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バーエンドグリップの交換 [自転車]

 先日、市内をあちこち自転車で走り回った。最後に寄ったお店を出てきたら、吹き荒れる強風のせいで駐輪場で自転車が横倒しになっていた。
 「伊吹おろしが強い日は仕方ないなぁ」と思いながら引き起こしたら「あれっ、左のグリップエンドが無いやん。」度重なる転倒で折れてしまったのだ。
左側グリップエンドが折れた
使っていたグリップエンドはDOPPELGANGERのエルゴノミックバーエンドグリップDGR163-BKだ。

全体が樹脂製なので、複数回の転倒の衝撃に耐えられなくなって折れたようだ。

 グリップエンドは滅多に使わないので同じ物でも良かったが、「それでは一寸芸が無いよなぁ。」色々と漁ってSAGISAKAの「バーエンド ストレート ブラック 84720」を購入した。
サキサカのバーエンドストレートブラック84720
SAGISAKA(サギサカ) CYCLE GEAR バーエンド ストレート ブラック 84720

SAGISAKA(サギサカ) CYCLE GEAR バーエンド ストレート ブラック 84720

  • 出版社/メーカー: SAGISAKA(サギサカ)
  • メディア: スポーツ用品

これを選んだのは、金属製エンドグリップとしては結構安いし、今までより少し長いので握り易いだろうと思ったからだ。

 早速取り付けにかかる。まずは古いエンドグリップを外す。
古いバーエンドを外したところ
グリップはそのまま使うので、今回は外さない。
 サイズを調整するカラーが入っているので、それも外す。
バーエンドのカラーを外したところ
バーエンドグリップで隠れていたグリップ部のオレンジ色と比べるとと、手を握る部分は色がかなり抜けているのが判る。
 新しいエンドグリップをそのまま取り付け、エンドキャップを嵌め込めば作業は完了である。
バーエンドを交換し終わったところ
バーエンドを交換し終わったところ
バーエンドを交換し終わったところ
近所を一寸走ってみたが、なかなか良い感じである。
 ハンドルは飛び出しているのでぶつかり易く、強風で倒れた場合はかなり強い衝撃が加わるから、金属製だからといっても折れないという保証は無いけれど、少なくとも樹脂製よりは丈夫だと思う。

 今まではバーエンドグリップの長さが短くて握り難かったこともあって殆ど使わなかった。今回もほんの少し長くなっただけだが、実際に握って見ると格段の差で、とても握り易い。これから重宝しそうだ。

江南駅周辺をポタリング [自転車]

 元旦から連日、出してないけれど賀状を頂いた方への返信を慌てて作成し郵便局へ持ち込んでいる。自宅近くの郵便局は営業していないし、郵便ポストの集配も一日1回しかない。「大きな集配局の方が早いだろう」と思って自宅から自転車で15分ほどの場所にある江南郵便局へ毎日持って行った。
 今日はたまたまデジカメ(キヤノンS120)を持っていたのと、江南駅周辺を自転車で走り回っていたのは中学から高校まででその後はいつも通過するだけになっていたので「久し振りに一寸走ってみようか」と思い、FELT SPEED50で2時間ほど走り回った。

 江南郵便局で年賀状専用窓口で投函してから名鉄・江南駅へと向かう。線路を挟んだ西側にロータリーがあり、名鉄バスもこちらから発着する。
名鉄江南駅
ロータリー周辺は商店街だが、正月で営業しておらずシャッターが閉まっている。
江南駅のロータリー
駅の直ぐ北側に踏切があり、そこからに西と北に続く道がある。
江南駅の北西
北に向かう道は、以前は小さな商店が立ち並んでいたが、今はビルに置き換わっている。
江南駅から北へ向かう道路
江南駅から北に向かう道は商店が少ない
駅の東口は正面に小さなロータリーがあるだけだ。
江南駅東口は小さなロータリーだけ
すぐ北側の道路両側は商店街になっている。
江南駅東側の商店街
この商店街を少し東へ進むと北野天神社がある。
江南・北野天神社
菅原道真を祭っている神社で、筆祭りが行われる事で地元では有名だ。今年の筆祭りは1月16日(土)から2日間行われる予定だそうな。

