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中国武漢ウィルス [雑感]

 今月頭に家族がコロナウイルスをどこかでうつされたらしくて次々と発病、自宅で療養していた。
 それから1週間ほど経った11日夕方、いつもより何だか疲れたような感じがする。「何か変だな?」

 翌朝、怠さや熱は感じないものの、鼻水の大襲撃に襲われる。起きていると、ティッシュを手に取る間にポタポタっと鼻水が滴り落ちるほど。「こりゃ鼻風邪ひいたか?」
 体の怠さは無いが、こたつから出ると何故か寒気がする。妻が「体温測って」と言うので測ってみたら、38.7度もあるではないか。先に発症して既に収まった子供に連れられてその日の夕方に医院を受診すると「新型コロナウィルスに感染されてます」と。でっ、その場で薬を処方された。
処方された薬
 自宅に戻ってからは隔離状態で過ごす。寝床の脇にノートPCを持ち込んで必要に応じて使うが、熱で頭が回っていないのか何も捗らない。「ダメだ、こりゃ。」

 翌日から咳をすると喉が痛むようになる。食欲ゼロで何も食べず。

 14日になると微熱となるが、それでもやっぱり頭は回っていないみたいだ。何をやるにしても「あれぇ?」「あれって何だっけ?」等々、あちこちで躓いてばかりいる。「微熱でもあるとやっぱり駄目か。」食欲は全くないけれど、何も食べないと妻が心配するので、夜ゼリーとリンゴだけを食べた。

 15日夕方になってようやく平熱に戻った。が、鼻水は相変わらず酷い状態。咳しても喉の痛みは無い。
夕ご飯のおかずを少しだけ食べる。久し振りに体重計に載ったら4kg痩せていた。殆ど食べてないから、まぁそんなもんだろうなぁ。

 16日朝からほぼいつもの生活に戻る。けれど、医者から「発病してから10日間は外出しちゃダメ」と言われたので、来週木曜までは自宅から出られない。幸い、特に用も無いので支障は無い。

 今の所後遺症のような症状は無いので、これで治ったと思っている。

 家族は皆喉の痛みを訴えていて、子供などは痛みが酷くて少しの水すら飲めない状態だった。けれど、拙者は喉の痛みは一応あっても「うん、確かに咳をすると少し痛いかもねぇ」という程度で済んだ。
 その代わり、鼻水の大合唱(?)には本当に参った。(汗)夜寝ていて顔を横に向けるだけで鼻水が顔を伝うほど酷く、連日連夜鼻ばかりかんでいた。
 お陰で鼻の孔周辺の皮膚が少し爛れてしまっている。鼻をかんだらメンソレータムなどを塗って、それ以上には荒れないようにしている。

 今頃になって罹患したけれど、いやぁ、やっぱ病気なんてなるもんじゃないですなー。(滝汗)
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Kawasaki ZEPHYRχをちょいと試乗 [バイク]

 車検を取る為の整備で我が家のヤードみたいな場所に持ち込まれたのが、カワサキが1996年に発売したZEPHYRχ(読み方は「ゼファー・カイ」)である。
# 「χ」はギリシャ文字だよん。
カワサキ・ゼファー・カイ
子供の知り合いが持ち込んだ。

 元となったバイクは、1989年4月に発売され、400ccクラスのネイキッドバイクとしてデビューしたZEPHYR(ゼファー)だ。
 当時はレーサーレプリカ全盛期で、毎年モデルチェンジして高性能化へ鎬を削っていた時代、モデルチェンジの度に車両価格も鰻登りだった。
 そこへあえて400cc空冷4気筒DOHC2バルブエンジン、しかも自主規制最高馬力59psに対して46psと控え目な出力、レプリカには必須だったカウルすらないという出で立ちで発売されたモデルである。
 因みに、ネイキッド(カウルを持たないバイクと言う意味)モデルはこのZEPYERが始祖とされているらしい。

 距離は4万km弱走ってある。
総走行は4万km弱
古い車両にありがちなシートの破れは無い。
シートは奇麗
前方から見る姿はオーソドックスそのものって感じ。
前方から
マフラーは集合管を右に出すタイプ。
マフラーは右側のみ
エンジンは空冷だが、夏の渋滞など熱的に厳しい事を想定しているのか、オイルクーラーが取付られている。
オイルクーラー付き
リア・サスペンションは、これまたオーソドックスな二本サス。
リアは二本サス
リアブレーキはディスクだ。
リアはディスク・ブレーキ
サイドカバーには左右両方に印刷でモデル名が入っている。
サイドカバーにモデル名
奇を衒ったような部分は無く、全体的に極めてオーソドックスな手法で纏められている。一部純正パーツではない部分もあるけれど、見た目は無改造ノーマル車両と殆ど変わらない。
 せっかくのチャンスなので、整備が一通り終わった所で自宅周辺を10分ほど試乗させて貰った。

