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ヤマハのギターアンプF100-212のオーバーホール(その2) [音楽]

前回からの続き)

 他の修理待ち機材の調査を待っていると時間がどんどん過ぎてしまうので、とりあえず手持ちの電解コンデンサが使える所は作業を進める事にする。先ずはパワーアンプ部から。
パワーアンプ部
古いコンデンサを取り除くんだけれど、小さなコンデンサの中で何故かこれだけがボンドで固定されている。
ボンドで固定されている
テスト段階で共振が発生するような事があったのだろうか???
 手持ちので交換できたのは左上の三つだけだった。
左上の3個を交換
なお、交換したコンデンサの元の耐圧は160Vだったが、今回は費用節約&部品在庫数削減の為に50Vの物を使用した。

 高耐圧品を使うのは、多分tanδの値が低い(==内部電力損失が少ない)からだろう。
# 「=」でなくて「==」と書いちゃうあたりが「相変わらずUnix屋やなー」と。
このアンプの出力は100Wだから、一寸した損失でもフルテン(==ボリューム最大)となれば音量の差となって響いてくる筈。だから、部品選定もシビアになっているのだと思う。

 でも、拙者がこのアンプをフルテンで使う事は無いだろうし、高耐圧品は最小発注単位が5本とか20本というのが多いので、あえてオーディオグレード汎用品を使う事にしたのである。拙者が作るようなお手軽回路だと高耐圧品は使わないし、サイズも大きくなるので使い辛いのだ。
 勿論、回路に供給される電源電圧に対して余裕のある耐圧にしてあるのは言うまでもない。

 次はメインの基板だ。220μFのコンデンサを外したら、二つ共液漏れを下側で起こしていたみたいで、基板が黒く変色している。
液漏れで基板が黒く変色
外したコンデンサを見ると、確かに液体が乾いたような痕がある。
液漏れ痕がある
交換せずに使い続けても音は出るけれど、コンデンサ内の電解液が経年劣化で減ると内部損失が増えるので、結果としては新品時と比べて音が小さくなる。
# 当然、音にも影響するだろうねぇ。
手持ちの部品で交換できたのは半分ほどだった。
半分ほどを交換
一つだけ寝転がってるのがあるけれど、オーディオグレード品はサイズが大きくて、元の位置に取り付けると他の部品と干渉しちゃうんだよね。(汗)

 ボリューム基板は、交換できたのは小さな一個だけ。
一つだけ交換
電源部は大きなコンデンサばかりで、手持ちには合う物が無かった。
電源部は未交換

 電源スイッチを見ると、錆で濁ったような感じになっている。
錆で濁っているスイッチ
マイナスドライバーで軽く錆を落としてからNevrDull(ネバーダル:金属磨き)で磨いたら、そこそこ奇麗になった。
一寸奇麗になった


 まだまだやるべき事はあるけれど、後は部品が到着してからにしようか・・・。

(続く)
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ロッソコルサ新年会(その4) [カメラ]

(前回からの続き)

押川大滝のそばにある、トイレ兼休憩所の駐車場にジュリエッタを停める。
押川大滝の駐車場
案内板の方へ歩くと、直ぐ滝に到着。
案内看板
滝の上から見下ろす感じで見る。岩の上を直接歩くので、十分な注意が必要だ。
押川大滝
滝壺は深そうだ。
滝壺
滝のすぐ上流は浅瀬になっている。
滝の上の浅瀬
更に上流を見ると小さな滝らしきものが見える。
上流にも小さな滝が
帰宅してから調べたら、滝の落差は8mで、滝壺近くにも行ける遊歩道が直ぐ近くに掛かる橋の袂にあるらしい。
 撮影し終えたら走り出す。

 やや長いトンネルを抜けて進むと岩村の街となり、交通量が少し増える。国道363を少し走って県道33に入る。
 この時期だと県道405との交差を過ぎてかなり先へ進んだ所で寒天作りをしているのだが、今回はいつもと場所が違って県道405との交差の周辺で作られていた。何故だろうねぇ???
 道の駅おばあちゃん市・山岡を過ぎて坂道を下り、県道20へと進む。