 1時間ほど走り回ったので、徐々に自宅の方向へと進む。江南駅から北西の方向へ進むと、県道63沿いにスーパーマーケット・バロー江南店がある。
バロー江南店
以前はユニー江南店だったが、随分前から現在のバローになっている。バローの南側の道も商店街なのだが、立替でマンションなどが多くなり、商店街という感じでは無くなっている。
バロー江南店の南側は商店街ではなくなりつつある
正月だからか、営業しているのは「さかえや」一店舗だけだった。
営業している「さかえや」
そのまま東へ進むとT字になり、その南側に商店街が続いている。
南に続く商店街
正月休みで、開けている店は一つも無い。北側は住宅街だ。
北側は住宅街
この辺は住宅密集地だったが、今は空き地や駐車場が目立つ。
空き地・駐車場が増えた
古い建物を取り壊している現場もある。
古い建物を撤去中の現場
再びバロー江南店に戻り、少し南西に進むと、地名の由来にもなっている古知野神社がある。
古知野神社
元旦は物凄い人出だったが、3日目ともなると参拝者もだいぶ減っている。
古知野神社
帰宅してから調べたら、本殿は大正8年の造営、他は昭和の時代に建てられたそう。境内には「重軽石」があるそうな。
# そのうちに、もう一度行ってみるか...
再び走り出し、県道63を北進して県道182と県道64の交差で振返ると愛昇殿が見える。
江南愛昇殿
以前はタマコシ江南店だったが、タマコシ移転後はしばらく空きビルになっていて、2000年からは愛昇殿が入っている。

 久し振りに江南市中心部を走り回ったが「昭和の頃と比べると、随分と建物が入れ替わったなー」と感じた。商店街がシャッター街になりつつあるのは何処でも同じだが、看板が取り外されている店も多く、その度合いは一宮・本町商店街よりも激しいようだ。江南駅も、いずれは住宅街の中にある駅になっていくのかも知れないなぁ。

シートの調整 [自転車]

 先月にFELTのシートとグリップを新調したものの、天候が悪い日が多くて余り距離を走らせていなかったが、ここ数日は雨が降らないので少し距離を伸ばせた。
犬山橋上のFELT SPEED50
以前使っていたSELLE-SMP社のシート「TRK」よりもやや細身で股の内側には殆ど当たらない為、TRKよりも痛くなり難い。拙者の体形に合っているらしい。同じ34kmの距離を走っても、以前より痛みはだいぶ少なくなっている。

 「安いシートだけど結構調子良いじゃん」と思いながら走っていたら、犬山遊園駅近くを過ぎた頃から「ん?何だか変だぞ??」と思い、犬山城前で一旦停まって見たら、シートを固定するボルトが緩んでしまっているではないか。いつもなら工具を持って走っているのに、今日に限って持っていない。仕方ないので、そのままソロリソロリと自宅まで走ったが、お蔭でいつもの1.5倍ほどの時間が掛かってしまった。
 自宅に戻ってから見たら、シートが上を向いている。
ボルトが緩んで上を蒸したシート
道理で乗り難い訳だ。(汗)

