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AMG A45で蒲郡へ [AMG]

 27日、 360モデナを購入したお店「ロッソコルサ」のツーリングが行われたので、蒲郡まで行ってきた。
 ジュリエッタの後釜として我が家にやってきたAMG A45は納車されたばかりで、このツーリングが初走行となった。
# AMG A45については別途記事を起こす予定デス・・・。

 今回の目的は魚介類バーベキューで10時半に予約を入れてあるとの事だったし、遅れても構わないという話だったので妻も同行する事に。
 近い場所なので、自宅を出たのは9時過ぎ。朝から日差しが強く、出発する時点で既に気温は31度を超えていて暑い。国道155を進んで小牧ICから東名道に入る。

 晴れた土曜とあってか交通量はとても多い。乗用車が圧倒的に多い。追越車線に入っても巡航速度は100km/hに届かない。走行車線も似たような速度で流れている。交通量が多いとこうなっちゃうんだよねぇ。
 名古屋ICを過ぎたら少し交通量は減ったが、電光表示板に「豊田ー豊田JCT 渋滞6km 30分」と出ているではないか。「あちゃ~、でも土曜だから仕方ないかぁ」と思いながら進む。
 豊田ICを過ぎたと思ったら、早速渋滞に捕まってしまう。
東名道で渋滞
しかも、電光表示板は「豊田ー豊田JCT 渋滞6km 40分」と時間が伸びている。逃げ道はないので、他の車と一緒に渋滞している他ないのが辛い。それでも、ジュリエッタのようなMT車じゃないだけまだ救われているのかも?知れないねぇ。

 車数台分の距離(10m前後)を歩くより遅い速度で進んだと思ったら停まり、しばらく動かないと思ったら同じようにゆっくりと進んでまた停まる、と言うのを延々と繰り返す。10分程経っても、距離は大して進んでいない。ナビ上の表示によると、まだ3km以上渋滞しているようだ。「こりゃー到着は11時過ぎちゃうなぁ。」
 30分ほどしたらようやく渋滞を抜けて流れるようになった。ひとまずはやれやれと言う感じ。
 そのまま先を急ぐが、交通量が多いので追越車線でも100km/hで走るのが精一杯。「こりゃぁ到着は11時どころかもっと遅くなるなぁ。」ようやく音羽蒲郡ICで降りるが、既に10時半を回っている。(汗)そのまま県道73へと進む。

 ちなみに、この音羽蒲郡ICはNEC在籍時客先へ行く為に何度も利用したっけ。
 このICを降りて国道1を使って客先へ向かっていたのだけれど、その度に「一度で良いから国道1じゃなくて県道73をそのまま走ってみたいなー」と思っていた。それからおよそ30年経って、ようやくその願いが叶ったのだ。
 山間を走る区間は短いけれど、なかなか雰囲気の良い道だった。

 そのまま進むと道は国道23となる。交通量が多く渋滞気味で時間がかかる割には前に進まない。水竹町一反田の交差点で国道247へと進む。
 この道はかなり奇麗なので、整備されてからあまり時間が経っていないようだ。そのまま進むと、所々に「ラグーナ蒲郡」の表示が出ているから、道は間違っていないみたい。更に進むと大きな観覧車が見えてきた。ラグーナ蒲郡前の交差点を右折、駐車場にA45を停める。
ラグーナ蒲郡
しかし、周囲を見回しても他の参加メンバーは見当たらない。K社長に電話したら「渋滞してて、まだ5km位ある」と。どうやら我々の方が早く着いたようだ。とりあえず魚太郎の店舗前で待つ。

 しばらくしたら、ようやく本日の参加者が到着。いよいよバーベキュー会場へ。
 会場は屋外だが、屋根があるので直射日光は避けられる。風が吹いてるから居られない程ではないのだけれど、やっぱり暑い。しかも、これから炭火使うんだよな・・・。(x_x;)
 ここは席料を払えばソフトドリンク飲み放題、お店で自分が好きな食材を買って自分で焼くというスタイルになっている。妻と二人であれこれと選んできた。
選んだ食材
食材は決して安くはない(これだけでも軽く二千円越え)ので、ほどほどの量に抑えておく。
 これを準備済みの炭火で焼く。魚介類は結構早く焼けるのだけれど、キャベツのアンチョビ蒸しはかなり時間がかかった。因みに、拙者が焼いて出来上がったら食べての繰り返しだった為、画像を撮影できなかった。A(^^;)gomen

 食べ終わったら、暑さを避けて建物の中へ。ちょうど13時でマグロ解体ショーが始まったので見物する。解体されたマグロって大きいんだねぇ。
解体されたマグロ
解体したら、そのまま切り分けてその場で販売していた。一般的なスーパーで買うよりは安いらしいけれど、それでも結構なお値段なので、今回は見送った。

 その後は魚太郎の店内を回って、妻が夕食を仕入れる。
魚太郎で仕入れた夕食
芯のマグロがこれほど大きな鉄火巻は見た事が無い。
 14時近くになったので、駐車場に全員が集まって「お疲れ様でしたー!」とお開きになった。信州組とは利用する高速道が途中で変わるので、ここで五月雨解散となる。

 A45は車の説明書を読んだだけで、まだナビの使い方すら良く分からん状態(汗)なので、とりあえず住所を入力して自宅を検索し、それを目的地に設定。この辺りの道には不案内なので、ナビの案内が開始されたらその通りに進む。
 まず国道23に出てしばらく進む。両側は家がびっしり並んでいる街中だが、交通量は少ない。更に進むと右折を指示され、その通りに進むと国道473に入った。道なりに進むとそのまま音羽蒲郡ICが見えてくる。