 まず、乗って驚いたのは「ヨンヒャクなのに低速トルクが太い!」事。トップ・スローは2000rpmで50km/h前後。車の後ろを追走してもストレスは感じない。20代の頃にKawasaki・GPZ400R(1985年発売)に10年乗っていたけれど、それと比べても走り出しも一定速度の巡航もかなり楽だ。
 コーナーを責めるような走り方はしていないので
# いや「出来ない」と言う方が正確・・・だねぇ。(滝汗)
はっきりした事は言えないものの、市街地をクルージングした範囲ではハンドルの切れ方はごく自然な感じ。リーンウィズで走れば殆ど何も意識せずに曲がれる。クイックでもなければハンドル操作に重さを感じる事も無い。
 絶対的な性能はリッタークラスのバイクには敵わないが、ツーリングであれば過不足を感じる事はまず無いだろう。ただ、カウルが無いので80km/h以上の速度になると風圧が気になるかも知れない。

 久し振りに国産のヨンヒャクに乗ったけれど、想像以上に走り易くて驚いた。
 30年近く前のバイクだけれど、現在でも十二分に通用すると思う。現行のヨンヒャクならもっと性能は上がっているんだろうねー。今からヨンヒャクに乗る人達が一寸羨ましいかも。(笑)
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引退 [バイク]

 3月に入ったら何故か気温の低い日が続く。3日朝、いつものように木曽川の堤防へ行こうと出掛けたが、やたらと寒い。冬用グローブをしていても、10分も走っていると指先が痛くなってくる。「あれぇ?こんなに指先冷えたっけ?」
 この日の気温は3度前後で、季節的には標準的な温度だ。昨年は全くそういう事を感じなかったから、グローブが劣化して保温能力が落ちてしまったんだと思う。

 今使っているのは、いつ買ったのか覚えていない位長期に亘って使っている「風魔プラス1」の「レッドホライゾン・レザーグローブ」である。
風魔プラスワン・レッドホライゾン
確か、これは東京へ頻繁に出張していた頃に、今は亡きバイク用品店「ツルヤ」で購入したもの。となると、30年ほど前に購入した事になる。そりゃー劣化するわなぁ。(溜息)
 ネット上で調べたら、同じ風魔プラス1から後継と思われる製品「システム3 レザーMCグローブ(¥15,400)」が出ていた。が、情報が古いみたいで、現在は販売されていないらしい。

 なお、冬用グローブはもう一つある。RSタイチのウィンターグローブRST597ネオンイエローである。
RSタイチ・ウィンターグローブRST597ネオンイエロー
どういう経緯で購入したのかは覚えていないが、購入は2014年12月・・・という事は、こちらも10年近く経ってるなぁ。(汗)

 本当に劣化しているのかどうかを確かめる為、3日とほぼ同じ気温の10日朝にRSタイチのグローブをはめて走ってみた。
すると、勿論冷えるには冷えるんだけど、指先が痛くなる程ではない。やはり、風魔プラス1の方は劣化してしまっているようだ。

 長期間使い続けて来たけれど、RSタイチにバトンを渡して風魔プラスワンは引退させる事にした。お疲れさまでした・・・。(^^ )
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ディーラーって・・・ [バイク]

 先日、子供達がTLR200メンテナンスの為に車体のあちこちをばらして作業していたのだけれど、その時小さなブレーキの部品を紛失してしまったという。結束バンドで固定してあるけれど、これではリアブレーキが効かないので走らせる事は出来ない。
部品紛失でタイラップで固定
「仕方ないなー、部品を仕入れて来るか。」

 紛失した部品は、ブレーキロッドとブレーキアームを接続する小さな部品である。
パーツリスト
パーツリストで品番を確認する。
拡大したパーツリスト

必要な部品番号
部品の正式な名称は「ブレーキアームジョイント」と言うらしい。品番から推測すると、他の車種から流用しているみたいだ。

 早速向かったのは、ホンダのバイク・ディーラー「ホンダドリーム」店である。
ホンダドリーム店
フロントで「TLR200の部品を取り寄せて欲しいんですけど」と伝えると、若い女性の店員が「はい、では部品番号か車体番号を」と言うので、メモしてきた品番を伝えた。

