ドゥカティで武生へ(その3) [バイク]
(前回からの続き)
走り出すと直ぐに鷲ダムが見えてくる。
ダム手前の流れは穏やかだ。
ダムの上に立つと高さが良く分かる。
水量はそんなに多くない。
少し走ると、九頭竜ダムを見渡せる場所があった。
35mm換算で24mmという広角で撮影すると「まぁ、そんな大きさよね」となっちゃったりするけれど、35mmの準広角だと多少は大きさが伝わる・・・かな?
右端の建物の大きさと比べればダムの大きさが実感できると思う。
近くには、沈んだ集落の石碑がある。「長野」という部落がダムの底に沈んでいるようだ。
発電所の案内看板もある。
電気は生活に欠かせないものだから、発電所は重要だ。
# 戦争開始時に真っ先に狙う所だし。
少し進むと長野ダム隧道があり、それを抜けて次の長平隧道との間にある駐車スペースに入ると、九頭竜ダムの上に行ける。バイクを停めてダムの上へと歩いて向かう。駐車スペースからは徒歩数分の距離だ。
ダムの上から上流を見ると、こんな感じ。
下流側はこんな感じ。
ダムの上に建物があり、一階が展示室になっている。
エアコンが入っていて涼しい。
# 外は結構温度が上がってたからね。
一通り見学したらバイクの方へと歩き出す。その時、下流でトンネル造成中に気が付いた。
帰宅してから調べたら、川合トンネル(仮称)らしい。因みに、九頭竜ICから油坂出入口(仮称)までの区間の開通は令和8年春の予定だそうな。
頂いてきたパンフレット類をトップケースに仕舞ったら走り出す。
国道158はきついカーブは無いけれど見た感じよりも曲率が大きい事が良くあって、カーブのクリッピングポイント通過時にエンジン回転数が落ち過ぎて加速がやたらと鈍く、慌ててギアを一段落とすという事が何度もあった。
# 要するに、コーナー見極めが全然出来てないんだわさ。(恥)
人家の類は無く、周囲は山と川と道だけで、走っているだけで爽快になる。
そのまま何も考えずに油坂出入口(仮称)へと進んでしまったけれど、あえて国道158の方を走った方が面白かったかも知れないなぁ。
この道は白鳥西ICから有料になるので、白鳥西ICで降りる。標高が高いので、くるりと一周するループ橋で美濃白鳥の街に降りる。目の前に道の駅清流の里・しろとりがあるのだけれど、今回は立ち寄らなかった。
# まぁ何時でも行けるしね・・・なんて言ってると、なかなか行けないんだけど。(汗)
国道156を進むが、今まで人家の少ない地域を走ってきた為、やたらと都会のように感じる。東海北陸道とほぼ同じコースを走る国道だから、急ぐ人は皆国道を使わない。だから、一寸大きな街を通過しても交通量は大した事ない。地方ゆえに老人運転の車が多くて巡航速度はかなり遅いから、必然的にのんびりムードとなる。ただ、法定速度をかなり下回るような速度になるとギア選択で迷う事が多くなって厄介だ。
どういう事かというと、一つ下のギアにするとエンジン回転数が上がってしまって少々五月蠅く感じられ、ギアを一つ上げると回転数が下がり過ぎてトルク感に乏しく僅かな加速でも大幅にモタツいて走り難くなってしまうのだ。
こういった地方では生活に車は欠かせないだろうが、老人が法定速度よりもかなり低い速度で延々と走るのは本当に迷惑。そういう地域に限って追越禁止の車線ばかり。何とかならないもんかねぇ?(--;)
郡上八幡の街に入ると、観光地だけに一時的に渋滞気味となったけれど、郡上八幡ICを通り過ぎたら流れは元通りスムーズに。以後、美濃ICまではおおよそ流れ良く進んだ。
国道156が岐阜方向へと大きくカーブする所で国道から離れて江南市方向へと進む。関の街を抜ける時と、関ICの手前、各務原の街は渋滞するけれど、それでも他の道を進むよりはまだマシなのである。
木曽川を渡って県道183を進み、自宅近くのスタンドで給油。計算したら、燃費は22.2km/Lだった。最後の最後で渋滞区間が3か所あったから仕方ないかなぁ。
自宅には15時近くに無事到着。
今回のツーリングでは、鼻炎のお薬を服用する為の水と、久し振りに新調したツーリングマップルを持って行った。使ったバッグは先日中古で入手したクシタニのK-3561ラージスクエアバッグ(既に廃番)である。
高速道を降りてから肩掛けで走っていたのだけれど、何かの拍子でバッグがお腹の側に来てしまったりして気になる。
それから、1Lのペットボトルと地図を入れると、後は一寸した物しか入らない。コンパクトなデジカメなら十分収まるだろうが、拙者が使っているようなフィルムカメラを収納するのは無理だ。わざわざ中古で探し出して買ったのだけれど、見た目以上に荷物が入らなくって、うーん・・・これは失敗だったかなー???(汗)
ドゥカティ・スクランブラーアイコンの燃費は常時20km/L以上だったから、タンク容量を考えると200km超えてからスタンドを探しても問題無さそうな感じ。ただ、高速道の特定区間や田舎だとスタンドが50km以内に無いなんて事もあったりするので、その時その時で給油のタイミングを計る事になりそうだ。
北陸方面は不案内なので、あちこち立ち寄った所で無料配布のパンフレットを貰ってきた。
帰宅してからじっくり読んでいると、「あ、ここ良さそう」「お、ここに行ってみたいな」などと行きたい所がどんどん増えてしまう。
# まぁ、その為の無料パンフレットなんだけどさ。(笑)
また機会を見て北陸方面に足を延ばしてみようと考え始めている。
(完)
走り出すと直ぐに鷲ダムが見えてくる。
ダム手前の流れは穏やかだ。
ダムの上に立つと高さが良く分かる。
水量はそんなに多くない。
少し走ると、九頭竜ダムを見渡せる場所があった。
35mm換算で24mmという広角で撮影すると「まぁ、そんな大きさよね」となっちゃったりするけれど、35mmの準広角だと多少は大きさが伝わる・・・かな?