 瑞浪の街が近い為か、交通量はそこそこある。途中で県道66に入るが、こちらも同じような交通量だ。陶史の森近くまで来たら県道69・新土岐川橋と進んで国道21に入る。
 道の駅志野・織部の角を曲がってゴルフ場の合間を抜ける道を進み、再び国道21に入る。御嵩の街中になるので交通量はかなり多く、西に進むに連れて交通量はどんどん増える。可児川手前から渋滞気味となり、トロトロとしか進めない。橋が片側一車線なので、どうしても橋の前後は渋滞になってしまうのだ。
 橋を渡って少し進むと片側二車線になって流れが良くなる。慢性渋滞気味の国道248との交差を過ぎて県道84・県道349と進み、国道41に入る。

 国道41は交通量がとても多い。岐阜医療大学可児キャンパス近くの交差点・虹ヶ丘はいつも渋滞気味だ。少し進むと渋滞気味は解消されて流れが良くなる。
 国道から降りて県道64を進むと名鉄犬山線・小牧線を跨ぐ跨線橋があるけれど、不思議とここは渋滞せずにすんなりと抜けられた。県道183を進み、自宅近くのスタンドで給油、自宅には16時前に無事到着。今回の走行距離は392.9km、燃費は12.9km/Lだった。

 ジュリエッタはターボ車だが、のんびり走っていたお陰で燃費が伸びたみたいだ。
 持って行ったカメラは、ライカの35mmフィルム一眼レフR6である。
ライカ35mmフィルム一眼レフR6
入手後まともに使うのは今回が初めて。使った感触ではレンズもカメラも問題無しだけど、フィルムが現像から上がって来ない限りは本当のところは判らない。ちなみに、現像が出来上がるのは今月末なんだと。
# 需要減少で仕方ないんだろうけど、本当に時間が掛かるようになっちゃったねぇ。

 久し振りにR6を使って、以前R6のシステムで撮影していた頃をを思い出した。35mmフィルムを使うのも本当に久し振りだった。
 今回は買い置きのフィルムを使ったのだけれど、ネット店舗で値段を調べたらポジは安くても一本2800円、平均3700円前後、コダック・エクタクロームに至っては6500円を超えている。白黒フィルムでさえほぼ千円もするので、おいそれとは使えない価格になってしまっている。こりゃぁフィルムカメラの処遇を考え直さなきゃならんかも?だなぁ。

 久し振りの飲み会も、フィルムカメラを使っての撮影も楽しかった。もっとこういう機会が持てるようになると良いなー。

(完)
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ロッソコルサ新年会(その3) [カメラ]

(前回からの続き)

 朝7時半過ぎに目を覚ます。外は既に明るくて、障子に日光が当たっている。窓を開けて外を見たら、タイ家庭料理屋さんが出来ていた。
宿の窓から

宿の窓から
PCでメールをチェックしたらバッグへ仕舞い、洗顔用具なども片付けて荷造りする。
 9時過ぎに一階へ降りて宿代を支払う。しばし宿のご主人と雑談し、10時過ぎに出発する。

 ジュリエッタに乗り込んで国道153を進む。今回、あえて県道18を走らなかったのは、路面凍結の恐れがあったから。写真を撮影するなら県道18の方が良い。けれど、谷間の道で路面に太陽光が当たらない区間が多いし、気温が低くて危ないと考えたのである。
 急ぐ必要は無いのでのんびり走るが、先頭を走る軽トラは制限速度50km/hの道を35km/h弱で走ってて「いくら何でも一寸のんびり過ぎんか?」幸い、3分ほどで右折して行った。周囲は大半が雪で真っ白、陽が当たると一寸眩しいほどだ。
 しばらく進んで、脇道に入ってジュリエッタを停め、フィルムで撮影する。
雪を被った田圃