 店員がパソコンで調べて「既に廃番になっていますので、お取り寄せはできません」と。
 拙者が「ドラムブレーキなら必ず使われている汎用的な部品だから、別にTLR200用でなくても良い筈。他のバイク用の部品でも使えるから、取り寄せて欲しいんだけど」と告げると、「少々お待ちください」と言ってピット(整備工場)へすっ飛んでいった。

 すると、20代前半と思しきメカニックが出て来た。曰く「他車種流用となると、本当に取り付けられるかどうかは判らないので、こちらでは対応できないです」と。
 改めて拙者が「何言ってんの、他車種の部品流用なんてどのメーカでもやってるし、そもそもドラムブレーキは色んな車種で使われてて、わざわざ車種毎に専用品を開発するとは思えない。実際、TLR200のブレーキ回りはカブ50と共通だから、そのまま使えるんだよ」と伝えても「メーカ側から情報が提供されていないので確証が無く、当店では対応できません」の一点張り。
 いくら説明しても埒が明かない。言葉遣い「だけ」が丁寧な、典型的な「チェンジニア」である。客の拙者がメカニックに教えるのも馬鹿馬鹿しいし、時間も勿体ないので「もうエエわ」と店を出た。

 ドラムブレーキのリアは、その構造上必ずジョイントが必要になる。けれど、排気量が違ったとしてもジョイントの部分に掛かる力は大して変わらない。
 何故なら、人間の足で操作する部分なので、足で踏んづける以上の力が掛かる事は無いからだ。年齢・体格・性別の違いで差はあるとは思うけれど、よーするにドラムブレーキを作動させるだけの踏力があれば良い。だから、それに耐えられるだけの強度を持たせれば良いのである。車種毎にわざわざ専用品を設計する意味は無い。

 ヤフオクを覗いたら、新品の「ホンダ・モトコンポ・リア用ブレーキアームジョイントA」が出品されていたので「これで良いでしょ」と落札。因みにお値段は送料を含めても5百円に届かない。
 数日後、手元に届いた。
届いた部品
開封すると、ホンダ純正部品の番号が記載された袋が入っている。
ホンダ品番の部品袋
早速取り付けて、作業完了である。
直したリアブレーキ

 バイクに限らず、近年はディーラーの技術力がどんどん落ちているように感じる。
 先日も、某女史から「フォルクスワーゲンの車検費用がやたらと高くて」と相談を受けた。特に不具合は感じていないそうなので「車検だけなら大した金額にならんでしょ」と思うのだが、ディーラーの見積書を見せて貰ったら50万円以上の金額が記載されていて吃驚仰天!(@@;)

 「何がそんなに高いんだ?」見積書の明細を確認すると、「ブレーキパッド交換」と言う項目の他に「ブレーキディスク交換」という項目が含まれている事に気が付いた。
# 他にもおかしな項目が色々並んでたんだよねー・・・。
前回車検で「ブレーキパッドがだいぶ減ってます」と言われていたそうだから、パッド交換という項目には不思議はない。しかし、どうして「ブレーキディスク交換」の必要があるのか、サッパリ分からないのである。
 因みに、某女史によれば以前の車検でブレーキディスクを交換した事があり、それからの走行距離は大した事ない、と。

 ディスクブレーキのディスクも消耗品だから、いずれ交換が必要となるのは分かる。
 しかし、ブレーキパッドを散々擦り付けられて荒れたディスクは、表面を研磨して当初の性能に戻すのが「当たり前」である。破損していない限りはいきなり交換したりはしない。
 研磨すればディスクは当然薄くなるので、ディーラー側は「それでは安全性を保障できない」なんて嘘を付くんだろうが、荒れた表面を研磨する程度ではディスクの厚みはほぼ変わらない。
 まだ使えるディスクを交換してしまうのは、今世界中で大流行のSDGsに思いっ切り反抗する事にもなるし、交換の工賃も部品代も馬鹿にならない。どう考えても「ディーラーがぼったくってる」としか思えないのだ。

 幸い、そのディーラーは使わず別の方法で切り抜ける事になったので、結果的には余計な費用を掛けずに済んだから良かった。
 けれど、メカに詳しくなければディーラーの言いなりになって、本来なら必要の無い費用までジャンジャン請求されるなんて事になりかねない。恐ろしい話である。
# まるでどっかのヤナセみたいだな。

