RADO DIASTARの簡単な手入れ [時計]
今まで取り上げる機会が無くてそのままになっていたのだけれど、昨年9月にRADO(ラドー)のDIASTAR(ダイヤスター)シリーズの「111.0348.3」を中古で安価に入手した。
これを入手した理由は二つあって、一つは「デザインが好き」だから。
もう一つは「セラミックだから傷が付かない」=「何年経っても殆ど変化しない」から。新品当時の姿をそのまま維持できるから「勿体無くて使えない」なんて事が無い。それに、クォーツだから電池交換さえしていれば永く使える。面倒臭がりな拙者にはペッタシなのだ。
入手した時点で電池は交換済みだったのだけれど、安かっただけあってベルトに汚れが目立つ。画像では判らないと思うけれど、ベルトの駒と駒の間には黒い汚れが大量に溜まっているのである。それに、ベルトの長さ調整すらもしていない。(汗)流石にこのまま使う気にはなれず、「そのうちに掃除しよう」と思って放置していたらあっという間に三か月が経ってしまっていた、という訳。(滝汗&恥)
まずはベルトの調整をする。一般的なベルトはバネ棒を外すだけだが、この時計にバネ棒は使われていない。貫通式のピンで固定されている。とりあえず一ヶ所外してみた。
外したのは良いのだが、どうやって長さを調整するのか判らない。
そこで、いつもお世話になっている優美堂へ駆け込んだら、あっという間に調整完了。流石プロフェッショナルだなー。
外し方が分かったので、ベルト部を分解した。
まずは中古で仕入れた小型の超音波洗浄機で水洗いしてみたら、水に汚れが沢山浮いた。けれど、こびり付いた汚れは完全には取り切れていない。一つずつ古歯ブラシでゴシゴシ洗って奇麗にした。
奇麗になったら乾燥させて水分を飛ばす。乾いたら、元通り組み立てる。
まず、土台となる樹脂製の部品を短い金属ピンで固定する。
次に、外装のセラミック部品を横からスライドさせるように挿し込む。
指でグッと押し込めば良い。
これを何度も繰り返す。
後は元通り長いピンで固定すれば完成である。
ラドーのタイヤスターと言えば、かつてはタングステン鋼、現在はセラミックがメインで使われている。タングステン鋼はライフルや砲弾の弾頭に使われるほどに硬い金属だから簡単には傷は付かないけれど、それでも使っていると徐々に細かい傷が増えたりする事もある。
その点、セラミックは非常に硬いので傷が付く事はまず無い。だから、何時まで経っても奇麗な状態を保てるけれど、硬いが故に瞬間的な強い衝撃には弱いので注意は必要だ。
これで日常的に使えるようになった。目出度しメデタシ、である。
これを入手した理由は二つあって、一つは「デザインが好き」だから。
もう一つは「セラミックだから傷が付かない」=「何年経っても殆ど変化しない」から。新品当時の姿をそのまま維持できるから「勿体無くて使えない」なんて事が無い。それに、クォーツだから電池交換さえしていれば永く使える。面倒臭がりな拙者にはペッタシなのだ。
入手した時点で電池は交換済みだったのだけれど、安かっただけあってベルトに汚れが目立つ。画像では判らないと思うけれど、ベルトの駒と駒の間には黒い汚れが大量に溜まっているのである。それに、ベルトの長さ調整すらもしていない。(汗)流石にこのまま使う気にはなれず、「そのうちに掃除しよう」と思って放置していたらあっという間に三か月が経ってしまっていた、という訳。(滝汗&恥)
まずはベルトの調整をする。一般的なベルトはバネ棒を外すだけだが、この時計にバネ棒は使われていない。貫通式のピンで固定されている。とりあえず一ヶ所外してみた。
外したのは良いのだが、どうやって長さを調整するのか判らない。
そこで、いつもお世話になっている優美堂へ駆け込んだら、あっという間に調整完了。流石プロフェッショナルだなー。
外し方が分かったので、ベルト部を分解した。
まずは中古で仕入れた小型の超音波洗浄機で水洗いしてみたら、水に汚れが沢山浮いた。けれど、こびり付いた汚れは完全には取り切れていない。一つずつ古歯ブラシでゴシゴシ洗って奇麗にした。
奇麗になったら乾燥させて水分を飛ばす。乾いたら、元通り組み立てる。
まず、土台となる樹脂製の部品を短い金属ピンで固定する。
次に、外装のセラミック部品を横からスライドさせるように挿し込む。
指でグッと押し込めば良い。
これを何度も繰り返す。
後は元通り長いピンで固定すれば完成である。
ラドーのタイヤスターと言えば、かつてはタングステン鋼、現在はセラミックがメインで使われている。タングステン鋼はライフルや砲弾の弾頭に使われるほどに硬い金属だから簡単には傷は付かないけれど、それでも使っていると徐々に細かい傷が増えたりする事もある。
その点、セラミックは非常に硬いので傷が付く事はまず無い。だから、何時まで経っても奇麗な状態を保てるけれど、硬いが故に瞬間的な強い衝撃には弱いので注意は必要だ。
これで日常的に使えるようになった。目出度しメデタシ、である。
同時ダブルストライキ!? [時計]
機械制御式の腕時計は2つあるけれど、定期的に動かしていないと調子が悪く成ってしまう。なので、1ヶ月から2ヶ月単位で交互に使っている。先月はRoyal Eleganceを使っていた。
バンドはノーブランド品の黒からRADO純正のシルバーに替えてある。
「6月に入ったから、そろそろ替えようか」と思い、Overseasを引っ張り出して来た。
竜頭を巻き上げると秒針が動き出す。0秒になったら竜頭を引き出して秒針を止...まらん???(@@;)秒針ハック機能が動いていないのだ。「え?オーバーホールしてからそんなに経ってないじゃん!」そういえば、前回も秒針ハック機能が動かなくなったっけ。
松坂屋内部の工房でオーバーホールして貰ったんだけど、オーバーホール後直ぐに不具合が出たりしたから、どうもこの工房と拙者とは相性が悪いみたいだ。今のままでは一寸使い辛いので、違う工房へ頼む方向で考えよう。
「じゃぁ、久し振りにクォーツを使おうか」と考えて、久し振りにセイコーCredorを引っ張り出して来た。
が、ダイアル(文字盤)をみて愕然!(@@;)20分近くも遅れているではないか。
前回腕時計を替えた際、この時計も時間を確認したら少し進んでいたので、キッチリ合わせて置いた。しかも、今年1月にバンド調整をした序でに電池を入れ替えてあるから、1ヶ月強で20分も遅れる状態というのはどう考えてもおかしい。
そういえば、バンド調整した時にセイコーから「オーバーホールした方が良い」と言われていたのを思い出した。電池交換して半年も経ってないけれど、これだけ遅れるとなるとオーバーホールしなければ更に劣化が進んでしまうだろう。
よりによって同時に時計が2つも問題を抱えるなんて...参ったなぁ。(--;)
バンドはノーブランド品の黒からRADO純正のシルバーに替えてある。
「6月に入ったから、そろそろ替えようか」と思い、Overseasを引っ張り出して来た。
竜頭を巻き上げると秒針が動き出す。0秒になったら竜頭を引き出して秒針を止...まらん???(@@;)秒針ハック機能が動いていないのだ。「え?オーバーホールしてからそんなに経ってないじゃん!」そういえば、前回も秒針ハック機能が動かなくなったっけ。
松坂屋内部の工房でオーバーホールして貰ったんだけど、オーバーホール後直ぐに不具合が出たりしたから、どうもこの工房と拙者とは相性が悪いみたいだ。今のままでは一寸使い辛いので、違う工房へ頼む方向で考えよう。