 ICから入って東名道を進む。交通量は朝よりは少ないが、そこそこの車の量がある。遅い車を抜かしながら先へと進む。
 豊田JCTで交通量がぐっと増え、渋滞にはならないものの追越車線でも100km/hを出すのは難しい。そのまま名古屋ICを過ぎたら交通量が少し減って走り易くなった。
 そのまま巡航速度を維持して進み、小牧ICで降りる。国道155・県道175と進み、スタンドで給油。自宅には16時過ぎに無事到着。本日の走行距離は183㎞、初回給油なので燃費は不明だが、燃料計の減り方を見る限りでは10km/L以上は走っているように感じる。

 久し振りのツーリング、しかも初めてA45で参加したので、一寸新鮮だった。魚介類のバーベキューも美味しかった。
# その代わり、お値段は結構高かったけれど・・・。
 次回のツーリングは夏恒例の日本海側。それまでにナビなどの操作を一通りできるようにしておかないと、ね。(汗)
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ヤマハSL-800のレストア作業(その2) [音楽]

前回からの続き)

 丸裸となったSL-800本体を液体コンパウンドでひたすら磨く。子供から電動ドリルを借りて使ってみたのだけれど、どうも上手く行かない。仕方ないので、手作業で磨く。ボディ裏側から初めて一時間でこの程度。
一時間磨いたところ
磨くと初めのうちは薄黒い汚れが付いてきた。煙草のような臭いがするので、前所有者は喫煙者だったのかも知れない。
黒い汚れが付く
黒い汚れが付かない部分でも、磨くと黄色い汚れが付く。
薄い黄色の汚れ
劣化したクリア層なのかも。
丸一日かかって裏側全体を磨き終えた。
磨き終えた裏側
更にサイドも磨き、ヘッドも磨いた。ヘッドもやはり黒い汚れが付いてきた。
ヘッドも黒い汚れが
なお、ネック裏側はあえて磨かない。サラサラした手触りなので、そのままの方が良さそうだからだ。
 磨き終えたら電装系に取り掛かる。

 「どうせならヤマハ製ピックアップを載せたいよなぁ」と思い、中古のピックアップ(TAPできる四芯の物)のセットをネット上から安価に拾ってきた。が、サイズが違って取り付けられない。
サイズ違いで取り付けられず
黒い方が入手した中古ピックアップで、元々はRGXというモデルに付いていた物。比べると、僅かだがエスカッションの幅が違う。
幅が違う
「同一メーカなら互換性があるのでは?」と考えていたのだが、甘かったようだ。仕方ないので、元々ついていたEpiphone製を使う。

 改めてEpiphone製を眺めてみると、ピックアップコイルの内部配線が見える。
横から内部配線が見える
「これなら四芯化できる」と思い、分解する事に。
 まず、ネジになっているポールピースを抜く。
ポールピースを抜いたところ
蝋がタップリ付いている。エスカッションから外してベースプレートからコイルを剥がす。
コイルを剥がしたところ
二つのコイルを接続する配線が判った。
コイル同士を接続している配線
蝋でくっついているコイルを剥がしてみると良く分かる。
コイルを剥がしたところ

配線部のアップ画像
コイル同士を接続している白い配線を途中でカットして引き出せば四芯化できる。

 リアピックアップを分解する前に、一寸テストしてみる。ピックアップは弦の振動に反応して電力を発生させてそれが音となるんだけれど、手元にあるメーターに直接接続してどの程度針が振れるのかを見る。
ほんの僅かだけど、針が振れているのが判ると思う。
ちなみに、このメーターは故障したラジカセから取り外した物で、フルスケール500μAである。
フルスケール500μA
極僅かしか針が振れないので、ピックアップの起電力は数μA程度しかないみたい。メーターの抵抗値から計算すると数mVの電圧が出ている事になる。
 リアピックアップはカバーがハンダ付けされているので、カバーを外す。W数の大きな半田ゴテがあれば良いのだが、生憎持っていない。なので、手持ちのハンダゴテで大雑把にハンダを取り除いたら、ハンダでくっ付いてる部分を金鋸でできる限り切り離す。
ハンダ箇所を切り離す
金鋸で切れない部分はマイナスドライバーを叩き込んで強引に外す。
マイナスドライバーを叩き込む
何とか外せた。
金属カバーを外したところ
中のコイルは蝋まみれになっていた。
蝋まみれのコイル
市販のピックアップだとこのような状態にはなっていないので、多分前所有者が自分で溶かした蝋に放り込んだのだと思う。
# 蝋漬けするのは、ハウリング対策の為。
コイル裏側にも蝋がタップリ。
裏側にも蝋が
作業の邪魔になるので、余計な蝋を削り取る。
蝋を削ったところ
四芯化に向けてコイルの配線を切断する。
コイルの配線を切断したところ
両方のピックアップ共配線をカットした。
二つ共配線をカットしたところ
序に、ここで各コイルを測定しておく。まずはフロント側から。
フロント側一つ目

フロント側二つ目
テスターがコイルと認識してくれず、抵抗値のみの測定になっている。(汗)どちらも4.5kΩ前後で、シングルコイルとして考えても抵抗値がかなり低いのが気になる。
 次はリア側だ。
リア側一つ目

リア側二つ目
どちらも7.3kΩ程度で、シングルコイルとして考えても抵抗値はやや高めと言う感じ。

 これで四芯化の準備が出来た。けれど、専用の配線材が必要なんだよねー・・・。

(続く)
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ヤマハSL-800のレストア作業(その1) [音楽]