 シートを元通り固定しようと工具を取り出したが、「そういえば、シートが一寸遠い気がするんだよなぁ」と思い出した。
 このFELTに乗り出した頃から感じていた事なのだが、何となくシートとハンドルの間が広過ぎるような感じがしていたのだった。拙者の体形が日本人の標準体型よりも少し腕が短い。それに、FELTのフレームが体格に対して少し大き目。だから、シートに跨って腕を普通に伸ばすとハンドルが少し遠く感じる。走っている時はその分だけ前傾が少し深くなる為か、長時間走っていると掌が痺れて来る。
 雨が降らなければ連日乗っているのだけれど、乗って走り始めた時には「そうそう、シートの位置が一寸遠いんだよね」と思っているのに、走り終って自転車から降りるとすっかり忘れてしまうので、今まで何も手を加えていなかった。
# FELTを買ってから、もう3年近く経つんですけどね...。(滝汗)
 改めてハンドルポストとシート先端の距離を測ると、41cmだ。
シートとハンドルポストとの間隔は41cm
既にシートは目一杯前側にしてあるので、これ以上前には出せない。そこで、邪道かも知れないがシートポストを前後逆にする。
シートポストを前後逆に取り付ける
後方へ少しオフセットしたタイプなので、逆にすれば当然前方にオフセットする形になる。この状態でシートを目一杯後方にして取り付けて間隔を測ると、36cmとなった。
シートポストを前後逆にしたら間隔は36cm
早速自宅周辺を走ってみたら、以前よりは遥かに乗り易くなった。ただ、手にかかる荷重が増えたのか掌が少し痛いので、グリップを水平から少し前方に傾けたら痛くなくなった。

 チョットした事だが、これで大幅に乗り易くなった。後は怠けないように走り込めばOKだ。
# 問題は「怠けないように」というのがなかなか難しくてですね、エエ...(^^;

グリップとシートを新調 [自転車]

 先日、FELT SPEED50でキタムラへ120フィルムを現像に出しに行き、店長と10分以上雑談して店から出てきたら、強風で自転車が倒れていた。
 風が強い日には良くある話、「ありゃ、また風で倒れたな」と思いながら引き起こす時に「アレッ、何でグリップがグルグル回るん?」見ると左側グリップエンドのバーの部分が根元で折れている(!)ではないか。
強風で倒れてグリップエンドバーが折れた
このバーはリング状になっていて根元にネジがあり、それを締める事でグリップ全体が固定される構造になっているのだが、バーが折れるとリングの形にならない為、グリップが固定されずグルグル回ってしまうのである。
 だいぶ痛んでいたのでいつかは折れるだろうとは思っていたが、まさか倒れた時の衝撃で折れてしまうとは...ちなみに、右側は異常ナシ。
右側は壊れていない
でも、樹脂製のグリップはややネチャッとするような感触になっていて、全体的に大きく褪色している。製造後5年経過しており、劣化がかなり進んでいるようだ。

 更に、以前から気になっていたのだが、シートのひび割れも段々と目立つほどに大きくなってきている。
SMPのジェルシートがひび割れて来た
このシートはSELLE-SMP社の「TRK」で、前所有者が取り付けたもの。尻の痛みを減らすジェル入りのシートとかで定番の商品らしい。ジェルの弾力性は変わらないものの、シート表面が樹脂製だから劣化は避けられない。

 グリップとシートをネット上で探し回り、お財布と密談(?)を重ねた上で購入したのが、この二つである。
アマゾンで購入したシートとグリップ


早速取り替える。まずはアーレンキー(六角レンチ)で古いグリップを外す。
古いグリップを外す
古い方は一体型のグリップだったが、入手したDOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) はグリップ・バーエンドバー・エンドキャップの3つに分かれている。
DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) のグリップは3つの部品で構成
まず、グリップをはめて大まかに位置を調整する。
新しいグリップを嵌める
後は実際に跨って握ってみて位置を調整して固定すればOK。
 シートの交換はネジを緩めて入れ替えるだけなので、難しい事は何も無い。グリップとシートの交換にかかった時間は10分少々だった。
グリップとシートを交換したFELT SPEED50
グリップとシートの色が鮮やかになった分、ほんの少しだけ派手になった。

 取り換えてから距離を走っていないので未だ慣れていない面もあるが、グリップを握った感じは今までとあまり変わらない。シートはジェル無しの普通のタイプだが、お尻が痛くなるタイミングは前のシートとほぼ同じか、少し早いという程度で、やはりあまり変わらないという感じ。
 具体的な感想はもっと走り込んでから、改めて書こう。

