SSブログ

日立パディスコTRK-8180三台目のオーバーホール(その1) [音楽]

 何だかんだと入手した三台目を改めて記録を取りながら分解して中を確認する。
 背面にあるネジ全てを抜けば背面のパネルが外せる。中は砂埃?で真っ白だ。
中は埃で真っ白
筐体下側には綿埃もある。
下には綿埃が
基板の部品にも綿埃が積もっている。
部品にも綿埃が
拭ってみたら、すんなりと取れた。
拭うだけで取れた
背面の蓋を見ると、アンテナを固定するネジだけが錆びている。
アンテナ固定ネジだけが錆びている
片方のアンテナ先端は折れて無くなっている。
片側の先端が折れて無い
電池ボックス内の接点は激しく錆びている。
電池ボックスの端子は激しく錆びている
この状態からすると、埃っぽい場所の床に置いた状態で使われていたみたいだ。風通しの悪い空間の床は湿気が溜まり易いからねー。

 外観には、ペンキのような汚れや当て傷などはあるけれど、内部には大きな問題は無さそうな感じ。配線も問題は無さそうだから、とりあえずは普通にオーバーホールすれば良さそうだ。必要な部品を発注しなきゃね・・・。

続く
nice!(24)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

台所の蛍光灯交換 [雑感]

 台所の流し台の天井にある蛍光灯が突然点かなくなってしまった。
点かなくなった蛍光灯
この蛍光灯は台所をリフォームした時に取り付けて貰ったもの。だから、既に13年ほど経っている。毎日使っているから、蛍光灯が劣化してもおかしくない。

 早速点かなくなった蛍光灯を取り出した。型番は「FHF24SEN」だ。
型番はFHF24SEN
かなり細い蛍光灯だ。端の方が真っ黒になっている。
橋が真っ黒
これほどに細い蛍光灯は店頭では見かけた事が無いけれど、「なーに、どっかで売ってるでしょ」と探しに出かけた。

 自宅周辺にあるホームセンターを三つ回っても取り扱いが無く、更に大型家電店二軒を回ったがこちらも置いていない。「うーん、参ったな」と思いながら、大型店舗のホームセンターに行ったら、ようやく見つかった。
ようやく見つけた蛍光灯
型番の末尾に「F3」と言う文字列が追加されている。
パナソニック FHF24SEN F3
蛍光灯を外した状態だと、こんな感じ。
カバーを外した状態
左側奥に見える半透明の箱の中に安定器が入っている。結構単純な構造だ。
 買って来た蛍光灯を取り付ける。
蛍光灯を取り付けたところ
元通りカバーを取り付ければ作業完了である。
交換の終わった蛍光灯
切れる寸前はかなり暗くなっていたようで、交換したらやたらと明るく感じる。これで目出度しメデタシ、である。

 なお、蛍光灯は2027年末で製造を終了する事になっている為、次回切れた時には蛍光灯は多分入手できない筈。そうなったら、LED照明に取り換える事になるだろうねー。
nice!(22)  コメント(3) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

カメラカバー [パソコン]

 久し振りに百円ショップ・セリアに行ったら、面白そうな物があったので買って来た。
ウェブカメラカバー
ノートパソコンに付いているWebカメラのカバーだ。

 PCに付属するWebカメラは一応WindowsなどのOS側の設定で有効//無効を切り替えられるようになっている。
 実際には、スパイウェア等で使う側に気が付かれないうちにWebカメラを操作してデータをサーバに収集するという事が簡単にできてしまう。けれど、そういった事実は何故かネット上でも殆ど言及されていない。
# 思いっ切り不思議(。´・ω・)なんだけどねー。
何故か空き巣狙いに入られたりするのは、そういったデータを泥棒達が利用していたりするのだ。
特に国内で異常なほど普及しているLINEなんかも「以下同文」である。
# だから、我が家はLINEを全く使っていない。