「じゃぁ、久し振りにクォーツを使おうか」と考えて、久し振りにセイコーCredorを引っ張り出して来た。
が、ダイアル(文字盤)をみて愕然!(@@;)20分近くも遅れているではないか。
前回腕時計を替えた際、この時計も時間を確認したら少し進んでいたので、キッチリ合わせて置いた。しかも、今年1月にバンド調整をした序でに電池を入れ替えてあるから、1ヶ月強で20分も遅れる状態というのはどう考えてもおかしい。
そういえば、バンド調整した時にセイコーから「オーバーホールした方が良い」と言われていたのを思い出した。電池交換して半年も経ってないけれど、これだけ遅れるとなるとオーバーホールしなければ更に劣化が進んでしまうだろう。
よりによって同時に時計が2つも問題を抱えるなんて...参ったなぁ。(--;)
時計の電池再交換 [時計]
今月に入ってからはやたらと外出せねばならぬ用事が多かった上に、PCの調子が思わしくなく、更新が一時的に滞ってしまった。
# 申し訳ない。A(^^;)
どうやら、Windows10の更新が来る度に不具合が出易いようだ。(--;)
母の使っている時計が、また止まってしまったと言う。
前回交換したのは約2年前だから、時計の動作に問題は無さそう。
この時計にはSR621が使われているんだけれど、何故か自宅近くの百円ショップ(複数)には置いてなくて、かなり離れた百円ショップで手に入れた。
SWタイプでなくても良いけれど、種類はこれ一つのみだった。SR626は何処のお店でも売っているけれど、SR621を扱っているお店は少ない。
電池が手に入ったら交換の作業だ。こじあけで裏蓋を開ける。
開けたら電池が見える。
古い電池を新しい電池に交換すればOK。元通り蓋を閉めれば作業は完了である。
この時計は亡き父が、当時あちこちに店舗を出していたウォッチマン
# 懐かしい名前だなー。(^^;)
で購入した物。父なき後は、ベルトを交換して母が使っていて、購入から20年ほど経っているけれど、今のところ順調に動作している。母が現在使っている時計はこれ一つだけだ。
じゃぁ、拙者は?と振り返ってみると...「良くもまぁこんだけ替えてるわぃな」と思う程何度も変えている。
まだSE(サウンド・エフェクト...じゃなくて、システムエンジニア。正式名称は「鉛筆土方」(笑))をやっていた頃はカシオのプロトレックだけだった。
その後、一時的に機械制御式時計にのめり込んでいた事もあって、随分と沢山の時計を使った。今一寸思い出しただけでもざっと列挙して見ると...
因みに、現在使っている時計は機械制御式が2本、クォーツ2針が1本、クォーツ3針が1本、デジタルが1本、の計5本。このうち、デジタルは専ら作業時用である。他にも使っていない時計が数本あるけれど近いうちに売却する予定。
一時期は安い時計ばかりを20本以上集めていたけれど、何本も使っているうちに良く使う時計が決まって来たので、現在の本数に落ち着いている。今後も増える事は無いだろう...って、知らんけど。(笑)
# 申し訳ない。A(^^;)
どうやら、Windows10の更新が来る度に不具合が出易いようだ。(--;)
母の使っている時計が、また止まってしまったと言う。
前回交換したのは約2年前だから、時計の動作に問題は無さそう。
この時計にはSR621が使われているんだけれど、何故か自宅近くの百円ショップ(複数)には置いてなくて、かなり離れた百円ショップで手に入れた。
SWタイプでなくても良いけれど、種類はこれ一つのみだった。SR626は何処のお店でも売っているけれど、SR621を扱っているお店は少ない。
電池が手に入ったら交換の作業だ。こじあけで裏蓋を開ける。
開けたら電池が見える。
古い電池を新しい電池に交換すればOK。元通り蓋を閉めれば作業は完了である。
この時計は亡き父が、当時あちこちに店舗を出していたウォッチマン
# 懐かしい名前だなー。(^^;)
で購入した物。父なき後は、ベルトを交換して母が使っていて、購入から20年ほど経っているけれど、今のところ順調に動作している。母が現在使っている時計はこれ一つだけだ。
じゃぁ、拙者は?と振り返ってみると...「良くもまぁこんだけ替えてるわぃな」と思う程何度も変えている。
まだSE(サウンド・エフェクト...じゃなくて、システムエンジニア。正式名称は「鉛筆土方」(笑))をやっていた頃はカシオのプロトレックだけだった。
その後、一時的に機械制御式時計にのめり込んでいた事もあって、随分と沢山の時計を使った。今一寸思い出しただけでもざっと列挙して見ると...
- Luminox
- ELYSEE
- POLJOTアラーム
- VOSTOKダイバー
- Molniaソ連海軍ダイバー
- Barigoデジタル
- Tawatec初期モデル
- Putinのサイン入りPOLJOT
- CORUMのコピー(?)
- 2個目のTawatec(後期モデル)
- ArmourLite・ISO203MIL
- カシオA158WA
- シチズンVS10-002
- Panerai・FER00001(フェラーリとのコラボモデル)
- カシオ W-735Hバイブレーションアラーム
- RADOのSR-AとJubilieクォーツ
- Girard Perregaux・8020フェラーリモデル
- RADO・Shambord
- RADO・Royal Elegance
- RADO・VALBOAクォーツ
- Credor二針式
因みに、現在使っている時計は機械制御式が2本、クォーツ2針が1本、クォーツ3針が1本、デジタルが1本、の計5本。このうち、デジタルは専ら作業時用である。他にも使っていない時計が数本あるけれど近いうちに売却する予定。
一時期は安い時計ばかりを20本以上集めていたけれど、何本も使っているうちに良く使う時計が決まって来たので、現在の本数に落ち着いている。今後も増える事は無いだろう...って、知らんけど。(笑)
デジタル置時計の簡単な修理 [時計]
一階に置いてあるデジタル式の置時計が動かなくなった。
庭や駐車場で作業している合間に時間を見る為に、外から直ぐ見えるように窓際に置いてあった物だ。時間が分からないと何かと不便なので、直ぐ直す事に。
本体背面を見ると、ネジ穴が4つある。
ネジ4本を外すと、簡単に分解できる。
動かない原因は、電池ボックスに繋がるマイナス側の線が、錆びて切れてしまった為と判る。
このままでは作業がやり難いので、一旦バラバラにする。
電池側の金具は、単にはめ込んであるだけ。
引っこ抜いてマイナス側の線を引き出し、ハンダ付けすればOKである。
金具を元の位置に押し込む。
序でに、殆ど反応しなくなっていたスイッチの部分もNevrDull(ネバーダル:金属磨き)で磨いておいた。
今まで気が付かなかったけれど、筐体は結構汚れている。
セスキ炭酸ソーダ水溶液をスプレーして拭き取ったら綺麗になった。
アラームや外側に出してあるスイッチはもう使わないので、取り外してから組み立てる。
このままでも良いけれど、アラーム停止スイッチを兼ねていた上蓋が割れてしまってない為、このままだと埃が入ってしまう。「うーん、何かで塞ぐと良いんだが...あっ、そうだ!」プラごみで捨てる予定だった、何かのブリスターパックだった透明樹脂の容器を拾って来た。
収まるサイズに切り取る。
蓋代わりに上に入れて組み立てて完成である。
これで当分の間確り動いてくれるだろう。目出度しメデタシ、である。