電柱すらない道
ここは以前にもモノクロフィルムで撮影しているけれど、カラーでは一度も撮影していないので、今回撮影の為に立ち寄ったのである。どうという事はない景色だが、何となく撮影したくなるんだよなー。
 数枚撮影したら、再び走り出す。

 駒ケ根市街に入ると交通量が増えるけれど、片側二車線の区間が結構長いので渋滞する事は無い。市街地を抜けると交通量は大幅に減って車数台が一列に走るような状態となる。
 中川村を抜ける頃になると残雪はかなり少なくなり、交通量もほんの少し増える。豊丘村に入ったら県道226へ逸れて県道18を走る。高森町から飯田市街は渋滞が酷いので、迂回するのだ。距離は少し遠くなるけれど、時間的にはこっちを走る方が遥かに早い。途中で停まってまた撮影する。
途中で撮影

途中で撮影
ここも以前モノクロで撮影した場所である。撮影したら走り出す。

 弁天橋で天竜川を渡って飯田市街へ。国道153へと進むと交通量が激増、街に入った事を実感する。ちょうどお昼の時間だからか、お店に入って行く車が多い。
 渋滞するほどではないにしても、かなり交通量の多い中を進む。飯田ICを通り過ぎると交通量は一気に減って走り易くなる。飯田山本ICを抜ける頃には更に交通量が減り、国道256との分岐まで来るとほぼ単独走行の状態。徐々に標高が上がって行き、ウネクネした道となる。
 スキー客で賑わう治部坂峠を通り抜けて更に進む。長時間運転しているので、道の駅信州平谷で休憩する。
道の駅信州平谷
売店のある側の駐車場は満車だ。
売店前はほぼ満車
売店に並んでいるお菓子はどれも乳化剤やPH調整剤の入った物ばかり、散々探し回って添加物がほぼ使われていない御塩もなかを家族のお土産に購入。
御塩もなか
買い物を済ませたら走り出す。

 この辺りは雪が全くないので、もう融けてしまったようだ。相変わらず交通量の少ない中を進む。月瀬の大杉を通り過ぎてしばらく走ると道がウネクネ路になる。稲武町の交差点で国道257へと進む。
 川手メロディートンネルを過ぎて少し進むと「押川大滝」の表示が見えるので、そちらへ。ここを通る度に気になっていたんだよね・・・。

(続く)
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ロッソコルサ新年会(その2) [フェラーリ]

前回からの続き)

 お酒を飲んでからお風呂に入るのは危ないので、先にお風呂へ。宿のお風呂は熱めだ。汗を流してサッパリする。
 お風呂を出たらPCでメールをチェック。相変わらずゴミメールが多い。Thunderbirdのスパムフィルターは結構優秀だが、それでも擦り抜けて来るのが毎日数通ある。

 時々確認している海外のサイトや国内のサイトを一通り巡回している最中にスマホが鳴る。K社長から「今から出発しますので、そろそろ出発の準備を」と言う連絡だった。今日の宴会場所は宿から遠い為、車に便乗させて貰うのである。
 でも、宿は路地を少し入った所にあり、宿の前まで迎えに来て貰うと太い道路へ出るのが一寸面倒。だから太い市道に出て拾って貰うのだ。
 PCを片付けて上着を着たら、宿を出てJR伊那北駅へと歩き出す。踏切に差し掛かったら、ちょうど列車が発車するところだった。
伊那東の踏切
 JRの線路を渡って駅の前に着いたらまたスマホが鳴る。「着いたよ!」振り返るとハザードを出しているボックス車が停まったので、直ぐに乗り込んで出発。

 市道二条線を北上、県道88・県道87と進み、伊那ICを通り過ぎて少し進んだら、今日の宴会場所に到着。
今日の宴会場所
八番館・信大前店である。
八番館 信大前店
店内は椅子席とお座敷があり、我々はお座敷へ。

