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自転車がゴロゴロ・・・?(その1) [自転車]

 結婚した年にホームセンターで購入した自転車(ママチャリ)は、タイヤがペチャンコになったら空気を入れる、乗っていてキュルキュル音がするようになったらチェーンに油を差すという程度で、日常的に使ってる割には特にメンテナンスらしき事はしていない。
 数か月前からシートに綻びが出来ているのは気が付いていた。
シートに綻びが
だけれど、小さな綻びなので「まぁそのうちに」とそのままにしていた。

 先日、たまたまネット上で生活用品を発注する機会があり「ついでに自転車のシートも」と取り寄せたので、早速取り付けた。
新調したシート
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)というメーカのサドルである。
シートはキャプテンスタッグ製
シートの色がほぼ同じなので、見た目は変わらない。
シート交換後の自転車
試しに近所を走ってみたら...ありゃりゃっ、クランクがゴロゴロ音がするじゃん。(汗)シートはソフトで良いんだけどねー。

 クランクは購入後何もメンテナンスをしていないし、25年以上経ってるから内部が劣化しているのかも知れない。クランクにはペダルが付いているので、それを外すにはコッタレスクランク抜き工具が必要。なので、ネット上で取り寄せた。
コッタレスクランク抜き工具
ペダルの根元には蓋がしてあるので、それを外す。
蓋を外したところ
すると、中に14mmのナットがあるので、それも外す。
 次に、コッタレスクランク抜き工具をねじ込む。
コッタレスクランク抜き工具をねじ込んだところ
工具が動かなくなるまで締め込む。
工具で締め込む
締め込んだら、工具先端の部分をねじ込んでペダル部を外す。
ペダルを外しているところ
チェーンガードも外すとごっそり外せた。
ペダルが外れたところ
反対側も同様にペダルを外す。
反対側も外したところ
車体をひっくり返してクランク部を上にする。
車体をひっくり返したところ
ハンガー幅を測ると、
ハンガー幅測定中
70mmである。
ハンガー幅は70㎜
一般的な自転車は68mmか70mmが多いらしい。
クランク部の全長を測る。
クランク長を測定中
150mmと長い。
クランク長は150㎜
カートリッジ式BB(ボトムブラケット)に交換しようと企んでいたのだけれど、150mmなんてサイズは無い。こりゃーリテーナーを交換しなきゃダメか...

(続く...のか?)









SUPER B(スーパービー) コッタレスクランク 抜き 6610

SUPER B(スーパービー) コッタレスクランク 抜き 6610

  • 出版社/メーカー: SUPER B(スーパービー)
  • メディア: スポーツ用品






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FELT SPEED50のシートとグリップを交換 [自転車]

 本屋や銀行など、半径10㎞以内の移動で普段使いしているFELT SPEED50は、以前にもシートとグリップを交換している
FELT SPEED50
けれど、シートが劣化で硬くなっていて、路面からの振動を受けると痛い。
劣化したシート
路面と歩道の段差を通過する度にお尻が痛いので、段差を通る度にお尻をシートから浮かせて走っていた。
 しかし、最近は路面のやや大きな凹凸でも痛いほどになって来たので、そろそろ交換する事に。

 実は、グリップがまた強風で倒れた際に割れてちゃって4年ほど前に樹脂製に交換している。バーエンドバーは子供が使わなくなったので「使わないのなら」と取り付けた。
 けれど、軒下に置いてあるとは言え日光も雨も入って来る位置だからか、劣化して素手で握るとネチャネチャする感じになってきた。
DSC05711.JPG
自宅に戻ったら毎回手を洗うから実害は無いのだけれど、状態としては決して良くない。なので、一緒にグリップも交換する。

 自転車用のシートはお値段がそれこそピンからキリまであるけれど、金額と座った時の快適さは比例しないらしい。グリップも同様みたいだ。
 あちこち探し回った結果、安価な物を発注。数日後、自宅に届く。
届いたシートとグリップ

 まずグリップから交換する。上が今回購入したノグチのグリップ、下が今まで使っていたドッペルギャンガーのグリップだ。
上がノグチ新品、下がドッペルギャンガー
エンドバーを握る事は滅多に無いので、今回は取り付けずグリップのみにした。
グリップのみにした
次はシートだ。上が新しいGORIXの低反発サドル、下が今まで使っていたMach Burstのサドルだ。
上が新しいGORIX、下がMachBurst
交換作業は簡単で、グリップとシートの両方を替えても30分掛からなかった。
交換を終えたところ