 とても残念な話ではあるが、どの分野でも「誠実さ」が消え失せてしまったようだ。性悪説に基づいた自己防衛が必要な時代になって来た、という事か。
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フィルムカメラ考 [カメラ]

 先日、郵便ポストにハガキが入っていた。
案内ハガキ
「第12回クラシック&中古カメラ掘り出し市」の開催案内である。前回は昨年夏だから、年に二回開催しているみたいだ。

 前回の記事にも書いたけれど、この手のフェアやカメラ市に行かなくなって久しい。
 仮にカメラを増やしてしまうと防湿ケースに入り切らないという物理的制約があって買いたくても買えないという面もあるのだけれど、それ以上にフィルム価格高騰で今からフィルムカメラを買おうという気にならないという面がとても大きい。

 改めて35mmポジフィルムの値段を調べてみたら、最安値のマリックスフィルム製でも2800円、拙者が常用している富士フィルムVELVIA100は3630円、コダックのエクタクロームE100に至っては6530円!というお値段である。フィルムの現像費用が2000円前後だから、現像までを含めた一コマ当たりの撮影コストは160円弱となる。

 じゃぁネガだとどうか?カラーだと富士フイルムのフジカラー100が1540円だから、ポジフィルムのほぼ半額だ。
 近年カラーネガを使った事が無いので現像費用がどれ位なのかは分からないけれど、キタムラだと現像のみなら950円とネット上に出ているので、一コマ当たりのコストは70円弱。
 ポジと比べると随分安く感じるけれど、同時プリントにするとプリント代が嵩むから、結果はあまり変わらないかも知れない。

 拙者が常用する2B(ブローニー120)は、ポジフィルム5本セットのVELVIA100が15510円、現像はキタムラで1760円だ。ハッセルブラッドで撮影するとフィルム1本で12カットだから、一コマ当たりのコストは405円強。
 わの会撮影会だと一回の撮影会で15本ほど撮影するので、フィルム代と現像費用で合計72930円!!も掛かる計算になる。

 今のところ、フィルムは値上がりする前に仕入れたストックから使っている。だから、そこまで費用が掛かっている訳ではないのだけれど、ストックが尽きたらその費用がそっくりそのまま掛かる事になる。
 ここ数年撮影会は年に二回しかないので、費用面だけを考えればまぁ良いのかも知れない。けれど、やっぱりフィルムでバシバシ撮影したい・・・となると、機材を買う位ならィルム購入に回したいと思うのである。

 ここ3年ほどの間にハッセルブラッド以外の中判カメラがだいぶ増えてしまった。
増えた中判カメラ
左から順に、ローライコードⅢ、ローライフレックス2.8B、makina67、Mamiya6、GS645Sである。勿論どれも欲しくて入手した物ばかりだ。
 しかし、フィルムがこんなに高価になってしまうと、おいそれと撮影する訳には行かない。

 中判カメラは「ここぞ!」という場面で撮影する為に持ち出す事が殆どなので、35mmの様にあっちこっちでパチパチ撮影するような使い方はしない。だから使用頻度はそんなに高くなくて、各機種で年に1回か2回使う程度になってしまっている。
 あまりに使用頻度が少ないと機材にも良くないので、一部の機種は某所で絶賛売り出し中だったりする。だけど、わざわざ今から中判カメラを使おうと言う人は少ないので、買い手が全然付かないまま時間だけが過ぎ去ってゆく。(滝汗)

 元々は「カラーと白黒が同時に撮影できるように」とフィルムフォーマット毎に複数台持っていた。
 けれど、フィルムが高くなっちゃったし、重いけれど一応ハッセルブラッド503CWのシステムもある。なので、中判カメラは一台だけにしても良いかも?と考え始めて、とりあえず一番使用頻度の低いのから売りに出したのである。

 35mmカメラも同じように複数機種が手元にある。
DSC08474.JPG
左からCONTAX T2、Leica R6、Rollei35Classicの三台である。
# 35Classicのシューに載ってるのは距離計だよん。
 35mmフィルムは二か月に一本程度の割合で撮影している事もあって、まんべんなく年中使っている。だけど、ストックが尽きたら高額なフィルムを買ってまでして撮影するのか?と言われると「うーん( ;一一)」と考え込んでしまう。
 中判カメラと違って、この三台はそれぞれ用途が違う為、手放すとすると大いに悩む羽目になる。強いて言えば、T2と35Classicは全自動か手動かの違いだから、どちらか一台だけでも構わないという気はする。
 極論すればR6が一台あれば事足りてしまう。けれど、サイズが大きいので、バイクで移動の時には持ち出すのを躊躇ってしまう。
# カメラバッグも必要になるしねぇ。
 近年35mmでもモノクロで撮影する回数が増えてきている為、カラーと白黒同時に撮影したいと感じる機会は結構多い。けれど、本当に二種類のフィルムで撮影するとなると、やたらと費用が掛かる事になってしまう。