坂道が辛い!?(その2) [自転車]

前回からの続き)

 リアのスプロケットを手に入れたまでは良かったが、外す工具が無い。そこで、早速スプロケットリムーバーとロックリングリムーバーを購入。
ストレートで購入したスプロケットリムーバーとロックリングリムーバー
両方で2千円弱だった。スプロケットよりも高くついたが、今後も使えるので無駄にはならない。
# 多分ね...(^^;
早速交換に取り掛かる。まず、リアタイヤを外す。クイックリリースなので簡単だ。
FELTのリアタイヤを外す
スプロケットリムーバーに付いているチェーンをリアスプロケットのなるべく大きいギアに引っ掛け、ロックリングリムーバーを嵌める。スプロケットリムーバーを時計方向に、ロックリングリムーバーを反時計方向に回せば、ロックリングが簡単に外せる。
スプロケットリムーバーとロックリングリムーバーをセットする
締付トルクは決して大きく無いので、力を掛け過ぎて怪我しないように注意する方が良い。
 リングが外れたら、ギアを持ち上げればそのまま外せる。
外れたリアスプロケット
外したスプロケットを観察すると、使用頻度の高いギアは少し摩耗しているような感じになっている。
外したリアスプロケットはやや摩耗している部分がある
摩耗の度合いは僅かなので、まだまだ使えそう。
新しいギアを嵌め込んでロックリングを締め付ければ交換は終了である。
交換を終えたリアスプロケット
リアタイヤを組み付ける前に、普段手が届かない部分の泥を落とし、ワックス掛けする。
普段手の入らない部分にユニコンのカークリームでワックスがけ
車やバイクも含めてワックスは色々使っていたが、このところはユニコンのカークリームばかりを使っている。
 クイックリリースレバーとシャフトに薄くグリスを塗ってから、車体にリアタイヤを組み付ければ作業はお終いである。
クイックリリースレバーとシャフトにもグリスを薄く塗る

 序に、路面の凸凹に共振してプルプル震えるライトステーも加工する。これからは早朝でも明るいし、ハブダイナモの故障率は非常に低いのでマジ軽ロボも撤去する。現状は、建築用汎用資材のL型金具を使ってLumotecのLEDライトを取り付けている。
FELTに取り付けているLumotecとマジ軽ロボ2つ
L型金具のこの長さが共振し易いらしい。
LumotecのLEDライト取り付けに使っていたL字型汎用金具
これを取り付けに必要最低限の長さにカットする。ボルト止めする位置を考慮してカットする位置にマジックで印を書き、金鋸で切る。
L字型金具を金鋸で切る
切り口を鑢で整えて元通りに組み付ければOK。更に、マジ軽ロボを全て取り外す。
マジ軽ロボを外して身軽になったFELT
随分とスッキリした格好になった。

 早朝走った感じでは、今までよりも坂道を上がるのが格段に楽になった。針綱神社への上り坂でも、シートに座ったまま上がれるようになった。
 また、フロントが大幅に軽くなったのには少々驚いた。取り付けた時にはあまり感じなかったけれど、発電部やマグネット部は金属の塊だから、結構な重さになっていたようだ。

 マジ軽ロボを取り外したので、Lumotecライトに不具合が起きると困るだろうが、冬までは早朝でも明るいし、今まで使ってきた感触からLumotecの信頼性もそこそこありそうなので、今回思い切って取り外した。
 当分は軽快な走りを堪能できそうだ。

(完)

坂道が辛い!?(その1) [自転車]

 昨年7月から、雨が降っていなければ自転車FELT SPEED50で早朝に30kmほど走っているが、ある程度の距離を走るようになって気になってきたのが、リアのギア比である。現在はフロントが52-42-30Tのトリプル、リアスプロケットは12-28Tの8段で、中古で入手して以後ギア関係は一度も変えていない。
 FELTの国内販売元であるライトウェイのサイトでは、フロントは50-39-30T、リアは12-28Tの8段、タイヤは 700x28Cとなっているので、前所有者がフロントのギアを変更したらしい。また、購入時タイヤは前後共700x23Cに換えられていたから、ロードで速度を上げる方向に変更したのだろう。