 入手したSL-800を早速レストアする。極力費用をかけずに使える状態にする方向で作業を進める予定である。

 まずは外せる分は全て外す。まずはリアピックアップから。
リアピックアップ
外すと言っても、ネジ4本を外してエスカッションごと引き上げるだけ。
リアピックアップを外したところ
裏面の刻印とシールで、独Epiphone社製LP(レスポール)ブリッジ用と判る。
エピフォン・レスポール用リアピックアップ
フロント側は、何故か金属カバーが無い。エスカッションを固定するネジの太さも違っている。
金属カバーの無いフロントピックアップ
外すと、こちらも刻印とシールがある。
エピフォン・レスポール用フロントピックアップ

 次にボリュームポット類を外す。このハンダ付けを見れば、プロの仕事ではないと判る。
このハンダ付けは素人作業
トーンポットに使われているコンデンサはセラミックではなくてマイラーだった。
トーンに使われているのはマイラーコンデンサー
使われているポットは4つともNOBLE(帝国通信工業株式会社)製。
NOBLE製
ボリュームポットは500kΩ。
ボリュームは500kΩ
トーンポットは300kΩ。
トーンは300kΩ
アウトプットジャックプレートは、ナットも含めてゴールドになっている。
ジャックプレートもナットもゴールド
フォンジャックは劣化して大きく歪んでおり、再利用しない方が良さそうだ。
ジャックは歪んでて再利用不可

 ピックアップ切替スイッチを外したら、何故か穴周辺に汚れが付着していた。
スイッチ穴周辺が汚れている
粘度の高い物が乾燥してこびり付いたような状態。細い精密マイナスドライバーで慎重にこそげ落とした。
汚れを取ったところ
切替スイッチはあまり見た事のない形状をしている。ツマミは失われている。
見慣れない形状のスイッチ
刻印を見ると「Ando」とあるので、国産メーカの部品らしい。
「Ando」の刻印
劣化しているようで切り替え時の感触がカチッとしておらず、ぬるりと動く感じ。本体横にアースの配線がある。
スイッチ本体にアース配線
現在はわざわざここにアースを取るという事はしないが、昭和の時代に製造された国産モデルはこのような配線になっている物がとても多い。
分解してみたら、真鍮の板を曲げただけの単純な構造をしている。
電極は真鍮を折り曲げただけ
奥まっている軸が真鍮の板を押すとそちら側の接点が開いて導通が無くなるという仕組みである。
奥に軸が見える
一応接点を磨いて元通りに組み立てておく。

 ペグ(糸巻き)はヤマハ製。
ヤマハ製ペグ
メッキがかなり傷んでいる。6個全部を外してみると、どれも同じような状態。
表側となるワッシャーは磨いてみると少し奇麗になった。左一列が磨く前、右に列が磨いた後。
左が磨く前、真ん中と右が磨いた後
長いナットも磨いたら、一寸だけきれいになった。左一つが磨く前、残り全てが磨いた後。
左が磨く前、残りが磨いた後
ペグ一個を磨いてみたけれど、メッキが痛んでいるせいかあまり奇麗にならない。左一つが磨いた後、残りが磨く前。
左が磨いた後、残りが磨く前
手間暇を惜しまないのなら、一つ一つを全てバラバラに分解して劣化したメッキを剥がしてから再メッキすれば新品同様になる。けれど、費用も時間もかかるので今回はやらない。

 テールピース(ストップバー)もメッキが痛んでいる。
メッキが痛んでいる
それなりの重さがあるのでアルミ製ではなさそう。
 ブリッジはABR-1タイプのT.O.M(Tune-O-Matic)だが、こちらもかなり劣化している。ネジも純正ではない。
TOM・ABR-1タイプのブリッジ
通常ここに一般的なプラスネジは使わないので、何らかの理由で交換したと思われる。

 パーツ類を全て外したのでいよいよ本体を磨くんだけど、これが大変なのよねー・・・。(滝汗)

続く
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また増やしてしまった・・・ [音楽]

