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長雨の後 [バイク]

 珍しく8月は雨が続いていたが、数日前から晴天が続くようになったので、2週間振りにTLR200に乗って木曽川の堤防に降りた。
 トライアル練習に集まる場所は、川の流れ近くの草が根こそぎ流されて無くなっていた。
川に近い部分は草が無い
川沿いは草が流されてない
川底は土砂で埋まったのかやや白っぽくなっていたけれど、相変わらず魚達(丸で囲んだ部分)が泳いでいる。
川の魚
川の魚
ところが、振り返って見ると、背の高い草が茂っていた所は軒並み枯れていて、除草した所は沢山の草が生えているではないか。
草が枯れた部分と草が増えた部分と
Sさん達が材を運んできて立てた東屋は流されずに済んだけれど、かなり高い位置まで泥や流されてきた草や枝などが引っかかっていた。それから推測すると、画像の線の所まで川の水面が上がったらしい。
川水は線のところまで来た
この高さは、2段になっている河川敷の上の段よりも少し上の位置になる。練習用に置かれていた大きな丸太とか、除草道具を入れた箱などは流されていて、集めるのが一寸大変!特に丸太や金属製の丸パイプなどは遠くに流されてしまったらしくて、大半が見つからないままとなっている。
 更に東側の通路の脇に立っていた木が根こそぎ倒されていた。
川の増水で木が倒された
このままだと通れないので、Gさんがチェーンソーをわざわざ持ってきて切断。
チェーンソーで切断
チェーンソーで切断
チェーンソーで切断
切り倒した木は更に細かく切断して、太い丸太は練習用に、細い枝は使い道が無いので一か所にまとめて置いた。
 チェーンソーの音を聞きつけて、いつもは川を挟んだ対岸のコースをモトクロッサーで走っている人達もこちらにやって来て、一時は大人数に。
人が多く集まった
一見草が倒れただけのように見えた対岸のコースは「どこが元のコースなのか分からないほど」だそうで、やっぱり練習用に組んであった丸太などが随分流されてしまい、練習で使っている広場は荒れた状態になっているそう。遠目には被害は少なそうに見えたけれど、実際にはかなり酷かったようだ。

 1時間半ほどでとりあえず元通り練習に使える状態にはなったけれど、乾いた泥がドブ川のような臭いを放っていてとても臭い。そよ風でも吹いていればまだ良いが、止むと臭いが直ぐに立ち込めてしまう。だから、なるべく高い場所に居て臭いを避けていた。

 この練習場所を作り上げたSさん・Gさん・Hさんによると、ここを作成し始めたのが十数年前、以前は全体が水に浸かるような事は年に一度あるかどうかだったそう。
 ところが、昨年の梅雨、今年の梅雨と今回の8月の長雨と、立て続けに浸かるようになってしまったのだとか。
 「まぁ、自然の力には勝てんわなー」と皆さん仰るけれど、本当にその通りだ。

 長雨でこの練習場所の状態が心配だったけれど、一応使える状態まで復元出来てホッとした。
 拙者のTLR200はまだロードタイヤのままなのでここでは練習していないけれど、ここに辿り着く迄の道のりでも十分オフロードの練習になっている。「タイヤ変えたらこの場所でも面白いんだろうなー」と思う。
 今のタイヤが傷んできたらオフロードタイヤに入れ替える積りだけど、その時期はもう一寸先になりそうだ。この場所でのお楽しみは後に取って置く事にしよう。(笑)
タグ:TLR200
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