 実は、少し前に「モノクロフィルム現像設備を廃棄しようか悩んでいる」という話を偶然聞きつけて「じゃぁ拙者が受け取っても良いですけど?」と軽~い気持ちで申し出た。
 そしたら、現像液や容器だけでなくて、引き伸ばし器やら何やら全部を頂いてしまったのである。(汗)凄い機材の量で、自分が使っている部屋の1/5ほどを占有してたりする。
 水回りの設備が無いので、現像するのは今の状態ではかなり無理があるけれど、そのうちに現像できるようにしようと考えている。だから、モノクロの現像費用は大幅に抑える事が出来るようになるかも知れない。

 そうは言っても、フィルムそのものが高いのはどうしようもない。
 今後、フィルム撮影をどうしてゆくのか、いっその事デジタルに完全移行してしまうのか・・・今の段階ではデジタルに移行する気は無いのだけれど、更にフィルム価格が高騰していくようなら真剣に考えないと行けなくなる日が来るのかも知れないなぁ。(溜息)
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また大阪へ [雑感]

 25日(日)に、再び所用で大阪へ日帰りで出掛けた。

 911カレラ4に乗り込んで朝9時過ぎに出発、一宮木曽川ICから東海北陸道に入る。強めの雨が降り続いている。雨天の為かいつも渋滞する一宮JCTをするりと通り抜けて、名神道へ。
 養老SAを過ぎると山間部に入るが、この辺りから霧で周囲が見え難くなる。標高の高い地域なので、雲の中に入ったんだろう。
 栗東周辺まで来ると交通量がかなり多くなるものの、走り難いほどにはならない。

 瀬田東JCTで京滋バイパスに入る。西に進むに連れて雨が強くなっている。大都市圏だけあって交通量はそれなりに多いけれど、スムーズに流れている。久御山JCTで第二京阪道に入ると、こっちも交通量は多い。
 急いでいる訳ではないので流れに沿って走り、寝屋川北ICで降りる。IC出口の先が信号になっていて、その信号から車が繋がって渋滞してる。「あれ?雨降ってるのに人が一杯走ってる???」どうやらマラソン大会か何からしく、交通規制も行われているようだ。

 IC出口からノロノロ進んで渋滞を抜けたら路地を進み、目的地に無事到着。
今日の目的地
お店の人に色々説明して貰い、その場で決着となった。
 要件を済ませたら、自宅へ戻る事に。

 お店の人に教えて貰った道順で進んで寝屋川北ICから第二京阪道に入る。相変わらず雨の降り方は強い。
 大都市圏内なので交通量はそれなりに多いけれど、スムーズに流れているのでストレスは感じない。そろそろお昼の時間だが、名神道へ出るまではSAやPAが無いのでそのまま進む。
 久御山JCTで京滋バイパスへ、そして瀬田東JCTで名神道へと進む。どのSAも駐車場がごった返しているのが見えて「そっか、昼時だから混雑してんだ。そうなると食堂も混んでるよなー。」少し時間をずらす為、更に先へと進む。

 道路の両側を見ていると、時々モノクロフィルムで撮影したくなりそうな場所に出くわす。「こっち方面にぶらりと撮影に来ても面白そうだな」と思う。勿論、撮影に来るなら高速道ではなくて下道になるだろうけれど、ね。
 雨は変わらず強い降りのままで、山間部に差し掛かると霧が掛かってくる。流れに沿って進んでいると13時近くになった。「そろそろお昼ご飯を」と、養老SAに入る。
養老SA
ここは少し前に改装されて大きく変わった。相変わらず強い雨だけど、車が沢山停まっている。
車の数が多い
食堂に入り、チケットを購入。番号で呼び出されるまで待つ。
買った食券
高校名が入ってるから分かると思うけど、養老SAと大垣桜高校とのコラボメニューだ。しばらくしたら番号で呼ばれたので受け取る。
大垣桜高校贅沢丼
丼のご飯に輪之内町特産の御膳米黒豆を、豚肉に岐阜県産の美濃ヘルシーポークを使っているんだそう。確かに、ご飯の中に黒豆が入っている。
ご飯に黒豆が入っている
味の方は・・・普通に美味しい。