 早朝走行を始める前は、平坦な街中を走る事が殆どだった事もあり、ギア比についてあれこれ考える事は無かった。
 散歩するご老人の多い昼間を避けて早朝走るようになってからは信号の少ない道を選んで走っているけれど、信号が無くて距離を稼ぐとなると、堤防の上を走るのが一番効率が良い。幸い、自宅から木曽川の堤防まで自転車で5分弱なので、毎日ほぼ同じ道を走っている。
 平日は各務原市の宝積寺山手前の新興住宅街で折り返すが、日曜は家族の起床時間が遅い事もあり、更に距離を伸ばして各務原公園を超えた辺りまで走る事もある。この道の勾配は平均で5%ほどだから大した坂じゃないけれど、2km以上坂が続くのでインナーロー(四輪で言うとローギアまたは1st)でも息はゼーゼーハーハー、真冬でも汗だくになって途中で休憩したくなるほどキツい。自転車用に体を鍛えてる訳じゃないから当然かも知れないけれど「それにしても、もうちっと何とかならん?」と思ってしまうのだ。

 それから、犬山城の北側を通る彩雲橋が今年の3月9日から全面通行止となって迎帆楼(昨年7月から休館中)へ抜ける事が出来ず、針綱神社の前を通らざるを得なくなった。名鉄犬山ホテル脇から坂道になり、ホテルを超えて神社までの約100mで標高が一気に7mも上がる。距離が短いからインナーローでダンシング(立ち漕ぎ)すれば9km/h程度は出せるので大した事ではないけれど、座ったままだと上るのは辛いし、この辺はたまに犬を綱無しで散歩させている人が居たりするのでとっさの対応を考えるとダンシングはあまり好ましくない。現在は自転車も橋を通行できるようになったから良いけれど「坂道を考えるとワイドレシオの方が良いんとちゃう?」と考えるようになった。

 ネット上を漁ってみると、ロード系だと12-25Tや12-28Tといったクロスレシオのスプロケットを使うのが一般的な傾向(ひょっとして流行?)のようで、市販されるクロスバイクも大抵はこの辺りのスプロケットがセットされている。今時ワイドレシオは流行らない?みたいだが、シマノなどのメーカから普通に製品として出ているから、需要はそれなりにあるらしい。
 更に調べてみると、リアのディレイラーにはケージの長さによって数種類あり、それによって使えるギアの範囲が違うと分かった。FELTのリアディレイラーはシマノのSORAだが、型番などの詳細は不明。現行品だと最少は11T、最大は32Tまでとなっている。同系列であれば仕様が大幅に変わる事は無いだろうから、11-32Tのスプロケットなら使えそう。
 フロント30Tリア28Tだとギア比は1.071、リアを32Tにすると0.938となる。比率だけを見ると大して違わないように感じるけれど、これにタイヤ外周の長さ(700x25Cは2.105m)を掛けると、ペダルを漕いで一回転で28Tなら2.255m、32Tだと1.973mとなって0.282mの差となる。まだピンとこないけれど、こればっかりは走ってみないと解らない。

 あちこち探したら、シマノのCS-HG41-8(11-32T)が県内のお店で安く売られていたので、早速購入した。
購入した11-32TのリアスプロケットCS-HG41-8
ちなみにお値段は1350円。金属製だが薄い歯車なので、手に持つと見た目よりも軽く感じる。
 「さぁ、これで交換できる...ゲッ、専用工具持ってないじゃん...(滝汗)。」

(続く)

チェーンのクリーニング [自転車]