 予定通り19時に宴会が始まり、「乾杯!」
 メニューを見ると、焼き肉だけでなくラーメンやチャーハンなど普通の品々も並んでいる。飲み屋と言うよりは食堂が飲み屋を兼ねているみたいだ。運ばれてくる肉類をどんどん焼いて食べる。
八番館の焼肉
餃子は結構大きいサイズだ。
八番館の焼肉
写真の羅列になっちゃうけど、どれも美味しい!
八番館の焼肉

八番館のチャーハン

八番館の焼肉

八番館の焼肉
指で出演しているのは例によってOさんである。(笑)
八番館の焼肉

八番館のラーメン
飲んで食べておしゃべりして楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう。20時半にお開きとなり、車に乗り込む。

 走る事10分弱で宿近くまで来たので降ろして貰い、歩いて宿へ。
宿への道
部屋に入ると20時45分前だった。SNSを軽くチェックしたら布団に潜り込む。明日は国道153経由で帰ろう・・・zzz

(続く)
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ロッソコルサ新年会(その1) [フェラーリ]

 360モデナを購入したお店「ロッソコルサ」の新年会が10日(土)に行われた。
 「どうせ行くなら」と、まだきちんと評価していないライカR6+35mmも持って行く事に。
# 買いだめしたフィルムの使用期限も近づいてるし・・・。

 朝食を食べてのんびりし、9時半過ぎにジュリエッタ・クワドリフォリオヴェルデに乗り込んで自宅を出発する。
 県道183では大きなクレーンが何台も動いている。
工事現場
長年計画のまま止まっていた橋の建設が急に動き出している。やっぱ川島大橋の崩壊が効いてるんだろうなー。

 県道64から国道41に入る。土曜だけどやや半端な時間の為か交通量は多くなく、大型トラックが目立つ。県道349・県道84を通って国道21に出たら交通量はやや増えたが大した事は無い。トイレに行きたくなったので、道の駅可児ッテへ。
道の駅可児ッテ
駐車スペースはほぼ満車。用を済ませたら直ぐ走り出す。

 国道21からゴルフ場の合間を抜ける道を進み、再び国道21に出る。土岐からどう走るか迷ったけれど、天候は安定してるし新年会の翌日ゆっくり帰宅する積りなので、国道153は明日走る事にして今日は国道19を進む。土岐ICを通り過ぎて交差点・大富で国道19に入る。

 市街地を走っている国道は流石に交通量が多いけれど、渋滞するほどではなく順調に進む。瑞浪市街を抜けると片道一車線となるが、絶対的な交通量は多くないので渋滞する事無く通り抜ける。まきがね公園を通り過ぎて恵那市街に入ると片道二車線になり、交通量も少し増える。そのままの状態で中津川市街に入る。いつもと同じように、落合川を渡ると交通量がグッと減る。

 山間部の国道をのんびり走る。天気は良いが、日陰には融け残った雪が見える。進むに連れて残雪はどんどん多くなってゆく。車の流れに沿って走っていたらまたトイレに行きたくなったので、道の駅木曽福島に立ち寄る。
道の駅木曽福島
残雪はやや多い。
残雪は多い
昼を過ぎているので、停まった序でに昼食。食べるのは、自宅から持参した栄養ゼリーだ。
昼食の栄養ゼリー
夜の宴会でたっぷり食べるので、お昼は軽くしておかないと体重を思いっ切り増やしてしまいかねない。(汗)食べ終わったら走り出す。

 交通量はかなり少なくなっていて、とても走り易い。順調に進んで国道361へと進む。
 仮設道路は未だ大半が残ってて撤去工事が進められているけれど、今の進行具合だとまだ数か月はかかりそう。電光表示板の気温は2度しかない。この辺はかなり寒いんだなぁ。
 途中にループ橋があってそこが凍結したりしている事もあるけれど、今日は濡れているだけで凍っていなかった。いやぁ助かったよ、ここが心配だったんだよねー。(^^;)
 トンネル周辺は雪で真っ白。チェーン脱着場のような広い駐車スペースも雪で覆われている。路面は濡れているだけだから大丈夫だが、朝晩の気温の低い時間帯に通ると凍ってるかも知れない。

