのまま国道153を走り切り、国道257へ。こちらも交通量はほぼゼロの貸し切り状態。2時間以上走りっ放しなので、トイレ休憩も兼ねて道の駅上矢作ラフォーレ福寿の里に入る。
道の駅上矢作ラフォーレ福寿の里
朝と同様に停まっている車は殆ど居ない。少し歩き回って体をほぐしてから走り出す。

 国道363・県道33はそこそこの交通量があるものの、遅い車はおらず順調に進むが県道20に入ると交通量が一気に増える。そろそろ通勤ラッシュの時間帯だから仕方あるまい。県道66・県道69も交通量がかなり多く、国道21に繋がる交差点は滞留する右折車が多くて2信号待っても右折できなかった。
 国道21からゴルフ場の合間を抜ける道へと進むと交通量は再びほぼゼロとなるが、国道21に戻るとやっぱり渋滞気味。特に国道248との交差点は3信号でも通過できない。通りすがりだから良いけれど、毎日通勤でこの渋滞の中を走らされてる人達は大変だなーと思う。
 県道349から国道41に出ると、交通量が更に激増。前方の遠い交差点から車が数珠繋ぎになっているのが見える。(溜息)巡航速度もかなり遅くて、時間が掛かる割に走った距離は大したことが無い。
 国道41から県道64で名鉄犬山線の跨線橋手前まで来ると、いつもなら激しく渋滞するのに、今日は皆無。どーして???
県道183を進み、自宅には19時少し前に無事到着した。到着時の気温は7度だが、だいぶ暖かく感じる。
自宅の気温は7度


 オイル交換程度なら自宅近くの整備工場やヤナセでも良いのかも知れないが、ヤナセは店長が変わってから客扱いされなくなって足が遠のいた。残念ながら他に信頼できるお店を知らないので、毎回伊那へ往復している。
 また、普段は子供が乗っていて乗る機会が殆ど無いので、たまにはある程度の距離を自分で走らせて車の状態を確かめたいという気持ちもあり、毎回片道220㎞を走っている。
 今回も調子良く走る事が出来た。次はまた3千キロ走行後の予定だ。
タグ:SLK200
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再び・・・エッ!\(^^;)/ [パソコン]

 8日の朝は少し寝坊しちゃってA(^^;)8時過ぎに起床、いつものようにPCの電源を押し...(--?)...(PCは沈黙したまま)...エッ\(^^;)/電源入らんじゃん!
電源入らず
「うわっ、どうしよう...(少しオロオロ)...じゃぁサブマシンを直ぐに仕立てよう。」幸い、このミニタワーを仕入れた数日後にLenovoのビジネスモデルX280の中古をX1Tabletの後継機として手に入れてあった。
中古のノートPCレノボX280
まずX280のOS更新を全て済ませ、不要なサービスを止めて必要なソフトウェアをインストール。
 ミニタワーからSSDを取り出し、子供のPCに接続して中のデータを取り出してUSBメモリに入れ、X280にコピー。3時間ほどで実用に耐えられる状態になった。

 落ち着いたらミニタワーが動かなくなった原因を探る。
 メモリやグラフィックカードを外して子供のPCに取り付けると、問題無く動く。電源ユニットも問題無いし、ケースファンも普通に動く。「...ということは、マザーボードか。」使われているマザーボードはHP純正のmicroATXなので、ネット上を探し回る。
 あちこち漁って、条件に合うボードを入手できた。
新しいマザーボード
ASROCK社のB85M Pro4(LGA1150ソケット・タイプ)で、約5千円だった。このボードはコンデンサが全てOSコン(個体コンデンサ:単価が高い)だ。

 取替作業に取り掛かる。先ずはミニタワーのカバーを外す。
カバーを外したところ
CPU・メモリ・グラフィックカードや配線類を全て取り外してマザーボードを取り出す。この時、裏側にあるファン固定用金具は筐体に合わせた形状なので、取り外して新しいマザーボードに取り付ける。
マザーボード裏側にあるファン固定金具
新しいマザーボードを入れて固定し、配線も含めて元通りに取り付ける。
交換し終えたところ
これで作業は完了である。
 取り外したマザーボードは、肉眼で見る限りは不具合は無いように見える。
外したマザーボード
メーカ品だからなのか、OSコンではなくて電解コンデンサが多く使われている。これでは経年劣化による不具合は避けられそうにない。
 あちこち調べてみたら、どうも電源部周辺の電解コンデンサ(赤丸で囲んだ所)が怪しそうな感じだ。
この辺が怪しい
この部分だけが、他のコンデンサよりもやや柔らかい感じがする。見えないけれど、ひょっとしたら基板側へ液漏れしているのかも知れない。
 なお、このミニタワーを仕入れた直後はオーディオ出力が時々おかしかったけれど、
# 中古パソコンには良くある話。
内部を見たらSSD基板に何か液体が付着して乾燥した痕跡があったので、ひょっとしたら何かをこぼした時に内部に入り込んでしまったのかもしれない。念の為に他の部分も全て外して点検したけれど、異常は見つからなかった。