右端の建物の大きさと比べればダムの大きさが実感できると思う。
近くには、沈んだ集落の石碑がある。「長野」という部落がダムの底に沈んでいるようだ。
発電所の案内看板もある。
電気は生活に欠かせないものだから、発電所は重要だ。
# 戦争開始時に真っ先に狙う所だし。
少し進むと長野ダム隧道があり、それを抜けて次の長平隧道との間にある駐車スペースに入ると、九頭竜ダムの上に行ける。バイクを停めてダムの上へと歩いて向かう。駐車スペースからは徒歩数分の距離だ。
ダムの上から上流を見ると、こんな感じ。
下流側はこんな感じ。
ダムの上に建物があり、一階が展示室になっている。
エアコンが入っていて涼しい。
# 外は結構温度が上がってたからね。
一通り見学したらバイクの方へと歩き出す。その時、下流でトンネル造成中に気が付いた。
帰宅してから調べたら、川合トンネル(仮称)らしい。因みに、九頭竜ICから油坂出入口(仮称)までの区間の開通は令和8年春の予定だそうな。
頂いてきたパンフレット類をトップケースに仕舞ったら走り出す。
国道158はきついカーブは無いけれど見た感じよりも曲率が大きい事が良くあって、カーブのクリッピングポイント通過時にエンジン回転数が落ち過ぎて加速がやたらと鈍く、慌ててギアを一段落とすという事が何度もあった。
# 要するに、コーナー見極めが全然出来てないんだわさ。(恥)
人家の類は無く、周囲は山と川と道だけで、走っているだけで爽快になる。
そのまま何も考えずに油坂出入口(仮称)へと進んでしまったけれど、あえて国道158の方を走った方が面白かったかも知れないなぁ。
この道は白鳥西ICから有料になるので、白鳥西ICで降りる。標高が高いので、くるりと一周するループ橋で美濃白鳥の街に降りる。目の前に道の駅清流の里・しろとりがあるのだけれど、今回は立ち寄らなかった。
# まぁ何時でも行けるしね・・・なんて言ってると、なかなか行けないんだけど。(汗)
国道156を進むが、今まで人家の少ない地域を走ってきた為、やたらと都会のように感じる。東海北陸道とほぼ同じコースを走る国道だから、急ぐ人は皆国道を使わない。だから、一寸大きな街を通過しても交通量は大した事ない。地方ゆえに老人運転の車が多くて巡航速度はかなり遅いから、必然的にのんびりムードとなる。ただ、法定速度をかなり下回るような速度になるとギア選択で迷う事が多くなって厄介だ。
どういう事かというと、一つ下のギアにするとエンジン回転数が上がってしまって少々五月蠅く感じられ、ギアを一つ上げると回転数が下がり過ぎてトルク感に乏しく僅かな加速でも大幅にモタツいて走り難くなってしまうのだ。
こういった地方では生活に車は欠かせないだろうが、老人が法定速度よりもかなり低い速度で延々と走るのは本当に迷惑。そういう地域に限って追越禁止の車線ばかり。何とかならないもんかねぇ?(--;)
郡上八幡の街に入ると、観光地だけに一時的に渋滞気味となったけれど、郡上八幡ICを通り過ぎたら流れは元通りスムーズに。以後、美濃ICまではおおよそ流れ良く進んだ。
国道156が岐阜方向へと大きくカーブする所で国道から離れて江南市方向へと進む。関の街を抜ける時と、関ICの手前、各務原の街は渋滞するけれど、それでも他の道を進むよりはまだマシなのである。
木曽川を渡って県道183を進み、自宅近くのスタンドで給油。計算したら、燃費は22.2km/Lだった。最後の最後で渋滞区間が3か所あったから仕方ないかなぁ。
自宅には15時近くに無事到着。
今回のツーリングでは、鼻炎のお薬を服用する為の水と、久し振りに新調したツーリングマップルを持って行った。使ったバッグは先日中古で入手したクシタニのK-3561ラージスクエアバッグ(既に廃番)である。
高速道を降りてから肩掛けで走っていたのだけれど、何かの拍子でバッグがお腹の側に来てしまったりして気になる。
それから、1Lのペットボトルと地図を入れると、後は一寸した物しか入らない。コンパクトなデジカメなら十分収まるだろうが、拙者が使っているようなフィルムカメラを収納するのは無理だ。わざわざ中古で探し出して買ったのだけれど、見た目以上に荷物が入らなくって、うーん・・・これは失敗だったかなー???(汗)
ドゥカティ・スクランブラーアイコンの燃費は常時20km/L以上だったから、タンク容量を考えると200km超えてからスタンドを探しても問題無さそうな感じ。ただ、高速道の特定区間や田舎だとスタンドが50km以内に無いなんて事もあったりするので、その時その時で給油のタイミングを計る事になりそうだ。
北陸方面は不案内なので、あちこち立ち寄った所で無料配布のパンフレットを貰ってきた。
帰宅してからじっくり読んでいると、「あ、ここ良さそう」「お、ここに行ってみたいな」などと行きたい所がどんどん増えてしまう。
# まぁ、その為の無料パンフレットなんだけどさ。(笑)
また機会を見て北陸方面に足を延ばしてみようと考え始めている。
(完)