伊那市街に入ると徐々に交通量が増える。年度末恒例の道路工事をあちこちで見かける。県道86・県道87と進むが宿に入るにはまだ時間が早いので、国道153・県道19と進んで14時少し前にロッソコルサに到着。既に今日の参加者複数名で談笑中だった。

 拙者も加わって談笑し、17時になったので一旦お開きにして拙者は宿へ。今日の宿も美義屋である。
美義屋
今日も和室を予約してあったけれど、いつもの部屋ではなくて南側の部屋だ。
和室

和室

和室
宴会は19時からなので、先に風呂を済ませるかな・・・。

(続く)
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仮設 [雑感]

 先日、久し振りに自転車で各務原市内の本屋へ。別冊MOTORCYCLISTを買っていた頃は毎月通っていたのだけれど、休刊(と言う名の廃刊)になって以来、何かしらの用が無いと行かなくなっていた。
 しかも、令和3(2021))年5月の豪雨で川島大橋の橋脚が曲がって通行できなくなってしまった為、平成川島橋か各務原大橋へ迂回しないと木曽川を渡れない。そうなると距離が結構あるので、足が遠のいていた。
 先月末、令和4年8月から歩行者向け仮設協が設置されていると言うのを知って「じゃぁ自転車で通ってみよう。」

 自転車用スロープ付きの階段を上ると
仮設橋の階段
仮設橋が目の前に現れる。
仮設橋
仮設と言えどもしっかりとしてて
# 当たり前か・・・。
軽自動車位なら走っても良さそうな感じ。
# 橋の耐荷重は知らんけど。(笑)
仮設橋の上から川島大橋の方を見ると、クレーンが沢山並んでいた。
川島大橋の現在
完成予定は令和8年から令和10年の間だそうだから、まだまだ時間が掛かるようだ。

 そういえば川島大橋が通れなくなったら各務原大橋は慢性的に渋滞するようになった為か、(仮称)新愛岐大橋の工事も急に進んでいる。
 20年以上前から道路や橋の為の用地は買収されていたみたいだが、一向に橋を掛けるような気配が無くて雑草ボウボウの状態で放置されていた。それが、ここ数年で急激に整備が進められ、徐々に橋の全貌が見え始めている。おおもとの計画では令和3年完成だったみたいだが、今のところ令和9年完成予定だそうな。

 どちらの橋も完成するのはまだ先の話、しばらくは現状のままって事だねぇ。
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911の引取り [ポルシェ]

 911の作業が完了したという連絡を受けたので、3日(土)に引き取りに行った。

 朝5時半過ぎに自宅を出発。氷点下まで冷え込んでてとても寒い。県道183を進むが、日の出前なので真っ暗だ。交通量が意外に多くて、乗用車が結構走っている。県道64・県道461・県道49と進んで国道19に入る。
 国道は案外交通量が少なく、全体的な流れもやや速い。調子よく進んで信号だらけの多治見市内を通り抜け、土岐市街に差し掛かったら東の空が明るくなってきた。
夜明け
順調に進んで瑞浪市・恵那市を抜けて中津川市街に入ると交通量がグッと増える。けれど、土曜だからか渋滞するような状態にはならない。

 落合川を渡り上り坂を上り切る頃には交通量は半減、数台が列を成して進む。しばらくはスムーズだったが、JR野尻駅近くまで来ると何故か交通量が急に増える。途中の坂道で、遥か遠方に見える先頭車両は白い軽トラ、そこからずーっと10台以上の車が連なっているのが見えた。巡航速度は35km/H前後とかなり遅くて、イライラする。
 伊奈川手前で交通量がグッと減って走り易くなり、一安心。流れがとても良くなり、スイスイと進む。電光表示板の気温はマイナス4度。小野の滝・寝覚ノ床を通り過ぎて道の駅木曽福島に入る。道の駅賤母の手前辺りから段々とお尻が痛くなってきて、もう我慢の限界だったのだ。(汗)トイレ前の駐車スペースは車でそれなりに一杯だが、
車が一杯
売店は営業時間前だからか、売店前はガラガラだ。
売店前はガラガラ
日光を受けた御岳山が白く輝いていた。
御岳山
体を動かしてほぐしたら走り出す。