庭や駐車場で作業している合間に時間を見る為に、外から直ぐ見えるように窓際に置いてあった物だ。時間が分からないと何かと不便なので、直ぐ直す事に。
本体背面を見ると、ネジ穴が4つある。
ネジ4本を外すと、簡単に分解できる。
動かない原因は、電池ボックスに繋がるマイナス側の線が、錆びて切れてしまった為と判る。
このままでは作業がやり難いので、一旦バラバラにする。
電池側の金具は、単にはめ込んであるだけ。
引っこ抜いてマイナス側の線を引き出し、ハンダ付けすればOKである。
金具を元の位置に押し込む。
序でに、殆ど反応しなくなっていたスイッチの部分もNevrDull(ネバーダル:金属磨き)で磨いておいた。
今まで気が付かなかったけれど、筐体は結構汚れている。
セスキ炭酸ソーダ水溶液をスプレーして拭き取ったら綺麗になった。
アラームや外側に出してあるスイッチはもう使わないので、取り外してから組み立てる。
このままでも良いけれど、アラーム停止スイッチを兼ねていた上蓋が割れてしまってない為、このままだと埃が入ってしまう。「うーん、何かで塞ぐと良いんだが...あっ、そうだ!」プラごみで捨てる予定だった、何かのブリスターパックだった透明樹脂の容器を拾って来た。
収まるサイズに切り取る。
蓋代わりに上に入れて組み立てて完成である。
これで当分の間確り動いてくれるだろう。目出度しメデタシ、である。
RADO Royal Eleganceのオーバーホール [時計]
以前時計のコレクションをやり始めて、その後「とてもじゃないけど、お金が掛かり過ぎて無理だー(>_<;)!」と諦めて現在に至るのだけれど、そのに購入したRADO(ラドー)が3本手元に残っている。
左がクォーツ、真ん中と右が自動巻きである。「あれっ、真ん中と右は同じモデルでは?」と思われる方も多いと思うが、実際その通り。何方も「Royal Elegance(ロイヤルエレガンス)」というモデルである。(汗)
コンパクトデジカメでは色の再現が難しいのだけれど、真ん中は本体の色がシャンパンゴールド、右はシルバーだ。ちなみに、左のクォーツは「BALBOA(バルボア)」である。どれも昭和の頃は非常に高価な時計だった。
トノー(角型)タイプの時計が好きで、元々はシャンパンゴールドのモデルが欲しかったのだが、金額的に手の届く範囲の出物が無く、数年探して諦めかけた頃に出て来たのが、右のシルバー。その後少し経ってから似たデザインのクォーツを中古で購入。
それから更にしばらくしてから、真ん中のシャンパンゴールドが中古で出て来て「これだよこれこれっ、これだーっ!」と買い求めた。クォーツ以外は「要調整」の状態だったから、購入額は驚くほど安かった。
RADOを知ったの小学生低学年の頃。当時取っていた新聞の日曜欄一面下半分を使って毎週RADOの日本代理店・酒田時計貿易が広告を出していた。掲載された時計の写真は金属の質感が素晴らしく、その価格も当時の大卒初任給の3倍から4倍と素晴らしい(?)金額だった。子供心に「外国製の時計って高いんだなー」と。同時に「大人になっても自分は買えんだろうけど」と思っていた。よーするに、新聞広告で「刷り込まれていた」のである。だから、RADOだと何本も揃えちゃったりするんだな、多分。(汗)
新築当初は何もなくてガラーンとしていた我が家は、今では物理的に収納する場所が無くて床にまで物が色々と積んである状態になってしまっている。要するに「汚部屋」状態だ。(滝汗)
「こんなんではイカン、何とかせねば」と思い、昨年から色々と身辺整理という訳ではないのだけれど、手始めに自分の使っている部屋で、持ち物の整理をし始めている。
このRADO達も長年保管したままになっていたが、「そういえば、クォーツ以外は使える状態じゃないよなー...お気に入りの1本だけオーバーホールしよう。」
お気に入りなのは、本体がシャンパンゴールド、ダイアル(文字盤)がキャッツアイ(虎目石)の物。なお、傷だらけのバンドは社外品だ。
しかし、時刻のインデックスが4か所しかないので、実用にするには一寸辛い。せめて5分単位のインデックスが欲しい。
一方、シルバーの方はダイアルは普通の黒だが、5分単位のインデックスがある。
ちなみに、内部のムーブメントはどちらも同じ。
RADOは元々がエボーシュ・メーカだからか、振り子にも「RADO」の刻印が入っている。
「リダイアル(文字盤再生)の序でにインデックスを入れられないのかな?」ネット上で修理業者を探して、あちこち問い合わせてみたけれど「元通りにするのならできるが、インデックスを増やしたりする事は出来ない」という返事ばかり。中には「ダイアル改造という形で良ければ」という業者もあったが、ダイアルがキャッツアイだと伝えたら「ウチでは対応できない」と言われてしまった。
一寸行き詰ってしまって、いつもお世話になっている時計店に持ち込んだら「(専用プレス機が無いので)ウチではできない」と言われてしまった。
ちなみに、キャッツアイに限らず、ダイアルやインデックスに岩石や宝石が使われている時計は、製造メーカ以外は修理などを受け付けてくれないのが普通(時計業界内では常識らしい)なので、こればかりは仕方が無い。
受け付けない理由は、岩石をスライスしたダイアルだとほんの少し力を加えただけで直ぐ割れてしまう事が殆どで、代替部品も無いから厄介な事になるからだ。その点、製造したメーカなら部品在庫を持っている場合もあるし、元々岩石をスライスするだけの技術があって製品化したのだから、当然修理も受け付けられる、という訳だ。その代わり、費用がどれだけ掛かるか分からないが、一般的な修理よりも遥かに高額となる筈。
改めてネットであちこち探しまわって、ダイアル改造も受け付けてくれそうなウォッチリペアサービス(名古屋市)に具体的な画像例を添付して相談してみた。
すると「出来ると思います」という返事だったので、お店に足を運んだ。
しかし、やはりキャッツアイのダイアルは受け付けられないという返事だった。こうなると、莫大な費用を掛けて製造元のRADOへ依頼する以外に手は無さそう。でも、出来るだけ安価に済ませたい。
そこで「シルバーの中身と、シャンパンゴールドの中身をそのまま入れ替えられますか?」と尋ねたら「入れ替えなら可能です」という返事だったので、シルバーの方の中身をそっくりそのままシャンパンゴールドの方に入れ替え、更にオーバーホールして貰う事にした。
待つ事1カ月弱で「オーバーホール作業が完了しました」という連絡を貰ったので、引き取って来た。なお、ベルトはクォーツに付いていた黒メッシュバンドに付け替えてある。
キャッツアイの華やかさは無くなってしまったけれど、5分単位のインデックスがあるので、普通に日常使い出来る。
裏側は、こんな感じ。
丸い部分はねじ込みになっていて外せるけれど、内部にあるムーブメントはその丸の部分よりも大きいので、取り出す事は出来ない。だから、オーバーホールは裏側全体を取り外してから作業し、作業後にプレス機で裏蓋を圧入するのである。
これでシャンパンゴールドのRADOは日常に使えるようになった。1本あれば良いので、他の2本は手放す方向で検討(--;)...だな。(/_;)
左がクォーツ、真ん中と右が自動巻きである。「あれっ、真ん中と右は同じモデルでは?」と思われる方も多いと思うが、実際その通り。何方も「Royal Elegance(ロイヤルエレガンス)」というモデルである。(汗)