 交換後30kmほど走ってみた。
 シートは「低反発」と謳うだけあって、路面の段差でも座りっ放しで問題無いし、伝わって来る衝撃も強くない。これなら段差で一々シートからお尻を浮かさなくても大丈夫。
 グリップは少し幅広になっている部分が掌をサポートしてくれる。この辺は前使っていたドッペルギャンガーと同じだけど、面積は少ないのに感触は殆ど変わらない。

 一寸した作業だけれど、これで走行中の快適さは大幅にアップした。これなら長距離や坂道でも大丈夫...(。´・ω・)ん?...そういえば、ギアをワイドレシオに交換したのに、それ以降は一度も坂道を走ってないゾ。(滝汗)









ノグチ(NOGUCHI) グリップ [NGS-003] エルゴグリップ 左右セット ブラック PRO-C1960EP

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  • 出版社/メーカー: ノグチ(NOGUCHI)
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FELT SPEED50のブレーキをオーバーホール [自転車]

 先週と今週は色々な事が重なって自転車FELT SPEED50に乗る機会がやたらと多かった。
FELT SPEED50
今のところ不調は無いけれど、ブレーキを掛けるとブレーキレバーの抵抗が大きいような気がする。
 「そういえば、前回整備したのは何時だったっけ?」どれだけ考えても思い出せないので、このブログの過去記事を漁ってみる。すると、2017年3月にバーエンドグリップを交換しているので、その前後で恐らくブレーキもメンテナンスしている筈。となると、4年間何もしてなかった事になる。(唖然)

 思い立ったが吉日、早速作業する。
 ブレーキは前後共同じ構造で、上端を内側へギュッと抑えるとワイヤが簡単に外せる。
前後共同じ構造のブレーキ
ブレーキシューはだいぶ減っているけれど、交換はもう少し先でも良さそう。
外したブレーキアーム
ブレーキアームを固定しているボルトが錆びている。
ブレーキ固定ボルトが錆びている
ワイヤーブラシで磨いたけれど、メッキが剥がれて表面が荒れている為か、あまり綺麗にはならなかった。
ワイヤーブラシで磨いた後
ブレーキレバーも外してワイヤーを取り出し、インジェクターを使ってワイヤーシースに潤滑油を送り込む。
インジェクターでワイヤーシースにオイルを送る
このインジェクターはバイク用だけど、普通に自転車にも使えた。
 リアブレーキアームの台座は油分が殆ど無くてカラカラ。
リアブレーキの台座は油分が殆ど無かった
フロント側は何故か左だけグリスが僅かに残っていたけれど、水分が入り込んで錆びていた。
グリス分があっても水分で錆びていた
ワイヤーブラシで磨いてからグリスを塗っておく。
ワイヤーブラシで磨いてからグリスを塗る
後は元通り組み立てて、何度もブレーキレバーを握ったり離したりを繰り返し、ブレーキシューの位置を調整すれば完成である。

 早速近所を走ってみたら、ブレーキレバーの操作は驚くほど軽くなった。オーバーホール前の状態でも別に何とも感じなかったが、比べてみて初めて分かる「どえらい違い」だ。
 ブレーキの利き具合が変わる訳じゃないから制動性能は変わらない筈だけれど、これだけ操作感覚が違うと走り方も変わってくるかも知れない。
# ホントか?(^^;)
何となく気になって作業したけれど、本当に「目から鱗」だった。いやぁ、定期的な整備って大事ですねー。(滝汗)
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またサイクルメータの簡単な修理 [自転車]

 4年以上前に一度取付バンドの修理をしたサイクルコンピュータ(CAT EYEのMITY8)は、先週から節電画面のままで全く動かない状態となった。
節電画面のままで動かないMITY8
先月中旬から時々節電画面のままになっている事があって「おかしいな」とは感じていたのだけれど、遂に動かなくなってしまったようだ。
 動かなくなる原因は色々考えられるけれど、節電画面が表示されているのだから、電池やサイクルコンピュータ本体の問題では無さそう。怪しいのはセンサー配線の断線である。
センサー部
修理した固定バンドも接着部が剥がれてゆるゆるの状態になっているので、こちらも併せて直す事に。
接着した部分はまた剥がれている