 相変わらず交通量は少な目なので、順調に進む。途中の電光表示板はマイナス6度。途中で国道361へと進んで伊那方向へ。
 少し進んだ所で行われていた修復工事は既に終了していたが、仮設道路は未だ残ってて大型重機が仮設路を崩していた。トンネル手前の電光表示板はマイナス8度、周囲は雪で真っ白。幸いな事に路面は乾いているので、走行に支障は無い。
 長い権兵衛トンネルを抜けて伊那市側に出たところにある電光表示版はマイナス2度。やっぱりこちらは寒い。県道88・県道87・国道153・県道19と進んで、9時半少し前にロッソコルサに到着。たまたまHさんがいらしていた。車から降りると強くて冷たい風が容赦なく襲い掛かって来る。Hさん曰く「今年はおかしいよねぇ、11月か3月位の気温で全然寒くない」と。拙者は十分寒いんですが・・・やっぱ寒い地方の方々は感覚が違うなぁ。
 Hさんは所用があるそうで車に乗り込んで直ぐ出掛け、その後K社長と談笑していたらAさん登場。3人で談笑する。途中、複数の方が顔を出されたりした。13時を過ぎたので、自宅に戻る事に。

 肝心の911はハンドルの位置がかなり手前になった。
ハンドルが手前になった
色の違う部分が今回挟み込んだ部品である。因みに、挟む前の状態はこんな感じ。
ポルシェのハンドル位置
拙者がシートのポジションを合わせると腕が一寸窮屈に感じたけれど、走っているうちに気にならなくなった。
# ま、鈍感ですからね・・・(^^;)
ナビはディスプレイオーディオに入れ替わっているのだけれど、見た目は何も変わらないという感じだ。

 妻に「美味しそうなリンゴがあったら買って来て」と頼まれていたので、帰り際にニシザワ双葉食彩館に立ち寄る。
ニシザワ双葉食彩館
自宅近くのスーパーだと水分が無くなったムタムタのリンゴしか売られていない。だから、妻が「信州ならまだ良いのがあるかも」と。店内に入るとリンゴの売り場は一区画のみと小さくなっていて小振りな物ばかりだが、持ち上げてみるとずっしりと重い。「これだけ重ければ大丈夫だろう」と一袋買い物カゴへ。更に和菓子売り場へ行って須天も購入。
リンゴと須天
# どちらも美味しかったよん。
 買い物を済ませて車に乗り込んだら、自宅から持参した栄養ゼリーでお昼ご飯にする。食べ終わったら走り出す。

 来た道を戻り、伊那IC手前のスタンドで満タンにしてから中央道に入る。排気量の大きい911は下道で帰るよりも高速道の方が燃費は遥かに良いのだ。
 昼過ぎという時間帯だからか、交通量はとても少ない。今回は燃費がどれ位伸びるのか試してみたかったので、法定速度+α程度でひたすらゆっくりと走る。こんな速度だと覆面パトとは無縁だが、走っていると少々退屈という気もする。
 対向車線で覆面パトが餌にありついてるのを見かけたが、こちらの車線では一度も見なかった。
 小牧東ICで降り、朝来た道をそのまま戻る。名鉄犬山線を渡る跨線橋は相変わらずの渋滞だったが、それ以外は比較的スムーズに進んだ。自宅近くのスタンドで給油、自宅には16時半少し前に無事到着。

 帰り道の燃費を計算したら、ハイブリッドではないのに15.3km/Lという驚異的な数字で、少々驚いた。
 ディスプレイオーディオは色々設定が必要なのでまだ使っていない。だから何とも言えないのだけれど、スマホの画面がそのまま出て来るような感じだろうから、使い勝手は悪くないだろう。
 これで一連の作業が終わった。次は6月の車検・・・の前にオイル交換かな?
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ヤマハのギターアンプF100-212のオーバーホール(その1) [音楽]