 今仕事に使っているノートPCは2台ともWebカメラが載っていて、双方のカメラ部に強硬な目隠しを貼ってある。
 けれど、年に数回はWebカメラを使うミーティングを行うので、その度に強力な目隠しを剥がすのを面倒に感じていた。
# 何しろ面倒臭がり屋なので。(^^ゞ
だから「こりゃ、ちょうど良いじゃん」と購入に至ったのである。

 自宅に戻って机の上に置いた時、ふと「ローライ35の露出計カバーの代わりになるんじゃない?」
 早速カメラを防湿庫防湿ボックスから出して置いてみた。
ローライ35に載せてみたところ
サイズだけを見れば問題無く取り付けられるけれど、露出計の窓の周囲が僅かに盛り上がっているので、密着させるのは無理。周囲をプラ板や厚紙等で嵩上げして、窓と同じ高さに調整しないと難しいかも知れないねー。
# 案外ローライ35用としてバカ売れするかも、よ。(笑)

 早速ノートPCに取り付ける。先ずはサブPCから。貼り付ける前は、こんな感じ。
サブPC貼り付け前
貼り付けたら、こんな感じ。
サブPC貼り付け後
同様に、メインPC貼り付け前。
メインPC貼り付け前
貼り付け後。
メインPC貼り付け後
これでどちらのPCもいちいち目隠しを剥がさなくても良くなった。目出度しメデタシ、である。
nice!(23)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

ヤマハV50の修理(その1) [音楽]

 だいぶ前に子供が仕入れて来たヤマハのデジタルシンセサイザーV50は、古い(1989年製)製品だけに「高音域が抜けてこない」と言う。
ヤマハV50
動作そのものに不具合は無いそうなので、単にアナログ回路部の劣化だろう。まずは分解してみる事に。

 本体裏側を見ると、ネジが見える。
本体裏側
右下の膨らんだ部分は、放熱用の穴?らしい。
放熱用の穴?
ネジを外すと、内部の基板が見えて来る。
内部にある基板
メイン基板の左側に電解コンデンサが集中していて、他はICチップばかりが並んでいる。
メイン基板
この外見から、左下にアナログ回路、それ以外はデジタル回路である事が判る。単三電池ボックスは、元々はCR2032が取り付けられた。
 ヘッドフォン出力部は、カバーが上に被さっている。
ヘッドフォン出力部
ネジ数本を外してカバーを外すと、ここの基板にも電解コンデンサが一つ使われていた。
電解コンデンサが見える
左側の茶色い板の下は3.5インチのFDD(フロッピーディスクドライブ)だ。
 手持ちのコンデンサがあったので、早速取り換えておく。
取り換えた電解コンデンサ
メイン基板の下はボタンが並んでいる基板だが、そちらには電解コンデンサなど劣化しやすい部品は使われていないみたいだ。
下はボタン部の基板
電源部の基板を外してみると、こちらにも電解コンデンサが並んでいる。
電源部
この時代にしては珍しくスイッチング電源でなくて普通のトランスを使った単純な電源回路になっている。
 本体背面にある入出力端子を支える基板は、ほぼジャックのみが並んでいた。
ジャック基板
メイン基板や電源基板に使われている電解コンデンサを全て調べて記録したら、元通りに組み立てておく。

 これで必要なコンデンサが判ったので、他の修理品用と合わせて部品発注した。見る限りでは苦労しそうな所は無いから、作業も大した事無いと思うね・・・。

(続く)
nice!(23)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

中国武漢ウィルス [雑感]

 今月頭に家族がコロナウイルスをどこかでうつされたらしくて次々と発病、自宅で療養していた。
 それから1週間ほど経った11日夕方、いつもより何だか疲れたような感じがする。「何か変だな?」