 食べ終わったら、広い売店を歩き回って家族用のお土産を探す。けれど、どれも添加剤がタップリ入ってて、これでは妻が食べられない。色々探したら、この二種類は添加物がほぼ入っていなかった。
赤服と羽二重餅
買い物を済ませたら走り出す。

 相変わらず強い降りのままだが、山間部を抜けると霧も無くなって周囲が見えるようになる。昼過ぎだからか、先ほどより少し交通量が減っているように感じる。

 一宮ICTから東海北陸道に入る。交通量はグッと減るが、妙にゆっくり走っている車が多い。適当に抜かしながら進んで一宮木曽川ICで降りる。雨の降り方が少し弱くなったみたいだ。そのまま朝来た道を進んで、自宅には14時半過ぎに無事到着。

 運送の関係もあって、手元に来るのは半月以上先の話になりそうだが、とりあえず決着できて良かった。
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三台目の日立パディスコTRK-8180 [音楽]

 日立のラジカセ・パディスコTRK-8180のオーバーホールは、その後も時々作業していた。作業そのものはほぼ終わっているのだけれど、時々音が出ない事がある。接点類は皆分解清掃したので、少なくとも接触不良ではない。となると、回路側に問題があるという事になるが、回路図が無いと正直言ってお手上げ(!)なので、そのまま放置していた。

 1年数か月後に「電源が入ってラジオは聞こえるけど、動作が何だかおかしい」と言う同一機種のジャンク品がネット上で売りに出されているのを偶然見つけ「これと比べれば直せるかも?」と思って入手。
 手元に届いて確認したら、高音域はかなり丸くなっているものの、カセットテープ関係以外は一応正常に動く。「これなら大丈夫」と思っていた。

 ところが、数日後改めて電源を入れるとウンともスンとも言わないではないか。「ゲッ、どうしちゃった?」とあちこち動かしていたら、電源が入るようになった。
 「何だ、電源スイッチの接触不良か」と思ったのも束の間、AMラジオは正常だがFMラジオのステレオにすると音が途切れる時がある。スイッチ切替時に音が途切れるのならスイッチの接触不良だが、急に音が出なくなったりするのでスイッチが原因とは言い切れない。しかも、症状がしばらく出ない時もあるので、原因が掴めない。「うーん、こりゃー参ったなー」と、また放置していた。

 先日、放置されている二台のTRK-8180を見て「もう一台あれば判るんかも?」なんて考えながらネット上を彷徨っていたら、ジャンク品の同じ機種が手頃な価格で出ていたので思わず手に入れてしまった。
# 我ながら、懲りん奴ぢゃのぅ。(^^;)
二台目のTRK-8180
ジャンクの理由は「ボリュームを動かすとがガサガサと酷い音がしてまともに使えない、スイッチを操作すると時々片方の音が出なくなる時がある」からだと言う。
 ボリュームのガリは分解清掃すれば収まるし、スイッチ操作で音が出なくなるのはスイッチの接触不良だ。「これなら比べて直すのに使そうだし、案外こいつ本体も直せるんとちゃう?」と考えたのである。

 分解してみないと判らないけれど、外観を見る限りでは内部は一応大丈夫そう。先ずは分解に必要な作業場所を確保しなきゃねぇ・・・。

(続く・・・かも?)
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ヤマハのギターアンプF100-212のオーバーホール(その2) [音楽]

前回からの続き)

 他の修理待ち機材の調査を待っていると時間がどんどん過ぎてしまうので、とりあえず手持ちの電解コンデンサが使える所は作業を進める事にする。先ずはパワーアンプ部から。
パワーアンプ部
古いコンデンサを取り除くんだけれど、小さなコンデンサの中で何故かこれだけがボンドで固定されている。
ボンドで固定されている
テスト段階で共振が発生するような事があったのだろうか???
 手持ちので交換できたのは左上の三つだけだった。
左上の3個を交換
なお、交換したコンデンサの元の耐圧は160Vだったが、今回は費用節約&部品在庫数削減の為に50Vの物を使用した。

 高耐圧品を使うのは、多分tanδの値が低い(==内部電力損失が少ない)からだろう。
# 「=」でなくて「==」と書いちゃうあたりが「相変わらずUnix屋やなー」と。
このアンプの出力は100Wだから、一寸した損失でもフルテン(==ボリューム最大)となれば音量の差となって響いてくる筈。だから、部品選定もシビアになっているのだと思う。