 今日は暖くて天気が良いので、先日やり残していた自転車チェーンのクリーニングをすることにした。

 あえて後回しにしたのは、台数をまとめて作業する為である。クリーニングにはFinish Line(フィニッシュライン)のチェーンクリーナーキットを用意した。
FinishLineのチェーンクリーナーキット
早速使ってみる。まずは通学に使っているラレーTM7のチェーンである。雨の日でも毎日乗るせいか、汚れ方が半場じゃない。
通学用TM7のチェーンは汚れが激しい
チェーンに頻繁に給油するので汚れも一緒に引き寄せてしまうらしく、ディレイラーのギアにこびり付く汚れが盛り上がっている。(汗)
 キットの使い方は色んなサイトで紹介されているので、わざわざこのブログで紹介するような事はしないが、キット使用後は流石に綺麗になっている。
チェーンクリーナーキットを使って綺麗にする
ちなみに、ギアの部分はクリーナーの液を古歯ブラシに付けて擦って汚れを落とした。画像では分かり難いが、チェーンが黒では無く、銀色になっている。
 同様に、MTBモドキもキットを使う。使用前はこんな感じ。、
MTBモドキの汚れたチェーン
キットでクリーニングすると、とても綺麗になった。
クリーニングしたMTBモドキのチェーン
FELTにも使ったのだが、デジカメで撮るのを忘れてしまっていたので、画像は無い。(汗)

 クリーニング後にFELTで走ってみた。
 汚れが取れると、足取りがかなり軽くなる。毎朝FELTで34kmほど走っているので、その差が良く判る。今まで「チェーンをクリーニングした程度で、そんなに変わるのか?」と懐疑的だったが、実際に使ってみてその差に少々驚いた。こりゃー頻繁にクリーニングしなければいかんなー、と思う。



フィニッシュライン(FINISH LINE) チェーン クリーナー キット

フィニッシュライン(FINISH LINE) チェーン クリーナー キット

  • 出版社/メーカー: フィニッシュライン(FINISH LINE)
  • メディア: スポーツ用品


FELTのタイヤ交換とハブダイナモ(その2) [自転車]

前回からの続き)

 オークションで入手したハブダイナモ付のリムを組むと、スポークに取り付けるマジ軽ロボのマグネット部とフレーム側に取り付けてある発電部の位置が、どうやっても合わない。
入れ替えたリムではマジ軽ロボの発電部とマグネット部の位置が合わない
発電部の位置を少し下げると何とかなりそうなので、L字型金具のネジ穴を拡げて取付位置を下げることに。
発電部の取り付け位置を下げる為にL字型汎用金具のネジ穴を拡げて付け替える
片側だけ作業してみると、こんな感じになる。
発電部の取り付け位置の違い
左右共位置を合わせ、マグネット部の位置を調整して、何とか普通に使えるようになった。

 さて、肝心なハブダイナモの方は配線するだけなのだが、中古なので取付端子が無い。
ハブダイナモの端子はヨーロッパタイプ
自宅周辺の自転車店にもホームセンターにも置いていない。
 この端子はヨーロッパで広く使われているE2という端子で、ジョイ岐阜島店によると「3年から5年ほど前にシマノが国内で出していたハブダイナモはこの端子だったが、現在はJ1やJ2の端子のみで、このタイプの物は一切出していないし、国内向けには一般製品としても供給していない」のだそう。「端子が無いと取付が大変だから、何とか手に入らないです?」とお願いしたら「あちこちを当たってみましょう。」

 数日後「とある代理店に有りました」という電話が入ったので、早速取りに行った。序に、ブレーキパッドも仕入れて来た。
貰ったE2端子と、購入したブレーキシュー
紙に貼り付けてあるのがE2端子で、「有ったからあげると代理店から貰いました。貰い物なのでお金は要りません」だって。電話代程度は請求しても良いと思うんだけど、ね。
# この良心的な姿勢が、遠いこのお店をいつも利用する大きな理由にもなってますねー。
 気になってネット上で探したが、この端子はなかなか見つからない。あちこち探してやっと見つけたが、補修用パーツという位置付けになっているようだ。