 翌朝、怠さや熱は感じないものの、鼻水の大襲撃に襲われる。起きていると、ティッシュを手に取る間にポタポタっと鼻水が滴り落ちるほど。「こりゃ鼻風邪ひいたか?」
 体の怠さは無いが、こたつから出ると何故か寒気がする。妻が「体温測って」と言うので測ってみたら、38.7度もあるではないか。先に発症して既に収まった子供に連れられてその日の夕方に医院を受診すると「新型コロナウィルスに感染されてます」と。でっ、その場で薬を処方された。
処方された薬
 自宅に戻ってからは隔離状態で過ごす。寝床の脇にノートPCを持ち込んで必要に応じて使うが、熱で頭が回っていないのか何も捗らない。「ダメだ、こりゃ。」

 翌日から咳をすると喉が痛むようになる。食欲ゼロで何も食べず。

 14日になると微熱となるが、それでもやっぱり頭は回っていないみたいだ。何をやるにしても「あれぇ?」「あれって何だっけ?」等々、あちこちで躓いてばかりいる。「微熱でもあるとやっぱり駄目か。」食欲は全くないけれど、何も食べないと妻が心配するので、夜ゼリーとリンゴだけを食べた。

 15日夕方になってようやく平熱に戻った。が、鼻水は相変わらず酷い状態。咳しても喉の痛みは無い。
夕ご飯のおかずを少しだけ食べる。久し振りに体重計に載ったら4kg痩せていた。殆ど食べてないから、まぁそんなもんだろうなぁ。

 16日朝からほぼいつもの生活に戻る。けれど、医者から「発病してから10日間は外出しちゃダメ」と言われたので、来週木曜までは自宅から出られない。幸い、特に用も無いので支障は無い。

 今の所後遺症のような症状は無いので、これで治ったと思っている。

 家族は皆喉の痛みを訴えていて、子供などは痛みが酷くて少しの水すら飲めない状態だった。けれど、拙者は喉の痛みは一応あっても「うん、確かに咳をすると少し痛いかもねぇ」という程度で済んだ。
 その代わり、鼻水の大合唱(?)には本当に参った。(汗)夜寝ていて顔を横に向けるだけで鼻水が顔を伝うほど酷く、連日連夜鼻ばかりかんでいた。
 お陰で鼻の孔周辺の皮膚が少し爛れてしまっている。鼻をかんだらメンソレータムなどを塗って、それ以上には荒れないようにしている。

 今頃になって罹患したけれど、いやぁ、やっぱ病気なんてなるもんじゃないですなー。(滝汗)
nice!(26)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

Kawasaki ZEPHYRχをちょいと試乗 [バイク]

 車検を取る為の整備で我が家のヤードみたいな場所に持ち込まれたのが、カワサキが1996年に発売したZEPHYRχ(読み方は「ゼファー・カイ」)である。
# 「χ」はギリシャ文字だよん。
カワサキ・ゼファー・カイ
子供の知り合いが持ち込んだ。

 元となったバイクは、1989年4月に発売され、400ccクラスのネイキッドバイクとしてデビューしたZEPHYR(ゼファー)だ。
 当時はレーサーレプリカ全盛期で、毎年モデルチェンジして高性能化へ鎬を削っていた時代、モデルチェンジの度に車両価格も鰻登りだった。
 そこへあえて400cc空冷4気筒DOHC2バルブエンジン、しかも自主規制最高馬力59psに対して46psと控え目な出力、レプリカには必須だったカウルすらないという出で立ちで発売されたモデルである。
 因みに、ネイキッド(カウルを持たないバイクと言う意味)モデルはこのZEPYERが始祖とされているらしい。