 固定バンドだけでは部品としては出ていなかったけれど「配線はある?」と調べてみた。すると、「ブラケットセンサーキット」としては出ていたが、配線単体を部品としては出していない。しかも、2006年発売の製品だから部品も含めてとっくの昔に製造終了だ。「やっぱ自分で直す以外に手は無さそうだな。」

 家族は「それだけ使ったのなら、もう新しいのに替えたら?」と言う。確かにそうかも知れないけれど、まだ使えるのに新たに買うというのには強い抵抗を感じるのである。
# アマチュア無銭家だからねぇ。(笑)
 「イマドキの製品ってどうなんでしょ?」と思ってCAT EYEのサイトを見た。
 現在はセンサー配線の無い無線タイプが主流で、有線式は入門用の1モデルしかない。センサー部にも電池が必要だから、配線の手間を省く代償としては一寸大き過ぎるような気がする。
 更に、「スマートコンピュータ」というシリーズは、スマホとリンクして使えるようになっている代わりに、電池(CR2032)は4か月ほどしか持たない。
 最上位機種はGPS測定でセンサーを無くしたモデルで、電池は充電式で80時間程度。充電し忘れたらお終いだな。(笑)
 どれも確かに「便利機能満載」だけど、速度と走行距離が分かれば良い拙者には「無用の長物」にも見える。有線式だと電池は3年持つから、せめて同じ位は電池が持ってくれないと買い替えようという気にはならない。

 修理の為にブラケットを取り外す。汎用に作られているので、センサー部の配線はかなり長い。
センサーの配線は長い
この線が途中で断線するのは考え難いので、センサー部か取り付け部かのどちらかを疑う事になる。まずセンサー部を確認する。
センサー部
経年劣化で接着が弱くなっているみたいで、少し強く引っ張るだけで外れた。
センサー部のキャップを外したところ
センサー部を拡大すると、こんな感じ。
センサー部
画像では内部の接点がくっ付いているように見えるけれど、実際にはほんの僅かに離れている。このセンサーに磁石を近づけると接点同士がくっ付き、磁石を離すと接点も離れる、という仕組みだ。この接点オン・オフの間隔を測定して本体の画面に速度を表示している。
 念の為に接点の導通を確認したけれど、ちゃんと離れている。
接点解放時は抵抗値が無限大
画像を撮影していないが、磁石を近づけると抵抗値はゼロになる。だから、センサー部は正常だ。

 となると、怪しいのはブラケット部。固定バンドを外して良く見ると、片方の線が付け根で千切れていた。 
片側が切れている
固定の為に透明な軟質の樹脂が流し込んであったけれど、樹脂との境目に力がかかって切れたようだ。改めて線を半田付けする。
切れた線を半田付けして繋いだところ
更に、ホットメルト(グルー)で配線を固定しておく。
配線をホットメルトで固定したところ
ホットメルトは粘性が高くて隅々まで流れ込んでくれなかったけれど、今回は固定できれば良いので細かい事は気にしない。(笑)磁石を使ってテストしたら、ちゃんと動いたのでこれでOKだ。

 さて、次は固定バンドである。
固定バンド
切れた部分はボンドで接着したけれど、接着面積が狭いので案の定取れてしまっている。ホッチキスの針で辛うじて繋ぎ留めている状態だ。再接着しても恐らくまた取れてしまうだろうから、タイラップで固定する事にする。固定バンドに3㎜ドリルでタイラップを通す穴を開ける。
固定バンドに穴を開けたところ
穴にタイラップを通す。
タイラップを通したところ
タイラップだと取り外しが面倒になるけれど、外すなんて事はまず無いので実用上は全く問題無い。