自宅に戻り、早速作業を始める。この端子を分解すると、こんな状態になる。
E2端子を分解したところ
白い部品と黒い部品の間に配線を挟み込んで固定するという仕組みである。
 配線の先端を1cm剥いて、内部の線を出す。
配線の被覆を1cm剥く
被覆を剥いたらそのまま線を穴に通す。すると配線の先端が少しだけ出る状態になる。
配線をE2端子の穴に通す
出ている線を、溝のある側に折り込む。この時、線がショートしないように注意する。
配線を溝のある側に折り込む
配線が緩んだりしないように注意しながら、外側の部品を上から被せると、配線が固定される。
外側の部品を被せて固定すればE2端子の作業は完了
ブロックダイナモの配線をハブダイナモに入れ替える。
今まで使っていたブロックダイナモの配線とハブダイナモの配線を入れ替える
透明な樹脂カバーの線が今まで使っていたブロックダイナモからの配線だが、Lumotec LUXOSに付属してきた端子(黒い熱収縮チューブを被せてある)と比べると、僅かに厚い。国内の110端子とは互換性があるとはいうものの、サイズは微妙に異なるようだ。
ハブダイナモ側の配線は、単純に端子を差し込むだけ。
ハブダイナモにE2端子を挿し込む
配線はフレームに固定していないが、しばらく様子を見て問題なさそうなら、改めて固定する予定。
テスト的にハブダイナモの配線をしたところ
この状態で3日ほど実際に走ってみたが不具合は出ていない。

 今まで使っていたブロックダイナモは、今回のハブダイナモ導入でお役御免となる。
今までFELTで使っていたブロックダイナモ
このダイナモは使用頻度が高かったので摩耗したのか、15km/h以上の速度では「ガーーーーーッ」とかなり大きな音で、前方の歩行者がその音で拙者の存在に気が付く事がままあるほどであった。10km/h未満の速度では「スーーー」という程度で気になる程の音ではないから、低速で使う前提の製品なのかも知れない。
ダイナモを取り外すと、取付金具の下に巻いてあったゴム板が劣化してカチカチになっていた。
劣化してカチカチになったゴム板
ペンチでやや強引に引き剥がしたら、だいぶスッキリした。
ブロックダイナモを取り外してすっきりした自転車の後部

 序に、マジ軽ロボの位置も変更する。今までの位置だと、ギアのインジケータが見辛いのだ。
マジ軽ロボでギアインジケータが見難い
マジ軽ロボを内側に移動させたら、インジケータが見易くなった。
マジ軽ロボの位置変更でギアインジケータが見易くなった

 今まで「ガーーーッ」という音と共に夜明け前を走っていたのだが、ハブダイナモに換えてからはほぼ無音なのにヘッドライトが付くので、一寸新鮮である。自転車で走るのが更に楽しくなりそうだ。(笑)

(完)

FELTのタイヤ交換とハブダイナモ(その1) [自転車]

 前回FELT SPEED50のタイヤを交換してから1年と4か月、走行距離3300kmまであと少しというところで前タイヤもツルツルになってしまった。
タイヤ交換後の走行距離は3285.7km
このままでは危ないので、タイヤ交換する事に。
# 一年単位で見ると、FELTで走った距離の方がバイクより長いゾ...
 FELTは前後共クイックリリースになので、外してタイヤだけを持って行けば良い。「ん?...いっその事フロントをハブダイナモにするっていう手もあるなー。」ヤフオク!を覘いたら、ALEXRIMSのブラックリムにシマノのハブダイナモNEXUS INTER-Lを組んだ中古ホイールが出ていたので早速落札した。
シマノのハブダイナモNEXUS INTER-Lブラック
前後のタイヤを、いつものジョイ岐阜島店に持ち込んだ。

 今までは700c×23だったが、タイヤ幅が細い割には接地面積が広いのか、ペダルが重く感じる。ネット上を漁ると、23から25に換える人が結構多いらしい。25は幅が僅かに増えるが、接地面積が小さくなるから走り易くなるというのが理由らしい。
 700c×25のサイズは色んなメーカから出ている。お店にたまたま在庫のあったブリジストンは他よりも少し安いけれど、サイドウォールが薄くて大きな段差を乗り上げたりするとタイヤが傷む場合があるそうなので、SCHWALBE(シュワルベ)のフラッグシップモデル「MARATHON」の取り寄せをお願いした。MARATHONは子供が乗っているラレーTM7でも使っているけれど、耐久性があって路面への食い付きが良いので、以前から「次はコイツに」と考えていたのだ。
 幸い、どこかに在庫があったらしくて、翌日「タイヤ交換が終わりました」という電話が入ったので引き取って来た。
自転車ジョイ岐阜島店
左がリア、右が新しく入れ替えるフロントである。
FELT用タイヤ前後を新品に交換
リアタイヤを取り付けようとしてフレーム内側を見たら、凄い事になっていた。
リアタイヤを外したらフレーム裏側は凄い汚れが堆積している
購入してから今に至るまで、まともに洗車したことが一度も無いから当然と言えば当然なのだが、それにしても凄い汚れ方で、少々驚いてしまった。(滝汗)早速パーツクリーナーと古歯ブラシで汚れを落とす。
リア周辺を綺麗にした
ディレイラーの汚れはそのままだが、後日チェーンの手入れをするので、その時しっかり清掃する事にして今回は何もしない。

 前後共タイヤをセットする。
タイヤを車体にセット
「後はマジ軽ロボのマグネット部を取り付けて、ハブダイナモの配線をすればOK」と思ったのだが、そう簡単には問屋が卸さなかったのである...

(続く)

MTBモドキのブロックダイナモ交換 [自転車]

 以前にLumotecのライトを移植したMTBモドキはダイナモの発電量が足りなかった。代わりのダイナモを探していたら、オークションに中古ダイナモが出て来たので早速落札した。
オークションで仕入れた中古ダイナモ
こんなに沢山要らないんだが、セット売りだし、全部で500円だから、まぁ良しとしよう。
 この中で一番新しい物を選んで取り付ける事にした。
丸善の中古ブロックダイナモ
必要なのは発電部だけなので、ネジ止めされているライトの部分を外した。
 いつものように配管用金具を使ってリアスイングアームに固定し、配線すればOKである。
MTBモドキにブロックダイナモを取り付けた
前から見ると、こんな感じになる。
MTBモドキとLumotecのLEDヘッドライト
ダイナモに不具合が出た時のことを考えて、マジ軽ロボは外さずそのまま併用する。
 念の為に、暗くなってから走らせて確認する。画像の撮影条件は以前と同じで、キャノンPowerShot S120,ISO感度12800,絞りF1.8開放,シャッター速度1/30秒で撮影した。かなり暗く見えるが、実際にはもう少し明るく見える。
Lumotecの照射範囲
上位製品に比べると左右の光量が物足りないが、一般的なダイナモライトよりは圧倒的に明るい。なお、撮影した時は曇りだったので市街地の明かりを反射してうっすらと白線が見える状態だった。ちなみに、ライト無しだと、こんな感じになる。
ライトを消して撮影
街路灯類が一切ないサイクリングロードなので、目を凝らしても路面は何も見えずほぼ真っ暗である。

 これで、自宅に有るスポーツタイプの自転車3台は全てLumotecのLEDヘッドライトとなり、出先で暗くなってしまっても安心である。




BUSCH&MULLER(ブッシュ&ミラー) LUMOTEC Lyt T senso plus 178TSNDI

BUSCH&MULLER(ブッシュ&ミラー) LUMOTEC Lyt T senso plus 178TSNDI

  • 出版社/メーカー: ブッシュ&ミラー
  • メディア: スポーツ用品