 距離は4万km弱走ってある。
総走行は4万km弱
古い車両にありがちなシートの破れは無い。
シートは奇麗
前方から見る姿はオーソドックスそのものって感じ。
前方から
マフラーは集合管を右に出すタイプ。
マフラーは右側のみ
エンジンは空冷だが、夏の渋滞など熱的に厳しい事を想定しているのか、オイルクーラーが取付られている。
オイルクーラー付き
リア・サスペンションは、これまたオーソドックスな二本サス。
リアは二本サス
リアブレーキはディスクだ。
リアはディスク・ブレーキ
サイドカバーには左右両方に印刷でモデル名が入っている。
サイドカバーにモデル名
奇を衒ったような部分は無く、全体的に極めてオーソドックスな手法で纏められている。一部純正パーツではない部分もあるけれど、見た目は無改造ノーマル車両と殆ど変わらない。
 せっかくのチャンスなので、整備が一通り終わった所で自宅周辺を10分ほど試乗させて貰った。

 まず、乗って驚いたのは「ヨンヒャクなのに低速トルクが太い!」事。トップ・スローは2000rpmで50km/h前後。車の後ろを追走してもストレスは感じない。20代の頃にKawasaki・GPZ400R(1985年発売)に10年乗っていたけれど、それと比べても走り出しも一定速度の巡航もかなり楽だ。
 コーナーを責めるような走り方はしていないので
# いや「出来ない」と言う方が正確・・・だねぇ。(滝汗)
はっきりした事は言えないものの、市街地をクルージングした範囲ではハンドルの切れ方はごく自然な感じ。リーンウィズで走れば殆ど何も意識せずに曲がれる。クイックでもなければハンドル操作に重さを感じる事も無い。
 絶対的な性能はリッタークラスのバイクには敵わないが、ツーリングであれば過不足を感じる事はまず無いだろう。ただ、カウルが無いので80km/h以上の速度になると風圧が気になるかも知れない。

 久し振りに国産のヨンヒャクに乗ったけれど、想像以上に走り易くて驚いた。
 30年近く前のバイクだけれど、現在でも十二分に通用すると思う。現行のヨンヒャクならもっと性能は上がっているんだろうねー。今からヨンヒャクに乗る人達が一寸羨ましいかも。(笑)
nice!(16)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

引退 [バイク]

 3月に入ったら何故か気温の低い日が続く。3日朝、いつものように木曽川の堤防へ行こうと出掛けたが、やたらと寒い。冬用グローブをしていても、10分も走っていると指先が痛くなってくる。「あれぇ?こんなに指先冷えたっけ?」
 この日の気温は3度前後で、季節的には標準的な温度だ。昨年は全くそういう事を感じなかったから、グローブが劣化して保温能力が落ちてしまったんだと思う。

 今使っているのは、いつ買ったのか覚えていない位長期に亘って使っている「風魔プラス1」の「レッドホライゾン・レザーグローブ」である。
風魔プラスワン・レッドホライゾン
確か、これは東京へ頻繁に出張していた頃に、今は亡きバイク用品店「ツルヤ」で購入したもの。となると、30年ほど前に購入した事になる。そりゃー劣化するわなぁ。(溜息)
 ネット上で調べたら、同じ風魔プラス1から後継と思われる製品「システム3 レザーMCグローブ(¥15,400)」が出ていた。が、情報が古いみたいで、現在は販売されていないらしい。

 なお、冬用グローブはもう一つある。RSタイチのウィンターグローブRST597ネオンイエローである。
RSタイチ・ウィンターグローブRST597ネオンイエロー
どういう経緯で購入したのかは覚えていないが、購入は2014年12月・・・という事は、こちらも10年近く経ってるなぁ。(汗)

 本当に劣化しているのかどうかを確かめる為、3日とほぼ同じ気温の10日朝にRSタイチのグローブをはめて走ってみた。
すると、勿論冷えるには冷えるんだけど、指先が痛くなる程ではない。やはり、風魔プラス1の方は劣化してしまっているようだ。

 長期間使い続けて来たけれど、RSタイチにバトンを渡して風魔プラスワンは引退させる事にした。お疲れさまでした・・・。(^^ )
nice!(21)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