 ブラケットをハンドルに取り付ける。
 センサーの位置は今でと同じだが、配線の取り回しを変えた。
センサーの取り付け位置
今まではフロントブレーキのケーブルに沿わせてあったが、ハンドルを左右に切ると配線が引っ張られる場合があると判ったので、フロントフォークとライトステーの二ヶ所で固定した。
二ヶ所タイラップで固定
配線をブレーキケーブルに巻き付け、ブラケット本体はハンドルに取り付けた。
ブラケットはハンドルに固定
 コンピュータ本体はかなり傷が多くなって少し見辛くなっている。
傷が多くて少し見辛い
序でに、液体コンパウンドで軽く磨いたら、そこそこ綺麗になった。
液体コンパウンドで少し奇麗になった
 自宅周辺を走ってみたが、ちゃんと動く。これで買い替えずに済みそうだ。目出度しメデタシ、である。
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テールランプ・ホルダーの修理 [自転車]

 久し振りの自転車ネタである。
 普段使っている自転車FELT・SPEED50に付けてあるテールライトTopLight View Plusは、樹脂部品を流用して取り付けてあったのだけれど、その部品が劣化して随分前に割れてしまっていた。
樹脂部品が割れてテールライトが落ちたまま
中国武漢ウィルス(コロナウイルス)の関係で3月下旬から乗る機会が殆ど無かった為、結構長い間そのままにしてあったけれど、「いい加減直そうか」と思い、作業し始めた。

 別件でホームセンターに行った序に、シートポストに合いそうな金具を探してきた。
購入した金具
配管を固定する為の金具らしい。
 しかし、これだけだと固定できないので、やはり別件で再びホームセンターへ行った時に金具を買い足してきた。
買い足した金具
テールライトの既存金具にL型金具を取り付けて、
テールライト既存金具に追加したところ
シートポスト側金具に取り付ける。
シートポスト側金具にテールライトを固定したところ
後方から良く見える角度に調整して固定すればOKだ。
角度を決めてを固定したところ
なお、今回の金具類の出費は500円ほどだった。
 試しに近所を走ってみたけれど、がっちり固定されているので異音などは一切無い。

 今の時期は日が長いのでテールランプはほぼ必要無いけれど、これでどの時期・どの時間帯でも安心して使えるようになった。
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FELTのリア・スプロケット交換 [自転車]

 子供が使っているクロスバイクFELT SPEED50は「走行中にチェーンがガクンと外れるような感じがする」という。
子供が使っているFELT SPEED50
ギアを見ると、かなり減っているようだ。
リアタイヤを外したところ
片道8kmの通学などに使っているから、まぁ仕方ないだろうな。
 歯数を数えたら14-34Tの7段なので、ネット上で探して発注する。

SHIMANO(シマノ) MF-TZ31 7S 14-34T 4680244 EMFTZ317434T

SHIMANO(シマノ) MF-TZ31 7S 14-34T 4680244 EMFTZ317434T

  • 出版社/メーカー: SHIMANO(シマノ)
  • メディア: スポーツ用品





 数日後、自宅に届いたので作業開始。シマノの専用工具を取り出す。
シマノの専用工具
ところが、僅かな差で工具が入らない。
僅かな差で工具が入らない

僅かな差で工具が入らない
「あれ?」...スプロケットの入っていた袋を見ると「ボスフリー」とある。「ゲッ、これってカセット式じゃないんだ!」とここで初めて気が付いた。(笑)
 一瞬「間違って部品を買っちゃったか?」と焦ったけれど、手持ちの工具はカセット用だから、その工具が使えないのならホイール側もボスフリー。これで一安心(笑)...してる場合じゃなくって、ボスフリー用のボス抜き工具は持っていない。
 自宅周辺のお店には無いので、改めて工具をネット上で探して発注した。安い互換品も結構出ているけれど、沢山買う工具じゃないし、信頼性も重要なのでシマノ製を選んだ。

SHIMANO(シマノ) TL-FW30 ボス抜き工具 Y12009050

SHIMANO(シマノ) TL-FW30 ボス抜き工具 Y12009050

  • 出版社/メーカー: SHIMANO(シマノ)
  • メディア: スポーツ用品





 更に数日経って工具が到着した。
届いたボス抜き工具
早速工具を使ってスプロケットを外すが、異様に固くて拙者一人では外せず、子供と二人で散々すったもんだした挙句、ようやく外せた。
漸く外せたリア・スプロケット
ギアはかなり減っていて、特に1段目・3段目・5段目の消耗が激しい。
消耗が激しいリアスプロケット
消耗が激しいリアスプロケット
これではギアが外れてガクガクしてしまうのは当然である。
 スプロケットを嵌め込む部分に薄くグリスを塗り込む。
ホイール側のねじ込む部分にグリスを薄く塗り込む
後はスプロケットをねじ込んで元通り組み立てれば作業完了である。