 先日入手したヤマハのギターアンプF100-212のオーバーホール作業に取り掛かる。以前にも同じ作業をしているので今回も同じなのだけれど、以前とは一寸違って「出来るだけ低コストで、且つ、品質は落とさずに」という方向で進めようと思う。

 まず、全体を改めて確認する。
 筐体上側を見ると、全体的にやや汚れている。
上側が汚れている
上側が一番汚れ易いけれど酷い汚れではないし、金具にも疵は殆ど無い。
金具に疵は無い
しかし、下の方にあるネジ類は錆びている。
下の方のネジは錆びている
背面のスピーカ用プラグも錆が凄い。
酷く錆びている
この状態からすると、スタジオかどこかに長期間置かれていたようだ。
背面から下の方を覗くと、埃はあまり溜まっていない。
内側の埃は少ない
アンプシャーシ下側もそこそこ奇麗だ。
シャーシ下側もまぁまぁ奇麗
スピーカー用プラグを抜いたら、内部は奇麗だった。
プラグの芯は奇麗
内部の確認の為、シャーシを本体から取り外す。
シャーシを外したところ
電源部の電解コンデンサは液漏れして頭が膨らんでいる。
液漏れしている
こんな状態じゃ問答無用で交換だな。
パワーアンプ部も基板を外す。見た目はそこそこ奇麗だ。
パワーアンプ部は奇麗

金属板を外して基板を見る。
パワーアンプ部の基板
問題となりそうな部分は無さそうだ。
ツマミは純正品ではなくてスイス・ライテル社のツマミと似た形状の物が取り付けられていた。半分ほどがカラーキャップが無い。
外したツマミ
ライテル社のは樹脂製だが、このツマミはずっしりと重い金属製。この部分だけ妙にお金を掛けてある。
# どーしてなんでしょーねー?(?_?)
シャーシ下側に突き出ているブロックコンデンサは大きい。昭和の時代を感じさせる。
ブロックコンデンサ
電源ケーブルは真っ黒で何も記入されていない。
電源ケーブルに表示無し
当時は製造年表示の法定な義務が無かったから、何も書かれていなくても不思議ではない。
電源プラグを見たら、少し曲がっている。
電源プラグが少し曲がっている
ケーブルそのものの抵抗値を測ってみて、曲がりを修正するかケーブルごと交換するかを決めよう。

 電源ケーブルや内部の状態を見る限りでは、今まで一度もメンテナンスされていないらしい。
 製造から長期間経過しており、電解コンデンサ類は全て交換するので、一つ一つ調べて記録しておく。
電解コンデンサのリスト
部品箱を漁ったけれど、手持ちの部品で賄えるのはごく僅か。だから、通販で取り寄せる事になるのだけれど、これだけじゃ金額が少なくて、送料が高くついてしまう。
 他の修理もあるので、そちらと一緒に発注する事になりそうだけど、そうなると時間が掛かりそうだな・・・。

(続く)
タグ:F100-212
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薄いウスイ [音楽]

 昨年の8月にFresher(フレッシャー)のストラトモデルSS-35(FRS-1という説も)を入手した事を書いた。ピックアップ一発だけの潔さはピックアップ選択に悩む必要が無いのは良いのだけれど、「じゃぁフロントにピックアップが付いていたら音はどんなん?」と、いつものように邪念(ん?)がむくむくと湧いてきた。

 ただ、ピックアップ増設となると、通常はボディに座繰りを作らなければならず、配線用の穴も開けなければならない。大掛かりな作業となる。
 でも、座繰る時に塗装が割れる可能性があるし、ネック接合部の近くを座繰るとボディの強度を落としてしまいかねない。それに、せっかく奇麗な状態なので、そもそもボディには手を加えたなくない。「こりゃー難しいなー」と思っていた。