ディーラーって・・・ [バイク]

 先日、子供達がTLR200メンテナンスの為に車体のあちこちをばらして作業していたのだけれど、その時小さなブレーキの部品を紛失してしまったという。結束バンドで固定してあるけれど、これではリアブレーキが効かないので走らせる事は出来ない。
部品紛失でタイラップで固定
「仕方ないなー、部品を仕入れて来るか。」

 紛失した部品は、ブレーキロッドとブレーキアームを接続する小さな部品である。
パーツリスト
パーツリストで品番を確認する。
拡大したパーツリスト

必要な部品番号
部品の正式な名称は「ブレーキアームジョイント」と言うらしい。品番から推測すると、他の車種から流用しているみたいだ。

 早速向かったのは、ホンダのバイク・ディーラー「ホンダドリーム」店である。
ホンダドリーム店
フロントで「TLR200の部品を取り寄せて欲しいんですけど」と伝えると、若い女性の店員が「はい、では部品番号か車体番号を」と言うので、メモしてきた品番を伝えた。

 店員がパソコンで調べて「既に廃番になっていますので、お取り寄せはできません」と。
 拙者が「ドラムブレーキなら必ず使われている汎用的な部品だから、別にTLR200用でなくても良い筈。他のバイク用の部品でも使えるから、取り寄せて欲しいんだけど」と告げると、「少々お待ちください」と言ってピット(整備工場)へすっ飛んでいった。

 すると、20代前半と思しきメカニックが出て来た。曰く「他車種流用となると、本当に取り付けられるかどうかは判らないので、こちらでは対応できないです」と。
 改めて拙者が「何言ってんの、他車種の部品流用なんてどのメーカでもやってるし、そもそもドラムブレーキは色んな車種で使われてて、わざわざ車種毎に専用品を開発するとは思えない。実際、TLR200のブレーキ回りはカブ50と共通だから、そのまま使えるんだよ」と伝えても「メーカ側から情報が提供されていないので確証が無く、当店では対応できません」の一点張り。
 いくら説明しても埒が明かない。言葉遣い「だけ」が丁寧な、典型的な「チェンジニア」である。客の拙者がメカニックに教えるのも馬鹿馬鹿しいし、時間も勿体ないので「もうエエわ」と店を出た。

 ドラムブレーキのリアは、その構造上必ずジョイントが必要になる。けれど、排気量が違ったとしてもジョイントの部分に掛かる力は大して変わらない。
 何故なら、人間の足で操作する部分なので、足で踏んづける以上の力が掛かる事は無いからだ。年齢・体格・性別の違いで差はあるとは思うけれど、よーするにドラムブレーキを作動させるだけの踏力があれば良い。だから、それに耐えられるだけの強度を持たせれば良いのである。車種毎にわざわざ専用品を設計する意味は無い。

 ヤフオクを覗いたら、新品の「ホンダ・モトコンポ・リア用ブレーキアームジョイントA」が出品されていたので「これで良いでしょ」と落札。因みにお値段は送料を含めても5百円に届かない。
 数日後、手元に届いた。
届いた部品
開封すると、ホンダ純正部品の番号が記載された袋が入っている。
ホンダ品番の部品袋
早速取り付けて、作業完了である。
直したリアブレーキ

 バイクに限らず、近年はディーラーの技術力がどんどん落ちているように感じる。
 先日も、某女史から「フォルクスワーゲンの車検費用がやたらと高くて」と相談を受けた。特に不具合は感じていないそうなので「車検だけなら大した金額にならんでしょ」と思うのだが、ディーラーの見積書を見せて貰ったら50万円以上の金額が記載されていて吃驚仰天!(@@;)