 「クロスバイクにボスフリー?」と思ったが、色々調べて見ると決して珍しい訳ではないらしい。コストの関係でカセット式を使わないケースもかなりあるようだ。どのメーカも、普及価格帯はボスフリー(フリーホイール)で、値段が上がるに連れてカセット式になっていく。
 走行経路に合わせてギアの歯数を変えたりするほど深い入りするのなら、ギアを自由に選べるカセット式の方が良いけれど、そうでなければボスフリーで十分だ。
 ただ、ボスフリー式はスプロケットの選択肢が狭くなってしまうので、消耗したホイールを交換するのならカセット式ホイールにする方が良いかも知れない。
 子供の自転車は通学に使うのは今年度までで、来年度からは車になるだろうから、ギアが減るほどの距離を乗るとなると相当な年数が必要な筈。しばらくの間は今のままで使う事になるだろう。
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サイクルメーター取付バンドの簡単な修理 [自転車]

 先日、自転車で自宅から15分ほどの所にあるキタムラへ行こうと跨ったら、メーター周りが何だか変だ。
サイクルメーターが傾いている
メーターを外したら、支えているバンドが切れていた。
サイクルメーターの取り付けバンドが切れている
CATEYEのサイトで調べてみたら、センサーや配線を含めた載せ替えキットはあるものの、バンドだけというのは無い。「じゃぁ修理しちゃえ!」

 切れた部分をボンドで貼り合わせたけれど、力が掛かって切れたのだから再び切れてしまうかも知れない。そこで、ホッチキス止めにした。
補強の為にホッチキス止めしたところ
振動でハンドルバーに傷を付けないよう、針を折り曲げる方が外になるように留める。
補強の為にホッチキス止めしたところ
薄いゴム板を挟んでからハンドルに取り付けて元通り固定すれば完了である。
修理して元通りになったところ
これで買い直さずに済んだ。(笑)
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LEDヘッドライトの修理(その2) [自転車]

前回からの続き)

 ライト本体は金属製だからか、路面に叩き付けられたのにもかかわらず本体にダメージは殆ど無いが、樹脂部品は悉く割れてしまっている。
ライトの樹脂部品はバラバラになっている
とりあえずバラシて状態を観察する。
ライト本体を分解したところ
基板やLEDに損傷は無いが、反射板やライトカバーはダメージが大きい。
 幸い、反射板は部品の飛び散りが少なかったのでボンドで接着する。
割れた反射板をボンドで接着したところ
ボンドが乾いたら、はみ出した部分を削り取って奇麗にする。掛けてなくなった部分は僅かだった。
反射板の修理が完了したところ
問題はライトカバーだ。かなりの破片が失われていて、全てを接着して復元できたのは半分ほどだ。
レンズカバーは半分ほどしか復元できていない
欠けた部分を何かで覆ったとしても、割れ目は影として出てしまうので恐らく実用にはならないだろう。
下半分が欠けた状態になっている
何らかの方法でカバーは作り直す必要がありそうだ。

 ライトカバーは前方からモロに風圧が掛かるし、雨なども容赦なく掛かる部分なので、サランラップのようなものでは持ち堪えられそうにない。ポリカーボネートやアクリルの板を曲げて作成できれば一番良いが、一般的な工具しかない素人には難しい。さぁて、どうしたもんかなー...

(続く)
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LEDヘッドライトの修理(その1) [自転車]

 子供の自転車(FELT)のブッシュ&ミラー(ミューラー)の LUMOTEC IQ2 LUXOSU (ルモテック IQ2 ルクソス U)がこわれてしまった。
IMG_1767.jpg
前カゴに取り付けてあったが、その部分が走行中にいきなり折れてしまい、路面に叩き付けられたようだ。
本体は金属製だから僅かに傷が付いただけだが、樹脂製のフロントカバーと内部の反射板が割れてしまっている。