 そんな時、ギターアンプについてネット上を色々彷徨って調べていたら、偶然「ボディと弦の隙間に入るピックアップ」なる物を見つけてしまったのである。(笑)日本にも送ってくれるというので、個人輸入で取り寄せた。
取り寄せた箱
開梱すると、クッション袋が入っている。
出て来た袋
袋を開けると、ピックアップが出て来た。米KRIVO PICK-UPSの「Micro-Stealth PAF Humbucker for Archtop Jazz Guitar」である。因みに、このピックアップは既に生産を終了している。
袋の中身
左の青い物質は取り外し自由の粘着剤で、これをピックアップの裏側に薄く付けて、ボディに張り付けるのだ。
 ピックアップの厚みは最大で6.8mmしかない。
6.8mmしっかない
ちなみに、ボディと弦の間隔は1cm一寸。
ボディと弦の間隔は1cm強
これなら収まる筈。
 なお、配線は別になるので、切り替えるならケーブルも接続し直す事になって一寸面倒だけれど、ギターには一切手を加えなくて済むというのが良い。

 まだ取り付けていないけれど、これでフロントピックアップの音が出せるようになる。これからが楽しみだ。
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何やってんだか・・・ [音楽]

 自宅にかなり大きくて重い荷物が届いた。二人がかりで二階に運び入れてから開梱する。
開梱の途中
がっちり梱包されていたので、開梱だけで一時間近く掛かってしまった。

 で、出て来たのはヤマハのギターアンプ、F100-212である。
YAMAHA F100-212
6年ほど前に同じ機種をオーバーホールしたのだけれど、当時はアンプが数台あったし、真空管アンプに心が傾いていたし、資金面で行き詰っていた事もあって、泣く泣く手放してしまった。

 その後アンプは色々替えて使ってきたけれど、ナンダカンダと言いながらもついついF100-212と比べてしまう。要するに、拙者の耳はF100-212が「ギターアンプ・サウンドの標準原器」になっているのである。
 今RandallのV2XMを修理中なのだけれど、修理中だから当然音を出す事は出来ない。他にもローランドMA-5があるのだけれど、用途がモニターなのでトーンコントロールはハイカットのみ。それに、スピーカ口径も小さいので、音を確認する為のギターアンプとしては少々物足りない。
 でも、まともに使えるトランジスタ・アンプはMA-5しかないので、ずーっと使い続けていた。

 先日、久し振りにギターアンプ用のトーンスタック(トーンコントロール回路)をブレッドボード上に組み、定数を変えて遊んでいたテストしていたんだけど、低音域のツマミを動かしてもMA-5だと変化が良く分からない。
 勿論、低音の音量が変化しているのは判るんだけど、小さい穴から外を見ているような感じでどうもしっくり来ない気がしていた。
 そんな時、たまたま「ジャンク」と安価で某所に出ていたのを偶然見つけてしまい、入手してしまった。

 カメラにしてもギターアンプにしても、購入して使っていた機種を(理由はまちまちだけど)売却し、同じ機種をまた購入すると言うのが何故か多い。富士写真フイルムの中判カメラGS645Proffesionalなんぞは三回買って三回売っていたりする。流石に自分でも「ええ加減にせんかぃ!」と思ってしまう。(滝汗)
 ・・・まぁ、その点F100-212はまだ二回目だから症状は軽いと思う。
# いやいや、そういう問題じゃないって。(ノ;--)ノ

 「ジャンク」と明記されていただけあって、全体的に薄汚れているし、各ツマミの頭に付いている飾りの金属キャップはすべて失われており、怪しげな樹脂キャップが部分的に取り付けられていたりする。
ツマミは金属キャップが無くなっている
背面を見ると、上側のフレームが無くなっている。
上のフレームが無い
筐体の強度的には問題無さそうだが、これだけの面積が開放の状態になっていると出る音に影響するかもしれない。まぁ、必要ならホームセンターで板を仕入れて取り付ければ良いので、当面はこのまま使って様子を見ようと思う。

 届いたばかりなので、中の基板は未だ確認していない。が、製造年が古いし、見た感じメンテナンスなどはされていないように見えるので、近いうちにオーバーホール作業をしてやろう。
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