 「何がそんなに高いんだ?」見積書の明細を確認すると、「ブレーキパッド交換」と言う項目の他に「ブレーキディスク交換」という項目が含まれている事に気が付いた。
# 他にもおかしな項目が色々並んでたんだよねー・・・。
前回車検で「ブレーキパッドがだいぶ減ってます」と言われていたそうだから、パッド交換という項目には不思議はない。しかし、どうして「ブレーキディスク交換」の必要があるのか、サッパリ分からないのである。
 因みに、某女史によれば以前の車検でブレーキディスクを交換した事があり、それからの走行距離は大した事ない、と。

 ディスクブレーキのディスクも消耗品だから、いずれ交換が必要となるのは分かる。
 しかし、ブレーキパッドを散々擦り付けられて荒れたディスクは、表面を研磨して当初の性能に戻すのが「当たり前」である。破損していない限りはいきなり交換したりはしない。
 研磨すればディスクは当然薄くなるので、ディーラー側は「それでは安全性を保障できない」なんて嘘を付くんだろうが、荒れた表面を研磨する程度ではディスクの厚みはほぼ変わらない。
 まだ使えるディスクを交換してしまうのは、今世界中で大流行のSDGsに思いっ切り反抗する事にもなるし、交換の工賃も部品代も馬鹿にならない。どう考えても「ディーラーがぼったくってる」としか思えないのだ。

 幸い、そのディーラーは使わず別の方法で切り抜ける事になったので、結果的には余計な費用を掛けずに済んだから良かった。
 けれど、メカに詳しくなければディーラーの言いなりになって、本来なら必要の無い費用までジャンジャン請求されるなんて事になりかねない。恐ろしい話である。
# まるでどっかのヤナセみたいだな。

 とても残念な話ではあるが、どの分野でも「誠実さ」が消え失せてしまったようだ。性悪説に基づいた自己防衛が必要な時代になって来た、という事か。
nice!(30)  コメント(6) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

フィルムカメラ考 [カメラ]

 先日、郵便ポストにハガキが入っていた。
案内ハガキ
「第12回クラシック&中古カメラ掘り出し市」の開催案内である。前回は昨年夏だから、年に二回開催しているみたいだ。

 前回の記事にも書いたけれど、この手のフェアやカメラ市に行かなくなって久しい。
 仮にカメラを増やしてしまうと防湿ケースに入り切らないという物理的制約があって買いたくても買えないという面もあるのだけれど、それ以上にフィルム価格高騰で今からフィルムカメラを買おうという気にならないという面がとても大きい。

 改めて35mmポジフィルムの値段を調べてみたら、最安値のマリックスフィルム製でも2800円、拙者が常用している富士フィルムVELVIA100は3630円、コダックのエクタクロームE100に至っては6530円!というお値段である。フィルムの現像費用が2000円前後だから、現像までを含めた一コマ当たりの撮影コストは160円弱となる。

 じゃぁネガだとどうか?カラーだと富士フイルムのフジカラー100が1540円だから、ポジフィルムのほぼ半額だ。
 近年カラーネガを使った事が無いので現像費用がどれ位なのかは分からないけれど、キタムラだと現像のみなら950円とネット上に出ているので、一コマ当たりのコストは70円弱。
 ポジと比べると随分安く感じるけれど、同時プリントにするとプリント代が嵩むから、結果はあまり変わらないかも知れない。

 拙者が常用する2B(ブローニー120)は、ポジフィルム5本セットのVELVIA100が15510円、現像はキタムラで1760円だ。ハッセルブラッドで撮影するとフィルム1本で12カットだから、一コマ当たりのコストは405円強。
 わの会撮影会だと一回の撮影会で15本ほど撮影するので、フィルム代と現像費用で合計72930円!!も掛かる計算になる。

 今のところ、フィルムは値上がりする前に仕入れたストックから使っている。だから、そこまで費用が掛かっている訳ではないのだけれど、ストックが尽きたらその費用がそっくりそのまま掛かる事になる。
 ここ数年撮影会は年に二回しかないので、費用面だけを考えればまぁ良いのかも知れない。けれど、やっぱりフィルムでバシバシ撮影したい・・・となると、機材を買う位ならィルム購入に回したいと思うのである。