 でも、拙者がこのアンプをフルテンで使う事は無いだろうし、高耐圧品は最小発注単位が5本とか20本というのが多いので、あえてオーディオグレード汎用品を使う事にしたのである。拙者が作るようなお手軽回路だと高耐圧品は使わないし、サイズも大きくなるので使い辛いのだ。
 勿論、回路に供給される電源電圧に対して余裕のある耐圧にしてあるのは言うまでもない。

 次はメインの基板だ。220μFのコンデンサを外したら、二つ共液漏れを下側で起こしていたみたいで、基板が黒く変色している。
液漏れで基板が黒く変色
外したコンデンサを見ると、確かに液体が乾いたような痕がある。
液漏れ痕がある
交換せずに使い続けても音は出るけれど、コンデンサ内の電解液が経年劣化で減ると内部損失が増えるので、結果としては新品時と比べて音が小さくなる。
# 当然、音にも影響するだろうねぇ。
手持ちの部品で交換できたのは半分ほどだった。
半分ほどを交換
一つだけ寝転がってるのがあるけれど、オーディオグレード品はサイズが大きくて、元の位置に取り付けると他の部品と干渉しちゃうんだよね。(汗)

 ボリューム基板は、交換できたのは小さな一個だけ。
一つだけ交換
電源部は大きなコンデンサばかりで、手持ちには合う物が無かった。
電源部は未交換

 電源スイッチを見ると、錆で濁ったような感じになっている。
錆で濁っているスイッチ
マイナスドライバーで軽く錆を落としてからNevrDull(ネバーダル:金属磨き)で磨いたら、そこそこ奇麗になった。
一寸奇麗になった


 まだまだやるべき事はあるけれど、後は部品が到着してからにしようか・・・。

(続く)
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ロッソコルサ新年会(その4) [カメラ]

(前回からの続き)

押川大滝のそばにある、トイレ兼休憩所の駐車場にジュリエッタを停める。
押川大滝の駐車場
案内板の方へ歩くと、直ぐ滝に到着。
案内看板
滝の上から見下ろす感じで見る。岩の上を直接歩くので、十分な注意が必要だ。
押川大滝
滝壺は深そうだ。
滝壺
滝のすぐ上流は浅瀬になっている。
滝の上の浅瀬
更に上流を見ると小さな滝らしきものが見える。
上流にも小さな滝が
帰宅してから調べたら、滝の落差は8mで、滝壺近くにも行ける遊歩道が直ぐ近くに掛かる橋の袂にあるらしい。
 撮影し終えたら走り出す。

 やや長いトンネルを抜けて進むと岩村の街となり、交通量が少し増える。国道363を少し走って県道33に入る。
 この時期だと県道405との交差を過ぎてかなり先へ進んだ所で寒天作りをしているのだが、今回はいつもと場所が違って県道405との交差の周辺で作られていた。何故だろうねぇ???
 道の駅おばあちゃん市・山岡を過ぎて坂道を下り、県道20へと進む。

 瑞浪の街が近い為か、交通量はそこそこある。途中で県道66に入るが、こちらも同じような交通量だ。陶史の森近くまで来たら県道69・新土岐川橋と進んで国道21に入る。
 道の駅志野・織部の角を曲がってゴルフ場の合間を抜ける道を進み、再び国道21に入る。御嵩の街中になるので交通量はかなり多く、西に進むに連れて交通量はどんどん増える。可児川手前から渋滞気味となり、トロトロとしか進めない。橋が片側一車線なので、どうしても橋の前後は渋滞になってしまうのだ。
 橋を渡って少し進むと片側二車線になって流れが良くなる。慢性渋滞気味の国道248との交差を過ぎて県道84・県道349と進み、国道41に入る。

 国道41は交通量がとても多い。岐阜医療大学可児キャンパス近くの交差点・虹ヶ丘はいつも渋滞気味だ。少し進むと渋滞気味は解消されて流れが良くなる。
 国道から降りて県道64を進むと名鉄犬山線・小牧線を跨ぐ跨線橋があるけれど、不思議とここは渋滞せずにすんなりと抜けられた。県道183を進み、自宅近くのスタンドで給油、自宅には16時前に無事到着。今回の走行距離は392.9km、燃費は12.9km/Lだった。

 ジュリエッタはターボ車だが、のんびり走っていたお陰で燃費が伸びたみたいだ。
 持って行ったカメラは、ライカの35mmフィルム一眼レフR6である。
ライカ35mmフィルム一眼レフR6
入手後まともに使うのは今回が初めて。使った感触ではレンズもカメラも問題無しだけど、フィルムが現像から上がって来ない限りは本当のところは判らない。ちなみに、現像が出来上がるのは今月末なんだと。
# 需要減少で仕方ないんだろうけど、本当に時間が掛かるようになっちゃったねぇ。

 久し振りにR6を使って、以前R6のシステムで撮影していた頃をを思い出した。35mmフィルムを使うのも本当に久し振りだった。
 今回は買い置きのフィルムを使ったのだけれど、ネット店舗で値段を調べたらポジは安くても一本2800円、平均3700円前後、コダック・エクタクロームに至っては6500円を超えている。白黒フィルムでさえほぼ千円もするので、おいそれとは使えない価格になってしまっている。こりゃぁフィルムカメラの処遇を考え直さなきゃならんかも?だなぁ。

 久し振りの飲み会も、フィルムカメラを使っての撮影も楽しかった。もっとこういう機会が持てるようになると良いなー。

(完)
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ロッソコルサ新年会(その3) [カメラ]

(前回からの続き)

 朝7時半過ぎに目を覚ます。外は既に明るくて、障子に日光が当たっている。窓を開けて外を見たら、タイ家庭料理屋さんが出来ていた。
宿の窓から

宿の窓から
PCでメールをチェックしたらバッグへ仕舞い、洗顔用具なども片付けて荷造りする。
 9時過ぎに一階へ降りて宿代を支払う。しばし宿のご主人と雑談し、10時過ぎに出発する。

 ジュリエッタに乗り込んで国道153を進む。今回、あえて県道18を走らなかったのは、路面凍結の恐れがあったから。写真を撮影するなら県道18の方が良い。けれど、谷間の道で路面に太陽光が当たらない区間が多いし、気温が低くて危ないと考えたのである。
 急ぐ必要は無いのでのんびり走るが、先頭を走る軽トラは制限速度50km/hの道を35km/h弱で走ってて「いくら何でも一寸のんびり過ぎんか?」幸い、3分ほどで右折して行った。周囲は大半が雪で真っ白、陽が当たると一寸眩しいほどだ。
 しばらく進んで、脇道に入ってジュリエッタを停め、フィルムで撮影する。
雪を被った田圃

電柱すらない道
ここは以前にもモノクロフィルムで撮影しているけれど、カラーでは一度も撮影していないので、今回撮影の為に立ち寄ったのである。どうという事はない景色だが、何となく撮影したくなるんだよなー。
 数枚撮影したら、再び走り出す。

 駒ケ根市街に入ると交通量が増えるけれど、片側二車線の区間が結構長いので渋滞する事は無い。市街地を抜けると交通量は大幅に減って車数台が一列に走るような状態となる。
 中川村を抜ける頃になると残雪はかなり少なくなり、交通量もほんの少し増える。豊丘村に入ったら県道226へ逸れて県道18を走る。高森町から飯田市街は渋滞が酷いので、迂回するのだ。距離は少し遠くなるけれど、時間的にはこっちを走る方が遥かに早い。途中で停まってまた撮影する。
途中で撮影

途中で撮影
ここも以前モノクロで撮影した場所である。撮影したら走り出す。

 弁天橋で天竜川を渡って飯田市街へ。国道153へと進むと交通量が激増、街に入った事を実感する。ちょうどお昼の時間だからか、お店に入って行く車が多い。
 渋滞するほどではないにしても、かなり交通量の多い中を進む。飯田ICを通り過ぎると交通量は一気に減って走り易くなる。飯田山本ICを抜ける頃には更に交通量が減り、国道256との分岐まで来るとほぼ単独走行の状態。徐々に標高が上がって行き、ウネクネした道となる。
 スキー客で賑わう治部坂峠を通り抜けて更に進む。長時間運転しているので、道の駅信州平谷で休憩する。
道の駅信州平谷
売店のある側の駐車場は満車だ。
売店前はほぼ満車
売店に並んでいるお菓子はどれも乳化剤やPH調整剤の入った物ばかり、散々探し回って添加物がほぼ使われていない御塩もなかを家族のお土産に購入。
御塩もなか
買い物を済ませたら走り出す。

 この辺りは雪が全くないので、もう融けてしまったようだ。相変わらず交通量の少ない中を進む。月瀬の大杉を通り過ぎてしばらく走ると道がウネクネ路になる。稲武町の交差点で国道257へと進む。
 川手メロディートンネルを過ぎて少し進むと「押川大滝」の表示が見えるので、そちらへ。ここを通る度に気になっていたんだよね・・・。

(続く)
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