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台所は工事中 [雑感]

 7/25(月)から、我が家の台所のリフォーム工事が始まっている。台所が使えないので毎日弁当類を買い食いしているのだが、流石に3日間も冷めたものを食べていると少々鼻についてくる。

 事の始まりは、ガステーブルの炎が赤くなって調整も利かず、鍋ややかんの底がススで真っ黒になるようになったことだ。ガス関係をお願いしているJA(要するに「農協さん」ね)に見て貰ったが、古い機種で部品が無く修理不能。
 JAの方が「他に不具合とか気になる事とか、あります?」と言われて妻と母が「そう言えば、この家を建てた頃からシンクの下が水浸しで困ってるんです。そのせいなのか、シンク横の引き出しが少ししか開かなくなってるし、引き出しの底も水分を吸ってフワフワで使い物にならなくなっているんです」と伝えたら、JAの方が「どこかで水漏れしてるんでしょうかねぇ?一寸見てみましょう」と、その場でシンクの下を開けて調べてくれた。

 その結果は「水漏れは無いですが、シンクから下水管への落とし口に通常は蓋をはめるんですけど、ここには蓋すらないですね。どうしてこういう構造にしたのか良く判らないんですが...今の状態では、例えばお湯を使うと、お湯そのものは下へ流れても、落とし口に蓋が無いから湯気は上へ上がってしまうんですね。その湯気が冷えて結露したのが溜まって水浸しになったのだと思います...あ、待てよ...床板に浸みちゃったりしていると、床そのものが駄目になっている可能性もありますね。そちらも確認しましょうか」と言うや否や、早速床下へ潜って調べてくれた。いやぁ、助かるなぁ。A(^^;)
 「床下側から見た感じでは、床板が傷むところまでには至っていないです。ただ、このままの状態では今後が心配ですねー」と。

 自宅は建ててから15年以上が経っていて、その間シンク下は常に濡れている状態だったのにもかかわらず、床板はまだ大丈夫というのは本当に運が良かったとしか言いようが無い。もし、そのままにしていたらどうなっていたことやら。(汗)
 台所は、引き出しが駄目になっている以外にもあちこち不具合があり「床板が傷んでしまう前に、システムキッチン全体を新しくしよう」という話になった。その関係で2月下旬にショールームへ見に行ったのはここの記事にも書いた。

 自宅を建てた時はデザインを統一したシステムキッチンが流行り始めた頃で、依頼した設計士は「ガス器具が一番早く傷むので、システムキッチンで組んでしまうとシステム毎交換という話になりかねないので、あえて個別の製品を組み合わせました」と言っていたが、現在のシステムキッチンではガス器具の部分は規格化されていて、メーカを変えても収まるようになっているのだそう。
 ガス器具は実際にショールームで実演して貰ったハーマンに決定、今度はシステムキッチンをどうするかという話になった時、JAの方から「前回ショールームで見て貰いましたけど、一社だけで見積もりするとどうしても割高になり勝ちですんで、もう一社位はショールームを見て見積もりを出して貰ったら如何でしょう?」と提案があり、小牧市内にある別メーカのショールームへ出かけた。

 こそは丈夫さをアピールしているメーカだが、そのショールームでの実演はなかなか凄いものだった。
 油性ペンで一杯落書きしてからライターの火でしっかり炙って壁面に密着させてから金属ブラシでガリガリ擦っても傷は付かず拭き取れば無傷で綺麗になったり、専属のアドバイザーが金槌で扉を思いっ切り何度もガンガン叩いてもほんのちょっとしか凹まなかったりと、「ヒョエーッ、そこまでやるんかい!?」と、見ている方が一寸ビビッてしまうほどなのだ。(笑)
 この実演を見れば、料理で飛び散った油等の汚れがガステーブルの熱でこびり付いても、ブラシで擦ってふき取れば傷も付かずに綺麗になるというのが良く分かる。「長期に渡って綺麗な状態で使える」という謳い文句にも十分頷ける。

 ...と、ここまで書けば「あぁ、あのメーカね」と分かるかも知れない。そう、その「メーカ」とは「タカラスタンダード」である。正直言って、ショールームの実演を見たら、拙者はもう他社製品を検討する気は完全に失せてしまっていた。(笑)
# まぁ、それだけ説得力のあるプレゼンテーションだった訳ですな。(^^;)

 その後、一応見積もりを複数出して貰い、妻が仕様や使い勝手を細かくチェック。その結果、正式に(?)タカラスタンダードに決定したのであった。

 工事は五日間の予定で、明日夕方には完成する。完成して直ぐに夕食を作り始めたのでは遅くなるだろうから、明日までは全て買い食いで済ませることになりそうだ。うー、早く温かい料理を食べたいナ...。(笑)
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