 ここ3年ほどの間にハッセルブラッド以外の中判カメラがだいぶ増えてしまった。
増えた中判カメラ
左から順に、ローライコードⅢ、ローライフレックス2.8B、makina67、Mamiya6、GS645Sである。勿論どれも欲しくて入手した物ばかりだ。
 しかし、フィルムがこんなに高価になってしまうと、おいそれと撮影する訳には行かない。

 中判カメラは「ここぞ!」という場面で撮影する為に持ち出す事が殆どなので、35mmの様にあっちこっちでパチパチ撮影するような使い方はしない。だから使用頻度はそんなに高くなくて、各機種で年に1回か2回使う程度になってしまっている。
 あまりに使用頻度が少ないと機材にも良くないので、一部の機種は某所で絶賛売り出し中だったりする。だけど、わざわざ今から中判カメラを使おうと言う人は少ないので、買い手が全然付かないまま時間だけが過ぎ去ってゆく。(滝汗)

 元々は「カラーと白黒が同時に撮影できるように」とフィルムフォーマット毎に複数台持っていた。
 けれど、フィルムが高くなっちゃったし、重いけれど一応ハッセルブラッド503CWのシステムもある。なので、中判カメラは一台だけにしても良いかも?と考え始めて、とりあえず一番使用頻度の低いのから売りに出したのである。

 35mmカメラも同じように複数機種が手元にある。
DSC08474.JPG
左からCONTAX T2、Leica R6、Rollei35Classicの三台である。
# 35Classicのシューに載ってるのは距離計だよん。
 35mmフィルムは二か月に一本程度の割合で撮影している事もあって、まんべんなく年中使っている。だけど、ストックが尽きたら高額なフィルムを買ってまでして撮影するのか?と言われると「うーん( ;一一)」と考え込んでしまう。
 中判カメラと違って、この三台はそれぞれ用途が違う為、手放すとすると大いに悩む羽目になる。強いて言えば、T2と35Classicは全自動か手動かの違いだから、どちらか一台だけでも構わないという気はする。
 極論すればR6が一台あれば事足りてしまう。けれど、サイズが大きいので、バイクで移動の時には持ち出すのを躊躇ってしまう。
# カメラバッグも必要になるしねぇ。
 近年35mmでもモノクロで撮影する回数が増えてきている為、カラーと白黒同時に撮影したいと感じる機会は結構多い。けれど、本当に二種類のフィルムで撮影するとなると、やたらと費用が掛かる事になってしまう。

 実は、少し前に「モノクロフィルム現像設備を廃棄しようか悩んでいる」という話を偶然聞きつけて「じゃぁ拙者が受け取っても良いですけど?」と軽~い気持ちで申し出た。
 そしたら、現像液や容器だけでなくて、引き伸ばし器やら何やら全部を頂いてしまったのである。(汗)凄い機材の量で、自分が使っている部屋の1/5ほどを占有してたりする。
 水回りの設備が無いので、現像するのは今の状態ではかなり無理があるけれど、そのうちに現像できるようにしようと考えている。だから、モノクロの現像費用は大幅に抑える事が出来るようになるかも知れない。

 そうは言っても、フィルムそのものが高いのはどうしようもない。
 今後、フィルム撮影をどうしてゆくのか、いっその事デジタルに完全移行してしまうのか・・・今の段階ではデジタルに移行する気は無いのだけれど、更にフィルム価格が高騰していくようなら真剣に考えないと行けなくなる日が来るのかも知れないなぁ。(溜息)
nice!(25)  コメント(6) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

また大阪へ [雑感]