 先月の話になるのだけれど、自宅に結構大きな荷物が届いた。
届いた荷物
中身は昭和の時代に生産されたエレキギター、ヤマハSL-800である。所謂「レスポール国産コピーモデル」である。
ヤマハSL-800
ジャンク品として格安で売りに出されていたので入手した。
 ジャンクの理由は、金属部の痛みが目出つ・ピックアップがオリジナルでない・全体に艶が無い、というもの。確かに全体的に紙やすりで擦ったみたいで、楽器塗装に特有の艶が無い。
全体的に艶が無い
しかし、塗装面までは剥がれていないので、クリア層の表面を荒らしただけになっているみたいだ。
クリア層表面だけ荒れている
ブリッジやストップテールピースはメッキの下まで錆びていて、状態は良くない。
錆がメッキしたまで及んでいる
ピックアップカバーは片方しかない。
ピックアップカバーは片方欠品
ピックアップは二つ共エピフォン・レスポール用で、純正品ではない。
 ポットもノブも純正じゃなくて、社外品に交換されている。
ポットとノブも非純正品
本来なら1960年代から70年代の本家ギブソン・レスポールと同じ背の高いゴールド・ハット形状のノブが使われている筈だが、
# ヤマハSGシリーズのノブも同じ。
格安で売られている量産品に交換されている。
 ちなみにネット上の情報で確証が得られた範囲では、このモデルが製造されていた(カタログ上に掲載されていた)のは1976年から1979年までで、ヤマハお得意のバイサウンドシステム(よーするにコイルタップね)が搭載されるのは後継機種のSL-800Sから。
 アウトプットジャックはネジが何故か二つ無い。
ネジが二つ足りない
ペグは一応純正品のようだが、メッキの痛みが目立つ。
ペグは純正品らしい
トラスロッド・カバーにモデル名が刻印されている。
トラスロッド・カバーにモデル名が入っている
白いピックガードは欠品で、取り付け穴だけが残っている。
ピックガード取り付け穴
ピックアップ切替スイッチの白いノブもスイッチプレートも無い。
スイッチのノブが無い
ネック裏も艶の無い部分が多い。
ネック裏も艶の無い部分が多い
ちなみにネック材は本家ギブソンがマホガニーなのに対して、この機種は1ピースのメイプルが使われている。ヘッド裏側にシリアルナンバーと「MADE IN JAPAN」の刻印がある。
シリアルナンバーとMADE IN JAPAN
この時代のヤマハの番号ルールに則って考えると「1978年8月生産で1585番目」となる。
当時の上位機種なのでセットネック。樹脂製の蓋は二つ共サイズが本体側と微妙に合っていないので、多分自作品だろう。
蓋は両方とも自作らしい
フレットには所々変な汚れが付着している。
フレットに変な汚れがある
コントロールポケット内部を見ると、配線はまぁまぁ奇麗だがハンダ付けは今一つだし、内側の導電塗料を剥がそうとした(又は塗り損ねた?)痕跡がある。
コントロールポケット内部
スイッチポケット内部も同様である。
スイッチポケット内部
ボディは、特に角周辺だけ白くなっている。
角周辺だけ妙に白い
素人がペーパー掛けすると角だけに力が入り勝ちになるから、このような状態になってしまう事が多い。試しに、液体コンパウンドで軽く磨いてみる。
部分的に磨いてみたところ
角以外はまぁまぁ奇麗になるので、ペーパー掛けはそんなに強くはやってないみたいだねぇ。
表側も同様に磨いてみた。
表側も部分的に磨いてみた
やはりそこそこ奇麗になる。

 まとめると、
  1. 塗装を剥がそうとしてペーパー掛けたが大変そうだから止めたような中途半端な状態
  2. 保管状態が悪くメッキ部品はほぼ全滅(当時の品質が良くなかったという面もある)
  3. フレットすり合わせの研磨傷がそのまま残っているし、作業が中途半端
  4. 電装系が全てエピフォン・レスポール用に交換されている
  5. 部品の欠品が多い
という感じである。少なくともプロの作業ではない。
# だからジャンク扱いで安かったんだけど・・・。

 実は、以前からこの機種を探していた。その理由は、ギブソン本家と違って「メイプルネック」であるという点に強く惹かれたのだ。
 同様のモデルはグレコ・トーカイ・(自己破産を申請するらしいが)フェルナンデスなどからも出ているけれど、本家コピーの忠実度が高いとかでお値段も信じられない位高い。保管状態の良い美品になると本家ギブソンと変わらない金額で売られている場合もあって、とてもじゃないけど手を出そうという気になれない。
 その点、ヤマハのコピーモデルは(近年値が上がって来てはいるけれど)コピー忠実度がやや低いという事が影響しているのか、他社製よりだいぶ安い。それでも当時は高価格帯の上位モデルとして販売されていたのだから、作りはしっかりしている。

 入手できたのは良かったけれど、今の状態のまま使うのは一寸抵抗がある。とりあえずは自分でできる範囲でメンテナンスしてみようと思う。
 でも、全体を磨くのは大変そうだなぁ・・・。(溜息)
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ちょいと分解:小型ワイヤレスマウスSwiftPoint GT [パソコン]

 普段使っている小型ワイヤレスマウスのSwiftPoint GTが突然動かなくなってしまった。
動かなくなったマウス
2018年8月末に中古を手に入れたので、我が家では6年ほど使った事になる。
 本家サイトにあるFAQを見ながらあれこれ操作してみたが、全く反応しないどころかLEDすら点かない。こうなると、もうお手上げである。
 ネット上を探していたら、某フリマサイトに程度の良い中古が比較的安く出ていたので入手した。
 だからもう必要ないのだけれど、せっかくなので分解する事に。

 ネジ類が見当たらないので、まずは劣化しているゴム部を剥がしてみたが、ネジは見当たらない。
ゴム部を剥がしたがネジは無い
裏側にある樹脂部を外してみたら、ネジが見えてきた。
樹脂部品の下にネジが隠れていた

隠れていたネジ
とても細いネジが使われている。
ネジは細い
ネジを全て外すとバラバラに。
分解したところ
基板の上に載っていたリチウムイオン電池は歪な膨らみ方をしていた。
歪に膨らんだLiイオン電池
倍近い厚みになっているので、電池が寿命を迎えて動かなくなったのかも知れない。
 電池を退けると、樹脂製ステーが入っているのが良く分かる。
電池をどかしたところ
ステーは一か所でネジ止めされていた。
ステーはネジ止めだった
完全にばらすと、こんな感じ。
完全にばらしたところ
基板にはBluetooth用のICを中心に細かなチップ部品で構成されている。
基板は一枚だけ
基板の裏側はコネクタ類のみしかない。
基板裏面はコネクタのみ
今時の基板なので、どの部品も小さい。上に見えているスケールの目盛りは1つが1mmである。
目盛りは一つが1mm
四角いICの右上で斜めになっている銀色の部品はIC駆動クロック用の水晶発振器だと思う。目立つICはnRF51822。
nRF51822
これ一つでBluetooth関係を全て制御している。
 基板上を見る限りでは他に制御用ICは無いので、スイッチやセンサー類の情報はPC側のドライバーで制御しているみたいだ。
基板にBluetooth以外の制御ICは見当たらない

 ネット上を調べてみたら、同じようなサイズの120mAhリチウムイオン電池はあちこちに出ている。けれど、送料を含めた金額を考えると、もう数千円出せば程度の良い中古が買えてしまう。交換の手間や使用済み電池の廃棄まで考えると、電池を入れ替えるというのはあまり得策ではないように思う。
 残念だけど、今回ばらしたのは廃棄処分だなー。
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ドゥカティで御岳山へ(その2) [バイク]

前回からの続き)

 下り坂ばかりなので、行きとは一寸勝手が違う感じがする。上ってくるバイクがとても多い。
 どんどん下って行くと気温も上がってくるのが判る。走っているから暑さは感じない。御岳湖近くまで下ってくると下り坂から平地の道となる。ここでもレーサーレプリカやスーパースポーツにどんどん抜かれる。拙者が抜くのはホンダ・カブや小排気量のバイク位だ。
 道の駅三岳に立ち寄る。
道の駅三岳
ここでお土産を買う。
購入したお土産
パニアケースにお土産を納めたら走り出す。

 国道19に出て名古屋方向へと進む。空には雲が立ち込めてかなり怪しい感じだが、降るような事は無さそうだ。
 走行距離が200㎞近くになってきたので「そろそろ給油しないと」と思いながら走る。連続するトンネル3つを抜けたら、何故かパトカーが付いてきた。餌に飢えているんだろうか?
 坂を下った所にスタンドがあるので、入って給油する。
スタンドで給油
8.6L入ったから、給油ランプが点くまであと1.5L弱だったみたいだ。ここまでの燃費は24.6km/L。給油を済ませたら走り出す。

 進むに連れて雲がどんどん厚くなっているような気がするが、まだ雨は降っていない。喉が渇いてきたので、道の駅大桑に入る。ここにも沢山燕が居た。
燕
トップケースの中に入れてあったペットボトルの水は、太陽光の熱で温められて微温湯になっていた。トップケースはクーラーボックスじゃないから仕方ないか。(滝汗)
 売店に入ってあちこち見たら、木曽の材を使ったまな板を売っていた。自宅のまな板が随分と痛んでるから、ここで買うと良いかも。
# 妻でないと、どれを買えば良いのか判らん。(汗)
軽く体をほぐしたら、再び走り出す。

 中津川市街に入ると交通量が一気に激増、あちこちの信号で停められるようになる。人口の多い場所だから仕方ないよなぁ。
 「何だか空が暗くなってきたな」と思っていたが、中津川ICを超えて少し進んだ辺りで遂に雨が降ってきた。しかも大粒の雨だし、直ぐには止みそうもない。直ぐ近くにあったアルペン中津川店の駐車場に入って、慌ててトップケースから合羽を出して着る。
アルペン中津川店
降り出しから短時間で合羽着たので大して濡れずに済んだ。早速走り出す。

 雨の勢いは一寸強いが、西の空はかなり明るいのでそのうちに止むかも?と思いながら走るが、なかなか止まない。ずぶ濡れになりながら合羽無しで猫背になりながら走ってゆくバイクを時々見かける。風邪引かなきゃ良いけど。
 恵那市に入っても、降り方は徐々に弱くなってきたけれど相変わらず降り続く。片道一車線となるまきがね公園近くまで来たら渋滞で停まったり進んだりを繰り返す。「参ったなぁ、ここも渋滞かよ。」この辺りは逃げ道となるような道が少ない上に、渋滞する区間から他へ出られるような道が殆ど無いので、地元民でもない限り渋滞を避けるのはとても難しいと思う。
 瑞浪市の少し手前で渋滞が解消して少しホッとする。雨も降り方がかなり弱くなってきた。

 瑞浪市街に入ると雨は止んだが合羽は濡れたままなので、脱がずに走って乾かす。しかし、気温が上がってきたのか段々と暑くなってきた。
 交通量が増えてきてあちこちの交差点で停められる。停まった時に合羽の上着のチャックを開ける。走っている最中はまだ良いが、停まると暑い。土岐市に入ると停まる回数が増えてどんどん暑くなってくる。「こりゃかなわん!」と、たまたま通りかかったお店の駐車場に入って合羽を脱ぐ。
合羽を脱いだラ・ムー土岐店駐車場
 ところが、脱ぐ為にバイクから降りようとすると何かが引っかかる。「なんだ何だナンダ?」と思ったら、上着のドローコードがシートとフレームの間に挟まっていた。合羽を脱いでからドローコードを見るとかなり長く垂れ下がっている。
伸びてしまったドローコード
経年劣化で内部のゴムが伸びちゃったみたいだ。邪魔になるので、合羽から抜き取っておいた。
 この「LAMU」(ラ・ムー)というお店は知らなかったので帰宅してから調べてみたら、ディスカウントストアらしい。他に小牧市や大垣市にも店舗があるようだ。
 合羽を畳んでトップケースに仕舞ったら走り出す。

 走り出して直ぐに右折して国道21に入る。しばらく上り坂が続く。土岐ICを通り過ぎると交通量はかなり減って走り易くなる。更に進むと登坂車線があるので、遅い車を一気に抜き去る。そのまま鬼岩公園近くを抜けて進む。気温は高いが、走っていると暑さはそんなに強くは感じない。電光表示板に「国道21 可児市内 通行止」の表示が。「え?」と思ったが、進める所まで行ってみる事に。

 可児市街に入ると徐々に交通量が増えて信号で頻繁に停められるようになる。「通行止めなんて無いじゃん」と思ったら、大型商業施設・ラスパ御嵩(みたけ)の角の交差点から「通行止」になっている。その先に壊れた車2台が見えたから、事故のようだ。
 仕方ないので左折、そして直ぐ右折して細い道を進み、200mほど進んだら国道21に戻る。このような回避をする車は少ないのか、国道はガラガラだ。
 そのまま進んで県道84・県道349と進み、国道41へ。

 国道41は交通量が非常に多い。雲の切れ目から日光が差して来て更に暑くなってきた。一寸走り難いほどの交通量の中を進み、県道64へ。
 後は朝来た道をそのまま戻り、自宅近くのスタンドで給油。燃費は26.2km/Lとかなり良い。14時半過ぎに無事自宅に到着。今日の走行距離は345.7km。

 撮影会で一度行った事のある場所だけど、久し振りに御岳方面を走ったので新鮮だった。朝は一寸寒かったし、御岳周辺は気温がまぁまぁ低くて快適だったけれど、それ以外はとにかく暑かった。
 近年の夏は30度を軽く超える暑さが普通になってしまっているけれど、朝早い時間だと一寸寒く感じる時もあるとは思ってもみなかった。バイクの服装は本当によくよく考えないといけないなーと改めて感じた次第。

(完)
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ドゥカティで御岳山へ(その1) [バイク]

 6日、クシタニコーヒーブレイクミーティングが御嶽エクスプローラーパーク(長野)であったので、ドゥカティ・スクランブラーアイコンで出掛けた。

 6日朝5時に起床。出発の準備をしてからスクランブラーアイコンのスポイラーに、更に小さなウィンドスクリーン・エクステンションを取り付ける。取り付けにかかった時間は5分弱。
取り付けたウインドスクリーン・エクステンション
エクステンションの幅は指一本程度しかない。
エクステンションの幅は指一本程度
取り付けた時は「効果はどんなもんでしょ?」と半信半疑だったが、後々その威力を知る事になる。

 6時前に自宅を出発。県道183を進むが、交通量は少ない。犬山市街に入ると多少車の数は増えるが絶対数はとても少なく、すんなりと走り抜ける。県道64・県道461・県道49と進んで小牧東ICから中央道へ。
 中央道は案外交通量が多い。トラックなどの大型車両が半数以上を占めている。あちこちで工事による車線規制があるけれど、渋滞するほどの車の量ではない・・・と思ったら渋滞になってしまった。(滝汗)ノロノロと進んだと思ったら停まり、また少し進んだと思ったら停まり、を何度も繰り返す。規制区間を抜けたらようやく普通に流れるようになった。
 進むに連れて標高が上がるからなのか、一寸寒くなってきた。「今日は暑いだろう」とメッシュジャケットを着てきたんだけど、インナージャケットを着てくるべきだったかなぁ?と思っても後も祭り。(汗)

 エクステンションを付けたのは良いのだけれど、しばらくバイクに乗っていなかった事もあって効果のほどが良く分からない。一般道を走っている分には恩恵があるのかないのかすら分からないという感じ。高速道に入っても「本当に効いてるんかなー?」なのである。「ふーん、エクステンションってこんな感じなん?」と。
 ところが、山影を通り過ぎた時に突然強烈な風が吹いてエクステンションが倒れた。その直後から「ゴォーー」という凄まじい轟音と共にヘルメットが左右に激しく揺すられる。「ウギャー、こりゃたまらん!」ちょうど見えてきた屏風山PAに滑り込む。
屏風山PA
エクステンションは留め金が緩んだみたいで、水平になっていた。
エクステンションが倒れた
倒れたお陰で、エクステンションの威力が良く分かった。
 エクステンションの固定ネジを改めて締め込み直したけれど、何となく強度が足りない感じ。何かしら補強する方が良いのかも知れないなぁ。
 取り付け具合を確認したら走り出す。

 車の流れに沿って走る。時折強い風が吹く事もあるけれど、シールド+エクステンションのお陰で実に平和。「こりゃー快適だわ。」R1100RTと同等とまでは言わないけれど、それに近い位快適だ。ヘルメットに直接風が当たらないというだけでこんなに違うのかと改めて感心してしまった。
 逆に「今までよくもまぁ風切り音の凄い中を走っていたもんだなー」と。

 バイクに乗らない方には分からないと思うけど、高速道ではヘルメットに当たる風の音はかなりの大きさである。
 即座に難聴になるほど大きい訳ではないのだけれど、走っている間は常時「ゴォーーーー」という轟音を聞き続けている。高速道で車の窓を全開にすると大きな風切り音がするけれど、それをそのままヘルメットの中で聞いている感じ、と言えば分かって貰えるだろうか。
 自宅から新潟までバイクで往復した時、現地についてヘルメットを脱いだら「ボーッ」という耳鳴りがしてて「あれ?」と思った事がある。これが何度も続けば難聴に繋がる危険性も十分にある。
 実際、モータースポーツ用耳栓というのが売られているし、レビューを見ると効果は結構高いらしい。
# その代わり、お値段も高いけれどね・・・。
 しかし、エクステンションがあるとヘルメットを通して聞こえてくる風の音はかなり小さくなる。これなら難聴を心配しなくても良さそうだ。

 中津川ICで降りて国道19へと進む。まだ7時過ぎだが、中津川市街は渋滞するほどではないけれど結構な交通量がある。落合川を渡って上り坂になる頃には交通量は激減、数台の乗用車が走っているだけの状態となる。
 寝覚ノ床を過ぎるとネズミ捕りの定番箇所となっているトンネル三つが連続する区間に差し掛かるが、今日は警官の姿は見られない。8時前だからまだお出ましになっていないのかも知れない。
 喉が渇いてきたので道の駅木曽福島に入って持参したペットボトルの水を飲み、一寸休憩する。
道の駅木曽福島
相変わらず燕が飛び交っていた。それだけ昆虫も沢山飛び交ってるんだろうなぁ。
 少し歩いて体をほぐしたら走り出す。

 少し進んだら県道20へと左折、大滝川に沿って進む。この道は2018年にわの会東海支部撮影会で通った事がある。けれど、どんな道だったか覚えてないし、太い道ではないので法定速度前後で走る。すると、オーバーリッタークラスのレーサーレプリカやスーパースポーツのバイクにどんどん抜かれる。皆さん細い道を走り慣れているみたい。
 三岳黒沢の交差点で県道256へと進む。分岐には看板も何もないので注意が必要だ。御岳湖沿岸を進む。片側一車線だが狭い道なので気を遣う。小さな集落が時折現れるけれど、基本的には人家の無い所を走っている。
 道なりに進むと御岳湖から離れて御岳山方向への上り坂となる。

 どんどん上がって行くと、2018年に利用した宿「たかの湯」が見えてきた。が、柵で囲われていて営業している気配が無い。「あれれっ、廃業?」と思いながら通り過ぎる。
 帰宅してから調べてみたら2022年11月8日で営業を終了していた。この辺りでは規模のかなり大きな旅館だったから、恐らくは家族経営ではなくて従業員も居たんだろう。そうなると経費もそれなりに出ていくだろうから、中国武漢ウィルスと物価高騰には耐えられなかったんだろうなぁ。

 更に進むと清滝と新滝の駐車場がある。二つとも撮影会で足を運んだ所だが、こんな位置だったっけ?滝の姿は覚えているが、道順は全然覚えていない。ここなら日帰りで十分撮影に行けるよねぇ。
 上り坂を延々と進むと宿がいくつかあり、そこを過ぎて更に進むと「KUSHITANI」の文字が入った建物が見える。ここが目的地の御嶽エクスプローラーパークらしい。前方を走るバイクに付いて行くと、広い駐車場へと入っていく。9時過ぎだというのに既に数多くのバイクが並んでいた。
バイクが沢山
早速コーヒーを頂く。
頂いたコーヒー
近くでMOTUL(モチュール)のテントが出ていたので近寄ってみたら、ケミカル製品のデモンストレーションを行っていた。MOTULというとオイル屋さんというイメージしか無かったけれど、ケミカル類も結構充実してるのねー。説明を受けた後にパンフレットとステッカーを頂いた。
頂いたステッカーとパンフレット
コーヒーを飲みながら並んでいるバイクを見て回ると、同じようにエクステンションを取り付けているオフロード(ホンダCRF250RALLY)が居た。
エクステンション付きのCRF250RALLY
北東方向の空は雲が出てきて一寸怪しい。
北東方向から雲が出てきた
北西方向は晴れている。
北西方向は晴れている
御嶽方向が奇麗に見えている。
御岳方向の眺め
今日は午後から天気が崩れる予報なので、そろそろ帰る事に。
そろそろ帰宅の準備
9時40分過ぎに出発、来た道を戻る。

続く
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911のオイル交換 [ポルシェ]

 カレラ4の走行距離がオイル交換が必要な距離に達したので、ロッソコルサ(伊那市)へ行く事に。
 いつもなら土日に行くのだけれど、今回は双方の都合が合った5日に行く事になった。

 朝5時半過ぎに自宅を出発、県道183・県道64と進む。朝早いのに、犬山市街に入ると案外車の量が多い。国道41に入ると更に交通量は増えるけれど、トラックなど業務車両が殆ど。絶対的な車の数は多くないので、走り難さは無い。
 県道349・県道84と進んで国道21に入ると、可児市街はそこそこの交通量があるものの、市街地を抜けるとガラガラ。土岐ICを通り過ぎて国道19に入ると交通量は倍増するが、それでも車の数は多くない。
 瑞浪市街を抜けると国道19は片道一車線となるが、そこから早速渋滞となる。この周辺は工場が多い為、朝7時過ぎ位の時間になると混雑するのだ。しかも、この辺りは山岳地帯で抜け道や逃げ道となるような道が無いので、どうしようもない。
 恵那市街近くまで進むと渋滞が無くなってスムーズに進むようになる。

 通勤時間帯だからか、恵那市も中津川市も交通量が多い。工業団地方向につながる交差点は右折車両が溜まって一車線分を塞いでしまうので、その手前から左側の車線を走っていないと突然渋滞する羽目になるから注意が必要だ。
 落合川を渡ると交通量はどんどん減って車数台の車列になる。電光表示板の気温が「23度」と出ていたので、エアコンを止めて窓を開けた。確かに一寸涼しい感じがする。のんびり気分で車列そのままで進む。
 トイレに行きたくなったので、道の駅木曽福島に入る。
道の駅木曽福島
沢山の燕が子育て中で、あちこちを飛んでいる。
燕
御岳山が奇麗に見えている。
御岳山が見える
送電線があるのが玉に瑕なんだけどね。
送電線がある
用を済ませたら走り出す。

 相変わらず交通量は少ない。国道361へと進んで伊那市方向に進むが、こちらも交通量は少ない。標高の高い所にある電光表示板の気温は26度。伊那市側に出て坂を下るに連れて気温が上がってゆくのが判る。県道88・県道87・国道153・県道19と進んで、10時前に無事ロッソコルサに到着。
 早速オイルを交換して貰う。
 カレラ4はヘッドライト下側の樹脂製ステーが経年劣化で割れてしまっているし、オーディオもスピーカーの交換が必要。オイル交換の序でに全部作業できれば良かったのだけれど、子供が通勤で使っている関係で平日乗れないのは一寸困るので、別途日程を調整して作業を依頼する事になった。
 交換作業完了後はずーっと談笑していた。
 14時45分を過ぎたので帰宅する事に。夕方に母を病院へ送っていかねばならないので、下道ではなくて中央道を使う。
 来た道を戻り、伊那ICから中央道へ。

 交通量はそんなに多くないので走り易い。あちこちで工事をやっているので、一寸注意が必要だ。渋滞する事は無かったけれど、土日だと大渋滞になるだろうなー。
 覆面パトは不思議と見かけず、すんなりと小牧東ICまで到達。ICで中央道を降りて朝来た道を戻り、17時10分過ぎに無事自宅に到着。

 今回はオイル交換のみだったが、このところツーリングに参加していないので一寸したツーリング気分だった。
 実は、翌日6日もバイクで出かけるんだけどねー。(笑)
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突然 [雑感]

 この2か月で突然荷物が自宅に二回届いた。

 一回目は5月下旬で、小さな箱だった。
一回目に届いた小箱
開梱したら、さらに小さな箱が出てきた。
中から小さな箱が
蓋を開けたら、洋菓子が入っていた。
入っていたのは洋菓子
岐阜県多治見市にあるDorce Duo(ドルチェデュオ)というお店の焼き菓子だ。ネット上の情報に依れば、このお店は結婚式の引き出物に良く使われるらしい。
 早速頂いたが、実に美味しかった。

 二回目は6月下旬に届いた。こちらも小箱だ。
2回目も小箱
開墾したらハム・ソーセージの詰め合わせだった。
ハム・ソーセージの詰め合わせ
こちらも有名なお店の商品らしい。早速お酒のおつまみで頂いたけれど、本当に美味しかった。
# 超加工品という点が一寸引っかかるけどぉ。(汗)

 しかし、食べちゃってから「何で二回も突然来たんだろう?」って。(笑)
# たまにあるのよ、こーゆー事が。
一回目は届いた際に宛名ラベルが剥がれかかっていたので剝がしてしまって気が付かなかったが、二回目の宛名ラベルを見て「あ、そういう事ね」と納得。

 今仕事で利用している会社からで、その会社が設定した特定の条件を満たした顧客に自動的に発送しているのだ。
 この2か月間は、たまたま連続してその条件に当てはまったらしい。因みに、恐らくは趣味レベルで利用している人にはその条件を満たす事は非常に難しいと思う。

 まぁ、何はともあれ美味しかったんだから良しとしよう。(笑)
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アリアプロ2・RS-X70のスイッチ修理 [音楽]

 中古で入手したアリアプロ2のRS-X70一度レストアしたのだけれど、先日久し振りに手に取って使ったらトグルスイッチの軸が折れてしまった。(滝汗)
軸が折れたスイッチ
製造されてから40年以上経っているのだから、部品が壊れてもおかしくはない。こればかりは仕方ないなぁ。

 使われているスイッチは軸の部分が平たい形状で、汎用品の丸棒軸とは違う。見た目を気にしなければ汎用品を使えば良いのだけれど、せっかくのギターなのだから元の形を維持したい。
 製造年を考えればもう一つのスイッチもいつ折れてもおかしくない。だから汎用品の約7倍の金額なんだけど、ネットで2個取り寄せた。
届いた箱
「何だかデッカイ箱が来たなぁ」と思いながら開けたら、入っていたのはスイッチだけ。
入っていたのは小型スイッチ2個
たったこれだけの為に大きな箱を使うなんて・・・うーん。(--;)

 スイッチの販売元は音楽商社のFERNANDES(フェルナンデス)である。
販売元はフェルナンデス
スイッチ本体を見ると、製造は案の定アルプス社だった。
アルプス社
スイッチはON-ON-ONの二回路三接点型である。
ON-ON-ONのスイッチ
手持ちの汎用トグルスイッチ(画像右側)と比べると、軸の形の違いが良く分かると思う。
右が汎用品の丸棒軸

 ギター本体の裏側を開ける。
本来裏側の回路部を開けたところ
スイッチ部を引っ張り出す。
引っ張り出したスイッチ部
真ん中が軸の折れたスイッチである。
 ハンダを緩めて外し、新しいスイッチと入れ替えた。
スイッチを取り替えた後
元通りの位置にスイッチを戻して裏蓋を閉じれば作業完了である。
交換し終わった状態
真ん中のスイッチだけ妙に新しいけど、気にしない気にしない・・・。(^^;)

 序に、壊れたスイッチを分解してみた。
壊れたトグルスイッチを分解したところ
内部の構造は、電極が並んでいるだけで単純だ。中央の電極だけ少し高くなっている。
内部の電極
電極の上に載る接点は小さな部品である。
電極上に載る接点
軸の中に入っている心棒が接点を押すと、シーソーのように接点が動いて導通/切断するという構造になっている。
シーソーのように接点が動く
軸の内にある心棒は真鍮製らしい。
心棒は真鍮製


 トグルスイッチを分解したのは今回が初めてだったが、内部の構造が良く分かって一寸面白かった。
 これで元通り使えるようになったから当分の間は大丈夫な筈。ただ、他のスイッチも同じように劣化しているだろうから、近いうちに同じような作業が発生するかも知れないナ。
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