 今は19時まで明るいので通学に支障はないけれど、最近は天候が悪くて18時過ぎでもやや暗い感じになる。危険防止の為にもヘッドライトは必要なので、自分のFELTに付いている同じヘッドライトをとりあえず移植した。
移植したLEDヘッドライト
折れた部分の直ぐ上に取り付けたけれど安定せず、少しぐらつく。
古い金具ではきちんと固定できない
金具のボルト穴の位置がカゴのフレームとほぼ同じな為、フレーム2本を挟んで固定することができない。ヘッドライトはそれなりの重さがあるので、フレーム1本では荷が重いようだ。
 そこで、近くのホームセンターに出向いて汎用金具を仕入れて来た。
ホームセンターで調達した汎用金具
偶然だけど、汎用金具の穴の位置は、それまで使っていた取り付け金具と同じだった。何も加工せず、手持ちのボルトで連結する。
汎用金具と取り付け金具を連結させたところ
カゴのフレーム2本を挟んで固定したら、今度はガッチリ取り付けられた。
自転車の前カゴにLEDヘッドライトを取り付けたところ
これで片道8kmの通学でも大丈夫。

 このLEDヘッドライトは国内では3万以上の値が付けられているので、そのまま捨てるには惜しい。できれば修理して使い続けたいけれど、割れた部品はあちこちに飛び散ったそうで、往来の激しい県道で大半は回収できないままだ。少なくとも前面の樹脂カバーは何らかの方法で作る必要がありそう。
 どうしたもんかなー?

(続く)




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自転車のバスケットステー交換 [自転車]

 子供が通学で使っている自転車は、前カゴをステーを介してフロント側に取り付けているけれど、重い教科書類を載せて毎日8kmを往復している為か折れてしまった。(黄色の矢印のところ)1年程度で折れてしまうとは少々意外だった。
折れたフロントステー
仕方ないので、部品が届くまでの間学校まで車で送り迎えする。

 ネットで取り寄せた部品が届いたので、早速作業開始。まず、折れたステーを取り外す。
折れたステーを取り外したところ
折れた箇所を見ると、一面に錆びている。
折れた箇所は錆びていた
走行中の振動などでクラックが入り、そこから錆が徐々に進行して折れたようだ。
 折れた時は既に両方とも固定するネジが飛んでしまっていたという。ネジで固定していた部分が両方とも折れているので、ネジを保持できなくなって取れてしまったらしい。
 折れなかった方も、やはりクラックが入って錆びており、しかもだいぶ曲がっている。
折れなかった方のステーも曲がっている
走行中に両方共折れなかったのは不幸中の幸いだった。

 ネットで取り寄せた部品は、メーカは違うが構造は同じなので、製造元は同じかも知れない。
取り寄せた部品
でも、通学で重い荷物を載せるのは半年程度なので、それまで持ってくれれば良い。
 カゴの位置合わせをしてからネジで固定するけれど、そのままだとまたネジが飛んでしまいかねない。そこで固着力が中程度のネジロック材を使う。
今回使ったネジロック材
使い方は簡単で、ネジ山に塗るだけだ。
ネジ山にロック材を塗ったところ
このネジをそのまま締め込む。
ネジロック材付きのねじを締め込む
こうするとネジ山同士が密着して空気が遮断され、ロック材が固まって固定されるようになっている。

 フロントライトの配線を見たら、切れかかっていた。
切れかかっていたフロントライトの配線
折れた時の衝撃で強く引っ張られたようで、内部の線が千切れかかっている。銅線の数本が辛うじて繋がっているけれど、このままではいずれ断線してしまうので配線やり直す。
 外側の樹脂カバーを外して配線を露出させる。
樹脂カバーを外したところ
銅線はかなり錆びていて、表面が黒ずんでいる。線を引き抜くと、酸化の進み具合が良く分かる。
銅線全体が酸化して黒ずんでいる
配線に余裕があるので錆びた部分は切り落とし、新たに被覆を剥き直す。
配線を新たに剥き直したところ
アース線の位置に注意しながら配線を部品に通して
部品に配線を通したところ
樹脂カバーをかぶせればOKである。
完成した配線部
これをハブダイナモの端子に差し込めば完成である。

 これから気温も湿度も上がって錆び易くなるけれど、自転車で通学するのは半年程度だし、荷物の重さも徐々に減っていく筈なので、今年中はこれで持ってくれるだろう。