 25日(日)に、再び所用で大阪へ日帰りで出掛けた。

 911カレラ4に乗り込んで朝9時過ぎに出発、一宮木曽川ICから東海北陸道に入る。強めの雨が降り続いている。雨天の為かいつも渋滞する一宮JCTをするりと通り抜けて、名神道へ。
 養老SAを過ぎると山間部に入るが、この辺りから霧で周囲が見え難くなる。標高の高い地域なので、雲の中に入ったんだろう。
 栗東周辺まで来ると交通量がかなり多くなるものの、走り難いほどにはならない。

 瀬田東JCTで京滋バイパスに入る。西に進むに連れて雨が強くなっている。大都市圏だけあって交通量はそれなりに多いけれど、スムーズに流れている。久御山JCTで第二京阪道に入ると、こっちも交通量は多い。
 急いでいる訳ではないので流れに沿って走り、寝屋川北ICで降りる。IC出口の先が信号になっていて、その信号から車が繋がって渋滞してる。「あれ?雨降ってるのに人が一杯走ってる???」どうやらマラソン大会か何からしく、交通規制も行われているようだ。

 IC出口からノロノロ進んで渋滞を抜けたら路地を進み、目的地に無事到着。
今日の目的地
お店の人に色々説明して貰い、その場で決着となった。
 要件を済ませたら、自宅へ戻る事に。

 お店の人に教えて貰った道順で進んで寝屋川北ICから第二京阪道に入る。相変わらず雨の降り方は強い。
 大都市圏内なので交通量はそれなりに多いけれど、スムーズに流れているのでストレスは感じない。そろそろお昼の時間だが、名神道へ出るまではSAやPAが無いのでそのまま進む。
 久御山JCTで京滋バイパスへ、そして瀬田東JCTで名神道へと進む。どのSAも駐車場がごった返しているのが見えて「そっか、昼時だから混雑してんだ。そうなると食堂も混んでるよなー。」少し時間をずらす為、更に先へと進む。

 道路の両側を見ていると、時々モノクロフィルムで撮影したくなりそうな場所に出くわす。「こっち方面にぶらりと撮影に来ても面白そうだな」と思う。勿論、撮影に来るなら高速道ではなくて下道になるだろうけれど、ね。
 雨は変わらず強い降りのままで、山間部に差し掛かると霧が掛かってくる。流れに沿って進んでいると13時近くになった。「そろそろお昼ご飯を」と、養老SAに入る。
養老SA
ここは少し前に改装されて大きく変わった。相変わらず強い雨だけど、車が沢山停まっている。
車の数が多い
食堂に入り、チケットを購入。番号で呼び出されるまで待つ。
買った食券
高校名が入ってるから分かると思うけど、養老SAと大垣桜高校とのコラボメニューだ。しばらくしたら番号で呼ばれたので受け取る。
大垣桜高校贅沢丼
丼のご飯に輪之内町特産の御膳米黒豆を、豚肉に岐阜県産の美濃ヘルシーポークを使っているんだそう。確かに、ご飯の中に黒豆が入っている。
ご飯に黒豆が入っている
味の方は・・・普通に美味しい。

 食べ終わったら、広い売店を歩き回って家族用のお土産を探す。けれど、どれも添加剤がタップリ入ってて、これでは妻が食べられない。色々探したら、この二種類は添加物がほぼ入っていなかった。
赤服と羽二重餅
買い物を済ませたら走り出す。

 相変わらず強い降りのままだが、山間部を抜けると霧も無くなって周囲が見えるようになる。昼過ぎだからか、先ほどより少し交通量が減っているように感じる。

 一宮ICTから東海北陸道に入る。交通量はグッと減るが、妙にゆっくり走っている車が多い。適当に抜かしながら進んで一宮木曽川ICで降りる。雨の降り方が少し弱くなったみたいだ。そのまま朝来た道を進んで、自宅には14時半過ぎに無事到着。

 運送の関係もあって、手元に来るのは半月以上先の話になりそうだが、とりあえず決着できて良かった。
nice!(24)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー