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遂にローライも終焉? [カメラ]

 国内外でフィルムカメラの生産終了が相次いでいるが、永きに亘ってRollei(ローライ)ブランドのカメラを生産し続けてきたFranke & Heidecke(フランケ&ハイデッケ)も、遂に終焉を迎えてしまうらしい。
 1981年の破産等々、度重なる試練を乗り越えて不死鳥の如く再建を果たしてきたが、今回の経済危機は乗り越えられないようだ。

 先日からmixiでトピックとして出ていたので気になって、気が付いたらあちこち情報を探すようなことをしていたのだが、先ほど独Spiegelのサイトに「今年9月末でブラウンシュヴァイク(フランクフルトの北東に位置する都市)の工場を閉鎖する」と書かれているのを発見!今まで英語のソースばかりだったが、独逸本国のニゥスソースなので間違いないだろう。

 Rollei35シリーズの復刻を目論んだものの、メカの複雑さによる生産工程の多さが明らかになるや否やあっさり諦めてしまったそうだし、製品のコンセプトに駒村商会が口を挟んだりもしていたのを知っていたので、正直言って「このままでは経営は難しいだろうな」とは思っていた。でも、やはり現実のものとなると思わず「Uh-oh!」と愕然としてしまう。

 修理などは当面継続されるようだが、今後新しい製品が出て来ることが無いとなると、とても寂しい気持ちである。
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コメント 2

tama

そうですか、ローライもコンタックスと同様に消滅するんですね。
ローライといえば、3台あります。2眼のT、コンパクトのSL35、マシンのSL2000Motor。
SL2000は中古で買って、すぐ壊れました。写りもよかったし、なんといっても、ウェストレベルファインダー内蔵、途中で交換できるフィルムマガジン等々、あのメカが好きだったんですけど。。。
修理はドイツ送りになる(らしい)ので、そのまま死蔵しています。もうたぶん、フィルムを入れることはないでしょう。
なんだか、一つの時代が終わってしまったようで、寂しい限りですね。
by tama (2009-07-31 21:59) 

Rifle

> tamaさん
おーっ、SL2000をお持ちでしたか。この機種はフィルム給送系に不具合を起こすことが多いと聞いたことがあります。SL3003では心配なくなっているようです。

なんでも駒村商会は大丈夫だと言っていたそうですから、まだ一縷の望みはありそうですし、今の時点では分からないことも多いんですが、いずれにしても工場閉鎖というのは事実でしょう。保存性を考えればフィルムが一番良いのですが、これだけデジタル化が進んでしまっていると商業ベースでは厳しいんでしょうね。
by Rifle (2009-07-31 23:23) 

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