 うっかりしてケースファンの配線を違う場所に挿してしまい、ミニタワーの電源を入れたらファンがブン回るというマイナーなトラブルはあったものの、
# それって「マイナー」なの?(^^;)
あっさりいつも通りに動いた。X280に移行したデータを再びこちらへ移行し直して復旧作業は完了である。マザーボードが届くまで少し時間が掛かった為、トータル3日で復旧できた。
 今まで電源部の不具合は何度も見たり聞いたりしたけれど、マザーボードが壊れたのは初めてだ。中古で仕入れたんだから何が起きてもおかしくないのだけれど、使い始めて半月も経たないうちに壊れるとは...うーん、一寸運が悪かった...のかなー?(汗)

 仕事の都合で昼間はずーっとPCを点けっ放しにしている為、CPUの負荷が低くても酷使している事には変わりない。朝電源が入らなかった時には流石に焦ったけれど、代替機X280があったお陰で大事にならずに済んで良かった。
 定期的なバックアップも含めて、注意しながら使っていこうと思う。
タグ:Asrock microATX
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ヤマハSuperJam SJ-800のレストア(その1:現状確認) [音楽]

 昨年の話になるのだけれど、11月末にヤマハのエレキギターSJ-800を入手した。色はオイルステイン(OS)である。
ヤマハSJ-800
全体的に状態が良くない為か、かなり安かった。
SJ-800背面
このギターは1978年に発売されたヤマハ独自のモデルで、型番の「SJ」は「SuperJam」の略。ネット上でカタログを調べてみたら、1985年のカタログには既に載っていないので、生産された期間はそんなに長くないみたいだ。
 このシリーズには、下位モデルにSJ-500があった。違いは、以下の通り。
モデルSJ-800SJ-500
ブリッジスチール削り出しダイキャスト
ハムバッキング/シングル切替ボタンSW無し
ボディカラーOS(オイルステイン)と
YN(イエローナチュラル)
BL(ブラック)と
PR(パーシモンレッド)

 当時ラジオで頻繁に曲が流れていたSTUFFのギタリストCornell Dupree(コーネル・デュプリー)が使っていて有名になったモデルらしい。同じ時期に既にリアルタイムで音楽にどっぷり浸かっていた拙者はベースにしか興味が無かった為か、STUFFの曲は頻繁に聞いていたのに、肝心なギターについては記憶が無い。
 このギターは15年ほど前から徐々に興味が湧き始めて「そのうちに入手出来たら」と思っていたが、比較的よく目にするSJ-500よりも生産本数がかなり少ないのか、中古で出てきても値段が高くて手を出せずにいた。今回は「ジャンク扱い」という名目でかなり安かったので、思い切って買ってしまった。(汗)

 手元にある工房製テレキャスター(以下、テレキャスと略す)と比べてみると、テレキャス・スタイルではあるけれど結構違いがある。
テレキャスとの比較
# 因みに、このテレキャスを組んだ工房は「ハイブリッドアッシュ」と言えば...(以下、略)。
全体的なサイズ感は同じだけど、ボディに重いメイプルを使っている為か、若干細め。ピックアップの位置が微妙に違うし、ノブの位置や取り付け方法も違うから、ヤマハなりの考え方で設計されているようだ。重量を抑える為か、ボディも僅かに薄目になっている。
SJ-800の方が僅かに薄い
ボディの表側がメイプル、背面がアルダーで、メイプルが全体の6割強の厚みを占めている。
メイプルの層が6割強ある
今時こんな作り方をしたら一体幾らになるんだろう?というほどにメイプル材の贅沢な使い方をしている。
 弦は、テレキャスと同じで裏通しだ。
弦は裏通し式

 ジャンクというだけあって全体的にかなり汚れていて、弦は錆びてしまっている。
弦が錆びている
これでは張ってあっても仕方ないので、ニッパーで切って外した。弦のあった部分は埃が凄い。
凄い埃
ボディ表面は汚れでザラザラしていて、タバコの脂か何かが付いているらしくて手で触るとねとねとする。金属部も表面が粉を吹いたように錆びている。
金属部は錆びている
弦を切る前にアンプに繋いでみたら、音は普通に出た。電気系統に不具合は無さそうだ。

 これから手入れをしていくのだけれど、触る度に「ネチョッ」とするのが何とも嫌な感じ。(滝汗)まずは全体的な清掃からだなぁ。(溜息)

続く
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ペンタックス・デジタルスポットメーターの銘板作成 [カメラ]

 昨年11月に修理したデジタルスポットメーターは銘板が欠けたままなのが、やっぱり気になる。
機種名の銘板が無い
ネット上で銘板だけ売りに出されていないか調べてみたが見つからない。

 「ウーム、無しじゃ間抜けだしなぁ...ん?ネームランドでナンチャッテ銘板を作っちゃえば良いのでは?」早速EL-700をクローゼットから引っ張り出してきた。2001年に販売された古い機種だが、使うのは年に1回あるかどうかという使用頻度だから壊れる事もなく使い続けている。文字データだけでなく、画像もプリントできるので、一台あると何かと便利だ。
カシオ ネームランドEL-700(2001年発売)
使っているテープは購入時におまけで付いてきた18㎜サイズの白である。
 調べてみると、後継機はKL-E300辺りになるようだ。

カシオ ラベルライター ネームランドBIZ PC&スマホ接続モデル KL-E300

カシオ ラベルライター ネームランドBIZ PC&スマホ接続モデル KL-E300

  • 出版社/メーカー: CASIO(カシオ)
  • メディア: オフィス用品





 まず、銘板が収まる場所のサイズを測る。
サイズ計測
サイズ計測
ネット上でデジタルスポットメーターの銘板の部分を撮影した画像を画像検索で片っ端から探して回った。それらの画像を参考にしながらお絵かきソフトで元となる画像を作成、EL-700で印刷する。
印刷した銘板シール
本来ならメタリックなのだが、手持ちのテープは白しかないので深く追求しない事にする。(笑)
 張る部分にボンドらしき物が残っていたので、カッターナイフで削り取って平らにした。
張る部分を平らにしたところ
出力したシールの接着面は、指で触ると皮脂で接着力が弱くなるので、爪など皮脂の無い部分を使って剥離紙から剝がす。
剥離紙から剥がしたところ
斜めにならないように注意しながら、慎重に張る。
張れば完成
これで作業完了である。近くで見ると下地が本来の銀色じゃ無くて白だからバレちゃうけれど、遠目で見る分には殆ど分からない。
遠目で見れば分からない
これで間抜けな感じは無くなって目出度しメデタシ、である。
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・・・エッ!\(^^;)/ [雑感]

 今回も前回と同様コメント欄は閉じておく。何卒ご了承を。m(_"_)m

 先月30日、朝からやたらと強い風が吹き荒れた。午前中は晴れていたけれど、午後には西から雲が徐々に押し寄せてきた。
押し寄せる雲
「こんな気違い風が吹くようじゃ、雪が降るな」と思ったら、案の定大晦日から元旦にかけて雪となった。幸い、屋根に積もった程度で路面に積もる事は無く、翌日には日の当たる所は全て溶けていたので、日常生活に支障は無かった。
 けれど、気温が低く、暖房を入れてない部屋だと室温が一桁しかなくてとても寒い。節約のため暖房を入れているのは基本的に一部屋しかないし、出歩く理由も無いので、家族全員が一室に閉じ籠もっているような状態となっている。

  一寸前の話になるのだけれど、12月17日に自工会の会長を務めるトヨタ社長の豊田氏が珍しく気色ばんで説明している動画がYoutubeのテレ東NEWSチャンネルに載った。タイトルが「自工会 豊田会長が全面EV移行に懸念 小泉環境大臣「脱炭素への考えは同じ」(2020年12月18日)」という動画である。あえてリンクは張らないので、興味のある方は各自で探して下され。
 その動画ではモノづくり側の立ち位置での発言にはなっているけれど、(落日の色を日に日に濃くしている日本の)病巣の一部を切り取って提示しているのでは?と思う。素直に同意できる部分も多いが、その一方で元社員として...(以下、略。)
 翌日小泉環境大臣が「考えは同じ」と発言したみたいだけれど、豊田氏の真意がどれほど伝わっているかは...?????