コンパクトデジカメでは色の再現が難しいのだけれど、真ん中は本体の色がシャンパンゴールド、右はシルバーだ。ちなみに、左のクォーツは「BALBOA(バルボア)」である。どれも昭和の頃は非常に高価な時計だった。
トノー(角型)タイプの時計が好きで、元々はシャンパンゴールドのモデルが欲しかったのだが、金額的に手の届く範囲の出物が無く、数年探して諦めかけた頃に出て来たのが、右のシルバー。その後少し経ってから似たデザインのクォーツを中古で購入。
それから更にしばらくしてから、真ん中のシャンパンゴールドが中古で出て来て「これだよこれこれっ、これだーっ!」と買い求めた。クォーツ以外は「要調整」の状態だったから、購入額は驚くほど安かった。
RADOを知ったの小学生低学年の頃。当時取っていた新聞の日曜欄一面下半分を使って毎週RADOの日本代理店・酒田時計貿易が広告を出していた。掲載された時計の写真は金属の質感が素晴らしく、その価格も当時の大卒初任給の3倍から4倍と素晴らしい(?)金額だった。子供心に「外国製の時計って高いんだなー」と。同時に「大人になっても自分は買えんだろうけど」と思っていた。よーするに、新聞広告で「刷り込まれていた」のである。だから、RADOだと何本も揃えちゃったりするんだな、多分。(汗)
新築当初は何もなくてガラーンとしていた我が家は、今では物理的に収納する場所が無くて床にまで物が色々と積んである状態になってしまっている。要するに「汚部屋」状態だ。(滝汗)
「こんなんではイカン、何とかせねば」と思い、昨年から色々と身辺整理という訳ではないのだけれど、手始めに自分の使っている部屋で、持ち物の整理をし始めている。
このRADO達も長年保管したままになっていたが、「そういえば、クォーツ以外は使える状態じゃないよなー...お気に入りの1本だけオーバーホールしよう。」
お気に入りなのは、本体がシャンパンゴールド、ダイアル(文字盤)がキャッツアイ(虎目石)の物。なお、傷だらけのバンドは社外品だ。
しかし、時刻のインデックスが4か所しかないので、実用にするには一寸辛い。せめて5分単位のインデックスが欲しい。
一方、シルバーの方はダイアルは普通の黒だが、5分単位のインデックスがある。
ちなみに、内部のムーブメントはどちらも同じ。
RADOは元々がエボーシュ・メーカだからか、振り子にも「RADO」の刻印が入っている。
「リダイアル(文字盤再生)の序でにインデックスを入れられないのかな?」ネット上で修理業者を探して、あちこち問い合わせてみたけれど「元通りにするのならできるが、インデックスを増やしたりする事は出来ない」という返事ばかり。中には「ダイアル改造という形で良ければ」という業者もあったが、ダイアルがキャッツアイだと伝えたら「ウチでは対応できない」と言われてしまった。
一寸行き詰ってしまって、いつもお世話になっている時計店に持ち込んだら「(専用プレス機が無いので)ウチではできない」と言われてしまった。
ちなみに、キャッツアイに限らず、ダイアルやインデックスに岩石や宝石が使われている時計は、製造メーカ以外は修理などを受け付けてくれないのが普通(時計業界内では常識らしい)なので、こればかりは仕方が無い。
受け付けない理由は、岩石をスライスしたダイアルだとほんの少し力を加えただけで直ぐ割れてしまう事が殆どで、代替部品も無いから厄介な事になるからだ。その点、製造したメーカなら部品在庫を持っている場合もあるし、元々岩石をスライスするだけの技術があって製品化したのだから、当然修理も受け付けられる、という訳だ。その代わり、費用がどれだけ掛かるか分からないが、一般的な修理よりも遥かに高額となる筈。
改めてネットであちこち探しまわって、ダイアル改造も受け付けてくれそうなウォッチリペアサービス(名古屋市)に具体的な画像例を添付して相談してみた。
すると「出来ると思います」という返事だったので、お店に足を運んだ。
しかし、やはりキャッツアイのダイアルは受け付けられないという返事だった。こうなると、莫大な費用を掛けて製造元のRADOへ依頼する以外に手は無さそう。でも、出来るだけ安価に済ませたい。
そこで「シルバーの中身と、シャンパンゴールドの中身をそのまま入れ替えられますか?」と尋ねたら「入れ替えなら可能です」という返事だったので、シルバーの方の中身をそっくりそのままシャンパンゴールドの方に入れ替え、更にオーバーホールして貰う事にした。
待つ事1カ月弱で「オーバーホール作業が完了しました」という連絡を貰ったので、引き取って来た。なお、ベルトはクォーツに付いていた黒メッシュバンドに付け替えてある。
キャッツアイの華やかさは無くなってしまったけれど、5分単位のインデックスがあるので、普通に日常使い出来る。
裏側は、こんな感じ。
丸い部分はねじ込みになっていて外せるけれど、内部にあるムーブメントはその丸の部分よりも大きいので、取り出す事は出来ない。だから、オーバーホールは裏側全体を取り外してから作業し、作業後にプレス機で裏蓋を圧入するのである。
これでシャンパンゴールドのRADOは日常に使えるようになった。1本あれば良いので、他の2本は手放す方向で検討(--;)...だな。(/_;)
古い電波ソーラー時計の簡単な修理 [時計]
ある日何気なく見たら、先日話題に上った古い電波ソーラー時計Fizz-860の表示が消えていた。
窓際の明るい場所に置きっ放しなので、電力不足で止まるとは考えられない。「さては内蔵バッテリーがダメになったな。」
以前から「この時計のバッテリーって、何が使われているんだろう?」と不思議に思っていた事もあり、早速分解する事に。
裏蓋にあるネジ4か所を外すと、蓋が外れて基板が見える。
標準電波(福島40kHzと九州60kHz)を受信するバーアンテナ(黒い棒状の部品)が目立つ。電解コンデンサが一つあるが、液漏れや膨らみは見当たらないから大丈夫だろう。
基板を固定するネジを外して見ると、スイッチ類があるだけだった。
窓際になると、昼間はかなり明るい。
この位置で太陽電池の出力を測る。サイズは小さいが、出力電圧は1V以上ある。
念の為に基板も見るが、問題になりそうな所は無い。何故かは分からないが、水晶発振子が2個載っている。
液晶下のパネルを外したら、ニッケル水素電池があった。
「なるほどォ、これが電源だったんか!」ようやく納得である。(笑)
この電池は単四サイズで、容量も800mAhと標準的な物だ。
でも、単四サイズの電池は全て出払っていて、使えるのが一本も無い。
「うーん、どうするかな...あ!待てよ、確かどこかに使い残りがあった筈。」部品箱をあちこち探したら、サイズの小さい電池が出てきた。
容量が450mAhと半分程度しかないけれど、説明書には「光が無い状態でも、満充電で約2年動く」とあるから、この電池でも1年は持つ計算になる。容量としては十分だ。
そのままではサイズが小さいので、電極を加工する。
大雑把だが、ほぼ同じサイズになった。
これを時計に入れる。
スイッチはOFFのまま、午前中に日光が当たる窓際に放置して充電した。
3日後、スイッチをONにすると、表示が出た。
更に放置して、電波を受信して正常な時刻になるまで待って、作業は完了である。
先日購入した新しい方と比べると、液晶表示はかなり薄くなっている。
見る角度によっては見難いけれど、普通に使えるようになった。
オーディオ用のラジオチューナーなどはEDLC(電気二重層コンデンサ)と小さなメモリで受信周波数を記憶させているので、「この時計もEDLCを使ってるんかな?」と思っていた。
ただ、時計だけならEDLCでもある程度動かせると思うが、標準電波を受信しながら時計も動かすとなると電力不足になりそうに思う。説明書には「満充電で2年」とあるから、「EDLCだけでは足りないと思うけれど、どうなってるのかな?」と不思議だったのだ。
見た目は小さくて薄い時計なので、中に単四サイズのニッケル水素電池がが言っているとは思いもしなかった。(^^;)
無事動いたので、(液晶表示に不安は残るが)10年程度は何もしなくても大丈夫だろう。目出度しメデタシ、である。
窓際の明るい場所に置きっ放しなので、電力不足で止まるとは考えられない。「さては内蔵バッテリーがダメになったな。」
以前から「この時計のバッテリーって、何が使われているんだろう?」と不思議に思っていた事もあり、早速分解する事に。
裏蓋にあるネジ4か所を外すと、蓋が外れて基板が見える。
標準電波(福島40kHzと九州60kHz)を受信するバーアンテナ(黒い棒状の部品)が目立つ。電解コンデンサが一つあるが、液漏れや膨らみは見当たらないから大丈夫だろう。
基板を固定するネジを外して見ると、スイッチ類があるだけだった。
窓際になると、昼間はかなり明るい。
この位置で太陽電池の出力を測る。サイズは小さいが、出力電圧は1V以上ある。
念の為に基板も見るが、問題になりそうな所は無い。何故かは分からないが、水晶発振子が2個載っている。
液晶下のパネルを外したら、ニッケル水素電池があった。
「なるほどォ、これが電源だったんか!」ようやく納得である。(笑)
この電池は単四サイズで、容量も800mAhと標準的な物だ。
でも、単四サイズの電池は全て出払っていて、使えるのが一本も無い。
「うーん、どうするかな...あ!待てよ、確かどこかに使い残りがあった筈。」部品箱をあちこち探したら、サイズの小さい電池が出てきた。
容量が450mAhと半分程度しかないけれど、説明書には「光が無い状態でも、満充電で約2年動く」とあるから、この電池でも1年は持つ計算になる。容量としては十分だ。
そのままではサイズが小さいので、電極を加工する。
大雑把だが、ほぼ同じサイズになった。
これを時計に入れる。
スイッチはOFFのまま、午前中に日光が当たる窓際に放置して充電した。
3日後、スイッチをONにすると、表示が出た。
更に放置して、電波を受信して正常な時刻になるまで待って、作業は完了である。
先日購入した新しい方と比べると、液晶表示はかなり薄くなっている。
見る角度によっては見難いけれど、普通に使えるようになった。
オーディオ用のラジオチューナーなどはEDLC(電気二重層コンデンサ)と小さなメモリで受信周波数を記憶させているので、「この時計もEDLCを使ってるんかな?」と思っていた。
ただ、時計だけならEDLCでもある程度動かせると思うが、標準電波を受信しながら時計も動かすとなると電力不足になりそうに思う。説明書には「満充電で2年」とあるから、「EDLCだけでは足りないと思うけれど、どうなってるのかな?」と不思議だったのだ。
見た目は小さくて薄い時計なので、中に単四サイズのニッケル水素電池がが言っているとは思いもしなかった。(^^;)
無事動いたので、(液晶表示に不安は残るが)10年程度は何もしなくても大丈夫だろう。目出度しメデタシ、である。
タグ:電波ソーラー時計
置時計を電波ソーラー・タイプで新調 [時計]
百円ショップで2018年初に購入して使っていた時計が動かなくなった。
正確には完全に止まっちゃった訳ではなくて、針が特定の位置に来ると秒針が何故かなかなか進まなくて数時間遅れてしまうのである。そんな状態が一ヵ月ほど続いていた。
電池の電圧はそんなに落ちていないので、電池のせいじゃない。「また御サボリ?」と思い、以前にもやってみたショック療法を再度試してみたが、効果は無い。
特定の位置、具体的には2時半から4時の間に時針が来ると秒針がなかなか進まないので、恐らくは内部部品の劣化によるものだと思う。まだ4年半ほどしか経っていないけれど、実用にならないのでは仕方ないので、お役御免とした。
# お疲れさん!でした。(^^ )
この時計は見る機会が多いので、代わりの時計が必要となる。「どーせなら電池が要らない方が良いよなー」なんて考えていたら「そうだ!あれなら良いんじゃない?でも、まだ売ってるかなー???」早速ネットで調べてみたら、現在も手に入る。ナポレックスの製品「Fizz-860ソーラーシースルーRCクロック」、太陽電池で動く電波時計だ。
早速取り寄せた。
パッケージの裏側に特徴や仕様が掛かれている。
中にA4サイズ1枚の説明書と、固定用のスポンジタイプ両面テープ4枚が入っている。
肝心な時計本体は、こんな感じ。
使い方は簡単で、POWERスイッチをONにして窓際に放置するだけ。
電源を入れた直後は意味不明な日時を表示している。
説明書によると、電波受信インジケーターの表示が止まったら受信完了なんだそうな。それまでの間、インジケーターは動いている。
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら10分ほど経ってから見たら、正確な日時を表示していた。
ちなみに20年以上前の話になるのだけれど、自宅近くのホームセンターで同じ製品を購入、置く場所を変えたりしているけれど、今も自宅で使っている。古くなって液晶の表示がだいぶ薄くなったし、右上端が液晶漏れで一部黒くなっているけれど、未だに現役である。
説明書には「内蔵バッテリーの寿命は約5年で、交換は有償」と書かれているけれど、今のところ問題無く動いている。
序に、止まっちゃった時計を分解してみる。外側にはネジ類が一切無いので文字盤側の透明樹脂パネルを外し、針や文字盤を外したら、時計モジュールがネジで固定されていた。
モジュールを取り外したら、こんな感じ。
モジュールの蓋を開けると、内部のギアが見える。
ギアを外すと、内部基板が見える。
百円ショップの時計はどれも同じ構造だ。
触った感じでは、どのギアもやや柔らかいので、動作による摩耗は早いと思う。内部基板は黒い樹脂で覆われた部分に集積回路が入っていて、他には針を動かすコイル・水晶発振子・アラーム用の小型ブザーのみ。もっと分解しても、流用出来そうな部品はブザーだけだなー。(汗)
時計を新調したので、当分の間は問題無く使えるだろう。目出度しメデタシ、である。
正確には完全に止まっちゃった訳ではなくて、針が特定の位置に来ると秒針が何故かなかなか進まなくて数時間遅れてしまうのである。そんな状態が一ヵ月ほど続いていた。
電池の電圧はそんなに落ちていないので、電池のせいじゃない。「また御サボリ?」と思い、以前にもやってみたショック療法を再度試してみたが、効果は無い。
特定の位置、具体的には2時半から4時の間に時針が来ると秒針がなかなか進まないので、恐らくは内部部品の劣化によるものだと思う。まだ4年半ほどしか経っていないけれど、実用にならないのでは仕方ないので、お役御免とした。
# お疲れさん!でした。(^^ )
この時計は見る機会が多いので、代わりの時計が必要となる。「どーせなら電池が要らない方が良いよなー」なんて考えていたら「そうだ!あれなら良いんじゃない?でも、まだ売ってるかなー???」早速ネットで調べてみたら、現在も手に入る。ナポレックスの製品「Fizz-860ソーラーシースルーRCクロック」、太陽電池で動く電波時計だ。
ナポレックス 車用 電波時計 Fizz ソーラーシースルーRCクロック シルバー 配線/電池交換不要 大型液晶 角度調整可 NAPOLEX Fizz-860
- 出版社/メーカー: 株式会社A-Z
- メディア: Automotive
早速取り寄せた。
パッケージの裏側に特徴や仕様が掛かれている。
中にA4サイズ1枚の説明書と、固定用のスポンジタイプ両面テープ4枚が入っている。
肝心な時計本体は、こんな感じ。
使い方は簡単で、POWERスイッチをONにして窓際に放置するだけ。
電源を入れた直後は意味不明な日時を表示している。
説明書によると、電波受信インジケーターの表示が止まったら受信完了なんだそうな。それまでの間、インジケーターは動いている。
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
ちなみに20年以上前の話になるのだけれど、自宅近くのホームセンターで同じ製品を購入、置く場所を変えたりしているけれど、今も自宅で使っている。古くなって液晶の表示がだいぶ薄くなったし、右上端が液晶漏れで一部黒くなっているけれど、未だに現役である。
説明書には「内蔵バッテリーの寿命は約5年で、交換は有償」と書かれているけれど、今のところ問題無く動いている。
序に、止まっちゃった時計を分解してみる。外側にはネジ類が一切無いので文字盤側の透明樹脂パネルを外し、針や文字盤を外したら、時計モジュールがネジで固定されていた。
モジュールを取り外したら、こんな感じ。
モジュールの蓋を開けると、内部のギアが見える。
ギアを外すと、内部基板が見える。
百円ショップの時計はどれも同じ構造だ。
触った感じでは、どのギアもやや柔らかいので、動作による摩耗は早いと思う。内部基板は黒い樹脂で覆われた部分に集積回路が入っていて、他には針を動かすコイル・水晶発振子・アラーム用の小型ブザーのみ。もっと分解しても、流用出来そうな部品はブザーだけだなー。(汗)
時計を新調したので、当分の間は問題無く使えるだろう。目出度しメデタシ、である。
RADOクォーツのベルト交換 [時計]
半年ほど前に中古で手に入れて時々使っているクォーツ時計RADO(ラドー)「BALVOA V」は、革ベルトが付いている。
夏の間使う回数が多かったせいか、革ベルトの裏側が傷んでいる。
時計を外した時、剥がれた薄皮のような物が腕に付いている事が多くなってきたので、交換する事に。
いつものようにネット上で探して取り寄せた。
ステンレスの薄いメッシュタイプである。
色はあえて艶有りの黒を選んだ。Black'n'Gold(ブラックンゴールド:黒と金の組み合わせ)が大好きなのである。
早速ベルトを入れ替える。まず、新しいベルトに付属してきたバネ棒外しで古いベルトを外す。
次に新しいベルトを取り付ければOKだ。腕に付けてみると良い感じ。
これで良し。目出度しメデタシ、である。
拙者はトノー型で全体に縦縞の入ったデザインの時計が好きだ。だから、ラドーも実用よりもコレクション目的という感じで手に入れた。
以前も同じデザインの物(画像右側)を持っていて、淡いゴールド(シャンパンゴールドより色が少し薄い)の色合いが特に気に入っていた。
結構頻繁に使っていたのだけれど、その後突然動かなくなってしまい、修理すると買った額以上に費用が掛かると分かり、泣く泣く手放した。気に入っていただけにとても残念で、その後も気が向いたら何となくネット上で探したりしていた。
現在、ラドーは三本ある。どれも昭和時代の時計である。
左二つはRoyal Eleganceの自動巻きである。左は1年以上前に、真ん中のは半年ほど前に、どちらも中古で入手した物。
時計の本体は3cmほど。現在ならレディース・サイズだろうが、当時は男女兼用サイズだった。自動巻きは二本共だいぶ遅れる。半日程度なら使えない事は無いが、実用にするならオーバーホールが必要だ。
他にもラドーは色々持っていたのだけれど、この2本を購入する資金捻出の為に手放した。
まずは左のRoyal Eleganceがネット上に売りに出されているのを見つけて購入。
この手の時計はインデックスが少ない物が多く、ラドーも十字状のインデックスだけというモデルが多い。その点、この時計はインデックスが12本あって実用的だ。でも、画像でも分かると思うけど、本体がシルバーなのがほんの一寸不満だった。
その後半年ほど経って、真ん中のRoyal Eleganceを見つけて購入。この淡いゴールドが好きだ。しかし、インデックスが十字だけで、実用には少々使い辛い面がある。また、ベルトが社外品で、かなり使い込まれていてガタガタだし、画像では分からないかも知れないが傷だらけだったりする。まぁ、ベルトは交換すれば良いので、気にしていない。
色々調べてみたら、ダイアル・リダン(文字盤再生)は元通りにするのが普通だが、ある程度の条件を満たせばインデックスを増やしたりする事も出来るらしい。真ん中のにインデックスを12本入れられるのなら普段使いも出来そうなので、オーバーホールの序でに依頼してみようかと考えている。
夏の間使う回数が多かったせいか、革ベルトの裏側が傷んでいる。
時計を外した時、剥がれた薄皮のような物が腕に付いている事が多くなってきたので、交換する事に。
いつものようにネット上で探して取り寄せた。
ステンレスの薄いメッシュタイプである。
色はあえて艶有りの黒を選んだ。Black'n'Gold(ブラックンゴールド:黒と金の組み合わせ)が大好きなのである。
早速ベルトを入れ替える。まず、新しいベルトに付属してきたバネ棒外しで古いベルトを外す。
次に新しいベルトを取り付ければOKだ。腕に付けてみると良い感じ。
これで良し。目出度しメデタシ、である。
拙者はトノー型で全体に縦縞の入ったデザインの時計が好きだ。だから、ラドーも実用よりもコレクション目的という感じで手に入れた。
以前も同じデザインの物(画像右側)を持っていて、淡いゴールド(シャンパンゴールドより色が少し薄い)の色合いが特に気に入っていた。
結構頻繁に使っていたのだけれど、その後突然動かなくなってしまい、修理すると買った額以上に費用が掛かると分かり、泣く泣く手放した。気に入っていただけにとても残念で、その後も気が向いたら何となくネット上で探したりしていた。
現在、ラドーは三本ある。どれも昭和時代の時計である。
左二つはRoyal Eleganceの自動巻きである。左は1年以上前に、真ん中のは半年ほど前に、どちらも中古で入手した物。
時計の本体は3cmほど。現在ならレディース・サイズだろうが、当時は男女兼用サイズだった。自動巻きは二本共だいぶ遅れる。半日程度なら使えない事は無いが、実用にするならオーバーホールが必要だ。
他にもラドーは色々持っていたのだけれど、この2本を購入する資金捻出の為に手放した。
まずは左のRoyal Eleganceがネット上に売りに出されているのを見つけて購入。
この手の時計はインデックスが少ない物が多く、ラドーも十字状のインデックスだけというモデルが多い。その点、この時計はインデックスが12本あって実用的だ。でも、画像でも分かると思うけど、本体がシルバーなのがほんの一寸不満だった。
その後半年ほど経って、真ん中のRoyal Eleganceを見つけて購入。この淡いゴールドが好きだ。しかし、インデックスが十字だけで、実用には少々使い辛い面がある。また、ベルトが社外品で、かなり使い込まれていてガタガタだし、画像では分からないかも知れないが傷だらけだったりする。まぁ、ベルトは交換すれば良いので、気にしていない。
色々調べてみたら、ダイアル・リダン(文字盤再生)は元通りにするのが普通だが、ある程度の条件を満たせばインデックスを増やしたりする事も出来るらしい。真ん中のにインデックスを12本入れられるのなら普段使いも出来そうなので、オーバーホールの序でに依頼してみようかと考えている。
やっちゃったねぇ [時計]
先週の中頃、妻が「時計が止まっちゃった」と言い出した。
ルミノックスのスモールサイズで、前回電池交換して4年近く経っている。
「秒針が飛んでたでしょ?」と聞いたら、妻曰く「全然気が付かなかった」と。数日間は1秒飛ばしのような状態で動いていた筈なのだが、チラッと見るだけでは気が付かないのかも知れない。
その日は馴染みの時計店が休業日だったのと、お店まで一寸距離がある為、「じゃぁ車で出掛ける用が出来たら、序でに電池交換して来るよ」と言ってあった。
ルミノックスの電池はSR721SW。百円ショップでも売られている事のある電池だから、自分で交換しても良い。
しかし、かなり前の話になるのだけれど、百円ショップの電池に交換したら1年も経たないうちに液漏れして時計をダメにした事が2回ほどあった為、最悪の場合壊れても良いような時計以外は全て時計店にお願いしている。今自分で電池を交換するのは、デジタルウォッチ三つと母が時々使う古いSEIKOの時計一つだけである。
母の腕時計は亡き父が平成初期に購入して使っていた物。かなり古い上に全体的に細かな傷が多く、状態はあまり良くない。でも、母はここ二年ほどは滅多に使わないし、仮に壊れても他の腕時計を貸せば良いので、あえて自分で交換している。
その後、妻はもう一つの時計を使っていたけれど、数日後の夕方突然「エライ事になっちゃった」と持ってきた。「え?どれどれ...ドヒャーッ、水が入っちゃってるじゃん!」
この時計は日常生活防水にはなっていない。夕食の調理時に湯気が時計内部に侵入してしまったようだ。ルミノックスは200m防水仕様だから、同じ感覚で使っていたみたいだ。
妻はこの2つの時計以外は持っていない。「両方が一度に止まる事なんて事は無いでしょ」と言っていたけれど、今回(偶然だけど ^^;)両方とも使えない状態になってしまい、一寸慌てていた。
時計が使えるようになるまでは、とりあえず子供が時々使っているクォーツ時計(日常生活用防水)を使って貰う事に。
裏蓋を開ければ自分で水分を除去すれば良いのだけれど、この時計は裏蓋のこじ開けを入れる隙間がラグと丁度ぶつかる位置にあり、手持ちの工具では開けられない。
マイナスの精密ドライバーでこじ開けようとしたけれど、やはりラグが邪魔でドライバー先端が裏蓋の隙間に上手く入らない。どうしてこのような設計にしてあるのか理解に苦しむけれど、出来ないのだからどうしようもない。
今のところ普通に動いているけれど、クォーツだろうが機械式だろうが水分は大敵、放置すると間違いなく故障してしまう。「こりゃアカン、明日時計屋へ行ってくるわ。」
翌日の午前中、開店時間を狙って優美堂へと足を運ぶ。
ルミノックスは電池交換して貰い、もう一つはその場で店員さんが分解し、内部の水分を拭き取った。少し様子を見たけれど、そのままでも大丈夫そうなので、元通りに組んで貰った。
2つ共使えない状態に陥って拙者も一寸焦り気味だったけれど、どちらも元の状態に戻って良かった。目出度しメデタシ、である。(笑)
ルミノックスのスモールサイズで、前回電池交換して4年近く経っている。
「秒針が飛んでたでしょ?」と聞いたら、妻曰く「全然気が付かなかった」と。数日間は1秒飛ばしのような状態で動いていた筈なのだが、チラッと見るだけでは気が付かないのかも知れない。
その日は馴染みの時計店が休業日だったのと、お店まで一寸距離がある為、「じゃぁ車で出掛ける用が出来たら、序でに電池交換して来るよ」と言ってあった。
ルミノックスの電池はSR721SW。百円ショップでも売られている事のある電池だから、自分で交換しても良い。
しかし、かなり前の話になるのだけれど、百円ショップの電池に交換したら1年も経たないうちに液漏れして時計をダメにした事が2回ほどあった為、最悪の場合壊れても良いような時計以外は全て時計店にお願いしている。今自分で電池を交換するのは、デジタルウォッチ三つと母が時々使う古いSEIKOの時計一つだけである。
母の腕時計は亡き父が平成初期に購入して使っていた物。かなり古い上に全体的に細かな傷が多く、状態はあまり良くない。でも、母はここ二年ほどは滅多に使わないし、仮に壊れても他の腕時計を貸せば良いので、あえて自分で交換している。
その後、妻はもう一つの時計を使っていたけれど、数日後の夕方突然「エライ事になっちゃった」と持ってきた。「え?どれどれ...ドヒャーッ、水が入っちゃってるじゃん!」
この時計は日常生活防水にはなっていない。夕食の調理時に湯気が時計内部に侵入してしまったようだ。ルミノックスは200m防水仕様だから、同じ感覚で使っていたみたいだ。
妻はこの2つの時計以外は持っていない。「両方が一度に止まる事なんて事は無いでしょ」と言っていたけれど、今回(偶然だけど ^^;)両方とも使えない状態になってしまい、一寸慌てていた。
時計が使えるようになるまでは、とりあえず子供が時々使っているクォーツ時計(日常生活用防水)を使って貰う事に。
裏蓋を開ければ自分で水分を除去すれば良いのだけれど、この時計は裏蓋のこじ開けを入れる隙間がラグと丁度ぶつかる位置にあり、手持ちの工具では開けられない。
マイナスの精密ドライバーでこじ開けようとしたけれど、やはりラグが邪魔でドライバー先端が裏蓋の隙間に上手く入らない。どうしてこのような設計にしてあるのか理解に苦しむけれど、出来ないのだからどうしようもない。
今のところ普通に動いているけれど、クォーツだろうが機械式だろうが水分は大敵、放置すると間違いなく故障してしまう。「こりゃアカン、明日時計屋へ行ってくるわ。」
翌日の午前中、開店時間を狙って優美堂へと足を運ぶ。
ルミノックスは電池交換して貰い、もう一つはその場で店員さんが分解し、内部の水分を拭き取った。少し様子を見たけれど、そのままでも大丈夫そうなので、元通りに組んで貰った。
2つ共使えない状態に陥って拙者も一寸焦り気味だったけれど、どちらも元の状態に戻って良かった。目出度しメデタシ、である。(笑)
POLJOT NAUTILUS:機械制御式アラームウォッチ [時計]
サラリーマンの頃に使っていたPOLJOTの機械制御式アラームは、酷使したせいか内部の歯車の一部が欠けてしまった為、数年後にお役御免にした。
# もう十年以上前のお話になるのねぇ...(--;)simijimi。
その後はデジタルウォッチでアラームを使っていたけれど、サラリーマンを辞めてからはアラームの必要性が激減、デジタルウォッチも全く使わなくなったので手放してしまった。
しかし、現在の環境になってからは時々「うーん、こういう時にアラーム機能があればなぁ」と思う事が結構あり、後にカシオ スタンダード W-735H-1AJFを購入して使っていた。
初めのうちは良かったのだけれど、角の立ったデザインが腕に食い付いて痛かったり、腕を動かしている最中だとバイブレーションアラームに気が付かなかったりと、徐々に問題点も出てきた。その後も色々な事情が重なって、結局使わなくなってしまったのである。(汗)
その後1年以上アラーム機能のある時計は使っていなかったのだけれど、機能が無いと不便に感じる時があるので、某サイトの期限切れ間近となったポイント消化も兼ねてQ&Q海外モデルを購入して使っていた。
けれど、これもまた色々あって(汗)結局手放してしまった。
# 一体何やってるんだか...(--;)。
またまた1年近くアラーム機能無しの状態だったのだけれど、やっぱり一度味わった便利機能はいざ無くなってしまうと何かと不便に感じてしまう。「だけど、またデジタルウォッチをわざわざ買うのは一寸ねぇ?」と躊躇していた。
そんな時、思い出したのが「そういえば、POLJOTのアラームってまだ売ってるのかな?あれなら電池切れを気にしなくても良いよなぁ。」早速調べてみると、ネット上のあちこちで売りに出されている。
「せっかく買うなら」と昔からデザインが好きだったNautilus(ノーチラス)を探す。古いモデルだけに傷だらけでも結構な金額になっていて、一寸手を出せない。それでも諦めずに探し回る事半年以上、ようやくまぁまぁ状態の良さそうなのを手に入れた。
ロシアの切手を見るのは久し振りだ。
Nautilusの黒文字盤モデルである。
2時の位置にあるリューズがアラーム用で、これを時計回りに巻き、一段引き出してゴールドの矢印の針を鳴らしたい時刻に合わせる。4時の位置にあるリューズは時計用。因みに、手巻きである。
安かっただけあって、ベルトは付属していない。このままでは使えないので、別途調達した。
色はオレンジを選んだ。
長さは切って調整するタイプなので、いい加減にカットして取り付けた。
腕にはめてみると少々キツい感じになってしまったけれど(汗)、元々緩々な時計バンドは嫌いなのでまぁ良いだろう。
この時計はアラームが必要な時に使うのは勿論だが、もう一つ目的がある。
デジタルウォッチのアラームは音量が大きくないので、バイクに乗っている時などは気が付かない事が多い。でも、このアラームなら振動が腕に伝わる筈なので、アラームに気が付かないなんて事にはならないのでは?というのが一点。
もう一点は、TLR200などのシングルエンジンは振動が多くて、通常の機械式時計だと走行中の振動で止まってしまう事が多い。でも、アラームそのものが時計内部で振動する構造なので、バイクの振動にも耐えられるのでは?という希望的観測が含まれている。
「わざわざそんな事しなくても、普通にクォーツ時計を使えば良いのでは?」と思われるだろうが、
# まさにその通りなんだけど。(^^;)
手持ちのクォーツはどれも厚みがあって、バイク用ジャケットの袖と干渉してしまうのだ。まだこちらでは紹介していないけれど、先日手に入れた中古のクレドールは薄いからそれを使えばよいのだけれど、現在メンテナンス中の為手元には無いし、アラーム機能は無い。だから、わざわざNautilusを選んだのだった。
国際的な物流がマヒしているようで、購入してから手元に届く迄3週間近くかかった為、未だ使い始めたばかり。今のところ一日30秒ほど遅れるけれど、欧州から国内に来るとその程度遅れる時計が非常に多いので、あまり気にしていない。遅れの幅が大きくなるようだったら調整(またはオーバーホール)に出そうと考えている。
カメラ同様、時計の入れ替わりも激しいような気がするけれど(滝汗)、とりあえずアラーム機能のある時計が手に入ってホッとしている。(笑)
# もう十年以上前のお話になるのねぇ...(--;)simijimi。
その後はデジタルウォッチでアラームを使っていたけれど、サラリーマンを辞めてからはアラームの必要性が激減、デジタルウォッチも全く使わなくなったので手放してしまった。
しかし、現在の環境になってからは時々「うーん、こういう時にアラーム機能があればなぁ」と思う事が結構あり、後にカシオ スタンダード W-735H-1AJFを購入して使っていた。
初めのうちは良かったのだけれど、角の立ったデザインが腕に食い付いて痛かったり、腕を動かしている最中だとバイブレーションアラームに気が付かなかったりと、徐々に問題点も出てきた。その後も色々な事情が重なって、結局使わなくなってしまったのである。(汗)
その後1年以上アラーム機能のある時計は使っていなかったのだけれど、機能が無いと不便に感じる時があるので、某サイトの期限切れ間近となったポイント消化も兼ねてQ&Q海外モデルを購入して使っていた。
けれど、これもまた色々あって(汗)結局手放してしまった。
# 一体何やってるんだか...(--;)。
またまた1年近くアラーム機能無しの状態だったのだけれど、やっぱり一度味わった便利機能はいざ無くなってしまうと何かと不便に感じてしまう。「だけど、またデジタルウォッチをわざわざ買うのは一寸ねぇ?」と躊躇していた。
そんな時、思い出したのが「そういえば、POLJOTのアラームってまだ売ってるのかな?あれなら電池切れを気にしなくても良いよなぁ。」早速調べてみると、ネット上のあちこちで売りに出されている。
「せっかく買うなら」と昔からデザインが好きだったNautilus(ノーチラス)を探す。古いモデルだけに傷だらけでも結構な金額になっていて、一寸手を出せない。それでも諦めずに探し回る事半年以上、ようやくまぁまぁ状態の良さそうなのを手に入れた。
ロシアの切手を見るのは久し振りだ。
Nautilusの黒文字盤モデルである。
2時の位置にあるリューズがアラーム用で、これを時計回りに巻き、一段引き出してゴールドの矢印の針を鳴らしたい時刻に合わせる。4時の位置にあるリューズは時計用。因みに、手巻きである。
安かっただけあって、ベルトは付属していない。このままでは使えないので、別途調達した。
色はオレンジを選んだ。
長さは切って調整するタイプなので、いい加減にカットして取り付けた。
腕にはめてみると少々キツい感じになってしまったけれど(汗)、元々緩々な時計バンドは嫌いなのでまぁ良いだろう。
この時計はアラームが必要な時に使うのは勿論だが、もう一つ目的がある。
デジタルウォッチのアラームは音量が大きくないので、バイクに乗っている時などは気が付かない事が多い。でも、このアラームなら振動が腕に伝わる筈なので、アラームに気が付かないなんて事にはならないのでは?というのが一点。
もう一点は、TLR200などのシングルエンジンは振動が多くて、通常の機械式時計だと走行中の振動で止まってしまう事が多い。でも、アラームそのものが時計内部で振動する構造なので、バイクの振動にも耐えられるのでは?という希望的観測が含まれている。
「わざわざそんな事しなくても、普通にクォーツ時計を使えば良いのでは?」と思われるだろうが、
# まさにその通りなんだけど。(^^;)
手持ちのクォーツはどれも厚みがあって、バイク用ジャケットの袖と干渉してしまうのだ。まだこちらでは紹介していないけれど、先日手に入れた中古のクレドールは薄いからそれを使えばよいのだけれど、現在メンテナンス中の為手元には無いし、アラーム機能は無い。だから、わざわざNautilusを選んだのだった。
国際的な物流がマヒしているようで、購入してから手元に届く迄3週間近くかかった為、未だ使い始めたばかり。今のところ一日30秒ほど遅れるけれど、欧州から国内に来るとその程度遅れる時計が非常に多いので、あまり気にしていない。遅れの幅が大きくなるようだったら調整(またはオーバーホール)に出そうと考えている。
カメラ同様、時計の入れ替わりも激しいような気がするけれど(滝汗)、とりあえずアラーム機能のある時計が手に入ってホッとしている。(笑)
タグ:POJOT