 「コロナ疲れ」なんて言葉が出て来るほど一般的になってしまった中国武漢ウィルス(コロナウィルス)は相変わらず感染伝搬が収まらず、大晦日には東京だけで感染者が一気に一千三百人を超えてしまった。それを受けて一都三県(神奈川・埼玉・千葉)の知事が、西村康稔経済再生担当相と面会して「新型インフルエンザ等対策特別措置法」に基づく緊急事態宣言の発令を1月2日に要請したそうな。しかも、その面会には三時間も掛けたらしい。要請如きにどーしてそんなに時間が掛かるん?莫迦じゃないのー???
#そりゃー勿論...(以下、略。)
 でも、拙者の感覚からすれば「何を今更...周回遅れどころか二週回以上遅れのバックマーカーが今頃騒いで何になる?」という感じである。少なくとも12月初旬で要請するに十分な状況になっていたと思うのだが???これって、選挙を考えた「やってるぞ感を強く押し出すポーズ」でしかないよねー。でも、それに騙される有権者も多いだろうから、日本の平均的な知的レベルって「所詮そんなもん」なんだろうなー。(--;)

 閑話休題。
 ここ数年かけて徐々に年賀状の廃止を進めたのだけれど、何故か新年早々に廃止した方々からの年賀状がぁぁぁぁぁっ!\(^^;)/しかも一枚だけでなく、複数ある。
 来たのは比較的早い時期に「賀状廃止」をお知らせした方々で、昨年は一枚も来なかった。だから安心していたのだが、フェイント攻撃を食らったような感じである。一年経って忘れちゃった?(笑)
 ちなみに、一名を除いて全員まだ現役だし、退職された一名もまだまだお若いご年齢である。だから、ボケてて出しているとは非常に考え難い。やっぱ「廃止したのを忘れ」ちゃったんだろうなーと思う。(汗)

 既に廃止済みだし、返事を出すと来年もまた来るかも知れない。貰った手前、返事を出さないのはとても後ろめたいのだけれど、あえて返事は出さない。そうしないと、キリが無い。どこかで割り切る必要があるのだ。
 2日は年賀状配達が無かったけれど、3日以降は平常の配達となるので、また廃止済みなのに届く可能性もゼロではない。でも、そちらについても「以下同文」で、返事は出さない。

 そう言えば、先月の後半になって複数の方から「賀状廃止」の連絡を頂いた。拙者と近い年齢の方々ばかりだ。昭和の時代であれば定年を迎える年齢だから「そろそろ身辺整理を始めないと」と皆さん考えるらしい。
# 勿論、拙者もその一人ですけどねー。(^^;)
拙者は皆さんより少し早めの数年前から労力軽減の意味も含めて賀状廃止を進めていたけれど、その更に前から撮影機材や書籍類の整理を進めていた...と言っても「先駆けて身辺整理を始めた」訳では無くて「物理的に置く場所に困って」整理せざるを得なかっただけの話だったりする。で、今もその整理は継続中であーる。(滝汗)

 今まで音楽機材はほぼ手付かずだったけれど、昨年の夏以降から置く場所の確保が難しくなってきて、徐々にエレキギター類を処分し始めた。
 苦労して入手した物ばかりでなかなか手放す気になれなかったけれど「置く場所が無い」という背に腹は代えられぬ事情から「あーだこーだ」と文句言っている場合ではなくなってしまった。それに、厚みの薄いエレキギターと言えども、ハードケースに入った状態だと案外嵩張るので、一本減るだけでもかなりの違いとなる。
 他にも使用頻度の極端に低いエフェクターやリズムボックスなど「出来る事なら手放したくない」と感じる機材であっても、他で代用する事も考えて手放す方向へと傾いている。それは腕時計類でも同じだ。

 昨年、二階の部屋に置いてあった大型オーディオ機材全てをようやく処分したので、一旦部屋はとても広くなったように感じた。
 しかし、その後着手した各種機材の修理で「部品が足りない」「不良個所が特定できていない」「修理方法を検討し直し」等の理由で分解したままで場所を塞ぐような状態で置かれている機材がどんどん増えてしまい、部屋の中は再び「人一人が通るのがやっと」という状態に戻ってしまった。(溜息)修理が終われば本来あるべき位置に収まるのだから良いのだけれど、他にも修理待ちの機材もあったりするから、部屋が本当に片付いた状態になるのは何時になるのか皆目見当もつかない。
# 修理を諦めて廃棄という手も無い訳では無いんだけど...(--;)
 「断捨離」なんて言う造語が必要以上に蔓延る様になって久しいが、そんな言葉とは無関係、とにかく物を減らす事と修理を進めないと何もできない、という感じに陥っている。
 今年「も」修理に明け暮れる事になりそうだな。(汗)
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